JPS60147430A - 高白度,高重合度アジピン酸共重合ポリエステルの製造法 - Google Patents
高白度,高重合度アジピン酸共重合ポリエステルの製造法Info
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- JPS60147430A JPS60147430A JP349684A JP349684A JPS60147430A JP S60147430 A JPS60147430 A JP S60147430A JP 349684 A JP349684 A JP 349684A JP 349684 A JP349684 A JP 349684A JP S60147430 A JPS60147430 A JP S60147430A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明はテレフタル酸また□はその誘導体とアジピン酸
またはその誘導体からなるジカルボン酸成分と1.4−
ブタンジオールとからなる。すぐれた色調を有し、かつ
高重合良のアジピン酸共重合ポリエステルを製造する方
法に関する。
またはその誘導体からなるジカルボン酸成分と1.4−
ブタンジオールとからなる。すぐれた色調を有し、かつ
高重合良のアジピン酸共重合ポリエステルを製造する方
法に関する。
[従来技術とその問題点]
テレフタル酸系共重合ポリエステルはフィルム。
繊維、成型用樹脂、接着剤など各種用途に好適な素材と
して広く知られている。
して広く知られている。
かかるテレフタル酸系共重合ポリエステルにおいて、テ
レフタル酸またはその誘導体と共重合されるジカルボン
酸成分として、数多くのジカルボン酸が用いられている
が、なかでもポリアミド原二:::::::::、には
その誘導体は安価で人他方、一般にポリエステルの製造
に用いられる触媒としては、その優れた触媒活性のため
にチタン化合物が広く使用されているが、チタン化合物
の存在下にアジピン酸を共重合成分としてポリエステル
を製造する場合、得られるポリマが著しく着色するとい
う問題がある。
レフタル酸またはその誘導体と共重合されるジカルボン
酸成分として、数多くのジカルボン酸が用いられている
が、なかでもポリアミド原二:::::::::、には
その誘導体は安価で人他方、一般にポリエステルの製造
に用いられる触媒としては、その優れた触媒活性のため
にチタン化合物が広く使用されているが、チタン化合物
の存在下にアジピン酸を共重合成分としてポリエステル
を製造する場合、得られるポリマが著しく着色するとい
う問題がある。
例えば、特開昭57−90016号公報には、酸成分が
テレフタル酸およびアジピン酸であるジカルボン酸成分
とエチレングリコールまたは□これを主体とするグリコ
ール成分とからなるポリエステルを、グリコール可溶性
チタン化合物の存在下で製造する方法が開示されている
。
テレフタル酸およびアジピン酸であるジカルボン酸成分
とエチレングリコールまたは□これを主体とするグリコ
ール成分とからなるポリエステルを、グリコール可溶性
チタン化合物の存在下で製造する方法が開示されている
。
しかしながら、かかる方法で得られたポリ1ステルは赤
色に着色したものであって、フィルム。
色に着色したものであって、フィルム。
l!帷、成型用樹脂などの各種用途においてはなはだし
く障害となることが多い。
く障害となることが多い。
そして、このような着色はグリコール成分として1.4
−ブタンジオールを用いた場合であっても避けられない
。すなわち、本発明者らの検討によれば、テレフタル酸
、アジピン酸および1.4−ブタンジオールとを出発原
料とし、エステル化反応またはエステル交換反応し次い
で重縮合反応するに際して、それぞれの触媒としてチタ
ン化合物を用いた場合には、得られるポリマは著しく赤
色となり、しかも重縮合反応自体が大幅に遅延し、高重
合度のポリエステルが得られないことが判明した。
−ブタンジオールを用いた場合であっても避けられない
。すなわち、本発明者らの検討によれば、テレフタル酸
、アジピン酸および1.4−ブタンジオールとを出発原
料とし、エステル化反応またはエステル交換反応し次い
で重縮合反応するに際して、それぞれの触媒としてチタ
