JPS6013937B2 - 糸貯蔵・供給装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特に、繊維機械用の糸貯蔵。

供給装置で、糸を間けつ的に供給するため−旦糸を貯蔵
する貯蔵手段と、積極的に糸を供給する操作を行う貯蔵
手段とを含む糸貯蔵・供給装置に関するものである。こ
のような構成の装置は、特に、積極的な糸貯蔵手段にお
いて「低度で、かつ、定常的な出力引張力を達成するた
めに使用される。

従来より、公知の貯蔵手段を別個の積極的な貯蔵手段、
例えば、バンドストレージ手段、と共に作動させるとい
うのが普通一般のやり方であった。しかしながら、この
解決手段は必要とする空間との関係で無駄の多いもので
あった。この発明の目的は、冒頭に述べたような、構造
簡単で空間の無駄を省いた糸貯蔵・供給装置を提供する
ことにある。

この発明による糸貯蔵・供給装置では、間けつ的に糸を
供給するための貯蔵手段と積極的に糸を供給するための
貯蔵手段とが組合わされている。

両貯蔵手段自体は、東ドイツ特許第８３００７号明細書
および西ドイツ公開特許出願第２１６０１６１号明細書
により公知のものである。この装置では必要とする軸は
たった１本でよく、したがって必要とする空間もすくな
くてすみ、経済的である。間けつ的に作動する貯蔵手段
から積極的に作動する貯蔵手段へ移動する糸の通路距離
は非常に短か〈、しかも、中空の軸内に収納されている
ので、空間の節約ができ、かつ、信頼度が確保できる。
糸を、この中空の麓から、積極的に作動する貯蔵手段を
通過させないで、直接、糸処理装置に送り込む場合には
、この発明の装置を間けっ的糸供給手段としてのみ使用
し得ることは言うまでもない。同様に、糸を、貯蔵ドラ
ム上を通過させないで貯蔵ボビンから中空軸に直接供聯
合する場合には、積極的に作動する貯蔵手段のみを使用
することもできる。これら３つの異る作動態様は非常に
簡単、かつ、迅速に切換えることができる。もちろん本
願において、権利請求の対象としているものは、装置全
体についてであって、個々の貯蔵手段についてではない
ことを念のため付言しておく。

本発明において好ましいと考えられる態様では、糸ドラ
ム、ならびに、貯蔵ドラムの巻取りェレメントに対して
一個の共通の駆動手段が設けられている。

この駆動手段は、貯蔵ドラムが所定の最高貯蔵量に達し
た時に、糸ドラムのみを駆動し、また、該糸貯蔵手段が
所定の最低貯蔵量に達しない時には、該巻取りェレメン
トをも共に駆動するように、糸の貯蔵量に応じて切換え
ることができるようになっている。操作にあって「 こ
の駆動手段以外には、ある種の切襖、ならびに、制御ェ
レメントがたゞ一度必要となるだけであるので、この装
置の構造は単純なものとなる。貯蔵ドラムの外径は、す
くなくともその巻取り区域においては「糸ドラムの巻取
り区域における外径よりも大きくできるという利点があ
る。

これによって〜糸ドラムと、貯蔵ドラムの巻取りェレメ
ントを同一の角速度で駆動することが可能となるので、
発生する回転力が等しく、回転する部品同士は互に影響
を与えない。糸ドラムと巻取りェレメントとが同期的に
作動するため、各１回の巻取り動作が糸ドラムと貯蔵ド
ラムの両方に対して同一時間内に加わるようになってい
るが、この時間内において、両者の円周差により、貯蔵
ドラムからは、その一巻きに満たない糸が引き出される
。したがって、その円周差によって該貯蔵ドラム上に形
成、あるいは、補充される糸貯蔵のテンポが決まること
になる。この発明の好ましい態様において、糸ドラムと
巻取りェレメントの相対する区域は該貯蔵ドラムにおい
て極めて近接しており、かつ、同一の外径を有し、さら
に、共通の駆動ェレメントに対して共通の駆動面を分ち
合っている。

