JPS60140602A - 合成樹脂製ヘツドランプの反射体 - Google Patents
合成樹脂製ヘツドランプの反射体Info
- Publication number
- JPS60140602A JPS60140602A JP58245091A JP24509183A JPS60140602A JP S60140602 A JPS60140602 A JP S60140602A JP 58245091 A JP58245091 A JP 58245091A JP 24509183 A JP24509183 A JP 24509183A JP S60140602 A JPS60140602 A JP S60140602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- headlamp
- reflector
- calcium titanate
- titanate crystal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、リフレクタ−を合成樹脂で成形したヘッドラ
ンプに関するものである。
ンプに関するものである。
第1図は合成樹脂製ヘッドラングの一例を示すもので、
1はラングハウジング、2はその内面に形成した反射鏡
、3はハウジング1の前面開口部に配設したレンズ、4
はバルブ、5はバルブホルダーである。
1はラングハウジング、2はその内面に形成した反射鏡
、3はハウジング1の前面開口部に配設したレンズ、4
はバルブ、5はバルブホルダーである。
このように、ラングハウジング1を合成樹脂で成形し、
その内面に反射鏡を形fiX、するヘッドラングにおい
ては、放物面反射体の精度の保持において柚々の問題が
ある。
その内面に反射鏡を形fiX、するヘッドラングにおい
ては、放物面反射体の精度の保持において柚々の問題が
ある。
丁なわち、一般的に云うと、成型時の離型応力による放
物面の変形、および反射鏡面を形成するための表面処理
時の高温・加熱により放物面が変形してしまい、この変
形は最近採用されている大型の異形ヘッドランプや非対
称ヘッドランプにおいて特に顕著である。
物面の変形、および反射鏡面を形成するための表面処理
時の高温・加熱により放物面が変形してしまい、この変
形は最近採用されている大型の異形ヘッドランプや非対
称ヘッドランプにおいて特に顕著である。
このような点を改善するため、熱可塑性樹脂例えはポリ
ブチレンテレフタレートに無機フィラーあるいは酸化チ
タンなどの充填剤を含有させることが試みられているが
、このような方法ではヘッドランプ用反射体として不十
分である。丁1【わち、熱剛性をあげるために充填剤の
含有量を高めると成形品の衝撃強度が低下して脆くなる
ばかりTなく、成型物の表面が粗くなってヘッドラング
反射体として必要とする平滑性が得られないため、前記
充填剤の含有l゛には制限を受け、この制限内の配合で
は成型時の離型応力や表面処理時の高温加熱による変形
をさけることができない。なお、上記従来技術による放
物面の変形は開き方向である。
ブチレンテレフタレートに無機フィラーあるいは酸化チ
タンなどの充填剤を含有させることが試みられているが
、このような方法ではヘッドランプ用反射体として不十
分である。丁1【わち、熱剛性をあげるために充填剤の
含有量を高めると成形品の衝撃強度が低下して脆くなる
ばかりTなく、成型物の表面が粗くなってヘッドラング
反射体として必要とする平滑性が得られないため、前記
充填剤の含有l゛には制限を受け、この制限内の配合で
は成型時の離型応力や表面処理時の高温加熱による変形
をさけることができない。なお、上記従来技術による放
物面の変形は開き方向である。
また、ポリカーボネイトで成形することも試みられてい
るが、最近要求されている偏平なヘッドライトに対して
は耐熱的に不十分である。さらに、“熱硬化性樹脂によ
り成形することも試みられているが、熱硬化性樹脂のパ
ルクモールデインダコンパウンドは成形後のパリ仕上げ
加工が必要であるばかりでなく、反射面を形成させるた
めのベースコートの塗着性能赤落ちるためヘッドランプ
用としては不適当である。
るが、最近要求されている偏平なヘッドライトに対して
は耐熱的に不十分である。さらに、“熱硬化性樹脂によ
り成形することも試みられているが、熱硬化性樹脂のパ
ルクモールデインダコンパウンドは成形後のパリ仕上げ
加工が必要であるばかりでなく、反射面を形成させるた
めのベースコートの塗着性能赤落ちるためヘッドランプ
用としては不適当である。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善して、成