ン化合物を用いた場合には、得られるポリマは著しく赤
色となり、しかも重縮合反応自体が大幅に遅延し、高重
合度のポリエステルが得られないことが判明した。
本発明者らはかかる問題を解決するため、ポリマの着色
を防止し、かつ重各度の高いアジピン酸共重合ポリエス
テルを製造する方法について鋭意検討を加えた結果、本
発明を見出すにいたったものである。
を防止し、かつ重各度の高いアジピン酸共重合ポリエス
テルを製造する方法について鋭意検討を加えた結果、本
発明を見出すにいたったものである。
[発明の目的]
すなわち、本発明の目的は高白度、高重合度の jアジ
ピン酸共重合ポリエステルを安定して工業的に製造する
方法を提供するにあり、他の目的はフィルム、繊維、成
型用樹脂などの広範な用途に使用し得るアジピン酸共重
合ポリエステルの製造法を提供するにある。
ピン酸共重合ポリエステルを安定して工業的に製造する
方法を提供するにあり、他の目的はフィルム、繊維、成
型用樹脂などの広範な用途に使用し得るアジピン酸共重
合ポリエステルの製造法を提供するにある。
このような本発明の目的は、前記の特許請求の範囲に記
載した発明によって達成することがでさ・る。
載した発明によって達成することがでさ・る。
、以下本発明の詳細な説明する。
[発明の構成]
本発明で用いる主な出発原料としては、(△〉テレフタ
ル酸またはその誘導体、(B)ノ7ジビン駿またはその
誘導体、(C)1.4−ブタンジオールが用いられ、テ
レフタル酸の誘導体としてはテレフタル酸の低級アルキ
ルエステル、例えばジエチルテレフタレート、ジエチル
テレフタレートなどがあげられる。
ル酸またはその誘導体、(B)ノ7ジビン駿またはその
誘導体、(C)1.4−ブタンジオールが用いられ、テ
レフタル酸の誘導体としてはテレフタル酸の低級アルキ
ルエステル、例えばジエチルテレフタレート、ジエチル
テレフタレートなどがあげられる。
アジピン酸の誘導体としてはアジピン酸の低級アルキル
エステル、例えばジメチルアジペート、ジエチルアジペ
ートなどがあげられる。
エステル、例えばジメチルアジペート、ジエチルアジペ
ートなどがあげられる。
また本発明の共重合ポリエステルの特徴が損なわれない
範囲で少量の他の共重合成分を用いることができ、かか
る共重合成分としてイソフタル酸、p−オキシ安息香I
!、2.6−ナフタリンジカルボン酸、5−すトリウム
スル小イソノタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、セバ
シン酸、コハク酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、マロン酸など、およびこれらの低級アルギルエス
テル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタツール、
ジエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
、ヘキサメチレングリコール、ヘキサンジオールなどが
例示される。
範囲で少量の他の共重合成分を用いることができ、かか
る共重合成分としてイソフタル酸、p−オキシ安息香I
!、2.6−ナフタリンジカルボン酸、5−すトリウム
スル小イソノタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、セバ
シン酸、コハク酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、マロン酸など、およびこれらの低級アルギルエス
テル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタツール、
ジエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
、ヘキサメチレングリコール、ヘキサンジオールなどが
例示される。
前記(A>テレフタル酸またはその誘導体と(B)アジ
ピン酸またはその誘導体との反応比率は、(A)/ (
B)−95〜40モル%75〜60モル%が好ましく用
いられる。
ピン酸またはその誘導体との反応比率は、(A)/ (
B)−95〜40モル%75〜60モル%が好ましく用
いられる。
