JPS6014449B2 - 絶縁ケ−ブルの製造装置 - Google Patents
絶縁ケ−ブルの製造装置Info
- Publication number
- JPS6014449B2 JPS6014449B2 JP18220481A JP18220481A JPS6014449B2 JP S6014449 B2 JPS6014449 B2 JP S6014449B2 JP 18220481 A JP18220481 A JP 18220481A JP 18220481 A JP18220481 A JP 18220481A JP S6014449 B2 JPS6014449 B2 JP S6014449B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated cable
- cable
- insulated
- passage
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ケーブル導体上にゴム．プラスチックの如き
絶縁物を押出被覆して絶縁ケーブルを製造する装置に関
するものである。
絶縁物を押出被覆して絶縁ケーブルを製造する装置に関
するものである。
この種の製造装置において、絶縁ケーブルは絶縁物の押
出後架橋したり冷却したりするが、この場合この絶縁ケ
ーブルはその通路内をコロ又はシーブで支持されながら
引取られる。
出後架橋したり冷却したりするが、この場合この絶縁ケ
ーブルはその通路内をコロ又はシーブで支持されながら
引取られる。
しかし、押出直後の絶縁物は比較的軟く且つ自重又は通
路内のガス圧力等によってコロ又はシーブに圧力をかけ
るように通過するので絶縁物が変形する額向がある。こ
のため、絶縁物が所定公差内の外径を有することから外
れたり、電気的に充分な絶縁厚さが得られなかったり、
遮蔽テープ、ケーブル接続部内で部分的に空隙が発生し
て部分放電を起したりして充分な絶縁性能を得ることが
できない欠点があった。本発明の目的は、絶縁物の変形
を防止しつつ絶縁ケーブルを案内することができるよう
にした絶縁ケーブルの製造装置を提供することにある。
路内のガス圧力等によってコロ又はシーブに圧力をかけ
るように通過するので絶縁物が変形する額向がある。こ
のため、絶縁物が所定公差内の外径を有することから外
れたり、電気的に充分な絶縁厚さが得られなかったり、
遮蔽テープ、ケーブル接続部内で部分的に空隙が発生し
て部分放電を起したりして充分な絶縁性能を得ることが
できない欠点があった。本発明の目的は、絶縁物の変形
を防止しつつ絶縁ケーブルを案内することができるよう
にした絶縁ケーブルの製造装置を提供することにある。
本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべると、第１
図は本発明に係る絶縁ケーブルの製造装置１０の一例を
概略的に示し、この製造装置１０は、ケーブル導体１上
に網聡該物を押出被覆する押出機１２と絶縁ケーブル２
を案内し内部で架橋又は冷却する垂直な絶縁物処理通路
１４とから成っている。ケーブル導体１は案内シーブ１
６で案内されながら押出機１２に送込まれ、また絶縁物
処理通路１４から導出した絶縁ケーブル２は案内シーブ
１８で案内されて図示しない巻取機に送込まれる。０
本発明の製造装置は、この絶縁物処理通路１４内で絶縁
ケーブル２が無接触で推進されるようにした複数の電磁
推進手段２０を更に備えている。
図は本発明に係る絶縁ケーブルの製造装置１０の一例を
概略的に示し、この製造装置１０は、ケーブル導体１上
に網聡該物を押出被覆する押出機１２と絶縁ケーブル２
を案内し内部で架橋又は冷却する垂直な絶縁物処理通路
１４とから成っている。ケーブル導体１は案内シーブ１
６で案内されながら押出機１２に送込まれ、また絶縁物
処理通路１４から導出した絶縁ケーブル２は案内シーブ
１８で案内されて図示しない巻取機に送込まれる。０
本発明の製造装置は、この絶縁物処理通路１４内で絶縁
