JPS6014750Y2 - 流路形成用整流リブの構造 - Google Patents
流路形成用整流リブの構造Info
- Publication number
- JPS6014750Y2 JPS6014750Y2 JP1977116566U JP11656677U JPS6014750Y2 JP S6014750 Y2 JPS6014750 Y2 JP S6014750Y2 JP 1977116566 U JP1977116566 U JP 1977116566U JP 11656677 U JP11656677 U JP 11656677U JP S6014750 Y2 JPS6014750 Y2 JP S6014750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- rib
- ribs
- cross
- sectional area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は溶鉱炉、キュポラ、電気炉等の溶解炉において
高熱負荷のかかる部分に設置される、羽目、羽目冷却面
、冷却盤、ステーブ、熱風弁、ジャケット、電極ホルダ
ー等の冷却体に用いられる流路形成用整流リブの構造に
関するものである。
高熱負荷のかかる部分に設置される、羽目、羽目冷却面
、冷却盤、ステーブ、熱風弁、ジャケット、電極ホルダ
ー等の冷却体に用いられる流路形成用整流リブの構造に
関するものである。
一般に冷却体内部はリブにより流路が構成されており、
この理由としては限られた水量により、冷却水速度を確
保し、さらにまんべんなく通水させる必要があるからで
あり、これは冷却効率を良くするための手段である。
この理由としては限られた水量により、冷却水速度を確
保し、さらにまんべんなく通水させる必要があるからで
あり、これは冷却効率を良くするための手段である。
よって冷却体の材質も熱伝導性のよい銅を用いることが
一般的である。
一般的である。
しかし、このような構造をもってしても、なお熱負荷に
よる受熱面の破損が多々生じ、最悪の場合は水洩れによ
り使用不能となるなどの問題が発生している。
よる受熱面の破損が多々生じ、最悪の場合は水洩れによ
り使用不能となるなどの問題が発生している。
そこで以前から流路内部の冷却水量や冷却方法について
種々の研究が行なわれているが、前記問題の解決には達
つしていない。
種々の研究が行なわれているが、前記問題の解決には達
つしていない。
第1図は従来型のリブ4で構成される流路と水流状態を
示しており、リブ厚さtが一定なリブ4は本体壁12に
接続され、リブ先端6と本体壁12との間に間隙11が
左右交互となるよう設けられている、この流路における
水流状態を実験により確認したところリブ4の付は根5
の流路角部7およびリブ先端上側8に冷却水の停滞、停
溜ならびにエアー溜り等の止水域が生じており、この止
水域の発生範囲と冷却体の破損位置とを比較するとほぼ
一致することが判明した。
示しており、リブ厚さtが一定なリブ4は本体壁12に
接続され、リブ先端6と本体壁12との間に間隙11が
左右交互となるよう設けられている、この流路における
水流状態を実験により確認したところリブ4の付は根5
の流路角部7およびリブ先端上側8に冷却水の停滞、停
溜ならびにエアー溜り等の止水域が生じており、この止
水域の発生範囲と冷却体の破損位置とを比較するとほぼ
一致することが判明した。
本考案の目的は冷却体の受熱面側における破損の主原因
である止水域の発生を解消することにより冷却効率の極
端な低下を防止し長期使用に耐えうる冷却体を得ること
が可能な流路形成用整流すブの構造を提供することにあ
る。
である止水域の発生を解消することにより冷却効率の極
端な低下を防止し長期使用に耐えうる冷却体を得ること
が可能な流路形成用整流すブの構造を提供することにあ
る。
本考案は以上の如き点より、止水域の発生範囲と水路形
態およびこの断面積との関係に着目し検討を重ねた結果
、冷却水の直線流が屈曲部へ流入する状態と屈曲流およ
び直線流と屈曲流の分岐点の状態を流路断面積におきか
え限定し、これを可能とする流路形成用整流リブを設け
れば前記の止水域は容易に解消できることを見いだし、
提案されるものである。
態およびこの断面積との関係に着目し検討を重ねた結果
、冷却水の直線流が屈曲部へ流入する状態と屈曲流およ
び直線流と屈曲流の分岐点の状態を流路断面積におきか
え限定し、これを可能とする流路形成用整流リブを設け
れば前記の止水域は容易に解消できることを見いだし、
提案されるものである。
その構成は2本以上のリブにより冷却用流路を形成する
際に、その先端と本体壁12との間に間隙11を設けた
リブ4を、リブ上面10が互に平行となるように、間隙
11がそれぞれ反対側にくるように、交互に本体壁12
に取り付け、リブ付は根5側の肉厚がリブ先端部6の肉
厚に比べて常に厚くなるように平面または曲面でリブ下
面9を形成し、このリブ4により構成されたリブ4間の
流路1の断面積は常に下流側に向って広くなるように設
定し、さらに間隙11における流路断面積んと各リブ4
間の流路の最小断面積A1との関係がん≧A□、A□<
A2となることを特徴とするものである。
際に、その先端と本体壁12との間に間隙11を設けた
リブ4を、リブ上面10が互に平行となるように、間隙
11がそれぞれ反対側にくるように、交互に本体壁12
に取り付け、リブ付は根5側の肉厚がリブ先端部6の肉
厚に比べて常に厚くなるように平面または曲面でリブ下
面9を形成し、このリブ4により構成されたリブ4間の
流路1の断面積は常に下流側に向って広くなるように設
定し、さらに間隙11における流路断面積んと各リブ4
間の流路の最小断面積A1との関係がん≧A□、A□<
A2となることを特徴とするものである。
次に本考案に基づ〈実施例を第2図および第3図に示す
。
。
第2図イ、口は本考案を実施したステーブであり、イは
流路断面図、口はイのA−A断面を示した図である。
流路断面図、口はイのA−A断面を示した図である。
流路1はリブ下面9のみに勾配のついたリブ4により構
成され、冷却水は給水口2より流路1に導かれ、排水口
3より排出される。
成され、冷却水は給水口2より流路1に導かれ、排水口
3より排出される。
図中符号すは実施例において一定である。
第3図により、第2図の詳細として本考案のリブと流路
構成を説明すれば、リブ4は付は根部5の肉厚が一番厚
く、リブ先端部6に向って除々に薄くなるように平面ま