本発明において、エステル化またはエステル交換反応お
よび重縮合反応の触媒として用いられるチタン化合物と
しては、例えばテトラn−ブチルチタネート、テ]〜う
0−プロピルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラエチルチタネート、テトラメチルチタネート
などの有機チタネートおよびその加水分解物、四塩化チ
タン、硫酸チタンの加水分解物、チタン弗化カリ、チタ
ン弗化亜鉛、チタン弗化コバルトなどの無機チタン化合
物、シュウ酸チタン、シュウ酸チタンカリウムなどポリ
エステル製造用触媒として公知のチタン化合物があげら
れ、好ましくはテトラ11−ブチルチタネート、テトラ
イソプロピルチタネートがよい。
よび重縮合反応の触媒として用いられるチタン化合物と
しては、例えばテトラn−ブチルチタネート、テ]〜う
0−プロピルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラエチルチタネート、テトラメチルチタネート
などの有機チタネートおよびその加水分解物、四塩化チ
タン、硫酸チタンの加水分解物、チタン弗化カリ、チタ
ン弗化亜鉛、チタン弗化コバルトなどの無機チタン化合
物、シュウ酸チタン、シュウ酸チタンカリウムなどポリ
エステル製造用触媒として公知のチタン化合物があげら
れ、好ましくはテトラ11−ブチルチタネート、テトラ
イソプロピルチタネートがよい。
これらのチタン化合物は2種以上を01用してもよい。
上記チタン化合物の添加時期は、エステル化またはエス
テル交換反応においては通常、原料仕込段階またはエス
テル化またはエステル交換反応の初期に添加される。ま
た重縮合反応触媒としてのチタン化合物添加は、前工程
で予め一括添加してもよいが好ましくは重縮合反応工程
でさらに追加添加するのがよい。
テル交換反応においては通常、原料仕込段階またはエス
テル化またはエステル交換反応の初期に添加される。ま
た重縮合反応触媒としてのチタン化合物添加は、前工程
で予め一括添加してもよいが好ましくは重縮合反応工程
でさらに追加添加するのがよい。
重縮合反応工程に追加添加する時期としては、通常、エ
ステル化またはエステル交換反応の終了後から重縮合反
応の完結前の、間に添加され、特に好ましくは重縮合反
応開始直前に添加するのがよい。
ステル化またはエステル交換反応の終了後から重縮合反
応の完結前の、間に添加され、特に好ましくは重縮合反
応開始直前に添加するのがよい。
該チタン化合物の添加量はエステル化またはエステル交
換反応では反応条件、チタン化合物の種類等によって異
なるが通常、出発原料の酸成分1モルにだいし0.3X
10’〜15X10″4モルの範囲である。また重縮合
反応に際してはその反応条件、チタン化合物の種類等に
よって異なるが通常、出発原料の酸成分1モルにだいし
0.3×10−1〜15 X 10””モルの範囲であ
る。
換反応では反応条件、チタン化合物の種類等によって異
なるが通常、出発原料の酸成分1モルにだいし0.3X
10’〜15X10″4モルの範囲である。また重縮合
反応に際してはその反応条件、チタン化合物の種類等に
よって異なるが通常、出発原料の酸成分1モルにだいし
0.3×10−1〜15 X 10””モルの範囲であ
る。
またエステル化またはエステル交換反応、重縮合反応に
おいて、上記チタン化合物と他の公知の触媒を併用する
こともでき、−このような他の触媒としては例えばスズ
、亜鉛、ゲルマニウム、アンチモン、コバルトなどの金
属化合物があげられる。
おいて、上記チタン化合物と他の公知の触媒を併用する
こともでき、−このような他の触媒としては例えばスズ
、亜鉛、ゲルマニウム、アンチモン、コバルトなどの金
属化合物があげられる。
本発明は、前記出発原料をチタン化合物の存在下でエス
テル化またはエステル交換反応せしめ、えられた反応生
成物をチタン化合物および5価の rリン化合物の存在
下で重縮合反応せしめるものであって、特に重縮合反応
時の触媒としてチタン化合物と5価のリン化合物を併用
することにより、白度にすぐれかつ高重合度の“アジピ
ン酸共重合ポリエステルを製造することを可能となし4
9たものである。
テル化またはエステル交換反応せしめ、えられた反応生
