JPS6013839Y2 - 弁付ノズル - Google Patents
弁付ノズルInfo
- Publication number
- JPS6013839Y2 JPS6013839Y2 JP13281380U JP13281380U JPS6013839Y2 JP S6013839 Y2 JPS6013839 Y2 JP S6013839Y2 JP 13281380 U JP13281380 U JP 13281380U JP 13281380 U JP13281380 U JP 13281380U JP S6013839 Y2 JPS6013839 Y2 JP S6013839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- lever
- displacement
- nozzle
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえば給油所に設置され、給油装置から車等
のタンクへ給油する時に使用する弁封ノズルに関するも
のである。
のタンクへ給油する時に使用する弁封ノズルに関するも
のである。
たとえは顧客からガソリン201の給油を要求された場
合、給油者は、20Jの少し手前(たとえば19.51
<らい)まで高速度で給油した後、超低速度で給油腰2
0J丁度で給油を停止(弁封ノズルの弁を閉止)するが
、20/丁度で止まらずこれを超えてしまうことが毎々
あり、この超過分は顧客に請求出来ないのが常である。
合、給油者は、20Jの少し手前(たとえば19.51
<らい)まで高速度で給油した後、超低速度で給油腰2
0J丁度で給油を停止(弁封ノズルの弁を閉止)するが
、20/丁度で止まらずこれを超えてしまうことが毎々
あり、この超過分は顧客に請求出来ないのが常である。
前記超過給油が繰返されると、損害額は多大なものとな
る。
る。
又、従来の弁封ノズルは、弁を開閉動作させるレバーの
支点、作用点、力点が決っており、よって、レバーの変
位量と、それに対する弁の変位量が、弁の開度によらず
常に一定であった。
支点、作用点、力点が決っており、よって、レバーの変
位量と、それに対する弁の変位量が、弁の開度によらず
常に一定であった。
よって、超低速給油の場合に調節(レバー操作)をし易
いようにレバーの変位量に対する弁の変位量を少なくす
ると、弁を全開(高速給油)にする為には、レバーを大
きく変位させなければならず取り扱いが困難になる。
いようにレバーの変位量に対する弁の変位量を少なくす
ると、弁を全開(高速給油)にする為には、レバーを大
きく変位させなければならず取り扱いが困難になる。
逆に弁が全開になるまでのレバーの変位量を少なくする
と、今度は超低速給油が困難になるという問題点があっ
た。
と、今度は超低速給油が困難になるという問題点があっ
た。
このような問題は大形のノズルになればなる程顕著に表
われてくる。
われてくる。
本考案は前記問題点を解消する為に提案するもので、す
なわち、手動によるレバーの変位操作によって開閉動作
される弁を有するノズルにおいて、前記弁が、小開ある
いは閉止位置近傍にある時の方が、全開位置近傍にある
時に比して、前記レバーの変位量に対する弁の変位量が
少ないように構成することを特徴とするものである。
なわち、手動によるレバーの変位操作によって開閉動作
される弁を有するノズルにおいて、前記弁が、小開ある
いは閉止位置近傍にある時の方が、全開位置近傍にある
時に比して、前記レバーの変位量に対する弁の変位量が
少ないように構成することを特徴とするものである。
以下図示実施例を詳細に説明する。
第1.第2図において、1は握手2を有するノズルの本
体で、内部に流路3を有し、流路3の一端には給油装置
(図示せず)から導出されたホース4が、又他端には車
の給油口等へ挿入されるパイプ5が接続配備されている
。
体で、内部に流路3を有し、流路3の一端には給油装置
(図示せず)から導出されたホース4が、又他端には車
の給油口等へ挿入されるパイプ5が接続配備されている
。
6は流路3に配設された弁体で常時弁座7へ着座する方
向にスプリング8によって付勢されている。
向にスプリング8によって付勢されている。
又弁体6を前記スプリング8の付勢に抗して変位させる
と弁棒10の下端は、シール部材9によって液密状態で
本体1の一部を貫通腰下方に延びるとともに下端に植設
した軸11に回転自在に軸支されたローラー12が設置
されている。
と弁棒10の下端は、シール部材9によって液密状態で
本体1の一部を貫通腰下方に延びるとともに下端に植設
した軸11に回転自在に軸支されたローラー12が設置
されている。
13はレバーで、パイプ5に近い一方端にはレバー13
と一体の支点軸14で軸支された回転自在なローラー1
5が配備され、本体1から下方に伸びその下端上面を水
平方向の平面で形成したレール16上を移動可能となっ
ている。
と一体の支点軸14で軸支された回転自在なローラー1
5が配備され、本体1から下方に伸びその下端上面を水
平方向の平面で形成したレール16上を移動可能となっ
ている。
又他方端は握手2とホース4との接続部から下方に延び
たガイド部17において円弧状に穿設されたガイド孔1
8に、これもレバー13に植設した軸19に対して回転
