JPS60147406A - ビニル芳香族モノマ−からポリマ−ビ−ズを製造する方法 - Google Patents
ビニル芳香族モノマ−からポリマ−ビ−ズを製造する方法Info
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- JPS60147406A JPS60147406A JP253084A JP253084A JPS60147406A JP S60147406 A JPS60147406 A JP S60147406A JP 253084 A JP253084 A JP 253084A JP 253084 A JP253084 A JP 253084A JP S60147406 A JPS60147406 A JP S60147406A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
水性懸濁液の系によるビニル芳香族ポリマービーズ例え
ばポリスチレンビーズの製造は周知であり、工業的に実
施されている。そのような重合は、油溶性重合触媒を使
用して、微細に砕いた水に難溶の無機□リン酸塩例えば
リン酸三カルシウムを含む懸濁液系を調節剤例えばナト
リウムドデ゛シルベンゼンスルホネートとともに用いる
ことによって、水性媒質中でビニル芳香族゛モノマーを
懸濁重合させることによシ実施することができる。その
ような懸濁重合の系は例えば米国特許第2,673,1
94号明細書に開示しである。 同明細書に述べである懸濁液の系では、広い粒径分布を
有するポリマービーズが生成され、平均 rビーズ径は
系に含まれる懸濁化剤の量と調節剤のタイプとに依存す
る。平均ビーズ径はパラメータ、例えば懸濁化剤の調節
剤に対する比、または懸濁化剤と調節剤のモノマーに対
する比、を変えることによっである程度制御できるが、
それでも生成されるビーズは広−いビーズ径分布を有し
ている。 ビーズを成形フオーム用に使用する必要がある場合には
狭い粒径分布を有する。ビーズを製造することが望まし
い。複雑な表面を有、する薄肉のコツプまたはフオーム
を成形するためには、大きす、ぎる発泡ビーズは金型に
正しく充填されないので許容されない。このような場合
、穴および/また。は粗い表面を有する成形品か製造さ
れる。切断して絶縁板にする2)づ−トの厚いビレット
を成形する場合には、大きすぎる発泡ビーズも容易に金
型に充填することができる。しかし、小さすきる発泡ビ
ーズはビレットの中心への蒸気の侵入を妨げるので適当
てはない。そのようなビレットから作られる中央切断板
はビードとビードとの融合が不十分で、殆んどまたは全
く曲げ強度を有しない。代表的な使用におけるビード径
の通常の範囲は、コツプの場合30〜50メツシユ、包
装の場合18〜30メツシユ、そしてビレットの場合8
〜20メツシユである。それぞれの使用において、分子
−量および難燃剤、染料、可塑剤、高速成形剤、核剤
その他の含有量が異なっているビーズが必要となる。 と−ス寸法メジアンとビーズ寸法分布は通常米国標準ふ
るいを使用して試料をふるい分析することによって決定
する。それから、分布指数(D目を次の式で計算する1
、 分布指数か小さくなるほど、ビーズ寸法分布は狭くなり
、また不要な微粉ま、たは大きすぎるビーズの生成が少
なくなる。 狭いビーズ寸法分布範囲を有する大径ビーズ製造の試み
は、従来からなされており、現在も継続中である。米国
特許第2.672.392号明細書に記載されていると
ころによれば、モノマーの0.01重量%以下の水溶性
過硫酸塩を調節剤としてリン酸カルシウム安定剤に加え
ることによって極端に微細なビーズの量が少なくなって
いる0米国特許第3.631.014号明細書の記載に
よれば、300ミクロン(45メツシユ)よりも大きい
ビーズ径の狭い分布が、モノマーの少なくとも0.00
03重量%の亜硫酸水素ナトリウムを調節剤としてリン
酸塩に加えることによって得られる。 米国特許第3.649.610号明細書の方法では、モ
ノマーの少なくともo、oi重量%のある種の末端ビシ
ナルヒドロキシケト化合物を調節剤としてリン酸塩に加
えることによって、750ミクロン
