JPS6014670B2 - 振動バレル加工機 - Google Patents
振動バレル加工機Info
- Publication number
- JPS6014670B2 JPS6014670B2 JP55126803A JP12680380A JPS6014670B2 JP S6014670 B2 JPS6014670 B2 JP S6014670B2 JP 55126803 A JP55126803 A JP 55126803A JP 12680380 A JP12680380 A JP 12680380A JP S6014670 B2 JPS6014670 B2 JP S6014670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- processing machine
- vibrating
- mass
- barrels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B31/00—Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor
- B24B31/06—Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving oscillating or vibrating containers
- B24B31/062—Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving oscillating or vibrating containers the workpieces travelling through the containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B31/00—Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor
- B24B31/12—Accessories; Protective equipment or safety devices; Installations for exhaustion of dust or for sound absorption specially adapted for machines covered by group B24B31/00
- B24B31/16—Means for separating the workpiece from the abrasive medium at the end of operation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、平面より見てバレルの形状を長楕円形とし、
かつ半円形部および直線部に夫々勾配を設けた環状振動
バレル加工機に関するものである。
かつ半円形部および直線部に夫々勾配を設けた環状振動
バレル加工機に関するものである。
従来のこの種の長橋円形環状振動バレル加工機としては
、例えば、特公昭５０−１６５斑号明細書及び特開昭５
３−１４１９９５号明細書により知られているが、この
各公報に記載された装置は水平底を有するバレルもしく
は単に上方へ上昇勾配を有するバレルを具えたものであ
ったが、これらの装置においてはバレル内に袋入したマ
スに乱流動が発生するため、バレル内各部におけるマス
の均一且つ円滑な流動が得られず、特にバレルのコーナ
ー部でマスの滞留が生じ極端な場合にはマスがコーナー
部においてバレル外へ溢れ出るという欠点があった。
、例えば、特公昭５０−１６５斑号明細書及び特開昭５
３−１４１９９５号明細書により知られているが、この
各公報に記載された装置は水平底を有するバレルもしく
は単に上方へ上昇勾配を有するバレルを具えたものであ
ったが、これらの装置においてはバレル内に袋入したマ
スに乱流動が発生するため、バレル内各部におけるマス
の均一且つ円滑な流動が得られず、特にバレルのコーナ
ー部でマスの滞留が生じ極端な場合にはマスがコーナー
部においてバレル外へ溢れ出るという欠点があった。
こうした欠点を補うため種々の改良が行なわれたが、例