この場合、必要とされる空間は非常に小さい。この発明
の装置は、制御ェレメントのような補助手段のコストが
、単一の駆動ヱレメントについて、安価なので、装置全
体の製造コストはさらに低廉となる。この発明の態様に
おいて、駆動手段は無機駆動ベルトと巻取りェレメント
の隣接区域とを含んでいる。また、糸ドラムは、該駆動
ベルトの断面形状に対応する溝を形成するよう互に補完
し合う回転切欠き（ノツチ）をその騒動面として有する
とともに、前記巻取りェレメントに隣接する区域に間隔
をおいて、該駆動ベルトの断面形状に対応するもう一つ
の溝を有している。この駆動ベルトが巻取りェレメント
と糸ドラムに共通な溝と係合すれば、両者を駆動し、糸
ドラムのみに属する溝と係合すれば、該糸ドラムのみの
駆動手段として作用し「巻取りェレメントは静止した状
態を保つ。したがって、該駆動ベルトを一方から他方へ
切り換えるためには、２個の異る駆動ェレメントを選択
的に駆動する必要はなく、むしろ、糸の供給を必要とす
る間、継続的に駆動される単一、かつ、調節可能な駆動
ェレメントを準備しておけば両動作を兼務してくれる。
該駆動手段は溝と溝との間隔に対応する距離をおいて、
その間を変移し得るように配置されているすくなくとも
１個の駆動ベルト用案内ローフーと関連しており、かつ
、この駆動手段は一方向に作用する付勢手段と、励磁さ
れた際に反対方向に作用し「かつ「貯蔵ドラム上の糸の
量に応じて励磁ならびに非励磁状態となる電磁石とを含
んでいるので、切換え操作を簡単に行うことができる。

該駆動ベルトの高さ調節、および、間けつ的に作動する
巻取りェレメントの作動への参加ないし作動からの撤去
を行うための構成には、ほんの僅かしかコストがかから
ず、また、必要とする個々のェレメントも操作が単純で
ありながら頑丈なものである。該電磁石は貯蔵ドラム上
に設けた公知のモニター手段によって確実に切換え操作
できる。該駆動装置全体は「装置内の区域で空間に無駄
が生じないような方法で容易に構成することができる。
以下、この発明による糸貯蔵・供給装置の構成および作
動を、添附の図面に示した具体的態様により説明する。
（１｝ 装置の構成添附の図面は間けつ的に糸を供給す
るための貯蔵手段１と積極的に糸を供孫舎するための貯
蔵手段２とを含む糸貯蔵・供給装置を示す。

両貯蔵手段は中空で〜かつ「糸の通路となるよう設計さ
れている共通の軸３上に配置されている。間けっ的に作
動する貯蔵手段１は貯蔵ドラム４を有しており、この貯
蔵ドラムは共通の熱３上に回動しないよう固定戦直され
ている。この巻取りェレメントは、ロールベアリング６
により軸３上に戦遣され、かつ、この軸から遠隔位置に
ある貯蔵ドラムの糸供給区域４ａに面している。この巻
取りェレメント５は、該貯蔵ドラム４の周囲の外側で、
軸３とはゞ平行に配置されているアーム８上に互に間隔
をおいて設けられている２個の糸通し孔７を支持してい
る。該貯蔵ドラムの糸供給区域母ａの外の残余の区域４
ｂは巻取りェレメント５から遠ざかった方向に面してい
て「軸３の端部３ａよりもさらに外方に突出し、かつ、
湾曲した糸案内面を形成している。感知ェレメント９は
、この貯蔵ドラム４の壁上に位置しており、糸の巻数に
よって断続するスイッチ１０と共轍するようになってい
る。スイッチ１０は、導線１１を介して、貯蔵ドラムの
外側にある電磁石１２と結合している。さらに、貯蔵ド
ラム４は、軸３に対して半径方向に往復運動を行うフィ
ンガーの形状をした可動糸巻き手段１３を前方に押出す
ためのェレメントと連動している。該フィンガー１３は
、貯蔵ドラムの糸供給区域４ａ中に形成したスロット４
ｃを貫通する傾斜面１３ａを有している。このフィンガ
ーの池端は偏心ハブ１４の周面上に支持されておりこの
偏０ハブは巻取りェレメント５のロールベアリング６を
とり囲んでいる。貯蔵手段２はベアリング１６によって
軸３のまわりに回転可能に配置されている糸ドラム１５
を備えている。