ばポリスチレンビーズの製造は周知であり、工業的に実
施されている。そのような重合は、油溶性重合触媒を使
用して、微細に砕いた水に難溶の無機□リン酸塩例えば
リン酸三カルシウムを含む懸濁液系を調節剤例えばナト
リウムドデ゛シルベンゼンスルホネートとともに用いる
ことによって、水性媒質中でビニル芳香族゛モノマーを
懸濁重合させることによシ実施することができる。その
ような懸濁重合の系は例えば米国特許第2,673,1
94号明細書に開示しである。 同明細書に述べである懸濁液の系では、広い粒径分布を
有するポリマービーズが生成され、平均 rビーズ径は
系に含まれる懸濁化剤の量と調節剤のタイプとに依存す
る。平均ビーズ径はパラメータ、例えば懸濁化剤の調節
剤に対する比、または懸濁化剤と調節剤のモノマーに対
する比、を変えることによっである程度制御できるが、
それでも生成されるビーズは広−いビーズ径分布を有し
ている。 ビーズを成形フオーム用に使用する必要がある場合には
狭い粒径分布を有する。ビーズを製造することが望まし
い。複雑な表面を有、する薄肉のコツプまたはフオーム
を成形するためには、大きす、ぎる発泡ビーズは金型に
正しく充填されないので許容されない。このような場合
、穴および/また。は粗い表面を有する成形品か製造さ
れる。切断して絶縁板にする2)づ−トの厚いビレット
を成形する場合には、大きすぎる発泡ビーズも容易に金
型に充填することができる。しかし、小さすきる発泡ビ
ーズはビレットの中心への蒸気の侵入を妨げるので適当
てはない。そのようなビレットから作られる中央切断板
はビードとビードとの融合が不十分で、殆んどまたは全
く曲げ強度を有しない。代表的な使用におけるビード径
の通常の範囲は、コツプの場合30〜50メツシユ、包
装の場合18〜30メツシユ、そしてビレットの場合8
〜20メツシユである。それぞれの使用において、分子
−量および難燃剤、染料、可塑剤、高速成形剤、核剤
その他の含有量が異なっているビーズが必要となる。 と−ス寸法メジアンとビーズ寸法分布は通常米国標準ふ
るいを使用して試料をふるい分析することによって決定
する。それから、分布指数(D目を次の式で計算する1
、 分布指数か小さくなるほど、ビーズ寸法分布は狭くなり
、また不要な微粉ま、たは大きすぎるビーズの生成が少
なくなる。 狭いビーズ寸法分布範囲を有する大径ビーズ製造の試み
は、従来からなされており、現在も継続中である。米国
特許第2.672.392号明細書に記載されていると
ころによれば、モノマーの0.01重量%以下の水溶性
過硫酸塩を調節剤としてリン酸カルシウム安定剤に加え
ることによって極端に微細なビーズの量が少なくなって
いる0米国特許第3.631.014号明細書の記載に
よれば、300ミクロン(45メツシユ)よりも大きい
ビーズ径の狭い分布が、モノマーの少なくとも0.00
03重量%の亜硫酸水素ナトリウムを調節剤としてリン
酸塩に加えることによって得られる。 米国特許第3.649.610号明細書の方法では、モ
ノマーの少なくともo、oi重量%のある種の末端ビシ
ナルヒドロキシケト化合物を調節剤としてリン酸塩に加
えることによって、750ミクロン
【25メツシユ】よ
りも大きいビーズ径の狭い分布が得られる。米国特許第
3.755.282号明細書の方法では、モノマーの少
なくhもo、 o o o z重量%の αβ不飽和カ
ルホン酸を14節剤としてリン酸塩に加えることによっ
て、1200ミクロン(16メツシユンよりも大きいヒ
ース径の狭いの存在下で亜硫酸水素塩または過硫酸塩調
節剤を使用することによって、300ミクロン(45メ
ツシユ)よりも大きいビーズのビーズ径分布が改良され
る。 本発明で発見したところでは、無機リンM塩の懸濁液系
にポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加することに
よってビーズ径分布を狭くス±することができ、また1
000ミクロン(18メツシユ]よシも大きい大きな球
状ビーズの製造が可能となシ、しかもビーズの球状度が
改良される。 英国特許第802.062号明細書においては、ポリス
チレンスルホン酸ナトリウムをビニルモノマーに対して