えば複数個の発振機を連動連結しないで用いる場合等は
、夫々の発振機において不平衡重錘のりード角度をも含
めて確実なる同期と各発振機位置を基本とする加振力の
極めて複雑微妙な調整が必要となり、実用には不向きで
あった。しかるに本発明の加工機は両端で対向する一対
又は複数対の半円形バレルを同数対の平行する直線状バ
レルで接続して環状の一体のバレルとし、前記半円形バ
レルはマスの移動方向に夫々下降勾配を有し、且つ前記
直線状バレルはマスの移動方向に夫々上昇勾配を有する
ように構成したため、マスの乱流動やコーナー部におけ
るマスの滞留を防ぐことができ、バレル内においてマス
の均一且つ円滑な流動が得られたので上記した欠点を全
て解決することができ、実用に供しうる加工機の開発に
成功したものである。即ち、本発明の加工機によれば、
工作物を数秒内外のタクト単位で選択的に一サイクル中
で加工し、広い加工時間範囲内において選択的にライン
加工するに適した加工機を得ることができる。
えば複数個の発振機を連動連結しないで用いる場合等は
、夫々の発振機において不平衡重錘のりード角度をも含
めて確実なる同期と各発振機位置を基本とする加振力の
極めて複雑微妙な調整が必要となり、実用には不向きで
あった。しかるに本発明の加工機は両端で対向する一対
又は複数対の半円形バレルを同数対の平行する直線状バ
レルで接続して環状の一体のバレルとし、前記半円形バ
レルはマスの移動方向に夫々下降勾配を有し、且つ前記
直線状バレルはマスの移動方向に夫々上昇勾配を有する
ように構成したため、マスの乱流動やコーナー部におけ
るマスの滞留を防ぐことができ、バレル内においてマス
の均一且つ円滑な流動が得られたので上記した欠点を全
て解決することができ、実用に供しうる加工機の開発に
成功したものである。即ち、本発明の加工機によれば、
工作物を数秒内外のタクト単位で選択的に一サイクル中
で加工し、広い加工時間範囲内において選択的にライン
加工するに適した加工機を得ることができる。
即ち本発明を第１図および第２図に示す実施例によって
説明する。先づ本発明の平面図（第２図）において、両
端で対向する一対の半円形バレル３ａ，３ｂを一対の平
行する直線状バレル３ｃ，３ｄで接続して環状に一体化
したバレル３を構成し、前記半円形バレル３ａ，３ｂは
夫々マスの流動方向（矢示２０，２０ｂ）に下降勾配で
取付けられ、直線状バレル３ｃ，３ｄは夫々マスの流動
方向（矢示２０ａ，２０ｃ）に上昇勾配で取付けられる
と共に、半円形バレル３ａ，３ｂおよび直線状バレル３
ｃ，３ｄは夫々の端部で内面円滑に接続されている。図
中４はバレル３の内壁延長上に設けた中心筒である。前
記バレル３は聯合１との間に設置した複数のスプリング
２、によって懸架され、バレル３の中央中心下部には不
平衛車錘を具備した一個の振動モーター５が設置され、
これによりバレルに加振力を付与するようになっている
。前記振動モーター５はバレル下部のモーター受フラン
ジ９にモーターフランジ５ａを介して固定され、振動モ
ーター５の垂直回転軸６の上下端部には夫々不平衡童錘
７，８を固着してある。前記のバレル３は、その垂直断
面において円弧底を有するものであれば、内外壁共に垂
直壁を有するもの、断面真円の完全密閉形等いかなる形
のものでも使用可能であり、その断面形状は使用用途に
合わせて適宜選択しうるが最適にはバレル内マス流動部
内周の大部がほぼ円形の垂直断面を有する形状のもので
あり、このような断面形状にすればマスの均一且つ円滑
な流動が得られる。
説明する。先づ本発明の平面図（第２図）において、両
端で対向する一対の半円形バレル３ａ，３ｂを一対の平
行する直線状バレル３ｃ，３ｄで接続して環状に一体化
したバレル３を構成し、前記半円形バレル３ａ，３ｂは
夫々マスの流動方向（矢示２０，２０ｂ）に下降勾配で
取付けられ、直線状バレル３ｃ，３ｄは夫々マスの流動
方向（矢示２０ａ，２０ｃ）に上昇勾配で取付けられる
と共に、半円形バレル３ａ，３ｂおよび直線状バレル３
ｃ，３ｄは夫々の端部で内面円滑に接続されている。図
中４はバレル３の内壁延長上に設けた中心筒である。前
記バレル３は聯合１との間に設置した複数のスプリング
２、によって懸架され、バレル３の中央中心下部には不