ケーブル２が無接触で推進されるようにした複数の電磁
推進手段２０を更に備えている。
各電磁推進手段２川ま、第２図に示すように、絶縁ケー
ブル２を挟んで配置される少なくとも２つのコイル群２
２Ａ，２２Ｂから成っている。第３図はこれらの２つの
コイル群の一例を示し、その内のコイル群２２Ａが第４
図及び第５図に詳細に示されている。これらの図から解
るように、コイルＲ，Ｓ，ＴとＸ，Ｙ，Ｚとはそれぞれ
共通のコイルである。一方、第６図から鍵るように、コ
イル群２２ＡのコイルＲ，Ｘ，Ｓ，Ｙ，Ｔ，Ｚは三相交
流電源２６に接続され、またコイル群２２ＢのコイルＲ
，Ｘ，Ｓ，Ｙ，Ｔ，Ｚはリード線２８を介してコイル群
２２Ａの相応するコイルに接続されている。従って、こ
れらの図から明らかなように絶縁ケーブル２の進行方向
に対し直角方向の磁界Ｂｍをこの進行方向と同方向に移
動する移動磁界が発生し、絶縁ケーブル２はこの移動磁
界によってリニアモータの原理に従って第３図の右方向
に推進される。この絶縁ケーブル２の推進力Ｐは、平均
磁束密度をＢｍ（ガウス）、ケーブル導体１の導電率を
。
ブル２を挟んで配置される少なくとも２つのコイル群２
２Ａ，２２Ｂから成っている。第３図はこれらの２つの
コイル群の一例を示し、その内のコイル群２２Ａが第４
図及び第５図に詳細に示されている。これらの図から解
るように、コイルＲ，Ｓ，ＴとＸ，Ｙ，Ｚとはそれぞれ
共通のコイルである。一方、第６図から鍵るように、コ
イル群２２ＡのコイルＲ，Ｘ，Ｓ，Ｙ，Ｔ，Ｚは三相交
流電源２６に接続され、またコイル群２２ＢのコイルＲ
，Ｘ，Ｓ，Ｙ，Ｔ，Ｚはリード線２８を介してコイル群
２２Ａの相応するコイルに接続されている。従って、こ
れらの図から明らかなように絶縁ケーブル２の進行方向
に対し直角方向の磁界Ｂｍをこの進行方向と同方向に移
動する移動磁界が発生し、絶縁ケーブル２はこの移動磁
界によってリニアモータの原理に従って第３図の右方向
に推進される。この絶縁ケーブル２の推進力Ｐは、平均
磁束密度をＢｍ（ガウス）、ケーブル導体１の導電率を
。
（Ｇ／弧）、電源周波数を〆（日２）、すべりをＳ、コ
イル群の長さを１（功）、磁極間隔を↑（弧）、エッジ
損失係数をｋとすると、Ｐ＝】０．２キ２ひ↑ナＳｋｉ
×１０‐１６（ｋ９／均）で表わされ、また磁束密度Ｂ
ｍは電流１、コイル巻数ＮからＢｍ＝らや・ で決まる。
イル群の長さを１（功）、磁極間隔を↑（弧）、エッジ
損失係数をｋとすると、Ｐ＝】０．２キ２ひ↑ナＳｋｉ
×１０‐１６（ｋ９／均）で表わされ、また磁束密度Ｂ
ｍは電流１、コイル巻数ＮからＢｍ＝らや・ で決まる。
尚、ムｏは真空透磁率（４ｍ×１０‐７）、ｄは磁路長
（肌）を表わす。
（肌）を表わす。
従って、これらの電磁推進手段２０を第１図に示すよう
に垂直な通路１４に適当間隔で設けることによって通路
１４内で絶縁ケーブル２が無接触で推進されることにな
る。
に垂直な通路１４に適当間隔で設けることによって通路
１４内で絶縁ケーブル２が無接触で推進されることにな
る。
絶縁ケーブル２が通路１４内で無接触となる理由は通路
１４が垂直であるので長手方向の電磁力の作用で張力が
大きくなるためであるが、通路１４が煩斜してし・ても
無接触となるので本発明は通路が垂直な場合だけでなく
傾斜している場合も適用される。。通路が懐斜している
場合にもケーブルが無接触となる理由は、第７図に示す
ように、通路１４が額斜してし、てもその頂上付近のＡ
点に電磁推進手段２０を設け、Ａ点の高さをｈ（例えば
５ｍ）、単位長さ当りのケーブル重量をｗ（例えば４ｋ
ｇ／の）、頃斜角を８（例えば３０ｏ）とすると、Ｆ２
＝ｈｗ＝２０ｋｇ、またＦ＝Ｆ２／ｓｉｎ８＝４０ｋ９
、・ＦＩ＝Ｆ２／ｔａｎ８＝３４．６ｋ９となり、押出
機１２側でＦＩに相当するバックテンションＴを与え、
Ａ点においてＦの相当する電磁推進力Ｆｅを与えること
によってケーブルが釣合うからである。Ａ点より上方で
はケータ ブルの剛性によってケーブルが保持されるの