車由３の端部３ｂから出てくる糸の方向を転換するため
の輪１７は該軸３に固設されている。糸送り出しヱレメ
ント１８は該糸ドラム１５上に配置され、前記ドラムと
共に回転する。この糸送り出しェレメント１８は、軸３
に対して半径方向に往復動を行い、かつ、外方に傾斜し
た面１８ａを有するフィンガー形状に作られている。こ
のフィンガー１８の内端部は、軸３上に設置された偏心
区域１９ａを有するハプ１９のまわりを回転する。糸ド
ラム１５の糸供給区域は軸３の端部３ｂの側にあり、糸
取出し区域は該貯蔵ドラム４に面する側にある。駆動ヱ
レメント２１と係合する区域は、糸取出し用通し孔２０
と同一高さの該糸取出し区域と該巻取りヱレメント５と
の間にあって、該巻取りェレメント５に直援隣接すると
ころまで達している。隣接する区域では、巻取りェレメ
ント５ならびに糸ドラム１５は同一の外径を有し、その
各々は回転功欠（ノッチ）５ａあるいは１５ａを備えて
いる。ノツチ５ａおよび１５ａはその断面形状が１′４
円（扇形）となっているので「互につなぎ合わすと半円
形状となる。糸ドラム１５はそのノツチ１５ａから間隔
をおいて設けられた半円形の断面形状を有するもう一つ
の溝２２を有している。この溝２２の仮想中心からノツ
チ１５ａと５ａによって形成される溝の仮想中心までの
距離は図面の記号ａで示される。これら２本の溝の間に
ある糸ドラム１５の壁は凸形のわん曲面を有している。
駆動ェレメント２１は断面形状が円形の無端駆動ベルト
よりなっている。

図面では、該ベルトが選択的にとり得る２つの異つた位
置にあるように示されている。位置の変換は二方向矢印
Ａ−Ｂで示されている。矢印Ｃは騒動ベルトが走行する
方向を示す。該駆動ベルトは駆動装置（図示せず）から
出て〜シャフト２４上に支持された遊び回転する案内ロ
ーラー２３上を通過する。シャフト２４はその一端を引
張バネ２５に固定してある。一方、該シャフト２４の自
由端は電磁石１２と対峠しており、その端部に磁力板２
６を保持している。■ 装置の作動 上述の構造の糸貯蔵・供給装置は以下に述べるような作
動を行う。