単−懸濁化剤として使用することが示しであるが、数卿
のこの物質をリン酸塩懸濁液系とともに使用することに
よってめざましい効果、例えば狭いピース径分布または
大径ビーズの球状度の維持などが得られるということは
驚くべきことである。 に 微細に砕いた水#難溶のリン酸塩懸濁化剤を含 rみ、
油溶性遊離基生成触媒を含むビニル芳香族モノマーの水
性懸濁液に、該モノマーの0.0001〜0.004重
量%のポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加し、該
懸濁液を高温にして前記モノマーを重合させることによ
って、ビーズ径分布が改良され、また大径の球状ビーズ
が製造される。 本発明は、ビニル芳香族モノマー、例えばスーヂレン、
パラメヂルスチレン、モノクロロスチレンおよびジクロ
ロスチレンの懸濁重合に有用であり、またビニル芳香族
モノマーを、ジビニルベンゼン、アクリル酸アルキル、
アクリル絃アリル、メタクリル酸アルキル、メタクリル
酸アリル、二塩基脂肪酸のジアリルエステル、二塩基芳
香族酸のジアリルエステルおよびブタジェンのようなモ
ノマー、およびさらに重合しうるポリマー、例えばスチ
レン−ブタジェンゴム、スチレン−イソプレンゴムおよ
びポリフタジエンゴムと共1合させるのに有用である。 本発明の実施において分散剤として有用な、微細に砕い
た水に難溶のリン酸塩は、従来から使用されているもの
であり、例えば米国特許第2.673.194号明細書
に記載しであるものである。゛この分散剤は、谷リン酸
塩の基に対して炭酸塩がわずかに水に溶解する金属を少
なくとも3当量含む、水に難溶の微細に砕いたリン酸塩
、例えばリン酸三カルシウム、ヒドロキシリン灰石、リ
ン酸マグネシウムなどを含む0本発明で使用するリン酸
塩の量はモノマーの約0.10〜4.0 ’ME量%の
範囲とするのが効果的である。好ましくは、リン酸塩は
モノマーの0.2〜1.2重量%の量を使用する。本発
明の懸濁重合で製造されるポリマービーズの平均粒径は
リン酸塩懸濁化剤の総量によって影響を受ける。例えば
比較的に大量のリン酸塩懸濁化剤を含む懸濁液の場合、
比較的に小さな平均粒径のビーズが生成される。 本発明の水性懸濁液には、リン酸塩懸濁化剤のほかに、
七ツマ−のo、o o o i〜0.004 *量%の
ポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加する。約o、
ooo、i重量%よりも少ない量を使用した場合にはり
「望の懸濁液が得られず、一方約0.004重量%より
も大量に使用してもこれ以下の量よりも良い結果が得ら
れるということはない。好ましくは、ポリスチレンスル
ホン酸ナトリウムをモノマーの約0.0005重量%だ
け添加する。 本発明で使用できるポリスチレンスルホン酸ナトリウム
は、線状ポリスチレンが20;、000〜500,00
0の範囲の分子量を有するものである。約500.0.
00よりも大きい分子量を有するポリスチレンを使用す
ると、ビーズ径が小さくなり、ビーズ径分布が広くなる
。前述のようなポリスチレンスルホン酸ナトリウムはポ
リスチレンスルホン酸のナトリウム塩として作るのか好
捷しい。線状ポリスチレンのスルボン化の程度は、約5
0%から100%(すなわち、スナレン基1つあたり1
つのスルボン酸塩の基を有する)の靴1川で変えること
かできるか、実質的に100%スルホン化されているの
が好ましい。適当な市販のポリスチレンスルホン酸ナト
リウムはナショナルスターナ・アンド・ケミカルカンパ
ニーがVe r s a−TL の商標で製造販売して
いるものである。例えは、Versa−TIJ’70は
実質的に100%スルホン化されたポリスチレンで約7
0,000 の分子量を有するものであり、Ve r
s a −TL #47 は実質的にioo%スルホン
化されたポリスチレンで約40,000の分子量を有し
、Versa−TL#500は実質的に100%スルホ
ン化されたポリスチレンで約500,000の分子量を
有する。 重合のだめの時間と温度のサイクルは従来から使用感れ
ているものとすることができる。前述の米国特許第2.