平衛車錘を具備した一個の振動モーター５が設置され、
これによりバレルに加振力を付与するようになっている
。前記振動モーター５はバレル下部のモーター受フラン
ジ９にモーターフランジ５ａを介して固定され、振動モ
ーター５の垂直回転軸６の上下端部には夫々不平衡童錘
７，８を固着してある。前記のバレル３は、その垂直断
面において円弧底を有するものであれば、内外壁共に垂
直壁を有するもの、断面真円の完全密閉形等いかなる形
のものでも使用可能であり、その断面形状は使用用途に
合わせて適宜選択しうるが最適にはバレル内マス流動部
内周の大部がほぼ円形の垂直断面を有する形状のもので
あり、このような断面形状にすればマスの均一且つ円滑
な流動が得られる。
又、前記スプリング２は夫々均一なバネ定数を有するも
のが使用されるが、前記バレルの長手方向の両様部にお
けるスプリング２ａ（複数）が該中央部のスプリング２
ｂよりもバネ定数の大なるもの或いは中央部のスプリン
グ２ｂを除去して両端のスプリング２ａ（複数）のみで
バレルを懸架しても良い。また長楕円形バレルの短径に
対する長径の比は１：２乃至１；３０対外で適宜選択し
うるものである。又、前記の振動モーターに代えて垂直
回転軸の上下両端に夫々不平衛童錘を固着した発振機を
使用しても良く、この場合には別装のモーターの駆動力
をプーリーとベル．ト等で前記発振機に伝導して回転さ
せ、振動を発生させる。或いは、前記バレルの長手方向
中央の中心線上に複数個の発振機を回転軸を垂直にして
設置し、該複数個の発振機の垂直回転軸の上下端に均等
のりード角度と偏心重量を与えた不平衡蚤錘の複数対を
夫々同一方向に固定し、前記複数対の不平衡重錘を夫々
前記リード角度を保って同一方向に、且つ同期せしめて
連続回転するように、前記複数個の垂直回転軸にスプロ
ケツト又はプーリーを固定し、該スプロケット又はプー
リーをチェーン又はタイミングベルトで連結して使用す
ることもできる。前記の構成のみでライン化、タクト加
工という所期の目的を達成しうるが、要すれば第１図お
よび第２図に図示したように前記バレル３の直線状バレ
ルから半円形バレルへ移行する場所に工作物とメディア
との分離を行なうために、バレル底に設置した固定堰１
０と前記固定堰１０‘こ対してマスの下流側におけるバ
レル３の上方に設置したスクリーン１３及び前記固定堰
１０とスクリーン１３との間隙を開閉する回転フラップ
１１からなる分離装置を設けることができる。このよう
にすれば工作物とメディアの分離が連続的にできる。図
中１２は前記回転フラップ１１の回転軸、１１は回転フ
ラップの閉鎖位置を示し、１１′は回転フラップの開放
位置を示す。バレル３内のマス量を各部で均一化するた
めにバレル内の所定位置にマスの推進制御ダム１０ａを
設けても良い。又、バレル３の任意の位置、最適には前
記分離装置の下流側近僕にシュート又はローラーコンベ
ア等よりなる工作物の投入装置（図示せず）を蓮設して
も良い。前記の分離装置及び工作物の投入装置の位置及
び数はこのバレル加工機が組み込まれる工程の設備配置
によって適宜変更することができる。第３図、第４図、
第５図は夫々第２図におけるＡ−Ａ線、Ｂ−Ｂ線および
Ｃ−Ｃ線における断面図である。即ち、この実施例にお
いては、バレル３は中央のＢ−Ｂ線上で直線状バレル３
ｃ，３ｄが側面より見て交叉しており（上昇勾配が逆に
なっていること）、Ａ−Ａ線からＣ−Ｃ線に向かってバ
レル３ｄが又、Ｃ一Ｃ線からＡ−Ａ線に向かってバレル
３ｃが上昇勾配を有することがわかる。ここではＢ−Ｂ
線上でバレル３ｃ，３ｄが交叉するようになっているが
、この交叉する位置は加工の条件等によって適宜選択し
うるものである。さて、本発明における他の実施例の一
つとして第６図及び第７図に示した装置を説明する。
のが使用されるが、前記バレルの長手方向の両様部にお
けるスプリング２ａ（複数）が該中央部のスプリング２
ｂよりもバネ定数の大なるもの或いは中央部のスプリン
グ２ｂを除去して両端のスプリング２ａ（複数）のみで
バレルを懸架しても良い。また長楕円形バレルの短径に
対する長径の比は１：２乃至１；３０対外で適宜選択し
うるものである。又、前記の振動モーターに代えて垂直
回転軸の上下両端に夫々不平衛童錘を固着した発振機を