たは曲面にて形成したリブ下面9と、本体壁12に対し
て直角になるように形成したリブ上面10から戊る。
構成を説明すれば、リブ4は付は根部5の肉厚が一番厚
く、リブ先端部6に向って除々に薄くなるように平面ま
たは曲面にて形成したリブ下面9と、本体壁12に対し
て直角になるように形成したリブ上面10から戊る。
モしてリブ先端部6と本体壁12との間に流路となる間
隙11を設け、この間隙11は左右交互で、かつ複数個
のリブ4においてリブ上面10を互に平行とし、さらに
流路幅の関係を図中符号においてL3≧瑞〈hとなるよ
うに構成したものである。
隙11を設け、この間隙11は左右交互で、かつ複数個
のリブ4においてリブ上面10を互に平行とし、さらに
流路幅の関係を図中符号においてL3≧瑞〈hとなるよ
うに構成したものである。
以上に述べたように本考案は、リブ4間の流路断面積を
下流側に向って広くなるように、又A3≧A1となるよ
うに設定したので、流路中に発生:する止水域を解消で
きる。
下流側に向って広くなるように、又A3≧A1となるよ
うに設定したので、流路中に発生:する止水域を解消で
きる。
よって、冷却水の流れは均一化し、冷却効率の低下を防
止することが可能となり、このため従来発生していた受
熱面の破損は激減することから長期使用に耐えうる冷却
体を提供することができる。
止することが可能となり、このため従来発生していた受
熱面の破損は激減することから長期使用に耐えうる冷却
体を提供することができる。
第1図は従来のリブによる流路と水流状態の流路断面図
、第2図のイ、口は本考案をステーブに用いた実施例で
あリイはこの流路断面図、口はイのA−A断面図、第3
図は第2図を詳細に説明する流路断面図である。 1・・・・・・流路、2・・・・・・給水口、3・・・
・・・排水口、4・・・・・・リブ、5・・・・・・付
は根部、6・・・・・・リブ先端部、7・・・・・・流
路角部、8・・・・・・リブ先端上側、9・曲・リブ下
面、10・・・・・・リブ上面、11・曲・間隙、12
・・・・・・本体壁。
、第2図のイ、口は本考案をステーブに用いた実施例で
あリイはこの流路断面図、口はイのA−A断面図、第3
図は第2図を詳細に説明する流路断面図である。 1・・・・・・流路、2・・・・・・給水口、3・・・
・・・排水口、4・・・・・・リブ、5・・・・・・付
は根部、6・・・・・・リブ先端部、7・・・・・・流
路角部、8・・・・・・リブ先端上側、9・曲・リブ下
面、10・・・・・・リブ上面、11・曲・間隙、12
・・・・・・本体壁。
Claims (1)
- 2本以上のリブにより冷却用流路を形成する際に、その
先端と本体壁12との間に間隙11を設けたリブ4を、
リブ上面10が互に平行となるように、間隙11がそれ
ぞれ反対側にくるように、交互に本体壁12に取り付け
、リブ付は根5側の肉厚がリブ先端部6の肉厚に比べて
常に厚くなるように平面または曲面でリブ下面9を形威
し、このリブ4により構成されたリブ4間の流路1の断
面積は常に下流側に向って広くなるように設定し、さら
に間隙11における流路断面積A3と各リブ4間の流路
の最小断面積A□との関係がA3≧A1となることを特
徴とする流路形成用整流リブの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116566U JPS6014750Y2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 流路形成用整流リブの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116566U JPS6014750Y2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 流路形成用整流リブの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5442705U JPS5442705U (ja) | 1979-03-23 |
JPS6014750Y2 true JPS6014750Y2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=29069216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977116566U Expired JPS6014750Y2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 流路形成用整流リブの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014750Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59100224U (ja) * | 1982-07-02 | 1984-07-06 | スガ試験機株式会社 | 三次元自動変角反射透過測色計 |
DE102010008084A1 (de) * | 2010-02-15 | 2011-08-18 | Leybold Optics GmbH, 63755 | Vorrichtung zur thermischen Behandlung von Substraten |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228268B2 (ja) * | 1973-06-19 | 1977-07-26 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044962U (ja) * | 1973-08-23 | 1975-05-07 | ||
JPS5228268U (ja) * | 1975-08-20 | 1977-02-26 |
-
1977
- 1977-08-30 JP JP1977116566U patent/JPS6014750Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228268B2 (ja) * | 1973-06-19 | 1977-07-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5442705U (ja) | 1979-03-23 |
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