形品の熱剛性を上げることにより放物面の変形を防ぎ、
しかも反射面が平滑な合成樹脂製ヘッドラングを提供す
ることを目的とする。
形品の熱剛性を上げることにより放物面の変形を防ぎ、
しかも反射面が平滑な合成樹脂製ヘッドラングを提供す
ることを目的とする。
本発明は、前記の如き目的を達成せんがために種々実験
研究の結果達成したもので、熱可塑性射出成形樹脂に対
しチタン酸カルシウム結晶繊維を添加させることを特徴
とする。
研究の結果達成したもので、熱可塑性射出成形樹脂に対
しチタン酸カルシウム結晶繊維を添加させることを特徴
とする。
本発明者は、成形材料の熱剛性を上げ、かつ、加熱後の
熱収縮を押さえるために新たな充填剤の添加を企てた。
熱収縮を押さえるために新たな充填剤の添加を企てた。
この充填剤は、成形時に配向を起してそりゃ変形を生じ
させるものや、成型物の表面の平滑性を失なわせるもの
、さらに、反射鏡面加工するためのベースコートの塗着
性能を低下させるものであってはならない。また、反射
鏡として製品化した場合、点灯時の耐熱性の低下や、揮
発物が発生してそれが付着するというような現象が生じ
ないものでなければならない。
させるものや、成型物の表面の平滑性を失なわせるもの
、さらに、反射鏡面加工するためのベースコートの塗着
性能を低下させるものであってはならない。また、反射
鏡として製品化した場合、点灯時の耐熱性の低下や、揮
発物が発生してそれが付着するというような現象が生じ
ないものでなければならない。
このような観点に立って種々実験研究を′f丁めた結果
、チタン酸カルシウム結晶繊維がヘッドランプ用の充填
剤として好適な事実を確認した。このチタン酸カルシウ
ム結晶繊維−は、従来から使用されていたガラス繊維な
どと比較すると極微の繊維であって、大塚化学薬品社よ
り供給されるティスモ0B−(9)なるPBTの30%
混合体として導入するのが好都合であり、これを従来か
ら使用されている、PBT (ポリブチレンテレフタレ
ート)へ混合して所定の含有率とする。
、チタン酸カルシウム結晶繊維がヘッドランプ用の充填
剤として好適な事実を確認した。このチタン酸カルシウ
ム結晶繊維−は、従来から使用されていたガラス繊維な
どと比較すると極微の繊維であって、大塚化学薬品社よ
り供給されるティスモ0B−(9)なるPBTの30%
混合体として導入するのが好都合であり、これを従来か
ら使用されている、PBT (ポリブチレンテレフタレ
ート)へ混合して所定の含有率とする。
このチタン酸カルシウム結晶繊維の含有率は、後述のよ
うに1〜15%、好ましくは1〜8%であって、このよ
うな比較的低い値の含有率でも放物面形状の精度の維持
に必要とする補強効果を得ることができ、また、電球点
灯時の高温(160〜180℃)下においても十分な耐
熱性能が得られることを確認した。
うに1〜15%、好ましくは1〜8%であって、このよ
うな比較的低い値の含有率でも放物面形状の精度の維持
に必要とする補強効果を得ることができ、また、電球点
灯時の高温(160〜180℃)下においても十分な耐
熱性能が得られることを確認した。
次に、チタン酸カルシウム結晶繊維の含有率と放物面開
き度との関係を実験データによって示すと下表のとおり
である。なお、このデータは、高さ80wm、横方向長
さ250mm、焦点距離約30mmの扁平横長のへラド
2ングについて行なったものであるO 上記の表において、開き度とはOoが基準であって、十
は外側へ開き、−は内側に閉じる角度をいう。
き度との関係を実験データによって示すと下表のとおり
である。なお、このデータは、高さ80wm、横方向長
さ250mm、焦点距離約30mmの扁平横長のへラド
2ングについて行なったものであるO 上記の表において、開き度とはOoが基準であって、十
は外側へ開き、−は内側に閉じる角度をいう。
次に、具体的な例を述べる。ポリブチレンテレフタレー
トに、クレー、マイカその他のケイ酸塩化合物などより
なる無機フィラー15〜20%、チタン酸カルシウム結
晶繊維2%を配合した組成物を材料としてランプハウジ
ングを射出成形し、その成形品の内面に紫外線硬化型の
アクリル系塗料をベースコートとして塗布する。その後
、ベースコート上にアルミを真空蒸着し、さらKその上
に透明なドッグコートを塗布する。
トに、クレー、マイカその他のケイ酸塩化合物などより
なる無機フィラー15〜20%、チタン酸カルシウム結
晶繊維2%を配合した組成物を材料としてランプハウジ
ングを射出成形し、その成形品の内面に紫外線硬化型の
アクリル系塗料をベースコートとして塗布する。その後
、ベースコート上にアルミを真空蒸着し、さらKその上
に透明なドッグコートを塗布する。