使用しても良く、この場合には別装のモーターの駆動力
をプーリーとベル．ト等で前記発振機に伝導して回転さ
せ、振動を発生させる。或いは、前記バレルの長手方向
中央の中心線上に複数個の発振機を回転軸を垂直にして
設置し、該複数個の発振機の垂直回転軸の上下端に均等
のりード角度と偏心重量を与えた不平衡蚤錘の複数対を
夫々同一方向に固定し、前記複数対の不平衡重錘を夫々
前記リード角度を保って同一方向に、且つ同期せしめて
連続回転するように、前記複数個の垂直回転軸にスプロ
ケツト又はプーリーを固定し、該スプロケット又はプー
リーをチェーン又はタイミングベルトで連結して使用す
ることもできる。前記の構成のみでライン化、タクト加
工という所期の目的を達成しうるが、要すれば第１図お
よび第２図に図示したように前記バレル３の直線状バレ
ルから半円形バレルへ移行する場所に工作物とメディア
との分離を行なうために、バレル底に設置した固定堰１
０と前記固定堰１０‘こ対してマスの下流側におけるバ
レル３の上方に設置したスクリーン１３及び前記固定堰
１０とスクリーン１３との間隙を開閉する回転フラップ
１１からなる分離装置を設けることができる。このよう
にすれば工作物とメディアの分離が連続的にできる。図
中１２は前記回転フラップ１１の回転軸、１１は回転フ
ラップの閉鎖位置を示し、１１′は回転フラップの開放
位置を示す。バレル３内のマス量を各部で均一化するた
めにバレル内の所定位置にマスの推進制御ダム１０ａを
設けても良い。又、バレル３の任意の位置、最適には前
記分離装置の下流側近僕にシュート又はローラーコンベ
ア等よりなる工作物の投入装置（図示せず）を蓮設して
も良い。前記の分離装置及び工作物の投入装置の位置及
び数はこのバレル加工機が組み込まれる工程の設備配置
によって適宜変更することができる。第３図、第４図、
第５図は夫々第２図におけるＡ−Ａ線、Ｂ−Ｂ線および
Ｃ−Ｃ線における断面図である。即ち、この実施例にお
いては、バレル３は中央のＢ−Ｂ線上で直線状バレル３
ｃ，３ｄが側面より見て交叉しており（上昇勾配が逆に
なっていること）、Ａ−Ａ線からＣ−Ｃ線に向かってバ
レル３ｄが又、Ｃ一Ｃ線からＡ−Ａ線に向かってバレル
３ｃが上昇勾配を有することがわかる。ここではＢ−Ｂ
線上でバレル３ｃ，３ｄが交叉するようになっているが
、この交叉する位置は加工の条件等によって適宜選択し
うるものである。さて、本発明における他の実施例の一
つとして第６図及び第７図に示した装置を説明する。
第６図及び第７図の装置は、第１図及び第２図に示した
装置におけるバレル３の外側に同一形状のバレル３′を
１個連ねたものである。即ち、両端で対向し、マスの移
動方向に対して下降勾配を有する二対の半円形バレル３
ａ，３ｂ，３ａ′，３ｂ′を上昇勾配を有する二対の直
線バレル３ｃ，３ｄ，３ｃ′，３ｄ′で接続して構成し
た内外二重のバレルを有する加工機であり、本機によれ
ば一合の加工機で異なった２種の加工が可能となり、更
にバレル３を相似形に内外多重に構成すれば多種の加工
を行なわせることもできる。従ってこのバレル加工機の
構成は第１図及び第２図に示した装置とほぼ同一である
ため、同一部分の重複説明は避け、異なる部分について
のみ説明する。分離用スクリーン１３は外側のバレル３
内で加工された工作物を内側のバレル３′内に導くため
、その先端１４ａをバレル３′の上方に張り出しており
、又、分離スクリリーン１３ａは、内側のバレル３′内
で加工された工作物を装置外に排出するため、その先端
１４ｂを装置の上方外側に張り出している。
装置におけるバレル３の外側に同一形状のバレル３′を
１個連ねたものである。即ち、両端で対向し、マスの移
動方向に対して下降勾配を有する二対の半円形バレル３
ａ，３ｂ，３ａ′，３ｂ′を上昇勾配を有する二対の直
線バレル３ｃ，３ｄ，３ｃ′，３ｄ′で接続して構成し
た内外二重のバレルを有する加工機であり、本機によれ
ば一合の加工機で異なった２種の加工が可能となり、更
にバレル３を相似形に内外多重に構成すれば多種の加工
を行なわせることもできる。従ってこのバレル加工機の
構成は第１図及び第２図に示した装置とほぼ同一である
ため、同一部分の重複説明は避け、異なる部分について
のみ説明する。分離用スクリーン１３は外側のバレル３