成物をチタン化合物および5価の rリン化合物の存在
下で重縮合反応せしめるものであって、特に重縮合反応
時の触媒としてチタン化合物と5価のリン化合物を併用
することにより、白度にすぐれかつ高重合度の“アジピ
ン酸共重合ポリエステルを製造することを可能となし4
9たものである。
本発明のリン化合物は5価のリン化合物であることが必
要であり、例えば1価あるいは3価のリン化合物を用い
ても本発明め目的を達成すること゛はできない。かかる
5価のリン化合物の果たす役割は着色防止に著しく有効
であるのみならず、重縮合反応促進効果を併せもつもの
である。
要であり、例えば1価あるいは3価のリン化合物を用い
ても本発明め目的を達成すること゛はできない。かかる
5価のリン化合物の果たす役割は着色防止に著しく有効
であるのみならず、重縮合反応促進効果を併せもつもの
である。
本発明の5価のリン化合物としてはリン酸、ピロリン酸
、メタリン酸、トリメチルホスフェート、1−リn−ブ
チルボスフェート、トリクレジル小スフエート、トリフ
ェニルホスフェート、ヘキサメチルホスホルアミド、ヘ
キサメチルボス小リックトリアマイト、ブチルアシッド
ホスフェート、ラウリルアシッドホスフェート、2−エ
チルへキシ□ルアジッドホスフェートビス[(2−ヒト
Uキシエチル)メタクリレ−トコアシッド小スフエート
、フェニルホスホン酸、ジフェニルホスフィン酸、リン
酸ホウ素、リン酸リチウム、リン酸第1アンモニウム、
リン酸第2アンモニウム、リン酸アルミニウムなどがあ
げられ、好ましくはリン酸、トリメチルホスフェート、
トリn−ブチルホスフェート、トリフェニルホスフェー
ト、ヘキサメチルホスホルアミド、リン酸ホウ素などが
よい。これらのリン化合物は2種以上を用いてもよい。
、メタリン酸、トリメチルホスフェート、1−リn−ブ
チルボスフェート、トリクレジル小スフエート、トリフ
ェニルホスフェート、ヘキサメチルホスホルアミド、ヘ
キサメチルボス小リックトリアマイト、ブチルアシッド
ホスフェート、ラウリルアシッドホスフェート、2−エ
チルへキシ□ルアジッドホスフェートビス[(2−ヒト
Uキシエチル)メタクリレ−トコアシッド小スフエート
、フェニルホスホン酸、ジフェニルホスフィン酸、リン
酸ホウ素、リン酸リチウム、リン酸第1アンモニウム、
リン酸第2アンモニウム、リン酸アルミニウムなどがあ
げられ、好ましくはリン酸、トリメチルホスフェート、
トリn−ブチルホスフェート、トリフェニルホスフェー
ト、ヘキサメチルホスホルアミド、リン酸ホウ素などが
よい。これらのリン化合物は2種以上を用いてもよい。
、該リン化合物は通常、エステル化またはエステル□交
換反応の終了後から重縮合反応の完結前の間に添加され
るが、好ましくは重縮合反応開始直前に添加するのがよ
い。また、リン化合物の添加量は使用するアジピン酸成
分1モルにたいして4×10〜40X10 モル、′好
ましくは5X10−1〜20X10−’モルがよい。4
X 10−’モル未満の場合は生成するアジピン酸共
重合ポリエステルの赤色に着色するのを防止する効果が
不十分となり、かつ重合反応性も悪化し易くなる。一方
、40X10−’モルをこえると高白度のポリマが得ら
れる反面、重合反応性が悪化し易くなり好ましくない。
換反応の終了後から重縮合反応の完結前の間に添加され
るが、好ましくは重縮合反応開始直前に添加するのがよ
い。また、リン化合物の添加量は使用するアジピン酸成
分1モルにたいして4×10〜40X10 モル、′好
ましくは5X10−1〜20X10−’モルがよい。4
X 10−’モル未満の場合は生成するアジピン酸共
重合ポリエステルの赤色に着色するのを防止する効果が
不十分となり、かつ重合反応性も悪化し易くなる。一方
、40X10−’モルをこえると高白度のポリマが得ら
れる反面、重合反応性が悪化し易くなり好ましくない。
なお、重縮合反応を行なう際、必要に応じてヒンダード
フェノール系化合物などの抗酸化剤、酸化チタンなどの
つや消削、また改質剤などを使用することもできる。
フェノール系化合物などの抗酸化剤、酸化チタンなどの
つや消削、また改質剤などを使用することもできる。
[発明の効果コ
本発明によれば、重縮合反応の遅延を生ずることもなく
白瓜にすぐれ、かつ高重合度のアジピン酸共重合ポリエ
