JPS6014608B2 - 濾過筒およびその製造方法 - Google Patents

濾過筒およびその製造方法

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JPS6014608B2
JPS6014608B2 JP57065068A JP6506882A JPS6014608B2 JP S6014608 B2 JPS6014608 B2 JP S6014608B2 JP 57065068 A JP57065068 A JP 57065068A JP 6506882 A JP6506882 A JP 6506882A JP S6014608 B2 JPS6014608 B2 JP S6014608B2
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JP
Japan
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aggregate
furnace
predetermined pitch
filter cylinder
strips
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JP57065068A
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JPS58180211A (ja
Inventor
道章 末澤
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SHION KAGAKU KOGYO KK
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SHION KAGAKU KOGYO KK
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  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、固体分離用又は固気分雛用の炉適材とする
ことを目的とした炉過筒、およびその製造方法に関する
ものである。
従来土木建設工事、河川工事および施設園芸等における
暗渠工事においては、素焼管、プラスチック有孔管又は
透水コンクリート管ともみがら、そだ、貝殻、砂利、砂
等の天然被覆材および合成繊維被覆材とを組み合わせた
構造が採用されているが、砂利、もみがら等の天然被覆
材の入手難のために施工費が高くなり、また施工技術に
よって効果のばらつき大きいという問題点があった。
しかるに、この発明の炉過筒によれば、骨村を所定ピッ
チ、所定直径の螺施筒状に形成し、当該骨材間に繊維を
密隊して形成したので、材料の入手が容易であり、耐久
性に優れかつ工場生産が可能となり、前記従釆の問題点
を解決したものである。以下この発明の炉過筒を図面に
示す実施例に基づいて説明するに、熱可塑性合成樹脂製
の骨材1が螺施筒状に形成され、当該骨材間に繊維炉材
2が密鼓されてなる炉過筒3である。
前記骨材1は断面Z状であって、隣接骨材1,1間の間
隙dを流体が通過するようになっている。また前記繊維
炉材2には吸着剤として、活性炭とシリカゲルが分布さ
せてある。上記実施例においては、気体、液体等の流体
が管路と管外との間を管壁を通過して移動する際に(第
3図矢示4)、固液分離又は固気分離が行なわれ、脱臭
、炉過等の目的を達することができる。
上記炉過筒3を使用するには、例えば第4図に示すよう
に炉過筒3を全長約3比泳とし、その一端開□部を塞板
5によって閉塞すると共に、他端閥口部にシロッコフア
ン6を取付けて炉過装置とする。これを室内に設置して
シロッコフアン6を炉過筒3内の空気を外へ排出するよ
うに回転させると、部屋の空気は第4図夫示7のように
骨材間の間隙および繊維炉材2を通過して炉過筒3内へ
入り、シロッコフアン6に導かれて炉過筒3外へ流出す
る。前記繊維炉材2は活性炭とシリカゲルを含有してい
るので、脱臭、吸着効果を得ることができる。例えば、
大略23一24あの密閉された部屋に前記炉過装置を設
置し、両切煙草(ピース)50本をよくほぐして着火し
て煙を出し、完全に灰化した段階でシロッコフアン6を
始動したところ、約2.期待間後に部屋の中のニコチン
、タール臭は完全に除去された。尚、効果の確認は官能
テストによるパネル検定で行なった。上記実施例におい
ては、吸着剤として活性炭とシリカゲルを用いたが、使
用する吸着剤としては流体の脱臭、清浄、炉過、分離に
際して流体の汚染物質に依って使い分ける事が望ましい
例えば、浴湯の垢、動植物油中のリン脂質、スライム等
、主にコロイド状懸濁物質についてはゼオラィトで充分
であり、アミノ酸臭、硫化物臭、カビ臭及びし尿臭等に
ついては安定化二酸化塩素又はしモン・オイルをゼオラ
ィトに吸着して使用する。C瓜、S0x、N0x、及び
アルカロイド等についてはシリカゲル、白金黒、パラヂ
ウム・ニッケル、等の併用が効果的である。亦除菌、除
藻、スラィム・コントロール、有機性、無機性沈殿物の
除去には活性炭、活性白土、活性アルミナ、ゼオラィト
等と安定化二酸化塩素等と併用する事に依り目的は達せ
られる。尚、土木建設工事、施設園芸等の地下排水管に
使用する場合には、特に吸着剤は必要としない。
例えば、吸着剤を分布させてない繊維炉材で構成された
炉過筒3(全長1の)を幅30肌、奥行110伽、高さ
100伽の有底木函8の幅面の左右中央で底から10伽
の位置に直径8.5仇の透孔9を設け、該透孔9より炉
過筒3を挿入し、底から75仇の高さまで土を入れ、よ
く押圧した後、水張りと排水を反復した。土質が安定し
た後の排水性能は従来の暗渠工に比較して良好な排水性
能を示した。また、上記実施例においては、骨材1を断