内で加工された工作物を内側のバレル３′内に導くため
、その先端１４ａをバレル３′の上方に張り出しており
、又、分離スクリリーン１３ａは、内側のバレル３′内
で加工された工作物を装置外に排出するため、その先端
１４ｂを装置の上方外側に張り出している。
又、この量のバレルを有する加工機においても前述の実
施例において記載したような諸々の改造や付属装置を蓮
設することも可能である。第８図、第９図、第１０図は
夫々第７図のＤ−Ｄ線、Ｅ−Ｂ線およびＦ−Ｆ線におけ
る断面図である。以上の構成に基づいて、本発明の加工
機の動作を説明すると、第１図及び第２図において振動
モーター５を駆動させてモーターの垂直回転軸６を第２
図において時計方向に回転させると、バレル３は加振さ
れ、前記バレル３内のマスは第３図の矢示２５に示すよ
うに垂直面内で円運動を行ないながら第２図中矢示２０
，２０ａ，２０ｂ，２０ｃのようにバレル３内を循環移
動する。
施例において記載したような諸々の改造や付属装置を蓮
設することも可能である。第８図、第９図、第１０図は
夫々第７図のＤ−Ｄ線、Ｅ−Ｂ線およびＦ−Ｆ線におけ
る断面図である。以上の構成に基づいて、本発明の加工
機の動作を説明すると、第１図及び第２図において振動
モーター５を駆動させてモーターの垂直回転軸６を第２
図において時計方向に回転させると、バレル３は加振さ
れ、前記バレル３内のマスは第３図の矢示２５に示すよ
うに垂直面内で円運動を行ないながら第２図中矢示２０
，２０ａ，２０ｂ，２０ｃのようにバレル３内を循環移
動する。
この際マスはバレル３の形状に沿って下降、上昇を繰り
返し、特にコーナー部で下降勾配となっているため、バ
レル３内の各部で極めて均一且つ円滑な流動を行ない、
特定個所にマスが滞留するおそれはない。例えばバレル
３ａと３ｃの接合部付近に工作物の投入装置を設け、工
作物がバレル３内を−周する間に加工を終了するように
した場合には回転フラツプ１１を第１図中１１の閉鎖位
置に常時保ち、加工終了後の工作物とメディアをスクリ
ーン１３上へ導きメディアをバレル内へ落下させて分離
した後、工作物のみスクリーンの先端１４から装置外の
次工程へ排出するようにする。マスがバレル３内を一周
する時間は（即ちーサィクルの時間は）モーターの回転
数、上下不平衡軍錘のりード角度等を変換することによ
って自在に調整することができるので、一定時間間隔（
例えば数秒）で投入装置によって工作物を投入すれば同
じ時間間隔で加工済工作物がスクリーンの先端１４から
排出されることとなり、加工ラインに接続してタクト加
工ができる。又、加工に多くの時間を要する場合には、
回転フラップを第１図中１１′の開放位置とすれば、マ
スはバレル３内を連続循環し工作物の加工が終了した後
、前記回転フラツプを同図中１１の閉鎖位置として工作
物とメディアとの分離を行なうこともできる。この作業
はバッチ加工であり、別袋のタイマーと薫動させて一定
時間加工後に流体シー」ンダー等を用いて回転フラップ
１１の自動開閉を行ない作業を自動化することもできる
。第６図及び第７図の実施例においては前述と同様に振
動モーター５に駆動させることによってバレル３，３′
を振動させると、バレル内のマスは第８図中失示２６，
２７に示すように垂直面内で円運動を行ないながら第７
図の矢示２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２３，２３ａ
，２３ｂ，２３ｃのようにバレル３，３′内を循環移動
する。
返し、特にコーナー部で下降勾配となっているため、バ
レル３内の各部で極めて均一且つ円滑な流動を行ない、
特定個所にマスが滞留するおそれはない。例えばバレル
３ａと３ｃの接合部付近に工作物の投入装置を設け、工
作物がバレル３内を−周する間に加工を終了するように
した場合には回転フラツプ１１を第１図中１１の閉鎖位
置に常時保ち、加工終了後の工作物とメディアをスクリ
ーン１３上へ導きメディアをバレル内へ落下させて分離
した後、工作物のみスクリーンの先端１４から装置外の
次工程へ排出するようにする。マスがバレル３内を一周
する時間は（即ちーサィクルの時間は）モーターの回転
数、上下不平衡軍錘のりード角度等を変換することによ
