JPS60143583A - セラミックヒ−タ - Google Patents

セラミックヒ−タ

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JPS60143583A
JPS60143583A JP24846383A JP24846383A JPS60143583A JP S60143583 A JPS60143583 A JP S60143583A JP 24846383 A JP24846383 A JP 24846383A JP 24846383 A JP24846383 A JP 24846383A JP S60143583 A JPS60143583 A JP S60143583A
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JP
Japan
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ceramic body
heating element
ceramic
heater
ceramic heater
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克典 平井
弘 森
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はセラミック体内に発熱体を埋設して成るセラミ
ックヒータに係り、特に発熱時に生ずる熱応力に対する
構造強麿の向上を図って、高い信頼性を確保できるセラ
ミックヒータに関する。
[発明の技術的背景どその問題点] セラミックヒータ1は第1図に示すようにセラミック体
2内に金属フィラメント等の発熱体3を埋設した構造に
なっている。そしてセラミック体2の耐熱性と、発熱体
3の急速昇温性とによって瞬時に高熱を発生する優れた
性能を発揮する。発熱体3の急速昇温性は、発熱体3を
セラミック体2内に埋設したことによりその酸化を抑止
でき、瞬時に電圧を加え得ることによる。
どころでセラミックヒータ1は、その設計如何によって
発熱時セラミック体の外側面2aに沿って゛割れ4が生
じやすいという問題があった。
これには主に次の原因があると考えられる。
■ 発熱体3の急速昇温性によりセラミック体の外側面
2aとセラミック体内部の発熱体3近傍との間で著しい
温度勾配が生じセラミック体2に著大な熱応力が発生す
る。
■ 発熱体3とセラミック体2の熱i眼係数が異なり、
セラミック体2内で発熱体3が急速に膨張しようとして
この而からもセラミック体2に著大な熱応力が発生する
しかしながら設計によっては熱応力が発生しても゛割れ
″が生じない以上、これら2つの原因の認識だけでは足
りず、従来′割れ″に対する適切な対策を講することが
できなかった。
一般に構造強度が不足する場合には重量を付加すること
により強度向上を計ることができる。しかしセラミック
ヒータにあってはセラミック体の重量を増加させるとヒ
ータ表面温度の上昇が遅くなり、発熱体の急速昇温性を
活かせなくなる。そこで急速昇温性を発揮させるべく更
に大電圧を加えると熱応力も増加し結局強度不足となっ
てしまう。
以上のようなことから従来のセラミックヒータは、経験
により構造設計がなされているが、セラミックヒータの
信頼性向上のために画一的な基準がめられていた。
[発明の目的] 本発明は」一連したような問題点に鑑みて創案されたも
のである。
本願発明者等は′割れ″の原因を解明すべく鋭意研究を
重ねた結果、上述したような熱応力の発生に加えてセラ
ミック体における熱分布の偏りに基づき、局部的に著大
な応力集中が生ずることを見出し、これを定量的に把握
すべく実験を重ねた結果、本願発明を完成するに至った
ものである。
本発明の目的は、熱応力に対する構造強度の向上を図っ
て高い信頼性を確保できるセラミックヒータを提供する
にある。
[発明の概要] 上記目的は、本発明によれば次のような構成により達成
される。
即ちセラミック体内にその長手方向に沿って1つ並行に
発熱体を埋設し、これら発熱体の横断面における並設方
向で、−上記セラミック体の外側面とこれに近接する上
記発熱体との距離をXとし、上記発熱体の並設方向と直
交する方向で、上記セラミック体の外側面と上記発熱体
との距離をyとし、これら距離X、Vの比x/yを1.
0±0.5に設定して成るものである。
[発明の実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第2図はセラミックヒータの基本的構造を示す斜視図で
あり、第3図はその横断面図、第4図は実験結果を総合
してめ得た比×/yどヒータの使用限界表面潤度Tとの
関係を示すグラフ図である。
5− 第2図に示すように2はセラミック体であり、このセラ
ミック体2内には発熱体3が埋設される。
発熱体3は金属フィラメントがコイル状に巻回されて形
成され、セラミック体2の長手方向に沿って一端2bか
ら他端2Cに亙って、且つ他端2Cで折り返されて並行
に埋設されている。
尚、5・・・は、発熱体3に電圧を加えるための電極板
である。
ところで本願発明者等は、゛割れ”がセラミック体2の
長手方向に沿って生ずることからセラミック体2(ヒー
タ)の横断面に着目して次のような知見を得た。
即ち第3図に示すように、″割れ”を生じさせるセラミ
ック体2内の熱分布の偏りは横断面における。距離Xと
距離yとの比x/yに支配的であることである。この比
x/yが適当であれば発熱時構造上不可避的に生ずる熱
