JPS60141267A

JPS60141267A - ゴボウ洗滌装置

Info

Publication number: JPS60141267A
Application number: JP24650083A
Authority: JP
Inventors: Teruo Murao; 村尾　輝男
Original assignee: YAMATO GIKEN KOGYO KK
Current assignee: YAMATO GIKEN KOGYO KK
Priority date: 1983-12-28
Filing date: 1983-12-28
Publication date: 1985-07-26
Also published as: JPS6053582B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、ゴボウ（根菜）を洗滌しながらその外皮を
剥離して商品価値の高いゴボウを得るゴボウ洗滌装置に
関するものである。

（従来技術）従来、回転ドラム内に所定量のゴボウを投入し、前記回
転ドラムを水平方向の軸回りに回転させることで、ゴボ
ウの洗滌及びその外皮の剥離を行っていた。これによる
と、ゴボウ相互の接触摩擦力によって、ゴボウの外皮を
剥離しＪ：うとするものであるから、外皮の剥離むらが
生じるとともに、ゴボウの可食部（中間環状層部及び中
芯部）まで部分的に剥離あるいは損傷される傾向にあり
、しかも、ゴボウが折損される場合もあり、商品として
の歩留りが悪くなる問題点があった。

（発明の目的）この発明の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、ゴボ
ウを損傷させることなく、良好に洗滌しかつその外皮を
残りなく剥離することができ、商品価値の高いゴボウが
歩留りより１ｑられるゴボウ洗滌機を提供することであ
る。

（発明の構成）そこでこの発明では、シャツ洗滌室に、上下対をなす送
りブラシを、ゴボウの長さよりも短かい間隔をおいて前
後方向に配設し、これら前後に隣接する送りブラシの間
にはゴボウを洗滌しながらその外皮を剥離する対の洗滌
縦ブラシと対の洗滌横ブラシとを配設し、これら縦、横
の洗滌ブラシを、送りブラシよりも適宜に速、い周速で
回転させることで、ゴボウの洗滌並びにその外皮の剥１
！Ｉｔを行うものである。

（実施例）以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

ゴボウ洗滌装置を側断面で示した第１図において、左右
の両側板１，２、入口・出口の両側板３゜４、底部の水
受板５及び上部の天井板６によってジャワ洗滌室７が構
成されている。そして、入口の端板３にはゴボウ投入窓
３ａが開口され同端板３の外面には、そのゴボウ投入窓
３ａの下方において、ゴボウ投入受台８が水平状に配設
される一方、出口の端板４にはゴボウ取出窓４ａが開口
されている。そして、ゴボウ取出窓４ａの下方において
、ゴボウ受は容器９が配置されている。

ジャワ洗滌室７の入口から出口にわたる間において、左
右の両側板１，２の間には上下対をなす送り用の駆動、
従動のブラシ回転軸１０．１１が、ゴボウＷの長さより
も短かい間隔（この実施例ではゴボウＷの長さの１７３
程度の間隔）をおいて回転可能に横架されている。これ
ら、駆動、従動のブラシ回転軸１０．．１１の一端部は
、側板１の外側面より所定長さだ（プ突出されており、
その突出された軸回りには、第２図に示すように、相互
に噛合う歯車１２．１３がキー着され、さらに、駆動の
ブラシ回転軸１０は、チェーン機構１４を介してモータ
１５に連繋されている。そして、ジャワ洗滌室７内にお
いて、多対をなす駆動、従動のブラシ回転軸１０．１１
の軸回りには、ゴボウＷを第１図において、右側の入口
から左側の出口に向けて移送するための上下８対をなす
第１〜第１０の送りブラシＡ１〜Ａ１０がそれぞれブラ
シ回転軸１０．１１と一体状に回転可能に取付けられて
いる。なお、この実施例では、ゴボウＷを左右２連で移
送するために、ブラシ回転＠１０．１１の左右部に対し
、それぞれ第１〜第１０の横ブラシＡ１〜Ａ１０が、第
２図に示すように並設されているが、一連のみであって
もよく又、３連以上であってもよい。