で通路１４に接触することがない。尚、この場合、ケー
ブル導体１には渦電流が発生するのでこの電流損によっ
てケーブル導体が加熱され架橋を促進することにもなる
。０ 本発明の具体例を掲げると、第１図に示すように
高さ２０肌の繁上に設置された架橋冷却パイプ（通路１
４）に左右各２つで合計４つの電磁推進手段を設けた。
１４が垂直であるので長手方向の電磁力の作用で張力が
大きくなるためであるが、通路１４が煩斜してし・ても
無接触となるので本発明は通路が垂直な場合だけでなく
傾斜している場合も適用される。。通路が懐斜している
場合にもケーブルが無接触となる理由は、第７図に示す
ように、通路１４が額斜してし、てもその頂上付近のＡ
点に電磁推進手段２０を設け、Ａ点の高さをｈ（例えば
５ｍ）、単位長さ当りのケーブル重量をｗ（例えば４ｋ
ｇ／の）、頃斜角を８（例えば３０ｏ）とすると、Ｆ２
＝ｈｗ＝２０ｋｇ、またＦ＝Ｆ２／ｓｉｎ８＝４０ｋ９
、・ＦＩ＝Ｆ２／ｔａｎ８＝３４．６ｋ９となり、押出
機１２側でＦＩに相当するバックテンションＴを与え、
Ａ点においてＦの相当する電磁推進力Ｆｅを与えること
によってケーブルが釣合うからである。Ａ点より上方で
はケータ ブルの剛性によってケーブルが保持されるの
で通路１４に接触することがない。尚、この場合、ケー
ブル導体１には渦電流が発生するのでこの電流損によっ
てケーブル導体が加熱され架橋を促進することにもなる
。０ 本発明の具体例を掲げると、第１図に示すように
高さ２０肌の繁上に設置された架橋冷却パイプ（通路１
４）に左右各２つで合計４つの電磁推進手段を設けた。
ケーブル導体外径が１９．０仇奴、ポリエチレン被覆後
の外径が４６．仇豚の６微ＶＣＶ２５０タ協ケーブルを
製造した。各電磁推進手段はｌｍの長さを有し１２００
ガウスの移動磁界を発生させて最大８０ｋ９／個の推進
力を得ることができ、絶縁ケーブルを無接触で支持しつ
つけん引することができた。一方、絶縁ケーブル２の変
形率（シーブから０圧力を受ける側の肉厚／最大肉厚）
は本発明の場合１２０午０，１５０ｑｏ，１８０ｏｏで
いずれも９６％であり、従来のシープを用いて案内する
場合１２０ｑ０で９３％、１５０３０で８９％、１８０
ｏｏで８５％に比べると著しく改善されていることが判
る。尚、第１図においてタ符号２４は無通電時に絶縁ケ
ーブルを受けるコロである。本発明によれば、上記のよ
うに、押出直後の軟し、絶縁物を有する絶縁ケーブルは
無接触で通路内を案内されるのでその変形を防止して絶
縁性能のすぐれた絶縁ケーブルを得ることができ、また
従来の引取機を必要としないので設備が経済的である実
益がある。
の外径が４６．仇豚の６微ＶＣＶ２５０タ協ケーブルを
製造した。各電磁推進手段はｌｍの長さを有し１２００
ガウスの移動磁界を発生させて最大８０ｋ９／個の推進
力を得ることができ、絶縁ケーブルを無接触で支持しつ
つけん引することができた。一方、絶縁ケーブル２の変
形率（シーブから０圧力を受ける側の肉厚／最大肉厚）
は本発明の場合１２０午０，１５０ｑｏ，１８０ｏｏで
いずれも９６％であり、従来のシープを用いて案内する
場合１２０ｑ０で９３％、１５０３０で８９％、１８０
ｏｏで８５％に比べると著しく改善されていることが判
る。尚、第１図においてタ符号２４は無通電時に絶縁ケ
ーブルを受けるコロである。本発明によれば、上記のよ
うに、押出直後の軟し、絶縁物を有する絶縁ケーブルは
無接触で通路内を案内されるのでその変形を防止して絶
縁性能のすぐれた絶縁ケーブルを得ることができ、また
従来の引取機を必要としないので設備が経済的である実
益がある。
第１図は本発明に係る絶縁ケーブルの製造装置の一例の
概略図、第２図は本発明の要部の概略図、第３図は本発
明の要部の拡大断面図、第４図及び第５図は１つのコイ
ル群の詳細な上面図及び断面図、第６図は２つのコイル
群の電気接続図、第７図は絶縁物処理通路が額斜してい
る場合に無接触を保つ状態を説明する説明図である。 １・・・・・・ケーブル導体、２・・・・・・絶縁ケー
