JPS60143279A - 流路切換えバルブ - Google Patents

流路切換えバルブ

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JPS60143279A
JPS60143279A JP25165883A JP25165883A JPS60143279A JP S60143279 A JPS60143279 A JP S60143279A JP 25165883 A JP25165883 A JP 25165883A JP 25165883 A JP25165883 A JP 25165883A JP S60143279 A JPS60143279 A JP S60143279A
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holes
stator
grooves
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Morimasa Hayashi
守正 林
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/06Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
    • F16K11/072Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members
    • F16K11/074Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members with flat sealing faces

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、クロマトグラフ、特に、ガスクロマトグラフ
及び液体クロマトグラフにおける流体流路切換えバルブ
に関し、例えば、高速液体クロマトグラフにおける試料
導入或はカラム切換、え等の流体流路切換え操作に使用
する流路切換えバルブに関する。
(ロ)従来技術 高速液体クロマトグラフにおいては、移動相の液体は、
ポンプにより、高圧下で送液される。そして、このポン
プによる送液は、試料導入等の流路切換え時においても
、中断されることはなく行われる。したがって、従来、
バルブによる流路切換えでは、切換え時に、一時的にせ
よ、流路が総て閉じられてしまうため、流路切換え時の
圧力変動は避けることがで六ない。しかも、この流路切
換え時の圧力変動は、カラム充填剤の充填状態を乱して
、分離カラムの劣化を促進させるのが常であった。
このために、従来の流路切換えバルブにおいては、その
キャリヤー液の入口及び出口間に、バイパス流路を設け
て、流路切換え時の圧力変動を緩和する方策が採られた
が、この場合は、バイパス流路の流れと導入した試料の
流れが合流してカラムに導かれるために、バイパス流路
が無い場合と比較して、導入した試料の流れ部分が長く
なり、したがって、ピーク幅が広くなり分離度が低下す
る結果となった。つまり、バイパス流路の流量を大きく
して、圧力変動を抑制すればする程、ピーク幅が広がる
結果となり、近接して現われるピークの見分けがつかな
くなって、問題であった。
(ハ)目 的 本発明の流路切換えバルブは、ステータ部とロータ部な
有する従来の流路切換えバルブ、例えば、六方切換えバ
ルブの改良を目的とする。すなわち、本発明は、従来の
流路切換えバルブにおける圧力変動、分離カラムの劣化
、分離度の低下といった問題を解決するものであり、ガ
スクロマトグラフ及び液体クロマトグラフといったクロ
マトグラフ、特に、高速液体クロマトグラフの分離度を
低下することなく、流路切換え時における圧力変動が小
さい流路切換えバルブを提供するものである。
(ニ)構 成 本発明は、ステータとロータを有スるクロマトグラフ用
の流路切換えバルブにおいて、キャリヤー流体流路に接
続する孔及び分離カラムへの流路に接続する孔から、夫
々、それらの孔とほぼ同一円周上にかつ共に同一の回転
方向に所望の長さで延びる円弧状の溝を有するステータ
と、前記ステータの溝とほぼ同一の円周で延びる少(と
も二つのほぼ点対称の円弧状の溝及び該溝端かも一定長
さ離れて設けた位置に流路端が設けられた直径方向に延
びる流路な有するロータとを具えることを特徴とするク
ロマトグラフ用流路切換えバルブにある。
本発明の流路切換えバルブにおいて、ステータの孔は、
例えば、六方バルブを例にすると、同一円周上に60°
の間隔で、例えば、摺動面からステータを貫通して形成
され、溝は摺動面Hに形成される。
キャリヤー流体流路に接続する孔及び分離カラムに連通