673.194号明細書に記載されているサイクル、ま
たは米国特許第2.692.260号明細書に記載され
ている二段−階の温度サイクルを使用するのが便利であ
る。本発明の方法では、七ツマ−と水との比率は、約0
.3〜1.5電量部のモノマーに対して約IN量部の水
とすることができる。 以下、実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明する。 実施例中、特に明記しない限り部tri菫童部を意味す
る。 実施力1 一連の12乃ンス(340グJの王冠ピンに、LOOP
の水、第1表に示す量のリン酸三カルシ rラム(TC
PJおよびポリスチレンスル/I(ン酸ナトリウム+5
PS)を装入した。ここで使用するポリスチレンスルホ
ン酸ナトリウムはポリスチレンスルホン酸のナトリウム
塩Versa−TL#70 (実質的に100%スルホ
ン化されたポリスチレンで゛芥″子量約70,000
を有する「である。この水性混合物に、025vの過酸
化ベンゾイルと0.05Pの過安息香酸t−フチルを含
む100tのスナレンを加えた。ピンを栢閉してから加
熱し、90℃で′6時間の転倒型攪拌を行い、硬質のポ
リマーヒースを生成させた。それからピンを室温に冷却
し、次に水性スラリーをPHHI3(ljで酸性化して
リン酸塩を溶解した。生成したヒースを分離して、水洗
し、さらに風乾した。このように乾燥させたヒースを米
国標準ふるいを用い・てふるい分析し、ビート寸法のメ
ジアンとこのメジアン寸法からの標準偏差とを決定した
。結果を第1表に示す。 Versa−TL〃70を用いて作った1oメツシユよ
りも大きい、−2゜実質的1球&−t’あった。 実施例2 実施?lJ lの方法を用いてさらに一連の実験を行っ
た。谷実験において、0.60tのリン酸三方ルシウム
(TCP Jを使用し、またポリスチレンスルホン酸ナ
トリウムのタイプと量を変えた。タイプ70はVers
a TL#70であり、タイプ121はタイプ70と同
じであ−るが、ポリスチレンが約120.000の分子
量を有する点が異なる。夕づブ500も夕づプ70と同
じであるが、ポリスチレンが約500,000の分子量
を有する点が異なる。結果を第2表に示す。 第 1 表 番号 (%) (%) 胴 メツシュ (%]1 0.
25 0.001 1.967 10 21.82 0
.3g O,00011,90810,522,530
,300,00051,46013゜5 25.24
0.3 oO,00101,6811224,050,
3g O,00202,341825,36o、35
0.0001 2.268 8 20.77 0.35
0.00051.160 16.5 29.18 0
.35 0.0010 1.501 13.5 26,
29 0.35 0.0020 1832 11 24
.310 0.4 (10,00012,206920
,5110、4g O,00051,0021827,
7120,400,00101,2931532,51
30,200,00052,285821,4140,
250,00052,0311023,9150,2s
O,00101,95010,521,8160,4
Q O,00201,63912,525,3170、
5g O,00051,03617,531,818o
、s g O,00100,7642428,9190
,5Q O,00201,3161528,1200,
6g O,00100,7352527,8210、6
g O,00200,8922037,3第 2 表 1700.00021.6661221.02700.
00041.2441624.4a 700.0006
1.06917.527.141210.00021.
