JPS60139310A - 低温用吸着パネルの製造方法 - Google Patents

低温用吸着パネルの製造方法

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Publication number
JPS60139310A
JPS60139310A JP58246427A JP24642783A JPS60139310A JP S60139310 A JPS60139310 A JP S60139310A JP 58246427 A JP58246427 A JP 58246427A JP 24642783 A JP24642783 A JP 24642783A JP S60139310 A JPS60139310 A JP S60139310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brazing
plate
adsorbent
solder
adsorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP58246427A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeaki Hamanaka
濱中 亮明
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60139310A publication Critical patent/JPS60139310A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は核融合機器、超伝導機器、宇宙シュミレーショ
ン用の極低温真空チャンバ、化学工業用ガス分離機器等
に使用される低温用吸着パネルを製造する方法に関する
たとえば核融合装置では重水素と3重水素の核融合反応
によって水素およびヘリウムが生成されるが、核融合反
応を維持するにはこれら水素およびヘリウムを除去しな
ければならない。上記水素はその液化温度が20.3°
にであるので深冷法によって液化して除去できるが、上
記ヘリウムはその液化温度が4.2°にであるので深冷
法では除去できない。このため、上記ヘリウムは吸着材
によって吸着除去する。この吸着材は活性炭や極微細孔
を有する酸化けい素等の非金属材料が用いられる。そし
て、これら吸10は極低温下でも靭性を有し、かつ熱伝
導率の比較的高いアルミニウムまたはアルミニウム合金
、オーステナイト系ステンレス鋼等の金属材料からなる
基板上に接着されていわゆる吸着パネルを構成し、極低
温下でこの吸着パネルに上記のヘリウムを接触させてこ
のヘリウムを吸着する。そして、ヘリウムの吸着による
上記吸着材の発熱は上記の基板を介して除去され、吸着
材を極低温状態に維持する。
しかし、このような吸着パネルは非金属材料である吸着
材を金属材料である基板に接着し、しかも極低温に耐え
なければならず、この吸着材の接着は困難であった。こ
のため、第1図ないし第4図に示す如き吸着パネルの製
造方法が開発された。
すなわち、まず第1図に示す如く金属製の基板1上にろ
う材で形成された下部ろう板4bおよび上部ろう板4a
を重ねる。これら下部ろう板4bおよび上部ろう板4a
の上面および下面にはれそれ半球状または断面半円形の
溝状の吸着材収容凹部5・・・が形成されている。そし
て、これら吸着材収容凹部内・・内には球形、円柱形等
の断面円形の吸着材3・・・を収容する。そして、上部
ろう板4aの上にガラスm雑布、セラミック板等の緩衝
離型材7を介して重り板8を載置する。次にこれらを加
熱し、下部ろう板4bおよび上部ろう板4aを溶融し、
第2図に示す如くろう材層4を形成する。
このろう材層4は基板1との間に融着層10を形成して
この基板1にa看し、また上記吸着材3・・・はこのろ
う材層4中に埋設される。なお、これら吸着材3・・・
は非金属材料であるので、ろう材層4と融着はしないが
、ろう材界面11・・・で包囲されて固定される。そし
て、このろう材層4が凝固したのちこのろう材層4を吸
着材3・・・の最大直径位置よりやや上方のA−A位置
まで切削し、第3図に示す如くこれら吸着材3・・・を
露出させる。なお、第4図(a)、(b)はろう材層4
の切削面12′の平面図を示し、第4図(a)は吸着材
3・・・が球形の場合、第4図(b)は吸着材3・・・
が円柱形の場合を示す。
このようにして製造された吸着パネルはろう材層4の切
削面12より下に吸着材3・・・の最大直径があるため
、これら吸着材3・・・がろう材に融着していなくても
これら吸着材3・・・は機械的にこのろう材層4に確実
に保持され、脱落することはない。
また、金属材料であるろう材はその熱膨張率が吸着材3
・・・より大きいので、極低温に冷却されるとこのろう
材層4の収Iil量はは吸着材3・・・の収縮量より大
きくなり、ろう材界面11が吸着材3・・・の表面に強
く密着し、ヘリウムの吸着によって発生する熱を基板1
まで効率的に伝達することができる等の長所がある。
しかし、上述のものは下部ろう板4b、上部ろう板4a
を溶融させた場合に吸着材3・・・の位置がずれ、これ
が浮上ることがある。そして、このように浮上った吸着
材3′があるとろう材層4を切削した場合にこの浮上っ
た吸着材3′はその最大直径位置より下方まで切削され
ることになり、この吸着材3−が脱落してしまうことが
あった。
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、その目
的は吸着材の脱落を確実に防止することができる低温用
吸着パネルを提供することにある。
すなわち本発明は、基板上に上面に吸着材収容凹部を形
成した下部ろう板および母材の下面にろう材被覆層が被
覆され下面に上記母材に達する吸着材収容凹部を形成し
た上部ろう板を重ね合せるとともに上記吸着材収容凹部
内に断面円形の吸着材を収容する工程と、上記下部ろう
板および上部ろう板のろう材層を溶融してろう材層を形
成しこのろう材層を上記母材に被着させるとともに上記
吸着材をこのろう材層内に埋設する工程と、上記母材ま
たはろう材層を切削して上記吸着材を露出させる工程と
を備えたものである。したがって、製造工程中に下部ろ
う板および上部ろう板が溶融状態にある場合でも吸着材
は上部ろう板の母材に嵌合しているので、これら吸着材