って自在に調整することができるので、一定時間間隔（
例えば数秒）で投入装置によって工作物を投入すれば同
じ時間間隔で加工済工作物がスクリーンの先端１４から
排出されることとなり、加工ラインに接続してタクト加
工ができる。又、加工に多くの時間を要する場合には、
回転フラップを第１図中１１′の開放位置とすれば、マ
スはバレル３内を連続循環し工作物の加工が終了した後
、前記回転フラツプを同図中１１の閉鎖位置として工作
物とメディアとの分離を行なうこともできる。この作業
はバッチ加工であり、別袋のタイマーと薫動させて一定
時間加工後に流体シー」ンダー等を用いて回転フラップ
１１の自動開閉を行ない作業を自動化することもできる
。第６図及び第７図の実施例においては前述と同様に振
動モーター５に駆動させることによってバレル３，３′
を振動させると、バレル内のマスは第８図中失示２６，
２７に示すように垂直面内で円運動を行ないながら第７
図の矢示２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２３，２３ａ
，２３ｂ，２３ｃのようにバレル３，３′内を循環移動
する。
例えばバレル３ａと３ｃとの接合部に工作物の投入装置
を設けて工作物をバレル３内に投入すると矢示２１，２
１ａ，２１ｂ，２１ｃに従って工作物はメディアと共に
循環移動して加工され、外側のバレル３内における加工
が終了したら、固定堰１０、回転フラップ１１、スクリ
ーン１３で構成された分離装置を通してメディアと分離
された工作物はスクリーンの先端１４ａから矢示２２の
ように内側のバレル３′内に排出され、バレル３′内の
矢示２３，２３ａ，２３ｂ，２３ｃに沿って循環移動す
る間にメディアで加工され、バレル３′の分離装置を通
してスクリーンの先端１４ｂから次工程へ排出される。
又、この装置においても前述の実施例と同様連続ライン
加工とバッチ加工の双方を行ないうろことはもちろんで
ある。多重のバレルを採用した装置では複数種の加工を
一合の装置で連続して行なうことができ、例えば粗研摩
と仕上研摩、研摩と乾燥防錆処理等夫々適宜必要な加工
に応じてメディアを選択して種々組合せることが可能で
ある。本発明における直線状バレルの煩斜角度は０．１
度乃至１０度位である。以上述べた本発明の振動バレル
加工機は、時代の要請に適応したライン加工工程に組み
込み得る振動バレル加工機であり、従来困難であった研
摩、洗浄、乾燥、粉砕、造粒等のようなライン加工、処
理を振動バレルで行ないうるようにしたものであり、工
業上卓効を有するものである。又バレルの各部に上昇勾
配および下降勾配を設けたので、バレル内のマスの流動
が円滑になり研摩能率を向上し得る効果もある。
を設けて工作物をバレル３内に投入すると矢示２１，２
１ａ，２１ｂ，２１ｃに従って工作物はメディアと共に
循環移動して加工され、外側のバレル３内における加工
が終了したら、固定堰１０、回転フラップ１１、スクリ
ーン１３で構成された分離装置を通してメディアと分離
された工作物はスクリーンの先端１４ａから矢示２２の
ように内側のバレル３′内に排出され、バレル３′内の
矢示２３，２３ａ，２３ｂ，２３ｃに沿って循環移動す
る間にメディアで加工され、バレル３′の分離装置を通
してスクリーンの先端１４ｂから次工程へ排出される。
又、この装置においても前述の実施例と同様連続ライン
加工とバッチ加工の双方を行ないうろことはもちろんで
ある。多重のバレルを採用した装置では複数種の加工を
一合の装置で連続して行なうことができ、例えば粗研摩
と仕上研摩、研摩と乾燥防錆処理等夫々適宜必要な加工
に応じてメディアを選択して種々組合せることが可能で
ある。本発明における直線状バレルの煩斜角度は０．１
度乃至１０度位である。以上述べた本発明の振動バレル
加工機は、時代の要請に適応したライン加工工程に組み
込み得る振動バレル加工機であり、従来困難であった研
摩、洗浄、乾燥、粉砕、造粒等のようなライン加工、処
理を振動バレルで行ないうるようにしたものであり、工
業上卓効を有するものである。又バレルの各部に上昇勾
配および下降勾配を設けたので、バレル内のマスの流動
が円滑になり研摩能率を向上し得る効果もある。
第１図は、本発明の振動バレル加工機の一実施例を示す