ずる孔は、例えば同一円周上で点対称に設けられる。こ
れらの夫々の孔は、共に、同一円周上で同一方向に延び
る中心角60’未満の適当な長さの円弧状の溝、例えば
、中心角30°の円弧長さの円弧状の溝を接続して設け
る。
キャリヤー流体流路に接続する孔及び分離カラムに連通
ずる孔の夫々に対して、同一の回転方向で隣に位置する
孔、例えば、右廻り方向で隣に位置する孔は、それらの
間でロータ外或はロータ内に形成された流路によって互
に連通する。
本発明の流路切換えバルブにおいて、ロータ摺動面には
ステータに設けられた孔及び溝に重なるように、同一円
周上に、中心に対して点対称の円弧状の溝、例えば、六
方バルブを例にすると中心角60°の円弧長さの円弧状
の溝が設けられる。
また、ロータ摺動面には、この溝以外に、該溝端からス
テータに対する回転方向と逆方向にステータの円弧状の
溝と等しい長さ、例えば中心角30゜を隔てた位置にロ
ータを貫通する孔を、同様に点対称に設ける。これらの
孔は、それらの間でロータ外或はロータ内に形成された
流路によって互に連通ずる。これらの孔には、ステータ
に対する回転方向と逆の方向に延びて、ステータの孔の
間隔からステータの溝の長さを差し引いた長さの円弧に
相当する、例えば中心角30°の円弧の長さの溝を接続
して設けることができる。
ロータに、このような孔を形成しないと詫は、ロータ摺
動面に中心を通る溝を形成して流路を形成することがで
きる。
本発明の流路切換えバルブにおいて、ステータ側のキャ
リヤー流体流路に接続する孔及び分離カラムへの流路に
接続する孔には、夫々、線孔からステータに係合したロ
ータの溝等の回転移動方向に延びる円弧状の適当な長さ
の溝を接続して設けてあり、また、これと協働するよう
にロータ側にも適当な長さの溝を形成しであるので、流
路切換え時にロータを回転させても、ステータの溝とロ
ータ側の溝が終始接続しており、したがって、キャリヤ
ー流体流路は、ステータ側の流体流路或はロータ側に形
成された流体流路によって、絶えず分離カラムに接続さ
せることができるので、圧力変動を回避することができ
る。しかも、ステータ側の孔を連通して形成された流体
流路に、キャリヤー流体流が流れる段階に、サンプルを
導入することができるので、通常のサンプル導入の場合
と何ら変るところがなく、バンドの広がりを生じること
がない。したがって、ピーク幅が広がるようなことは起
らない。
本発明の流路切換えバルブは、ステータ側に形成された
流体流路とロータ側に形成された流体流路とによって、
二流路を形成するので、二流路、例えば、カラムの切換
えに使用することができる。
また、本発明の流路切換えバルブは、勿論インジェクタ
として単独に使用できるが、同時に前処理カラムを接続
して使用することもできるものである。
また、ステータとロータの摺動面は、一般に円形平面状
であるが、中空円筒状或は中空円錐状のステータに、円
筒状或は円錐状ロータを組合わせてもよい。ステータ及
びロータに形成される流体流路は、摺動面上に溝を穿っ
て形成してもよいが、漏洩等の一ヒから例えば孔を貫通
させて、摺動面以外に形成するのが好ましい。
孔の大きさ及び溝の幅は、小さく形成するのが好ましい
また、ロータ外側に形成される流体流路は、液体に対し
て抵抗の小さい状態のものが好ましい。
(ホ)実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の流体流路切換えバ
ルブについての実施態様について説明するが、本発明は
、もとより、以下の説明によって何ら限定されるもので
はない。
説明の便宜−ヒ、図はいずれも六方バルブについて示す
ものであるが、本発明は、六方バルブに限定されるもの
でなく、この他、例えば、四方バルブ、へ方パルプその
他適宜のバルブに適用で鍍ることはいうまでもない。
第1図及び第2図は、本発明の流体流路切換えバルブの
一実施例についての説明図であり、流路切換えの際のロ
ータ操作の回転角度最大60°のものである。第1図は
、そのステ〜り部を示し、第2図は、そのロータ部を示
すものである。そして、第3図ないし第5図は、第1図
及び第2図に示される本発明の一実施例である流体流路
切換えバルブの流路切換え過程におけるステータ部摺動
面とロータ部摺動面の孔及び溝の係合関係並びに流体の
流れ具合を説明する図である。
第1図に示すステータ1の摺動面2にお℃・てしま貫通
孔5.6.7.8.9及び10は、同一円周上に、夫々
、中心角約60’の円弧の間隔を置し・て形成されてお
り、これらの孔の中、孔5はキャリヤー流体流路20に
接続し、孔8は、流体流路22を介して分離カラム(図
示されてし・なし・。)と連通している。これら孔5及
び孔8には、それらの孔と同一円周上に、ロータの回転