37414.521.951210.00041.00
01827.661210.00060.756232
8.375000.00021.2481625.88
5000.00040.799212’7.09500
0.00060.7’042535.3この結果かられ
かるように、分子量の大きいポリスチレンスルホン酸塩
を使用すると小さいヒースが得られ・一方同一のポリ7
チL/ :/ X J″′j :/酸 r塩の場合、使
用量を多くするとビーズは小さくなるO 実施例3 100ガロン(378,5t )の攪拌タンク反応器に
、181 kg (400ポントノの水、0.9 ky
(2ボンド)のリン酸三カルシウム、1.09f(0,
0024ポンド]のVersa−TL#70 (ポリス
チレンスルホン酸ナトリウム)、181 ky (40
0ボンド)のスチレン、0.62に9 (1,36ボン
ド)の過酸化ベンゾイル、および90.7g(0,2ボ
ンド)の過安息香酸t−フチルな装入した。この反応器
を密閉して73 rpmで攪拌しながら内答物を加熱し
、90℃に5時間保って硬質のピースを生成させた。ふ
るい分析(/(より決定したヒース寸法は次のようであ
る。 8メツシユ上に残留 2.3 10メツシユ上に残留 1.5 16メツシユ上に残留 60.2 20メツシユ上に残留 32.6 25メツシユ上に残留 2.4 35メツシユ上に残留 0.6 バン上に残留 0.2 ビレット成形に使用しうるビーズの収率は35メツシユ
を通過するものを除く場合には少なくとも99%、また
は20メツシユを通過するものを除く場合には少なくと
も96%である−特に興味があるのは、最大ビーズ(す
なわち、8メツシユ上に残留するもの)はすべて球梨だ
ということである。 擢 他の懸濁茶系(すなわち、他のリン酸カルシウムまたは
水溶性ポリマー、例えばヒドロキシエチルセルロース、
ポリビニルピロリドンもしくはポリビニルアルコールを
使用するもの)についても前記のような大径ピース製造
゛を試みたが、いずれの場合も、約60%以上の転換率
となるようにモノマーを懸濁させることができないか、
または12メツシユのふるい上に残留する部分に平°板
形、卵形または笠形の球状でない粒子が一部生成されて
いるかであった。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 1、事件の表示 特願昭59−第 2530 号 2、発明の名称 ビニル芳香族モノマーからホリマーヒ゛−ス?尖造する
方法3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 氏名 (名称)アトランティック・リッチフィールド4
、代 理 人
りも大きいビーズ径の狭い分布が得られる。米国特許第
3.755.282号明細書の方法では、モノマーの少
なくhもo、 o o o z重量%の αβ不飽和カ
ルホン酸を14節剤としてリン酸塩に加えることによっ
て、1200ミクロン(16メツシユンよりも大きいヒ
ース径の狭いの存在下で亜硫酸水素塩または過硫酸塩調
節剤を使用することによって、300ミクロン(45メ
ツシユ)よりも大きいビーズのビーズ径分布が改良され
る。 本発明で発見したところでは、無機リンM塩の懸濁液系
にポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加することに
よってビーズ径分布を狭くス±することができ、また1
000ミクロン(18メツシユ]よシも大きい大きな球
状ビーズの製造が可能となシ、しかもビーズの球状度が
改良される。 英国特許第802.062号明細書においては、ポリス
チレンスルホン酸ナトリウムをビニルモノマーに対して
単−懸濁化剤として使用することが示しであるが、数卿
のこの物質をリン酸塩懸濁液系とともに使用することに
よってめざましい効果、例えば狭いピース径分布または
大径ビーズの球状度の維持などが得られるということは
驚くべきことである。 に 微細に砕いた水#難溶のリン酸塩懸濁化剤を含 rみ、
油溶性遊離基生成触媒を含むビニル芳香族モノマーの水
性懸濁液に、該モノマーの0.0001〜0.004重
量%のポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加し、該
懸濁液を高温にして前記モノマーを重合させることによ
って、ビーズ径分布が改良され、また大径の球状ビーズ
が製造される。 本発明は、ビニル芳香族モノマー、例えばスーヂレン、
パラメヂルスチレン、モノクロロスチレンおよびジクロ
ロスチレンの懸濁重合に有用であり、またビニル芳香族
モノマーを、ジビニルベンゼン、アクリル酸アルキル、
アクリル絃アリル、メタクリル酸アルキル、メタクリル
酸アリル、二塩基脂肪酸のジアリルエステル、二塩基芳
香族酸のジアリルエステルおよびブタジェンのようなモ
ノマー、およびさらに重合しうるポリマー、例えばスチ
レン−ブタジェンゴム、スチレン−イソプレンゴムおよ
びポリフタジエンゴムと共1合させるのに有用である。 本発明の実施において分散剤として有用な、微細に砕い