正面図、第２図は同じく平面図、第３図は同じく第２図
のＡ−Ａ線に沿った断面図、第４図は同じくＢ一Ｂ線に
沿った断面図、第５図は同じくＣ−Ｃ線に沿った断面図
、第６図は本発明の振動バレル加工機における他の実施
例を示す正面図、第７図は同じく平面図、第８図は同じ
く第７図の○−○線に沿った断面図、第９図は同じくＥ
−Ｅ線に沿った断面図、第１０図は同じくＦ−Ｆ線に沿
った断面図である。 １……磯台、２，２ａ，２ｂ……スプリング、３，３′
，３ａ，３ａ′，３ｂ，３ｂ′，３ｃ，３ｃ′，３ｄ，
３ｄ′……バレル、４……バレルの中心円筒、５・…・
・発振機又は振動モーター、５ａ・・・…モーターフラ
ンジ、６……モーターの垂直回転軸、７，８・・・・・
・不平衡蚤錘、９・・・・・・モーター受フランジ、１
０，１０′…・・・固定堰、１０ａ，１０ｂ・・・・・
・推進制御ダム、１１，１１′，１１ａ・・・・・・回
転フラップ、１２，１２ａ…・・・フラツプの回転軸、
１３，１３ａ……スクリーン、１４，１４ａ，１４ｂ…
…スクリーンの先端、２０，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，
２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２３，２３ａ，２３ｂ
，２３ｃ……マスの循環方向矢示、２２，２４・・・…
工作物の排出方向矢示、２５，２６，２７・・・・・・
垂直面内におけるマスの流動方向矢示。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図
正面図、第２図は同じく平面図、第３図は同じく第２図
のＡ−Ａ線に沿った断面図、第４図は同じくＢ一Ｂ線に
沿った断面図、第５図は同じくＣ−Ｃ線に沿った断面図
、第６図は本発明の振動バレル加工機における他の実施
例を示す正面図、第７図は同じく平面図、第８図は同じ
く第７図の○−○線に沿った断面図、第９図は同じくＥ
−Ｅ線に沿った断面図、第１０図は同じくＦ−Ｆ線に沿
った断面図である。 １……磯台、２，２ａ，２ｂ……スプリング、３，３′
，３ａ，３ａ′，３ｂ，３ｂ′，３ｃ，３ｃ′，３ｄ，
３ｄ′……バレル、４……バレルの中心円筒、５・…・
・発振機又は振動モーター、５ａ・・・…モーターフラ
ンジ、６……モーターの垂直回転軸、７，８・・・・・
・不平衡蚤錘、９・・・・・・モーター受フランジ、１
０，１０′…・・・固定堰、１０ａ，１０ｂ・・・・・
・推進制御ダム、１１，１１′，１１ａ・・・・・・回
転フラップ、１２，１２ａ…・・・フラツプの回転軸、
１３，１３ａ……スクリーン、１４，１４ａ，１４ｂ…
…スクリーンの先端、２０，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，
２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２３，２３ａ，２３ｂ
，２３ｃ……マスの循環方向矢示、２２，２４・・・…
工作物の排出方向矢示、２５，２６，２７・・・・・・
垂直面内におけるマスの流動方向矢示。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 両端で対向する一対又は複数対の半円形バレルを同
数対の平行する直線状バレルで接続して環状に一体化し
たバレルをスプリング上に懸架して振動源で振動させ、
バレル内でマスを循環流動させて工作物を加工する振動
バレル加工機において、前記半円形バレルはマスの移動
方向に夫々下降勾配を有し、且つ前記直線状バレルはマ
スの移動方向に夫々上昇勾配を有するように構成したこ
とを特徴とする振動バレル加工機。 ２ バレルはその内側所定位置にマスの推進制御ダムを
１個又は複数個設置したことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の振動バレル加工機。 ３ バレルはそのマス流動部部内周の垂直断面はその大
部分がほぼ円形であることを特徴とした特許請求の範囲
第１項又は第２項記載の振動バレル加工機。 ４ バレルを懸架するスプリングは、前記バレルの長手
方向の両端部におけるスプリングが中央部におけるスプ