順方向で中心角約30°の円弧長さに形成された円弧状
溝11.12が、夫々、接続している。また°孔6と孔
9(ま、例えば、ステータの外側に形成された流体流路
21によって互に連通している。
第2図に示すロータ3の摺動面4には、その回転によっ
て、ステータの摺動面の孔及び溝に重なるように同一円
周上に貫通孔13及び14並びに溝15.16.17及
び18が設けられている。
貫通孔13及び14並びにこれらの孔に連る溝15及び
17は、夫々、中心点に対して対称に形成されており、
これらの中、孔13と14は共に例えば、ロータ外側に
設けられた流体流路19によって連通している。また、
溝16と18は、中心点に対し点対称に形成されている
第3図ないし第5図は、第1図に示されるステータと第
2図に示されるロータを組み合せた場合のステータ及び
ロータの夫々の孔、溝及び流路の位置関係及び相互の接
続関係を示す図であり、小丸で、ステータ及びロータ摺
動面に形成された孔を、内側円弧でロータの溝を、また
、外側円弧でステータの溝を示すものである。第3図は
、本発明の流体流路切換えバルブの第1の状態、例えば
、試料導入時の状態におけるステータの摺動面の孔及び
溝と、ロータの摺動面の孔及び溝の位置を、この状態に
おいて、キャリヤー液体は、流路20からステータの孔
5に入り、線孔5からステータの溝11及びロータの溝
16を経由して、ステータの孔6から、サンプルループ
或はプレカラムとして使用され、試料で満たされた流体
流路21に入り、この流体流路21中の試料を押し出し
て、ステータの孔9から、ロータの溝18及びステータ
の溝12を経て、ステータの孔8から、流路22を経由
させて分離カラム(図示されていない。)に導入される
一方、流路23からステータの孔7に入った別の液、例
えば、プレカラム用移動相は、ロータの溝17、孔14
、流路19、孔13及び溝15を順に経由して、ステー
タの孔10から流出する。
ただし、液体流路21をサンプルループとして使用し、
試料導入部を備えている場合は、孔23は封じられる。
第4図は、前記第3図の状態から、30°回転した状態
であり、第3図から第5図に示す試料を流体流路21に
注入する段階の状態に至る中間のステータの孔及び溝と
ロータの孔と溝の係合状態を示すものである。
まず、第3図から第4図に至る間に、キャリヤー液体が
流入するステータの孔5に接続する溝1]とロータの溝
16は接続を保って、孔5を孔6に連通させるが、また
、同様に、分離カラム(図示されていない。)に連通す
るステータの孔8に接続する溝12とロータの溝18の
接続はロータの回転に拘らず保たれて、孔8を孔9に連
通させるので、キャリヤー液を遮断するようなことには
ならない。そ1.て、第4図の状態にロータが回転され
て、更に新たなキャリヤー液体が流入するステータの孔
5にロータの孔】3が重なり、また同様に、分離カラム
に連通するステークの孔8にロータの孔14が重なって
、ロータの流体流路19が、ステータの孔5と8を連通
し、流路20から入るキャリヤー液体は流路22から分
離カラムに中断されずに絶えず流れることになる。
第4図から更に30’回転させると、第5図の試料を注
入する段階の接続状態に到達するが、ロータはこれ以上
は回転しない。
第4図から第5図に至る間にキャリヤー液体が流入する
ステータの孔5に接続する溝11は、ロータの溝16と
接続を解かれ、また、同様に、分離カラム(図示されて
いない。)に連通するステータの孔8に接続する溝12
とロータの溝18の接続は解かれるが、キャリヤー液体
が流入するステータの孔5に接続するステークの溝11
とロータの流路が接続する溝15は接続を続け、また、
分離カラム(図示されていない。)に連通ずる孔8に接
続する溝12はロータの溝17と接続を保つから、この
間にキャリヤー液体流路20から入るキャリヤー液体は
、流路22から分離カラム(図示されていない。)に中
断されずに絶えず流れ、第5図の段階においても、キャ
リヤー液を遮断することなく、試料を液体流路21に確
実に注入することができる。
第6図及び第7図は、本発明の流体流路切換えバルブの
別の一実施例についての説明図であり、流路切換えの際
のロータ操作の回転角度最大60゜のものである。第6
図は、そのステータ部を示し、第7図は、そのロータ部
を示すものである。そして、第8図ないし第10図は、
第6図及び第7図に示される本発明の一実施例である流
体流路切換えバルブの流路切換え過程におけるステータ
部と摺動面とロータ部摺動面の孔及び溝の係合関係並び
に流体の流れ具合を説明する図であり、小丸でステータ
及びロータ摺動面に形成された孔を、内側円弧でロータ
の溝を、また外側円弧でステータの溝を示すものである