−位置がずれたり、浮上ったりすることはない。したが
って、ろう材層を切削した場合に吸着材がその最大直径
位置の下方まで切削されてしまうことはなく、この吸着
材の脱落を確実に防止することができるものである。
以下、第5図ないし第7図を参照して本発明の一実施例
を説明する。まず、第5図に示す如く金属製の基板10
1の上に下部ろう板106および上部ろう板104を載
置する。上記の下部ろう板106はその全部がろう材で
形成されており、その上面にはたとえば半球状または断
面形状が半円形の溝状の吸着材収容凹部105・・・が
形成されている。また、上記の上部ろう板jよ母材10
4aの下面に所定の厚さにろう材からなるろう材被覆層
104bが被覆されている。そして、上記の母材104
aはろう材被覆層104bのろう材よりその融点が高い
材料で形成されている。そして、この上部ろう板104
の下面にはたとえば半球状または断面半円形の溝状の吸
着材収容凹部105・・・が形成されている。そして、
この吸着材収容凹部105・・・の深さは上記の母材1
04aまで達している。また、これら下部ろう材106
および上部ろう材104を重ねる際に上記吸着材収容凹
部105・・・内にたとえば球状または円柱状の吸着材
103・・・を収容する。そして、上記の上部ろう板1
04の上にガラスl1lffl布またはセラミック板等
の緩衝離型材107を重ね、さらにこの上に重り板10
8を載置して上記下部ろう板106および上部ろう板1
04を密着固定する。
次に、これらを加熱し、下部ろう板106および上部ろ
う板104のろう材被覆層104bを溶融し、第6図に
示す如くろう材層109を形成する。このろう材層10
9は上記の基板101との間に融着層110を形成して
この基板101に融着し、また、上記の吸着材103・
・・はこのろう材層109内に埋設される。そして、上
記上部ろう板104の母材104aはろう材被覆層10
4bおよび下部ろう板106のろう材より融点の高い材
料で形成されているので、上記下部ろう板106および
上部ろう板104のろう材被覆層104bを溶解した際
にも、この母材104aは溶解しない。したがって、各
吸着材103・・・はこの母材104aの下面の凹部内
に嵌合し、これら吸着部材103・・・の位置ずれや浮
上りが防止され、これら吸着材103・・・は正確な位
置に保持される。
そして、このろう材層109が凝固したのち、上記母材
104aあるいはろう材層109を吸着材103・・・
の最大直径位置よりやや上方のB−B位置まで切削し、
第7図に示す如く吸着材103・・・を露出させる。こ
の場合、吸着材103・・・は正確な位置に埋設されて
いるので、これら吸着材103・・・がその最大直径位
置の下方まで切削されて脱落するようなことが確実に防
止され、またその配列も正確となる。
上述の如く本発明は、基板上に上面に吸着材収容凹部を
形成した下部ろう板および母材の下面にろう材被覆層が
被覆され下面に上記母材に達する吸着材収容凹部を形成
した上部ろう板を重ね合せるとともに上記吸着材収容凹
部内に断面円形の吸着材を収容する工程と、上記下部ろ
う板および上部ろう板のろう材層を溶融してろう材層を
形成しこのろう材層を上記母材に被着させるとともに上
記吸着材をこのろう材層内に埋設する工程と、上記母材
またはろう材層を切削して上記吸着材を露出させる工程
とを備えたものである。したがって、製造工程中に下部
ろう板および上部ろう板が溶融状態にある場合でも吸着
材は上部ろう板の母材に嵌合しているので、これら吸着
材位置がずれたり、浮上ったりすることはない。したが
って、ろう材層を切削した場合に吸着材材がその最大直
径位置の下方まで切削されてしまうことはなく、この吸
着材の脱落を確実に防止することができるとともに、こ
れら吸着材の配列が正確となる等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図Ga)、(b)は従来例を示し、第
1図ないし第3図は工程を示す断面図、第4図(a)、
(b)は切削面の平面図である。第5図ないし第7図は
本発明の一実施例の工程を示す断面図である。 101・・・基板、103・・・吸着材、104・・・
上部ろう板、104a・・・母材、104b・・・ろう
材被覆層、105・・・吸着材収容凹部、109・・・
ろう材層。 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 n 第2 図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に上面に吸着材収容凹部を形成した下部ろう板お
    よび母材の下面にろう材被覆層が被覆され下面に上記母
    材に達する吸着材収容凹部を形成した上部ろう板を重ね
    合せるとともに上記吸着材収容凹部内に断面円形の吸着
    材を収容する工程と、上記下部ろう板および上部ろう板
    のろう材層を溶融してろう材層を形成しこのろう材層を
    上記母材に被着させるとともに上記吸着材をこのろう材
    層内に埋設置′る工程と、上記母材またはろう材層を切
    削して上記吸着材をn出させる工程とを具備したことを
    特徴とする低温用吸着パネルの製造方法。
JP58246427A 1983-12-27 1983-12-27 低温用吸着パネルの製造方法 Pending JPS60139310A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164614A (ja) * 1986-01-07 1987-07-21 ブレンダツクス−ヴエルケ エル シユナイダ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツンク ウント コンパニ− 口腔衛生用組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164614A (ja) * 1986-01-07 1987-07-21 ブレンダツクス−ヴエルケ エル シユナイダ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツンク ウント コンパニ− 口腔衛生用組成物

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