ジャワ洗滌室７の入口から略中央部にわたる間において
、左右の両側板１，２の間の上部には上部フレーム１６
が架設され、水受板５上面には下フレーム１７が形成さ
れている。そして、これら上下のフレーム１６．１７の
間には左右で多対をなす洗滌用のブラシ回転軸１８．１
９が回転可能に支持されている。これら洗滌用のブラシ
回転軸１８．１９は、第１、第２の送りブラシＡ１．Ａ
２、第２．第３の送りブラシＡ２．Ａ３、第３゜第４の
送りブラシＡ３．Ａ４、第４．第５の送りブラシＡ４．
Ａ５及び、１つとんで、第６．第７の送りブラシ八６．
Ａ７の間にそれぞれ配設されており、これら洗滌用のブ
ラシ回転軸１８．１９の軸回りには、ゴボウＷを洗滌し
ながらその外皮を剥離する第１〜第５の洗滌ブラシ８１
〜Ｂ５がそれぞれ各ブラシ回転軸１８．１９と一体状に
回転可能に取イ」けられている。また、各ブラシ回転軸
１８．１９の下端部は、第３図に示すように、かさ歯車
２０．２１を介して駆動軸２２に連繋され、該駆動軸２
２は、チェーン機構２３によってモータ２４に連繋され
ている。そして、多対をなす第１〜第５の洗滌縦ブラシ
８１〜Ｂ５は、ゴボウＷの送り方向へ回転されるととも
に、その周速は、第１〜第１０の送りブラシＡ１〜Ａ１
０の周速よりも適宜に速く（この実施例では４〜５倍前
後速く）設定されている。

ジャワ洗滌室７の略中央部から出口にわたる間において
、左右の両側板１．２の間には、上下対をなす洗滌用の
駆動、従動のブラシ回転軸２５゜２６が回転可能に横架
されている。これら、洗滌用の駆動、従動のブラシ回転
軸２５．２６は、第５、第６の送りブラシＡ５．八６．
１つとんで、第７．第８の送りブラシＡ７．Ａ８、第８
．第９の送りブラシＡ８．Ａ９及び第９．第１０の送り
ブラシ△９．Ａ１０の間にそれぞれ配設されており、こ
れら洗滌用の駆動、従動のブラシ回転軸２５．２６の軸
回りには、ゴボウＷを洗滌しながら、その外皮を剥離す
る第１〜第４の洗滌横ブラシ０１〜Ｃ４がそれぞれ各ブ
ラシ回転軸２５．２６と一体状に回転可能に取付ｔプら
れている。また、洗滌用の駆動゛、従動のブラシ回転軸
２５．２６の一端部は、側板２の外側面Ｊ：り所定長さ
だけ突出されており、その突出された軸回りには、第４
図に示すように、相互に噛合う歯車２７．２８がキー肴
され、ざらに駆動のブラシ回転軸２５は、ヂ工−ン機Ｗ
Ｊ２９を介してモータ３０に連繋されている。そし、て
、８対をなす第１〜第４の洗滌横ブラシＣ１〜Ｃ４は、
ゴボウＷの送り方向へ回転されるとともに、その周速に
は、第１〜第１０の送りブラシＡ１〜Ａ１０の周速より
も適宜に速くかつ第１〜第５の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ５
の周速とほぼ同速に設定されている。

また、この実施例において、第１〜第１０の送りブラシ
Ａ１〜Ａ１０、第１〜第５の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ５及
び第１〜第４の洗滌横ブラシ０１〜Ｃ４には、ナイロン
ブラシが採用されている。

また、第１〜第４の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ４及び第１〜
第３の洗滌横ブラシＣ１〜Ｃ３は、第１〜第１０の送り
ブラシＡ１〜Ａ１０よりも適宜に柔かい（線径か細い）
ナイロンブラシが採用されでいる。さらに、第５の洗滌
縦ブラシＢ５及び第４の洗滌横ブラシＣ４は、第１〜第
４の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ４及び第１〜第３の洗滌横ブ
ラシＣ１〜Ｃ３よりも適宜に柔かい（線径が細い）ナイ
ロンブラシが採用されている。そして、第５の洗献縦ブ
ラシＢ５及び横ブラシＣ４はそれぞれ什上げ洗滌用とさ
れている。

一方、ジャワ洗滌室７内には、前記第１〜第５の洗滌縦
ブラシ８１〜Ｂ５及び第１〜第４の洗滌横ブラシＣ１〜
Ｃ４に向けて水を噴射するためのジャワ配管３１が、上
部フレーム１６の上面に支持されて配置されている。