た水に難溶のリン酸塩は、従来から使用されているもの
であり、例えば米国特許第2.673.194号明細書
に記載しであるものである。゛この分散剤は、谷リン酸
塩の基に対して炭酸塩がわずかに水に溶解する金属を少
なくとも3当量含む、水に難溶の微細に砕いたリン酸塩
、例えばリン酸三カルシウム、ヒドロキシリン灰石、リ
ン酸マグネシウムなどを含む0本発明で使用するリン酸
塩の量はモノマーの約0.10〜4.0 ’ME量%の
範囲とするのが効果的である。好ましくは、リン酸塩は
モノマーの0.2〜1.2重量%の量を使用する。本発
明の懸濁重合で製造されるポリマービーズの平均粒径は
リン酸塩懸濁化剤の総量によって影響を受ける。例えば
比較的に大量のリン酸塩懸濁化剤を含む懸濁液の場合、
比較的に小さな平均粒径のビーズが生成される。 本発明の水性懸濁液には、リン酸塩懸濁化剤のほかに、
七ツマ−のo、o o o i〜0.004 *量%の
ポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加する。約o、
ooo、i重量%よりも少ない量を使用した場合にはり
「望の懸濁液が得られず、一方約0.004重量%より
も大量に使用してもこれ以下の量よりも良い結果が得ら
れるということはない。好ましくは、ポリスチレンスル
ホン酸ナトリウムをモノマーの約0.0005重量%だ
け添加する。 本発明で使用できるポリスチレンスルホン酸ナトリウム
は、線状ポリスチレンが20;、000〜500,00
0の範囲の分子量を有するものである。約500.0.
00よりも大きい分子量を有するポリスチレンを使用す
ると、ビーズ径が小さくなり、ビーズ径分布が広くなる
。前述のようなポリスチレンスルホン酸ナトリウムはポ
リスチレンスルホン酸のナトリウム塩として作るのか好
捷しい。線状ポリスチレンのスルボン化の程度は、約5
0%から100%(すなわち、スナレン基1つあたり1
つのスルボン酸塩の基を有する)の靴1川で変えること
かできるか、実質的に100%スルホン化されているの
が好ましい。適当な市販のポリスチレンスルホン酸ナト
リウムはナショナルスターナ・アンド・ケミカルカンパ
ニーがVe r s a−TL の商標で製造販売して
いるものである。例えは、Versa−TIJ’70は
実質的に100%スルホン化されたポリスチレンで約7
0,000 の分子量を有するものであり、Ve r
s a −TL #47 は実質的にioo%スルホン
化されたポリスチレンで約40,000の分子量を有し
、Versa−TL#500は実質的に100%スルホ
ン化されたポリスチレンで約500,000の分子量を
有する。 重合のだめの時間と温度のサイクルは従来から使用感れ
ているものとすることができる。前述の米国特許第2.
673.194号明細書に記載されているサイクル、ま
たは米国特許第2.692.260号明細書に記載され
ている二段−階の温度サイクルを使用するのが便利であ
る。本発明の方法では、七ツマ−と水との比率は、約0
.3〜1.5電量部のモノマーに対して約IN量部の水
とすることができる。 以下、実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明する。 実施例中、特に明記しない限り部tri菫童部を意味す
る。 実施力1 一連の12乃ンス(340グJの王冠ピンに、LOOP
の水、第1表に示す量のリン酸三カルシ rラム(TC
PJおよびポリスチレンスル/I(ン酸ナトリウム+5
PS)を装入した。ここで使用するポリスチレンスルホ
ン酸ナトリウムはポリスチレンスルホン酸のナトリウム
塩Versa−TL#70 (実質的に100%スルホ
ン化されたポリスチレンで゛芥″子量約70,000
を有する「である。この水性混合物に、025vの過酸
化ベンゾイルと0.05Pの過安息香酸t−フチルを含
む100tのスナレンを加えた。ピンを栢閉してから加
熱し、90℃で′6時間の転倒型攪拌を行い、硬質のポ
リマーヒースを生成させた。それからピンを室温に冷却
し、次に水性スラリーをPHHI3(ljで酸性化して
リン酸塩を溶解した。生成したヒースを分離して、水洗
し、さらに風乾した。このように乾燥させたヒースを米
国標準ふるいを用い・てふるい分析し、ビート寸法のメ
ジアンとこのメジアン寸法からの標準偏差とを決定した
。結果を第1表に示す。 Versa−TL〃70を用いて作った1oメツシユよ
りも大きい、−2゜実質的1球&−t’あった。 実施例2 実施?lJ lの方法を用いてさらに一連の実験を行っ
た。谷実験において、0.60tのリン酸三方ルシウム
(TCP Jを使用し、またポリスチレンスルホン酸ナ
トリウムのタイプと量を変えた。タイプ70はVers
a TL#70であり、タイプ121はタイプ70と同
じであ−るが、ポリスチレンが約120.000の分子
量を有する点が異なる。夕づブ500も夕づプ70と同
じであるが、ポリスチレンが約500,000の分子量
を有する点が異なる。結果を第2表に示す。 第 1 表 番号 (%) (%) 胴 メツシュ (%]1 0.