ステルが安定して得られる。またフィルム、繊維、成型
用樹脂など各種用途への展開など、アジピン酸共重合ポ
リエステルの用途を大きく拡大す、るものであり、その
有用性は極めて大きい。
白瓜にすぐれ、かつ高重合度のアジピン酸共重合ポリエ
ステルが安定して得られる。またフィルム、繊維、成型
用樹脂など各種用途への展開など、アジピン酸共重合ポ
リエステルの用途を大きく拡大す、るものであり、その
有用性は極めて大きい。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明す、る
。なお実77I!i糟中、相対粘度はポリマ8りを1、
oomlのオルソクロロフェノールに溶解(溶解条件:
100℃、約1時間)した後、放冷し、オストワルド粘
度計を使用して25℃で測定した。
。なお実77I!i糟中、相対粘度はポリマ8りを1、
oomlのオルソクロロフェノールに溶解(溶解条件:
100℃、約1時間)した後、放冷し、オストワルド粘
度計を使用して25℃で測定した。
またポリマの色調(1,a 、 b )は得られたボ明
るい)、aは赤−線系の色相(+は赤味、−は緑味)、
bは黄−青光の色相(+は黄味、−は青味)を表す。
るい)、aは赤−線系の色相(+は赤味、−は緑味)、
bは黄−青光の色相(+は黄味、−は青味)を表す。
なお部は重量部を示す。
実施例1
テレフタル酸81部、アジピン酸31部および1.4−
ブタンジオール113部を精留塔付反応器に仕込み、テ
トラn−ブチルチタネート0.08部を添加した後、徐
々に昇温しエステル化反応を行なった。エステル化時間
2時間50分、エステル化留出液36部で反応系が透明
になりエステル化反応が完結した。
ブタンジオール113部を精留塔付反応器に仕込み、テ
トラn−ブチルチタネート0.08部を添加した後、徐
々に昇温しエステル化反応を行なった。エステル化時間
2時間50分、エステル化留出液36部で反応系が透明
になりエステル化反応が完結した。
この反応生成物をオートクレーブに移し、まずリン酸0
.03部と1.4−ブタンジオール5部の溶解液を添加
し5分後、テトラn−ブチルチタネート0.12部を添
加し、徐々に昇温、減圧を113°s1a[ff1c1
&247v、 *9go、 2°“ 21」9に到達せ
しめ、この条件下で重縮合反応を3時間25分行なった
。
.03部と1.4−ブタンジオール5部の溶解液を添加
し5分後、テトラn−ブチルチタネート0.12部を添
加し、徐々に昇温、減圧を113°s1a[ff1c1
&247v、 *9go、 2°“ 21」9に到達せ
しめ、この条件下で重縮合反応を3時間25分行なった
。
得られたポリテトラメチレンテレフタレート・アジペー
トコポリマの相対粘度は40.8であった。
トコポリマの相対粘度は40.8であった。
またボリア色調はL値: 80.5.a値ニー0゜2、
b値:+5.arあり白瓜の畠いポリマを得た。
b値:+5.arあり白瓜の畠いポリマを得た。
比較例1
リン酸を添加しないほかは実施例1と同様に」ニスチル
化および重縮合反応を行なったところ、重、縮合反応時
間5時間で相対粘、度24.6のポリテトラメチレンテ
レフタレート・アジペートコポリマを得た。
化および重縮合反応を行なったところ、重、縮合反応時
間5時間で相対粘、度24.6のポリテトラメチレンテ
レフタレート・アジペートコポリマを得た。
このポリマの色調はL値:57.4.a値:十25.1
.b値:+16.7の赤味の極めて強いものであった。
.b値:+16.7の赤味の極めて強いものであった。
実施例2
ジメチルテレフタレート95部、ジメチルアジペート3
7部および1.4−ブタンジオール11・3部を精留塔
付反応器に仕込みデトライソプL1ビルチタネート0.
06部を添加した後、徐々にが温しエステル交換反応を
行なった。エステル交換反応時間2時間30分、エステ
ル化留、出液46部でエステル交換反応が完結した。
この反応生成物をオートクレーブに移し、まずトリフェ
ニルホスフェート0.10部と1,4−ブタンジオール
5部の溶解液を添加し5分後、テトライソプロピルチタ
ネート0.10部を添加し、徐々に昇温。
7部および1.4−ブタンジオール11・3部を精留塔
付反応器に仕込みデトライソプL1ビルチタネート0.