第6図に示すステータ31の摺動面32においては貫通
孔35.36.37.38.39及び40は、同一円周
上に、夫々、中心角約60’の円弧の間隔を置いて形成
されており、これらの孔の中、孔35はキャリヤー流体
流路48に接続し、孔38は、流体流路50を介して分
離カラム(図示されていない。)と連通している。これ
ら孔35及び孔38には、それらの孔と同一円周上に、
ロータの回転順方向で中心角約30°の円弧長さに形成
された円弧状溝41.42が、夫々、接続している。ま
た孔36と孔39は、例えば、ステータの外側に形成さ
れた流体流路49によって互に連通している。
第7図に示すロータ33の摺動面34には、その回転に
よって、ステータ摺動面の孔及び溝に重なるように同一
円周上に貫通孔43及び44並びに溝45及び46が設
けられている。
貫通孔43及び44は、夫々、中心点に対して対称に形
成されており、これらの中、孔43と44は共にロータ
外側に設けられた流体流路47によって連通している。
また、溝45と46は、中心点に対12点対称に形成さ
れている。
第8図は、本発明の流体流路切換えパルプの第1の状態
、例えば、試料導入時の状態におけるス゛テータの摺動
面の孔及び溝と、ロータの摺動面の孔及び溝の位置を、
同時に重ねて示すものである。
この状態において、ギヤリヤー液体は、流路48からス
テータの孔35に入り、線孔35からステータの溝41
及びロータの溝45を経由して、ステータの孔36から
、サンプルループとして使用され、試料で満たされた流
体流路49に入り、この流体流路49中の試料を押1〜
出して、該試料をステータの孔39から、ロータの溝4
6及びステータの溝42を経て、ステータの孔38から
、流路50を経由させて分離カラム(図示されていない
。)に導入させる。
第9図は、前記第8図の状態から、30°回転した状態
であり、第8図から第10図に示す分析段階の状態に至
る中間のステータの孔及び溝とロータの孔と溝の停台状
態を示すものである。
まず、第8図から第9図に至る間に、キャリヤー液体が
流入するステータの孔35に接続する溝41とロータの
溝45は接続を保って、孔35を孔36に連通させるが
、また、同様に、分離カラム(図示されていない。)に
連通するステータの孔38に接続する溝42とロータの
溝46の接続は、ロータの回転に拘らず保たれて、孔3
8を孔39に連通させるので、キャリヤー液を遮断する
ようなことにはならない。そして、第9図の状態にロー
タが回転されて、更に、新たに、キャリヤー液体が流入
するステータの孔35にロータの孔43が重なり、また
同様に、分離カラムに連通ずるステータの孔38にロー
タの孔44が重なって、ロータの流体流路47が、ステ
ータの孔35と38を連通し、流路48から入るギヤリ
ヤー液体は流路50から分離カラムに中断されずに絶え
ず流れることになる。
第9図から更に30°回転させると、第10図の試料を
流体流路49に注入する段階の接続状態に到達するが、
ロータはこれ以上は回転しない。
第9図から第10図に一至る間にキャリヤー液体が流入
スるステータの孔35に接続する溝41は、ロータの溝
45と接続を解かれ、また、同様に分離カラム(図示さ
れていない。)に連通ずるステータの孔38に接続する
溝42とロータの溝46の接続は解かれるが、キャリヤ
ー液体が流入するステータの孔35に接続するステータ
の溝41とロータの流路が接続する孔43は接続を続け
、また、分離カラム(図示されていない。)に連通ずる
孔38に接続する溝42はロータの孔44と接続を保つ
から、この間にキャリヤー液体流路48から入るキャリ
ヤー液体は、流路50から分離カラム(図示されていな
い、)に中断されずに絶えず流れ、第10図の段階にお
いても、キ4・リヤー液を遮断することなく、試料を液
体流路49に確実に注入することができる。
第11図は、本発明の流体バルブのロータの別の実施例
の−を示す。
ロータの60の摺動面61には、貫通孔62及び63が
貫通孔64及び65と同−円周玉に点対称に形成される
。貫通孔62と64及び63と65の間隔は、中心角6
0°である。線孔64及び65には、ロータの回転方向
と同一方向に、夫々、孔64及び65に接続して中心角
が30°の円弧状の溝66及び67が同一円周上に設け
られている。
これらの孔、例えば、62及び64は、中心を挾んで相
対する孔63及び65と、例えば、外側に形成された流
路70及び71によって、連通されている。また、前記
溝及び孔と中心角30°隔てて、中心角60°の円弧状
の溝が同一円周上に形成されている。
第12図は、本発明の流体バルブのロータのさらに別の
実施例の−を示すものである。
この実施例においては、ロータ72の摺動面73に孔を
形成しないで、ロータ72の流路は総て溝で形成されて
