JPS6014683Y2 - 爆薬薬包用収納ケ−ス - Google Patents

爆薬薬包用収納ケ−ス

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Publication number
JPS6014683Y2
JPS6014683Y2 JP7882680U JP7882680U JPS6014683Y2 JP S6014683 Y2 JPS6014683 Y2 JP S6014683Y2 JP 7882680 U JP7882680 U JP 7882680U JP 7882680 U JP7882680 U JP 7882680U JP S6014683 Y2 JPS6014683 Y2 JP S6014683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
explosive
storage case
explosive cartridges
cartridges
Prior art date
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Expired
Application number
JP7882680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS573626U (ja
Inventor
文雄 松井
寛 橋本
典男 中里
Original Assignee
日本油脂株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本油脂株式会社 filed Critical 日本油脂株式会社
Priority to JP7882680U priority Critical patent/JPS6014683Y2/ja
Publication of JPS573626U publication Critical patent/JPS573626U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6014683Y2 publication Critical patent/JPS6014683Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、爆薬薬包用収納ケースに関し、特に爆薬薬包
の使用時の取扱いを容易にした爆薬薬包用収納ケースに
関する。
近年、ダムの余水吐、採石切羽のベンチ斜面等の壁面を
保持するための発破工法として、プレ・スプリッティン
グブラスティング(PS発破)が行われるようになった
通常、岩盤を完全に破壊してしまう場合には、装薬孔内
に強力な爆薬を密装填した発破孔を設けて発破を行うこ
とによって強大な応力を岩盤内に伝播させ、発破箇所周
辺に著しい破壊を生じせしめることが好ましいのに対し
て、このPS発破は、保持すべき壁面より奥の岩盤には
、できるだけ破壊がおよばないように、たとえば爆力を
弱めるために薬径の細い爆薬を装填して空間部を設ける
等の手段によって、爆薬の破壊力を制御し、岩盤に亀裂
のみ発生させることを目的とした発破である。
この銘発破に用いる爆薬としては、比重の低い爆薬が適
しており、この目的からスラリー爆薬を使用することが
好まれるようになった。
このスラリー爆薬は、PS発破において、場合によって
は長さが司教mという長尺の薬包が使用され、通常、第
1図に示されるように、リールaに長尺の爆薬薬包すが
ゴムホースのごとく巻かれてそのまま収納ケースC(段
ボールの箱)に収納されたものが用いられていた。
しかしながら、従来の収納形態では、使用時に長尺の爆
薬薬包すをそのままの状態で収納ケースCから引き出す
ことが困難であり、無理に引き出しても一般にゴムホー
スでよく経験するごとく、ねじれb′等により爆薬薬包
す内で薬切れが生じ、その結果、発破時に制御された破
壊力を装薬孔内全体に活用できない恐れがあった。
また、収納ケースCからリールaを取り出しても、使用
時には、リールを保持すべき人が必要であった。
本考案の目的は、前記従来の欠点を解消して、収納ケー
スにリールの保持機能を持たせることによって、収納ケ
ースから直接容易に真直ぐ爆薬薬包を引き出せるように
することによって使用時の取扱いを格段に容易にした爆
薬薬包用収納ケースを提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は、上面が開閉可能な箱と、こ
の箱の内部で相対する2面の内側面近傍に相対して収容
され、かつ、リール軸の保持部を有する2枚のリール支
持板と、この2枚のリール支持板の間に収容され、ガイ
ド円板を有する外筒を貫通して一体化されたリール軸の
端部が前記保持部にそれぞれ回転可能に保持されたリー
ルとからなり、外筒の軸方向の長さがガイド円板の直径
以下である爆薬薬包用収納ケースである。
以下、図面によって本考案を詳細に説明する。
第2図は、本考案の一例を示す平面図であり、第3図、
第4図は、第2図のA−A断面、B−B断面をそれぞれ
示す縦断面図であり、第5図はリール支持板の他側を示
す正面図である。
第2図に示すように本考案の爆薬薬包用収納ケース1は
、蓋2、箱3、リール支持板4およびガイド円板8と外
筒9とを有するリール7から部材によって構成されてい
る。
箱3は、少くともその一面が開閉可能でなければならな
いが、使用時、内部を見ることが容易にできる上面が開
閉可能であることが好ましい。
また、運搬を容易にするために必要に応じ上面を形成す
る蓋2に取手孔10を相対するように2個設けることも
できる。
リール支持板4は、リール7を回転可能に保持する機能
を有するもので、したがって2枚必要であり、かつ、第
3図に示すように保持部5を有するものでなければなら
ない。
この保持部5は、たとえば第4図に示されるようなリー
ル支持板4のほぼ中央に設けた軸孔であっても、また、
第5図に示されるようなリール支持板4′の上部からの
切り込み5′であってもよく、いずれもリール7の回転
を困難にしない程度の孔径ないしは切り込み巾であれば
よい。
また、必要に応じて切り込み5′に詰物をして、軸孔と
同様にリール軸6の上方への移動を防止する効果を持た
せることも可能である。
リール7は、第3図に示すようにリール軸6と外筒9と
2枚のガイド円板8とから構成され、これら接着等の適
当な手段によって一体化されたものである。
その際、リール軸6は、ガイド円板8の中央部から外側
に、少くともリール支持板4の厚さに相当する長さだけ
突出していなければならない。
リール支持板4の厚さは、その材質の圧縮強度と爆薬薬
包の重量とから適宜決められる。
以上の構成部材の材質は、ボール紙、段ボール紙、木材
、合成樹脂等が使用可能であるが、経済性、使用時の焼
却による廃棄処分、重量等の観点からボール紙が望まし
い。
以上の構成部材を用いて、本考案の爆薬薬包用収納ケー