25 0.001 1.967 10 21.82 0
.3g O,00011,90810,522,530
,300,00051,46013゜5 25.24
0.3 oO,00101,6811224,050,
3g O,00202,341825,36o、35
0.0001 2.268 8 20.77 0.35
0.00051.160 16.5 29.18 0
.35 0.0010 1.501 13.5 26,
29 0.35 0.0020 1832 11 24
.310 0.4 (10,00012,206920
,5110、4g O,00051,0021827,
7120,400,00101,2931532,51
30,200,00052,285821,4140,
250,00052,0311023,9150,2s
O,00101,95010,521,8160,4
Q O,00201,63912,525,3170、
5g O,00051,03617,531,818o
、s g O,00100,7642428,9190
,5Q O,00201,3161528,1200,
6g O,00100,7352527,8210、6
g O,00200,8922037,3第 2 表 1700.00021.6661221.02700.
00041.2441624.4a 700.0006
1.06917.527.141210.00021.
37414.521.951210.00041.00
01827.661210.00060.756232
8.375000.00021.2481625.88
5000.00040.799212’7.09500
0.00060.7’042535.3この結果かられ
かるように、分子量の大きいポリスチレンスルホン酸塩
を使用すると小さいヒースが得られ・一方同一のポリ7
チL/ :/ X J″′j :/酸 r塩の場合、使
用量を多くするとビーズは小さくなるO 実施例3 100ガロン(378,5t )の攪拌タンク反応器に
、181 kg (400ポントノの水、0.9 ky
(2ボンド)のリン酸三カルシウム、1.09f(0,
0024ポンド]のVersa−TL#70 (ポリス
チレンスルホン酸ナトリウム)、181 ky (40
0ボンド)のスチレン、0.62に9 (1,36ボン
ド)の過酸化ベンゾイル、および90.7g(0,2ボ
ンド)の過安息香酸t−フチルな装入した。この反応器
を密閉して73 rpmで攪拌しながら内答物を加熱し
、90℃に5時間保って硬質のピースを生成させた。ふ
るい分析(/(より決定したヒース寸法は次のようであ
る。 8メツシユ上に残留 2.3 10メツシユ上に残留 1.5 16メツシユ上に残留 60.2 20メツシユ上に残留 32.6 25メツシユ上に残留 2.4 35メツシユ上に残留 0.6 バン上に残留 0.2 ビレット成形に使用しうるビーズの収率は35メツシユ
を通過するものを除く場合には少なくとも99%、また
は20メツシユを通過するものを除く場合には少なくと
も96%である−特に興味があるのは、最大ビーズ(す
なわち、8メツシユ上に残留するもの)はすべて球梨だ
ということである。 擢 他の懸濁茶系(すなわち、他のリン酸カルシウムまたは
水溶性ポリマー、例えばヒドロキシエチルセルロース、
ポリビニルピロリドンもしくはポリビニルアルコールを
使用するもの)についても前記のような大径ピース製造
゛を試みたが、いずれの場合も、約60%以上の転換率
となるようにモノマーを懸濁させることができないか、
または12メツシユのふるい上に残留する部分に平°板
形、卵形または笠形の球状でない粒子が一部生成されて
いるかであった。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 1、事件の表示 特願昭59−第 2530 号 2、発明の名称 ビニル芳香族モノマーからホリマーヒ゛−ス?尖造する
方法3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 氏名 (名称)アトランティック・リッチフィールド4
、代 理 人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ビニル芳香族モノマーのO81〜4.0重量%に
相当する微細に砕いた水に難溶のリン酸塩懸濁□化剤を
使用してモノマー可溶、遊離基生成触媒を含むモノマー
を水性媒質中に懸濁させ、かつ該懸濁液を高温にして前
記千ツマ−を重合させることによって、ビニル芳香族モ
ノマーからポリマーヒースを製造する方法であって、前
記懸濁液にモノマーの0.0001〜0004重量九の
ポリスチレンスルホン酸ナトリウムを添加することによ
り、ヒース直径の大きざが狭い分布を有する大径球状ポ
リマービーズを生成させることを特徴とする、ビニル芳
香族モノマーからポリマーピースを製造する方法。 (2) 前記リン酸塩懸濁化剤がリン酸三カルシウムで