シャツ洗滌室の底部をなす水受板５は、その左右両端か
ら中央部に向けて下向きに傾斜され、その中央部には集
水８Ｉ３２が形成されている。また、シレワ洗′ａｖ７
０入ロ側付近においては、ゴボウＷに付着された土が、
集水樋３２の一部に留まって集水樋３２がつまる傾向に
あるため、この実施例では、ジャワ洗滌室７の入口側付
近から入口にわたる間にお【づる集水樋の部分が下向き
に傾斜されて第１の排水６ｍ３３とされて、いる。この
第１の排水樋３３の部分を除く、集水樋３２は、その前
後両端から略中央部に向りてそれぞれ下向ぎに傾斜され
ており、その中央部には第２の排水樋３４が形成されて
いる。そして、この第２の排水樋３４は、第４図に示す
ように、ジャワ洗滌室７の外部まで下向きに傾斜して延
出されている。

上記したように構成されるゴボウ洗滌装量において、入
口の端板３のゴボウ投入窓３ａより、ジャワ洗滌室７内
に投入されたゴボウＷは、第１〜第１０の送りブラシＡ
１〜Ａ１０によって入口から出口に向けて移送される。

そして、ゴボウＷの移送時において、まず、第１〜第５
の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ５ににつてゴボウＷの外周面両
側部が洗滌されながら当該部分における外皮が剥離され
、次に、第１〜第４の洗滌横ブラシＣ１〜Ｃ４によって
、前記ゴボウＷの外周面上下部が洗滌されながら、当該
部分における外皮が剥離されている。

刀なりも、第１〜第１０の送りブラシＡ１〜ＡＩ０の周
速よりも第１〜第５の洗滌縦ブラシ８１〜Ｂ５及び第１
〜第４の洗滌横ブラシＣ１〜Ｃ４の周速が速く設定され
ているから、ゴボウＷは、前後に隣接する送りブラシの
間に保持された状態のもとで、第１〜第５の洗′ａｔｕ
ブラシ１３１〜Ｂ５並びに第１〜第４の洗滌ブラシＣ１
〜Ｃ４によって洗滌されながらその外皮が良好にかつむ
らなく剥離される。

（発明の効果）すなわち、この発明によれば、従来と異なり、ゴボウを
、所定数の対の送りブラシによって移送しながら、これ
ら送りブラシの周速よりも速い洗滌縦ブラシ及び洗滌横
ブラシにＪ−って、前記ゴボウを良好に洗滌しかつその
外皮を残りなく剥離することができるとともに、ゴボウ
を、その可食部まで剥離して損傷させることを防止する
ことができるため、商品価値の高いゴボウを歩留りよく
得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示ずもので、第１図はゴボ
ウ洗滌装置全体を示す側断面図、第２図は第１図のｎ　
−ＴＩ線断面図、第３図は第１図の■−■線断面図、第
４図は第１図のＩＮ　−ＩＶ線断面図である。１．２・・・側　板　３．４・・・端　板５・・・水受
板　６・・・天井板７・・・ジャワ洗滌室１０．１１・・・送り用ブラシ回転軸１８．１９・・・洗滌用ブラシ回転軸２５．２６・・・洗滌用ブラシ回転軸３１・・・ジャワ配管　３２・・・集水樋３３・・・第
１の排水樋　３４・・・第２の排水１ｆｆｉＡ１〜Ａ１
０・・・第１〜第１０の送りブラシ８１〜Ｂ５・・・第
１〜第５の洗滌縦ブラシ０１〜Ｃ４・・・第１〜第４の
洗滌横ブラシ出願人　ヤマ１〜技研工業株式会社代理人　弁理士　岡　１）英　彦笛２　図

Claims

【特許請求の範囲】

ジャワ洗滌室には上下対をなす送りブラシを、ゴボウの
長さよりも短かい間隔をおいて前後方向に配設し、これ
ら前後に隣接する送りブラシの間にはゴボウを洗滌しな
がらその外皮を剥離する対の洗滌縦ブラシと対の洗滌横
ブラシとを配設し、これら縦、横の洗滌ブラシの周速は
、前記送りブラシの周速よりも適宜に速く設定されてい
ることを特徴とするゴボウ洗滌装置。