ブル、１０・・…・絶縁ケーブルの製造装置、１２・・
…・押出機、１４・・・・・・絶縁物処理通路、２０…
・・・電磁推進手段、２２Ａ，２２Ｂ・・・・・・コイ
ル群。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図
概略図、第２図は本発明の要部の概略図、第３図は本発
明の要部の拡大断面図、第４図及び第５図は１つのコイ
ル群の詳細な上面図及び断面図、第６図は２つのコイル
群の電気接続図、第７図は絶縁物処理通路が額斜してい
る場合に無接触を保つ状態を説明する説明図である。 １・・・・・・ケーブル導体、２・・・・・・絶縁ケー
ブル、１０・・…・絶縁ケーブルの製造装置、１２・・
…・押出機、１４・・・・・・絶縁物処理通路、２０…
・・・電磁推進手段、２２Ａ，２２Ｂ・・・・・・コイ
ル群。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図
Claims (1)
- １ ケーブル導体上にゴム．プラスチツクの如き絶縁物
を押出被覆して絶縁ケーブルを垂直または傾斜して進行
しつつ製造する装置において、前記絶縁物の押出被覆後
の絶縁ケーブルの通路のまわりに配置されて前記絶縁ケ
ーブルを無接触で通路内を無接触で推進するようにした
電磁推進手段を備え、前記電磁推進手段は前記絶縁ケー
ブルの進行方向に対し直角の磁界を発生する複数のコイ
ルをその磁界が前記進行方向と同方向に移動するように
相を異にして並べて配置されて形成されていることを特
徴とする絶縁ケーブルの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18220481A JPS6014449B2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 絶縁ケ−ブルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18220481A JPS6014449B2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 絶縁ケ−ブルの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5885219A JPS5885219A (ja) | 1983-05-21 |
| JPS6014449B2 true JPS6014449B2 (ja) | 1985-04-13 |
Family
ID=16114169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18220481A Expired JPS6014449B2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 絶縁ケ−ブルの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014449B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6269753U (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-01 |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP18220481A patent/JPS6014449B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6269753U (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5885219A (ja) | 1983-05-21 |
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