ある特許請求の範囲第1虫に記載の方法。 (3) 前記ポリスチレンスルホン酸ナトリウムが20
.000〜500,000の分子量を有するスルホン化
ポリスナレンを含む特許請求の範囲第1項に記載の方法
。 (41前記ポリスチレンスルホン酸ナトリウムが実質的
に100%スルホン化ポリスチレンである特許請求の範
囲第3項に記載の方法。 (5)前記ポリスチレンスルホン酸ナトリウムが約0.
0005 重量%の量だけ存在する特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 (に1 前記リン酸三カルシウムか0.2〜12重量九
の量たけ存在する特許請求の範囲第2項に記載の方法。 (7) 前記ビニル芳香族モノマーをスチレン、パラメ
チルスチレン、モノクロロスチレンおよびシクロロスナ
レンから成る一群から選択する特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 (81前記ビニル芳香族モノマーを、ジビニルベンゼン
、アクリル酸アルキル、アクリル酸アリル、メタクリル
酸アルキル、メタクリル酸アリル、二塩基脂、肪酸のジ
アリルエステルし、二塩基芳香族酸のジアリルエステル
、ブタジェン力λら成る一群かち選択するモノマー、お
よびスチレン−ブタジェンゴム、スチレンーイソプレン
コ゛ムおよびポリブタジェンゴムから成る一群2−ら選
択するさらに重合しうるポリマーと共重合させる特許請
求の範囲第7項に記載の方法。 (9) 前記重合によって1000ミクロンよりも大き
い平均粒径を有するビーズが生成される特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 001 スチレンの0.1〜4.0重量%の1ノン酸三
カツしシウムを使用してスチレン可溶、、遊離基生成8
繁媒を含むスチレンを水性媒質中に懸7蜀させ、ナつ該
懸濁液を高温にして該スチレンを重合させることによっ
てスチレンからポリスチレンビーズを製造する方法であ
って、 分子量20,000〜500,000を鳴し、150〜
100%がスルホン化されているスノし7(Zンイヒ;
g ’ノスチレンを含むポリスチレンスルホン酸ナト1
ノウムをスチレンの0.0001〜0.004重量%だ
け紡言己懸濁液に添加することによシ、ビーズ直径の大
きさが狭い分布を有する大径球状ビーズを生成させるこ
、とを物書カする、スチレンからポリス斗;“ルンビー
ズを製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253084A JPS60147406A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ビニル芳香族モノマ−からポリマ−ビ−ズを製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253084A JPS60147406A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ビニル芳香族モノマ−からポリマ−ビ−ズを製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147406A true JPS60147406A (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=11531933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP253084A Pending JPS60147406A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | ビニル芳香族モノマ−からポリマ−ビ−ズを製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147406A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5699211A (en) * | 1979-12-31 | 1981-08-10 | Mobil Oil | Suspension polymerization of ppmethylstyrene |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP253084A patent/JPS60147406A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5699211A (en) * | 1979-12-31 | 1981-08-10 | Mobil Oil | Suspension polymerization of ppmethylstyrene |
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