JPS60143104A - カシメ装置等におけるピストンロツドの調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小物部品のカシメ装置や、あるいは物品の搬送
装置に使われるエアシリンダ装置の可動部分であるピス
トンロッドの移動距離を制限するようにした、カシメ装
置等におけるピストン口、ドの調整装置に関するもので
ある。

従来、小物部品のカシメ装置や、あるいは部品供給のだ
めの物品の搬送装置等における、エアシリンダ装置内の
ピストンロッドは、移動距離が一定であるために、カシ
メや搬送される部品等に大型、小型がある場合は、それ
ぞれに応じてピストン口、ドを交換するか、あるいはエ
アシリンダ装置の全部を取換えたりしなければならない
ので、その作業が煩わしいだけでなく、各種のピストン
ロッドを揃えたり、また狭いスペースに各種のエアシリ
ンダ装置を設置すると管理面やコストの面で大きな損失
を被る等の欠点がある。

本発明の目的は斯る欠点を除去するために、各エアシリ
ンダ装置Ａ、Ｂを並列に設け、一方のエアシリンダ装置
Ａより進退するピストンロットの移動距離を中間位置で
停止するように、他のエアシリンダ装置Ｂより進退する
ピストンロッドにストッパ一部材を設け、このストッパ
一部材に前記エア／リンダ装置Ａのピストンロッドの先
端を当接させる」：うに［７て、部品のカシメ具合を調
整したり、あるいは搬送物品の移送距離を適宜調整し得
る」：うにすることしこある。

以下、本発明の一実施例を従来の実施例と共に図示し、
これにより詳細に説明する。

第１図は従来の実施例であって、本発明を説明するのに
最も適したエア／リング装置Ａの縦断側面図である。

この装置Ａは、１はへラドカバー、２はロッドカバー、
３はシリンダチューブ、４はピストンで、このピストン
４はピストン口、ド５に固定され、空気圧によりこのピ
ストンロッド５は矢印方向に進出する。６はピストンナ
ツト、７はワリピン、８はクッションリング、１２はブ
ジー、１３けワイパリング、１４はロッドバッキング、
１５はシリンダチューブガスケット、１６はピストンバ
ッキング、１７はロッドガスケット、１８はクッション
パツキン、１９はクッションニードル、２１ｉ’ｌ：ロ
ックナラｌ−１２２は空気流入室で構成され、ニアコン
プレッサー（図示せず）から送られる空気は、第１空′
気吹出口９と第２空気吹出口１０に送り込まれ、第１空
気吹出口９側に空気が流入すると、この空気圧によりピ
ストンロッド５が矢印方向に進出し、ま−た第２空気吹
出口１０（ｌｌｌに空気が流入するときはピストンロッ
ド５が空気圧により後退させられる。このとき不要の空
気はクッションニードル１９のところから排出される。

第２図は本発明の一実施例であって、一部を縦断面した
側面図を表わす。

２３は基台枠であって、両側にこの基台枠２３のナツト
２４を螺合させたボルト２５が、それぞれ調整自在に螺
合させである。

この基台枠２３上に左右に移動できるシリンダ装置Ａお
よびＢを固定する箱体２６が載置されており、この箱体
２６の底面に形成した四部２６′に基台枠２３の底面よ
り貫挿したビン２７を嵌挿し、この箱体２６を基台枠２
３に固定する。

この箱体２６の上部に、順次イ１１ロ、ハ矢印の方向か
ら供給される部品（図示せず）を載置する載置板２８が
摺動する案内孔２９を穿設する。

この案内孔２９を摺動する載置板２８の下端は箱体２６
内壁面に固定枠３ｏと共にナツト３１で螺着され、且つ
エアシリンダ装置Ａがら進退するピストンロッド５の端
部にナツト３２で螺着されている。したがって、このピ
ストンロッド５は載置板２８に部品を載置したとき、想
像線図のように、案内孔２９を摺動し移動する。

この移動距離が最長の状態においては、箱体２６に調整
自在に挿通したボルト３３に、前記ピストンロッド５の
先端を当接し移動を比重する。

コノホルト３３の長さを調整することによってピストン
口、ド５の最長の移動距離は決まる。

また、このように移動するピストンロッド５は中間位置
においても停止ができるように、エア／リンダ装置Ａの
下部に、他のエアシリンダ装置Ｂを固定枠３４にボルト
３５で螺着する。

このエアシリンダ装置Ｂは前記エア／リンダ装置Ａと同
じように、エアシリンダ装置Ｂより進退するピストン口
、ド５’ＫＬ型の固定枠３６を固着すると共に、この固
定枠３６にナツト３７を螺合したボルト３８を螺合させ
、このナツト３７を移動させることによりボルト３８の
長さを自在に調整する。このボルト３８の先端３８ａに
前記エアシリンダ装置Ａのピストンロッド５に設けた載
置板２８の下端２８ａを当接させることによりピストン
ロッド５の移動距離を中間位置に一時的に停止させ、さ
らにこのエアシリンダ装置Ｂに空気を流入したとき、こ
のエアシリンダ装置Ｂのピストン口、ド５′が想像線図
のように移動するので、これに追従して、ピストン口、
ド５も最終、すなわち最長の位置まで移動する。このと
き、ピストンロッド５の先端は、ボルト３３の先端３３
ａに当接し停止する。

エアシリンダ装置Ａ内の空気が外部に排出されると元の
位置にピストンロッド５は復帰する。

本発明は以上のようにエアシリンダ装置ＡおよびＢを並
列に設け、且つ一方のエアシリンダ装置Ｂのピストンロ
ッドを中間部に位置させて、エアシリンダ装置Ａのピス
トンロッドの位置を中間位置にも一時的に停止させるこ
とができるようにしたので、部品を載置する載置板の移
動位置を適宜選択でき、しかも小型化となり、またボル
トにより調整も容易、可能となるなどの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図中、第１図の縦断側面図！ｄ、従来の一実施例であっ
て、第２図は本発明の縦断側面図を表わすものである。 Ａ、Ｂ・・・・・・エアシリンダ装置、■・・・・・・
ヘッドカバー、２・・印・ロッドカバー、３・川・・シ
リンダチューブ、４・・・・・・ピストン、５．５’・
・・・・・　ピストンロッド、９・・・・・・第１空気
吹出口、１ｏ・川・・第２空気吹出口、１９・・・・・
・クッションニードル、２２・・・・・・空気流入室、
２３・・・・・・基台枠、２６・・・・・・箱体、２８
・・・・・・載置板、２９・用案内孔、３６・・・・・
・固定枠、３７・旧・・ナツト、３８・・・・・・ボル
ト。 特許出願人　国産金属工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部に案内孔を穿設した箱体とこの箱体内に並列に配設
   したエアシリンダ装置と一方のエアシリンダ装置のピス
   トンロッドに載置板をボルトで螺着しこの載置板を固定
   したピストンロッドの移動距離を箱体に貫挿した調整自
   在のボルトで停止させると共に他方のエアシリンダ装置
   のピストンロッドに固定した固定枠に載置板を固定した
   ピストンロッドの移動距離を中間位置で一時停止させる
   ことを特徴とするカシメ装置等におけるピストンロッド
   の調整装置。