応力によっても°削れ”は生じない。
ここに距+11Xはセラミック体2(ヒータ)の横断面
に現れる発熱体3の並設方向に沿って、セラ6− ミック体2の外側面2dとこれに近接する方の発熱体3
との距離である。
また距IIl!lvはセラミック体2(ヒータ)の横断
面に現れる発熱体3の並設方向と直交する方向で、セラ
ミック体2の外側面2eと発熱体3との距離である。
そしてこのような距離×とyとの比X/Vを各種変更し
て実験した結果が第4図に示されている。
(セラミック体の材質:窒化珪素、発熱体の材質:タン
グステン)。
ここに使用限界表面温度Tとは゛割れ″が発生する直前
のヒータ表面(セラミック体の外側面)の温度である。
このグラフ図によれば同ff1fflのセラミックヒー
タ1に同電圧を加えた場合、比x/yによって熱応力自
体の大きさも相違するが、局部的な応力集中の発生個所
及びその大きさも著しく異なることが予測され、その結
果′割れ″に対する使用限界表面温度Tも大きく異なる
ものと考えられる。
実験結果によれば比x/y = 1.0のときに使用限
界表面温度Tは最も高くなった。そのときの湿度は略1
300℃であった。このような上限値の存在は予め設定
した距離X、Vそのものの値に基づき構造上不可避的に
生ずる熱応力によって“割れ″に至るものと考えられ、
この場合熱分布の偏りは最も少ないと推定される。
以上のことから比X/Vは゛割れ”が生ずる状況を定量
的に表わす醋として適当なものであり、この比X/Vに
よって設計仕様を設定できる。
一般にディーゼル機関に採用されるグロープラグ等にあ
ってはヒータ表面温度として900℃以上必要とするが
、比X/Vにより設計仕様をめると、比X/V = 1
.0±0.5が適当であることが解る(実験値: x/
y = 0.45 、 1.65 [T= 900’C
])。
このようにして発熱体3の埋設位置を設定できれば、必
要ヒータ表面温度に対するヒータの構造設計を的確にな
し得、セラミックヒータの信頼性の向上を図ることがで
きる。また比x/yのW&識により、使用限界表面温度
Tを知って効果的にヒータを使用することができる。
またセラミックヒータのif[を増加させたり、加える
電圧を下げる等の回避策を講することなく、急速昇温性
を活かすように積極的にセラミックヒータを設訂できる
第3図には、比x/y = 0.5で設定したヒータが
、第5図には比x/y = 1.5で設定したヒータが
示されている。比×/yが設定されれば、その間の外側
面が凸状である限り゛割れ″を生ずることはなく適切に
採用できるものである。図中、実線は断面略矩形状に形
成したもの、二点鎖線P。
Q、R,Sは凸状の外側面で形成した場合の例である。
 尚、凸状でなく凹状に形成することはその部分の重量
減少や形状的に厳しいことがら′割れ″を生ずる虞れは
高くなると考えられる。
尚、比X/Vの設定可能な範囲が下限でx:y−1: 
2(第3図)であり、上限がx:y=1:2/3(第5
図)となるのは、距N1vの方向では並行に隣接する発
熱体3相互の熱影響によるものと考えられる。
一〇− 第6図には理想的なセラミックヒータの構造の一例が示
されている。
図示するように、セラミック体2の横断面は、発熱体3
を中心とする半円弧状部2f・・・と、これら半円弧状
部2fを発熱体3の並設方向に沿って連結する平面部2
Q・・・とから成る外側面で区画形成されており、比x
/y −1,0となっている。
具体的実施例 第7図〜第10図には上記第4図のグラフ図をめた具体
的実施例の一例が示されている。ヒータの横断面は矩形
状に形成されている。セラミック体の材質は窒化珪素で
あり、発熱体の材質はタングステンである。
第7図に示すものは幅W= B、Omm、高さD= 4
.3IllI11長さL = 60.On+llのセラ
ミックヒータである。
実験結果 10− 第9図に示すものは5AI= 4.4ynm、 D= 
3.45Il1m 。
L = 40.Ommのセラミックヒータである。
実験結果 尚、本実験結果はヒータ表面温度を100℃ごと昇温さ
せ、次の昇温温度に経過する途中で゛割れ″を生じた場
合に、以前のa温iaをプロットしたものである。例え
ば、1000℃から1100℃に昇温するときにその途
中で゛割れ″を生じたときは1000℃をプロットした
ものである。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
比較X/Vにより熱応力に対する構造強度を適正に確保
してセラミックヒータを的確に設計でき、製品の信頼性
を飛躍的に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセラミックヒータを示ず一部破断斜視図
、第2図はセラミックヒータの基本的構造を示す斜視図
、第3図は本発明の好適一実施例を示すセラミックヒー
タの横断面図、第4図は実験結果を総合してめ得た比X
/Vとヒータの使用限界表面温度Tとの関係を示すグラ
フ図、第5図及び第6図は他の実施例を示すセラミック
ヒータの横断面図、第7図は実験に用いたセラミックヒ
ータの一例を示す斜視図、第8図は第7図のセラミック
ヒータに対する実験結果を示すグラフ図、第9図は実験
に用いたセラミックヒータの他の一例を示す斜視図、第
10図は第9図のセラミックヒータに対する実験結果を
示すグラフ図である。 図中、2はセラミック体、3は発熱体である。 特許出願人 いすず自動車株式会社 代理人弁理士 絹 谷 信 雄 第4喝 0.0 0.5 1.0 1.5 2p5第50 第6凹