面Z状としたが、この形状に限定されるものではなく繊
維炉材2が安定して保持され、流体より受ける外圧、内
圧に耐え得る形状であれば、第6図ないし第10図に示
すように、種々の形状を採用できる。また骨材1の炉過
筒3の外燈を構成する部分に透孔を設けておけば、流体
が炉過筒の周壁を通過し易くなり、炉過効率が向上する
。次にこの発明の方法を第11図に示す実施例に基づい
て説明する。
ポリプロピレン繊維(単経3デニ−ル、74側バイアス
カット、セミダル)40%、ポリエステル繊維(単経6
デニール、74物バイアスカット、セミダル)60%を
ロ−ラーカードで開繊した後、ミキシングギルにて均質
にブレンドし、次にオート・レベラ−・ギルにて4gr
/仇のスライバーをつくり、ロータリーギルを使用して
ドラフト比1:1にてドラフト中約120風に調節した
ラップにする。
このラップ上に活性炭(クロマト用)50%、シリカゲ
ル50%を混合した粒子を708/凧になる様に均質に
散布して軽くニードル・パンチを行なってラップの中ま
で粒子を入れコイラ−でスライバー10とする。スライ
バ−10はケンスにとる。次にダィ11を縦型に取付け
た押出成型機12のヘッド部上部から、前記スラィバー
10を導入して骨材1となるポリプロピレンを270q
0にて断面Z状に成形しつつ繊維炉材2を構成するスラ
ィバー10と共に押し出す。前記においてZ字の斜辺部
にスライバー10中のポリプロピレン繊維が一部熔着す
る様にセットする。押出成型機口から押し出されたスラ
ィバー10が熔着した骨材1を、一端を封鎖した直径7
仇岬のステンレスパイプ13に冷却水を導入しつ)(矢
示14)、前記パイプ13を回転させて間隙dを2胸と
して所定ピッチで巻き付ける。以上のようにして管厚7
肋の炉過筒3を得ることができる。上記実施例によれば
、ポリプロピレン繊維とポリエステル繊維とでスラィバ
ー10を形成したが、使用する繊維としてはガラス、セ
ラミックス等の無機質繊維、一配合成繊維等の有機質繊
維のいづれでもよい。
また、上記実施例によれば、骨材を熱可塑性ポリプロピ
レンとすると共に、ポリプロピレン総総を用いたもので
、両者を熱溶着することができる。また骨材を熱可塑性
樹脂とし冷却水を導入したパイプに巻き付けたので、骨
材は巻き付けられた状態で確実に固化し、繊維炉材を確
実に骨材へ密鼓することができる。すなわちこの発明に
よれば、所定ピッチで形成した螺施筒の骨材間に繊維炉
材を密鼓して炉過筒を構成したので、砂利、もみがら等
の天然材料を用いることなく、耐久性に優れ、かつ工場
生産可能な炉過筒を得ることができる。
また、骨材が螺施状であるので、外力を吸収し易く、地
嬢等の際にも地中に埋設した炉過橋が破損するおそれが
ない。またこの発明の方法によれば、骨材条にスライバ
ーを抱き合わせつ〉、所定ピッチで螺施筒状に形成して
炉過筒としたもので、製造工程が少なく、製造容易であ
ると共にスラィバーを骨材間に確実に密鼓することがで
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明実施例の正面図、第2図は同じく断面
図、第3図は第2図の一部拡大図、第4図は室内空気炉
週に用いた使用例の一部を断面にした正面図、第5図は
暗渠用に用いた使用例の斜視図、第6図ないし第10図
は骨材の他の実施例を示す一部を拡大した断面図、第1
1図はこの発明の方法の実施例を示す説明図である。 1……骨材、2・・・・・・繊維炉材、3・・・・・・
炉過筒、5……塞板、6……シロツコフアン、8…・・
・木函、9・・・・・・透孔、10…・・・スラィバー
、11・・・・・・ダイ、12・・・・・・押出成型機
、13・・・・・・パイプ。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製の骨材が所定ピツチの螺旋筒状に形成さ
    れ、前記骨材間に繊維濾材が密嵌された濾過筒。 2 繊維濾材は吸着剤を含有する特許請求の範囲第1項
    記載の濾過筒。 3 吸着剤は、ゼオライト、シリカゲル、白金黒、パラ
    ジウム・ニツケル、活性炭、活性白土、活性アルミナお
    よび安定化二酸化塩素又はレモン・オイル若しくは酵素
    系の液体をゼオライトに吸着させたものとした特許請求
    の範囲第2項の濾過筒。 4 骨材条にスライバーを抱き合わせ、これを所定直径
    所定ピツチで螺旋筒状に形成することを特徴とした濾過
    筒の製造方法。 5 骨材条の形成は、熱可塑性合成樹脂を所定断面の条
    として押し出しながら、冷却用パイプに所定ピツチで巻
    き付けることを特徴とした特許請求の範囲第4項記載の
    濾過筒の製造方法。
JP57065068A 1982-04-19 1982-04-19 濾過筒およびその製造方法 Expired JPS6014608B2 (ja)

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JPS58180211A JPS58180211A (ja) 1983-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022738A1 (de) * 1990-01-21 1991-07-25 Altenburger Electronic Gmbh Verfahren zur herstellung einer aus draht gewickelten, rohrfoermigen membran zur mikrofiltration, ultrafiltration oder pervaporation von suspensionen, emulsionen oder zur gastrennung

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