リングより大きいバネ定数を有することを特徴とした特
許請求の範囲第１項記載の振動バレル加工機。 ５ バレルを懸架するスプリングは、バレルの両端部に
おける複数のスプリングのみで懸架されたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の振動バレル加工機。 ６ 振動バレル加工機はバレルの中央中心の下部に設置
した一個の発振機で駆動することを特徴とした特許請求
の範囲第１項記載の振動バレル加工機。 ７ バレルはその内側の任意個所に、工作物とメデイア
を分離するための分離装置を設置したことを特徴とする
特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５
項又は第６項の何れか一つ記載の振動バレル加工機。 ８ バレルはその任意個所にシユート又はローラーコン
ベア等よりなる工作物の投入装置を連設したことを特徴
とする特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項
、第５項、第６項又は第７項の何れか一つ記載の振動バ
レル加工機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55126803A JPS6014670B2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 振動バレル加工機 |
| US06/297,168 US4403456A (en) | 1980-09-12 | 1981-08-28 | Vibratory barrel finishing machine |
| KR1019810003379A KR850000546B1 (ko) | 1980-09-12 | 1981-09-10 | 진동 배럴 가공기 |
| DE3136095A DE3136095C2 (de) | 1980-09-12 | 1981-09-11 | Vibrationsgleitschleifmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55126803A JPS6014670B2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 振動バレル加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766852A JPS5766852A (en) | 1982-04-23 |
| JPS6014670B2 true JPS6014670B2 (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=14944342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55126803A Expired JPS6014670B2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 振動バレル加工機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014670B2 (ja) |
| KR (1) | KR850000546B1 (ja) |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP55126803A patent/JPS6014670B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-09-10 KR KR1019810003379A patent/KR850000546B1/ko active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR830007223A (ko) | 1983-10-14 |
| KR850000546B1 (ko) | 1985-04-26 |
| JPS5766852A (en) | 1982-04-23 |
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