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) セラミック体内にその長手方向に沿って且つ並
    行に発熱体を埋設し、これら発熱体の横断面における並
    設方向で、上記セラミック体の外側面とこれに近接する
    上記発熱体との距離を×とし、上記発熱体の並設方向と
    直交する方向で、上記セラミック体の外側面と上記発熱
    体との距離をyとし、これら距−1×、■の比X/Vを
    1.0±0.5に設定したことを特徴とするセラミック
    ヒータ。
  2. (2) 上記セラミック体の横断面が、上記発熱体を中
    心とする半円弧状部と、これら半円弧状部を上記発熱体
    の並設方向に沿って連結する平面部とから成る前記特許
    請求の範囲第1項記載のセラミックヒータ。
  3. (3) 上記セラミック体が窒化珪素で形成された前記
    特許請求の範囲第1項乃至第2項記載のセラミックヒー
    タ。 【4) 上記発熱体がタングステンで形成された前記特
    許請求の範囲第1項乃至第3項記載のセラミックヒータ
JP24846383A 1983-12-29 1983-12-29 セラミックヒ−タ Granted JPS60143583A (ja)

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JP24846383A JPS60143583A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 セラミックヒ−タ

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JP24846383A JPS60143583A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 セラミックヒ−タ

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JPS60143583A true JPS60143583A (ja) 1985-07-29
JPH0410718B2 JPH0410718B2 (ja) 1992-02-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275188A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミツク発熱体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275188A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミツク発熱体

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JPH0410718B2 (ja) 1992-02-26

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