06部を添加した後、徐々にが温しエステル交換反応を
行なった。エステル交換反応時間2時間30分、エステ
ル化留、出液46部でエステル交換反応が完結した。
この反応生成物をオートクレーブに移し、まずトリフェ
ニルホスフェート0.10部と1,4−ブタンジオール
5部の溶解液を添加し5分後、テトライソプロピルチタ
ネート0.10部を添加し、徐々に昇温。
減圧を行ない1時間後、に温疫り47℃、真空度0゜2
11+1HQに到達せしめ重縮合反応を3時間3′0分
行なった。
11+1HQに到達せしめ重縮合反応を3時間3′0分
行なった。
得られたポリテトラメチレンテレフタレート・アジペー
トコポリマの相対粘度は41.6であった。
トコポリマの相対粘度は41.6であった。
またボリア色調はLfiff:8−2.2.a値ニー〇
。
。
4、b値ニート5..6であり白瓜の高いポリマを得た
。
。
実施例3〜7.比較例2〜6
実施例1において、重縮合反応時に添加するリン化合物
の種類、添加量を第1表に示ずように種々変更したほか
は実施例1と同様にエステル化反応および重縮合反応を
行なった。重縮合反応時間、得られたポリマの相対粘度
および色調を第1表に示す。
の種類、添加量を第1表に示ずように種々変更したほか
は実施例1と同様にエステル化反応および重縮合反応を
行なった。重縮合反応時間、得られたポリマの相対粘度
および色調を第1表に示す。
本発明のリン化合物は、Jぐれた効果を示Jことが理解
される。
される。
(以下余白)
実施例8
テレフタル酸59部、アジピン酸52部および1.4−
ブタンジオール5部9部を精留塔(s1反応器に仕込み
、テトラ11−プチルヂタネート0.08部を添加しニ
スデル化反応を行なった。
ブタンジオール5部9部を精留塔(s1反応器に仕込み
、テトラ11−プチルヂタネート0.08部を添加しニ
スデル化反応を行なった。
この反応生成物を7j−トクレーブに移しアジピン酸1
モルにたいするモル数が20X10 になるようにリン
酸ホウ素を0.075部と1,4−ブタンジオール5部
との混合液を添加し、さらにテトラn−プチルチタネー
1−0.12部を添加し重縮合反応を行なった。
モルにたいするモル数が20X10 になるようにリン
酸ホウ素を0.075部と1,4−ブタンジオール5部
との混合液を添加し、さらにテトラn−プチルチタネー
1−0.12部を添加し重縮合反応を行なった。
重縮合反応性は良好であり、また得られたポリテトラメ
チレンテレフタレート・アジペー1− ]ポリマの色調
はL値:81.6.af+rJニー0.3゜b値:+5
.8であり0度の高いものであった。
チレンテレフタレート・アジペー1− ]ポリマの色調
はL値:81.6.af+rJニー0.3゜b値:+5
.8であり0度の高いものであった。
特許出願人 東 し 株 式 会 社
Claims (3)
- (1)テレフタル酸またはその誘導体、i)ジビン酸ま
たはその誘導体および1,4−ブタンジオールをチタン
化合物の存在下でエステル化またはエステル交換反応せ
しめ、えられた反応生成物をチタン化合物および5価の
リン化合物の存在下で重縮合反応せしめることを特徴と
する高白瓜、へ重合度アジピン酸共重合ポリエステルの
製造法。 - (2)エステル化またはエステル交換反応にJ3tノる
チタン化合物の存在量が酸成分1モルにだいし0.3X
10−’〜15 X 10−+モルの範囲R1であり、
重縮合反応におけるチタン化合物の存在量が酸成分1モ
ルにだいし0.3X10 〜15×10−1モルおよび
51+1[iのリン化合物の存在量がアジピン酸成分1
モルにだいし4X10〜/10X1o−4モルの範囲量
である特許請求の範囲第1Jrt記載の高白度、−5重
合度アジピン酸九重合ポリエステ゛ルの製造法。 - (3)アジピン酸またはその誘導体の共重合量がテレフ
タル酸またはその誘導体95〜40モル%にたいして5
〜60モル%である特許請求の範囲第1項記載の高白度
、高・重合度アジピン酸共重合ポリエステルの製造法。
Priority Applications (1)
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JP349684A JPS60147430A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 高白度,高重合度アジピン酸共重合ポリエステルの製造法 |
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