案内ローラー２３が図示の位置にあって「ばね２５によ
りその位置に保持されている。

駆動ベルト２１はノツチ５ａおよび１５ａによって形成
された溝を通過して、巻取りェレメント５および糸ドラ
ム１５を同時に、かつ、図面で該貯蔵ドラムを見下した
場合の時計方向に対応する方向に、駆動する。ボビン等
から送り出される糸Ｆは、糸通し孔７を通過して、巻取
りェレメント５により、静層された貯蔵ドラム４に巻回
さ，れる。該巻取りェレメント５が偏心ハブ１４ととも
に回転することにより、フィンガー１３もまた、同時に
、半径方向の揺動運動を行うようセットされる。フィン
ガー１３の傾斜面１３ａは貯蔵ドラム４の自由端に向っ
て糸の巻取り位置をずらせて行く。こ）で、糸は湾曲し
た上部区域４ｂを経て中空の軸３の一端３ａより中に引
き込まれる。引き込まれた糸がその他端３ｂより出たの
ち、反転論１７を通って、糸ドラム１５に対し接線方向
に供給され、該ドラムの回転によって巻回される。この
糸の糸ドラムへの巻取りは、可動フィンガー１８を半径
方向に往復させることと、その傾斜面との作用とによっ
て糸ドラム上を上方に向けて移動させることにより行う
。ここから、糸は糸取出し用通し孔２０へ接続方向に供
給され、そこから、さらに、糸処理装置へ送られる。巻
取りェレメント５ならびに糸ドラム１５は同一の角速度
で回転する。しかしながら、貯蔵ドラム４と糸ドラム亀
５の直径は、すくなくともその巻取り区域において、大
幅に異なっている（すなわち、貯蔵ドラムの方が糸ドラ
ムより大径である）ため、この貯蔵ドラムにはより多量
の糸が貯えられることになる。他方、糸ドラムへの糸の
巻数は常に同一である。貯蔵ドラムへ貯蔵される糸の量
が所定値を超過したことが感知ヱレメント９によって検
出されると、この感知ェレメント９がスイッチ１０を作
動させ、このスイッチ１０が電磁石１２を励磁させる。
すると、この電磁石が磁力板２６を介してシャフト２４
をばね２５の力に抗して引き寄せ、案内ｏ−ラー２３、
および、それと接触している駆動ベルト２１を位置Ａか
ら位置Ｂへ移動させる。そこで、駆動ベルト２１は糸ド
ラム１５の溝２２内に入り、該ドラムを同一速度ならび
に上述の方向へ駆動する。この時、巻取りェレメント５
は静止している。糸ドラム１５は、貯蔵ドラムから糸を
継続的に引き出しているので、貯蔵ドラム上に貯蔵され
ている糸の量は減少する。糸の貯蔵量が所定の最低値に
なると、感知ェレメント９がスイッチＩＱを解放し、電
磁石１２は非励磁状態となって、ばね２５の力で案内ロ
ーラー２３を位置Ａに戻す。このようにして、駆動ベル
ト２１は位置Ａに復帰し、再び、糸ドラムならびに巻取
りヱレメントの両方を駆動させるので、貯蔵ドラム４上
には再び糸が貯蔵されることになる。また、糸を取出す
場合には、糸ドラムの外側で半径方向に配置された通し
孔を経由して接続方向に貯蔵ドラムから糸を取り出すか
わりに、下綾部をこえて下方向に直接取り出すようにす
ることもできる。

しかしながら、この場合には、糸が取出し端部の周囲で
回転してしまうのを防止するェレメントを糸ドラムに別
途に設けておく必要がある。その結果、引き出し速度は
、者取り速度に限定される。もちろん、公知の貯蔵装置
の場合と同じように、貯蔵手段２と間けつ的に作動する
貯蔵手段１とを別個の駆動ェレメントにより別々に駆動
させることも可能である。

この場合、カップリング手段は間けつ的に作動する貯蔵
手段の区域に設けられる。各貯蔵手段にそれぞれ別個の
駆動手段を設けることも、もちろん、可能であるが、組
立費用が高くつく。糸の巻取りを半径方向に移動させる
ためには、１本の往復運動するフィンガーのかわりに、
２本またはそれ以上の本数のフィンガーを使用すること
もできる。