ス1は、次のようにして容易に組立てることができる。
保持部5が軸孔であるリール支持板4を用いる場合には
、リール7のリール軸6の端部にそれぞれリール支持板
4を嵌め、それを箱3に収容することによってなされ、
また保持部5が切り込み5′であるリール支持板4′を
用いる場合には、まず箱3の内部で相対する2面の内側
面近傍に2枚のリール支持板4′を相対するように収納
し、次いでリール7のリール軸6の左右両端部をリール
支持板4′の切り込み5′に挿入することによってなさ
れる。
いずれの場合においても、リール7は、あらかじめ長尺
の爆薬薬包を巻き付けたものを用いてもよく、また前記
のようにして組立てられた後で爆薬薬包をリール7に巻
き付けてもよい。
通常、爆薬薬包が、たとえば外径が20〜23N1長さ
が2.5mのスラリー爆薬薬包であれば1リールにIO
本分を、長さが7.5mであれば5本分を、又、長さが
14mであれば2本分を1リールに巻くことができる。
ps発破用のスラリー爆薬薬包は、装薬孔内への装填位
置を確実にするために、そのスラリー爆薬薬包の両端部
には、それぞれ長短の紐が付けられているので、スラリ
ー爆薬薬包間はこの長短の紐を互いに順次結ぶことによ
って必要な本数分のスラリー爆薬薬包をリールに巻くこ
とができる。
従って、本考案の爆薬薬包用収納ケースの大きさは収納
される爆薬薬包の外径と長さと本数とから適宜決められ
るものであるが、たとえは、外径201ML1長さ7.
5mのps発破用スラリー爆薬薬包5本分の場合には、
箱3の形状は、360 X 360X 230胴程度で
あり、リール7の外筒9の外径は140悶程度である。
以上のようにして組立てられ、かつ爆薬薬包がリール7
に巻かれた爆薬薬包用収納ケース1は以下のようにして
使用される。
第6図に、その使用の例を示す。
箱3の上面を開き、そのままの状態で爆薬薬包11を引
き出すと、リール支持板4′とリール7との相互作用に
よりリール7が回転し容易に、かつ真直ぐに爆薬薬包1
1を引き前すことができるので、従来のように爆薬薬包
11がねじれたりすることが全くない。
爆薬薬包11を引き出したら、そのまま装薬孔内に1本
ずつ装填する。
その際、爆薬薬包11の端部の紐12は、それぞれ長短
の組合せで複数の爆薬薬包11の相互間が結ばれている
ので、1本の装填が終ったら次の爆薬薬包11との結び
を解いであるいは切断して以下同様にして装填していく
装薬孔外には長い方の紐12がそれぞれ出ているので、
たとえばこれを他の装薬孔の外に出ている爆薬薬包11
の長い紐12と結ぶことによって、爆薬薬包11を装薬
孔内の適切な位置にそれぞれ保持することができる。
本考案の爆薬薬包用収納ケースを用いれば、爆薬薬包の
引き出しから装填までの操作は1名で行うことが可能で
ある。
また、取手孔10が付いていれば、容易に運搬もできる
さらに必要ならばり−ル7を箱3からとり出して使用す
ることも可能である。
爆薬薬包の装填後、発破は、通常の手順に従って行われ
る。
以上、詳細に説明したとおり、本考案の爆薬薬包用収納
ケースは、爆薬薬包の使用時の取扱いが、従来のものに
比べ格段に容易であるために、特にps発破用に最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の爆薬薬包用収納ケースの使用状況を示
す説明図であり、第2図は、本考案の一例を示す平面図
であり、第3図は第2図のA−A断面を、第4図は第2
図のB−B断面をそれぞれ示す縦断面図であり、第5図
は、リール支持板の他側を示す正面図であり、第6図は
、本考案の使用例を示す説明図である。 1:本考案の爆薬薬包用収納ケース、3:箱、4、 4
’:リール支持板、5:保持部、5′:切り込み、6:
リール軸、7:リール、9:外筒、10:取手孔、11
:爆薬薬包。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開閉可能な箱と、数箱の内部で相対する2面の内
    側面近傍に相対して収容され、かつリール軸の保持部を
    有する2枚のリール支持板と、該2枚のリール支持板の
    間に収容され、ガイド円板を有する外筒を貫通して一体
    化されたリール軸の端部が前記保持部にそれぞれ回転可
    能に保持されたリールとからなり、外筒の軸方向の長さ
    がガイド円板の直径以下であることを特徴とする爆薬薬
    包用収納ケース。
JP7882680U 1980-06-06 1980-06-06 爆薬薬包用収納ケ−ス Expired JPS6014683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7882680U JPS6014683Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 爆薬薬包用収納ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7882680U JPS6014683Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 爆薬薬包用収納ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS573626U JPS573626U (ja) 1982-01-09
JPS6014683Y2 true JPS6014683Y2 (ja) 1985-05-10

Family

ID=29441329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7882680U Expired JPS6014683Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 爆薬薬包用収納ケ−ス

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JPS59110144U (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 トヨタ自動車株式会社 プレス成形パネルの積み重ね装置
JPH0423780Y2 (ja) * 1986-11-29 1992-06-03
JP2538948B2 (ja) * 1987-10-30 1996-10-02 石川島播磨重工業株式会社 ワ―ク搬送装置
BRPI1014518A2 (pt) * 2009-04-17 2016-04-05 Garlock Sealing Technologies embalagem de dispensar haste

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JPS573626U (ja) 1982-01-09

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