いる。摺動面73には、中心角30゜の円弧状溝74及
び75が同一円周上に中心に対し点対称に形成され、中
心線上に相対する溝の端部79及び80を連絡して流路
を形成する溝78が形成されている。
また、同じ摺動面73の同一円周ヒには、前記溝端部か
ら中心角30°だげ隔てて、中心角60゜の溝76及び
77が中心に対して点対称に形成されている。
これら第11図及び第12図に示される実施例のロータ
についても、同様に、ステータと組み合わせて圧力変動
を起すことなく流路切換えができ、試料導入等を通常通
り行うことができるので、ピーク幅が広がるようなこと
は起らない。
(へ)効 果 本発明は、ステータのキャリヤー流体流路に接続する孔
及び分離カラムへの流体流路に接続する孔に、夫々、例
えば、中心角60°未滴の円弧の溝を、孔と同一の円周
上に形成し、一方、ロータには、これと協働するように
、例えば、中心角60゜の円弧の溝を設けたので、流体
切換えの際にロータを回転しても、キャリヤー流体流路
入口から分離カラムへの流体流路出口に至る流路は、途
切れることなく連続的に流体を流すことができるので、
流路遮断等によって起る圧力変動を生じない。したがっ
て、分離カラム内の充填剤の充填状態を変動させるよう
なことはないので、分離カラムの性能上の劣化が防止で
きる。しかも、例えば、ステータの外側に形成されたル
ープを、サンプルループ、プレカラムに使用することが
できる。そして、これらのループ中の試料を、バルブの
流路を切換えることにより、容易に流路内に導くことが
できる。しかも、バイパス流などの分岐流と混合するこ
とがないので、流路中の試料は希釈されて試料のバンド
の幅が長くなるようなことにはならない。
したがって、分岐流を形成したときに生じるピーク幅の
広がりは防止され、近接して生じるピークの分離は明瞭
である。このように、従来の流体流路切換えバルブと比
較して、すぐれた点が多く、しかも、ガスクロマトグラ
フ、液体クロマトグラフとその利用面が大きいので、そ
の影響は太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の流体流路切換えバルブの
実施例の−であり、第3図ないし第5図は、そのバルブ
の流路切換え過程を説明する図である。 第6図及び第7図は、本発明の流体流路切換えバルブの
実施例の別の一例であり、第8図ないし第10図は、そ
のバルブの流路切換え過程を説明する図である。 第11図及び第12図は、夫々、本発明の別の実施例の
−におけるロータの別の例を示す。これらの図において
、1及び31はステータであり、3.33.60及び7
2はロータである。5ないし10及び35ないし40は
、ステータ摺動面2.32に設けられた孔であり、11
.12.41及び42は、同じくステータ摺動面に形成
された溝である。13.14.43.44.62.63
.64及び65はロータ摺動面に形成された貫通孔であ
り、15.16.17.18.45.46.66.67
.68.69.74.75.76.77及び78はロー
タ摺動面に形成された溝である。 また、ステータに接続する流路20及び48は、キャリ
ヤー流体流路であり、同じく、流路22及び50は分離
カラムへ接続する流体流路である。 パ第11図 第12図 手 続 補 正 書 (方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年特許願第251658号 2、発明の名称 流路切換えバルブ 3.1111正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (199) 株式会社 呂律製作所4、代 理
 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステータとロータを有するクロマトグラフ用の流路切換
    えバルブにおいて、キャリヤー流体流路に接続する孔及
    び分離カラムへの流路に接続する孔から、夫々、それら
    の孔とほぼ同一円周上にかつ共に同一の回転方向に所望
    の長さで延びる円弧状の溝を有するステータと、前記ス
    テータの溝とほぼ同一の円周で延びる少くとも二つのほ
    ぼ点対称の円弧状の溝及び該溝端から一定長さ離れて設
    けた位置に流路端が設けられた直径方向に延びる流路を
    有するロータとを具えることを特徴とするクロマトグラ
    フ用流路切換えバルブ。
JP25165883A 1983-12-28 1983-12-28 流路切換えバルブ Granted JPS60143279A (ja)

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