かくして得られたヘッドラングの放物面反射鏡は開き度
−0,65°であって、その表面はきわめて平滑であり
、電球の点灯によって160〜180℃の高温になって
も何等の異常もなかった。
−0,65°であって、その表面はきわめて平滑であり
、電球の点灯によって160〜180℃の高温になって
も何等の異常もなかった。
以上述べたよ5+C,本発明によれば、成型時の離型応
力による放物面の変形を防ぎ、かつ、耐熱性を向上させ
て反射鏡面加工時の高温に対しても殆んど変形すること
なく、しかも表面は平滑であって、合成樹脂製ヘッドラ
ンプとしての性能を向上させることができる効果がある
。
力による放物面の変形を防ぎ、かつ、耐熱性を向上させ
て反射鏡面加工時の高温に対しても殆んど変形すること
なく、しかも表面は平滑であって、合成樹脂製ヘッドラ
ンプとしての性能を向上させることができる効果がある
。
添付図面は本発明を適用したヘッドランプの一例を示す
断面図である。 1・・・ランプハウジング、2・・・反射鏡面、3・・
・レー・・ンズ、4・・・バルブ。 実用新案登録出願人 市元工業株式会社代理人 弁理士
秋 本 正 実
断面図である。 1・・・ランプハウジング、2・・・反射鏡面、3・・
・レー・・ンズ、4・・・バルブ。 実用新案登録出願人 市元工業株式会社代理人 弁理士
秋 本 正 実
Claims (1)
- チタン酸カルシウム結晶繊維を充填剤として含有する熱
可塑性合成樹脂を用いて成形したことを特徴とする合成
樹脂製ヘッドランプの反射体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58245091A JPS60140602A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 合成樹脂製ヘツドランプの反射体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58245091A JPS60140602A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 合成樹脂製ヘツドランプの反射体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60140602A true JPS60140602A (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=17128468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58245091A Pending JPS60140602A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 合成樹脂製ヘツドランプの反射体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60140602A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003817A1 (fr) * | 1996-07-19 | 1998-01-29 | Moriyama Sangyo Kabushiki Kaisha | Corps de lampe, socle de fixation de corps de lampe et dispositif d'eclairage encastre |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58245091A patent/JPS60140602A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003817A1 (fr) * | 1996-07-19 | 1998-01-29 | Moriyama Sangyo Kabushiki Kaisha | Corps de lampe, socle de fixation de corps de lampe et dispositif d'eclairage encastre |
US6132069A (en) * | 1996-07-19 | 2000-10-17 | Moriyama Sangyo Kabushiki Kaisha | Light body, light body mounting base and embedded lighting equipment |
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