その他の手段、たとえば、公知の回転斜板、または、円
錐形連結片なども使用することができる。貯蔵手段（ス
トレージフィダー）２の代りに、供給ドラムを駆動する
テープによって該供Ｖ給ドラムの外周のほんの一部分で
糸を案内する構成の公知のテープフィーダーを使用して
糸を積極的に供給することもできる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明による糸貯蔵・供孫旨装置を示す縦断側面
図。 １，２……貯蔵手段、３・・・・・・軸、５・・・・・
・巻取りェレメント、４・・・・・・貯蔵ドラム、４ａ
…・・・糸供Ｖ給区域、１２・・・・・・電磁石、２１
…・・・駆動ェレメント、２３……案内ローフー、１５
……糸ドラム、５ａ，１５ａ・・・・・・回転切欠、Ｆ
・・・・・・糸、２５・・…・付勢手段、２２・・・・
・・溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 間けつ的に糸を供給するための第１のフイーダーを
   先行させ、続いて、回転により糸を送り出して積極的に
   糸を供給するための第２のフイーダーを設けて構成した
   、主として繊維機械用の糸貯蔵・供給装置において、前
   記第１のフイーダー１は中空の軸３を備えた静置の糸貯
   蔵ドラム４を有しており、該糸貯蔵ドラム４上には糸供
   給部より送られて来る糸Ｆが該糸貯蔵ドラム４と同心で
   その回りを回転駆動される巻取りエレメント５によつて
   巻回されて中間的糸供給部を形成し、且つ、該糸貯蔵ド
   ラム４上の該中間的糸供給部より糸Ｆが該糸貯蔵ドラム
   の頂部と中空の軸３を経由して引き出される、一方前記
   第２のフイーダー２は回転駆動される糸ドラム１５を有
   しており、該糸ドラム１５上には糸ドラムの回転により
   前記糸貯蔵ドラム４から引き出された糸が接線方向より
   案内されて巻回され、且つ、糸が糸ドラム１５への巻回
   速度に等しい送り出し速度で糸ドラム１５より接線方向
   に送り出し積極的糸供給を果すと共に該糸ドラム１５は
   静置の糸貯蔵ドラム４の中空の軸３延長上に配置されて
   いるとともに、糸供給区域４ａを有する糸貯蔵ドラム４
   が糸ドラム１５と相対するように成つておおり、更に前
   記糸ドラム１５と巻取りエレメント５とは共通の駆動手
   段２１，２３〜２６により回転駆動されることを特徴と
   する糸貯蔵・供給装置。 ２ 前記共通の駆動手段は前記糸貯蔵ドラム４上の糸の
   貯蔵量に応じて切換え可能であつて、該糸貯蔵ドラム上
   の糸貯蔵量が所定最高量に達したときには、前記糸ドラ
   ム１５のみを駆動し、該糸貯蔵ドラム上の糸貯蔵量が所
   定最低量以下のときには、前記巻取りエレメント５をも
   駆動するようになつていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の糸貯蔵・供給装置。 ３ 前記糸貯蔵ドラム４の外径が、すくなくともその巻
   取り区域において、前記糸ドラム１５の巻取り区域にお
   ける外径よりも大であることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項記載の糸貯蔵・供給装置。 ４ 前記糸ドラム１５と前記巻取りエレメント５の相対
   する区域が隣接しており、同一の外径５ａ，１５ａを有
   し、かつ、共通の駆動手段に対し共通の駆動面を有して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の糸貯
   蔵・供給装置。 ５ 前記駆動手段が無端駆動ベルト２１を含み、前記巻
   取り５と前記糸ドラム１５の隣接する区域が前記駆動ベ
   ルト２１の断面形状に対応する溝を形成するよう互に補
   完し合う回転切欠５ａ，１５ａをその駆動面として有し
   、かつ、前記糸ドラム１５が前記巻取りエレメント５に
   隣接した区域には溝２２が、間隔を置いて配置され、前
   記駆動ベルトの断面形状に対応する形状を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第３項または第４項記載の糸
   貯蔵・供給装置。 ６ 前記駆動手段がすくなくとも１個の前記駆動ベルト
   ２１用案内ローラー２３と関連しており、前記案内ロー
   ラーは前記溝５ａ，１５ａ，２２の間隔に対応する距離
   だけ滑動するように配置され、かつ、前記駆動手段は、
   一方向に作用する付勢手段２５と、励磁された場合に、
   反対方向に作用し、前記糸貯蔵ドラム４上の糸の量に応
   じて励磁、非励磁状態におかれるようになつている電磁
   石１２とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第５項
   記載の糸貯蔵・供給装置。