自在に軸支されたローラー20が係合し、レバー13を
握手2に近づける(握手2を握ってレバー13を引<)
と、ローラー20はこのガイド孔18に沿って上方へ移
動することになる。
たガイド部17において円弧状に穿設されたガイド孔1
8に、これもレバー13に植設した軸19に対して回転
自在に軸支されたローラー20が係合し、レバー13を
握手2に近づける(握手2を握ってレバー13を引<)
と、ローラー20はこのガイド孔18に沿って上方へ移
動することになる。
レバー13の左方部13′の上面は直線状の平面に形成
されており、レバー13を引くことによってレバー13
は、支点軸14を支点として反時計方向に回転されるの
で、これによって左方部13′の上面は、ローラー12
をスプリング8の付勢に抗して押し上げ、すなわち弁6
を押し上げ、流路3を開通させることになる。
されており、レバー13を引くことによってレバー13
は、支点軸14を支点として反時計方向に回転されるの
で、これによって左方部13′の上面は、ローラー12
をスプリング8の付勢に抗して押し上げ、すなわち弁6
を押し上げ、流路3を開通させることになる。
ここで、ガイド孔18の円弧の中心は第1図における支
点軸14の位置から外れており又、レバー13が引かれ
れば引かれる程支点軸14(ローラー15)は、図でレ
ール16上を左方へ移動するように設けられている。
点軸14の位置から外れており又、レバー13が引かれ
れば引かれる程支点軸14(ローラー15)は、図でレ
ール16上を左方へ移動するように設けられている。
すなわち、レバー13を引く(変位させる)程度が大き
くなる程レバー13の支点は左方へ移動し、よって、気
侭と力点(レバー13の指をかけるところ)間の距離に
比して、支点を作用点(レバー13とローラー12との
接触点)間の距離が大きくなる。
くなる程レバー13の支点は左方へ移動し、よって、気
侭と力点(レバー13の指をかけるところ)間の距離に
比して、支点を作用点(レバー13とローラー12との
接触点)間の距離が大きくなる。
これによって弁6の小開時にはレバー13の大きな変位
によって弁6は少ししか変位せず、弁6の全開時にはレ
バー13の少しの変位で弁6が大きく変位するので、弁
6が全開に至るまでのレバー13の変位量を特に大きく
することなく超低速給油時における微妙な弁開閉調節操
作が可能となるものである。
によって弁6は少ししか変位せず、弁6の全開時にはレ
バー13の少しの変位で弁6が大きく変位するので、弁
6が全開に至るまでのレバー13の変位量を特に大きく
することなく超低速給油時における微妙な弁開閉調節操
作が可能となるものである。
第3.4.5.6.7.8図に第1,2図における実施
例と同様の効果を有する他の実施例を示すが、第1,2
図と対応する部分及び部品は同一番号で示す。
例と同様の効果を有する他の実施例を示すが、第1,2
図と対応する部分及び部品は同一番号で示す。
第3,4図はピストル形をした、人差指でレバーを引く
タイプのノズルにおける第2の実施例を示し、指穴21
の上下には横長のガイド溝22゜23が形成され、板状
のレバー13が、図で左右方向に前記ガイド溝22.2
3に沿って摺動自在に配備されている。
タイプのノズルにおける第2の実施例を示し、指穴21
の上下には横長のガイド溝22゜23が形成され、板状
のレバー13が、図で左右方向に前記ガイド溝22.2
3に沿って摺動自在に配備されている。
握手2を握って指穴21に指を通し、レバー13を引く
と弁棒10に植設された軸11によって回転自在に軸支
されたローラー12が、レバー13の右上方に形成され
た傾斜部24の斜面に沿つてスプリング8の付勢に抗し
て押し上げられ、弁6が開かれる。
と弁棒10に植設された軸11によって回転自在に軸支
されたローラー12が、レバー13の右上方に形成され
た傾斜部24の斜面に沿つてスプリング8の付勢に抗し
て押し上げられ、弁6が開かれる。
ここで、傾斜部24は左方程傾斜が急になるように形成
されているので、弁6の小開時には弁6の全開時に比し
てレバー13の大きな変位によって弁6は微かじか変位
しない。
されているので、弁6の小開時には弁6の全開時に比し
てレバー13の大きな変位によって弁6は微かじか変位
しない。
第5,6図は第3の実施例を示し、弁棒10の下端は、
本体1に植設された支軸31を中心として揺動する揺動
板32の右端に軸33によって互いに変位可能に接続さ
れ、揺動板32の左端は連結杆34を介してレバー13
の左端に連結されている。
本体1に植設された支軸31を中心として揺動する揺動
板32の右端に軸33によって互いに変位可能に接続さ
れ、揺動板32の左端は連結杆34を介してレバー13
の左端に連結されている。
連結杆34は、揺動板32の穴35とレバー13の穴4
6に対して遊嵌接続されているので、レバー13の穴4
6の変位は連結杆34、揺動板32を介して弁棒10の
上下方向の変位として伝達され、弁6を開閉動作させる
ことが出来る。
6に対して遊嵌接続されているので、レバー13の穴4
6の変位は連結杆34、揺動板32を介して弁棒10の
上下方向の変位として伝達され、弁6を開閉動作させる
ことが出来る。
36は第1の支点軸、37は第2の支点軸であり、共に
本体1の一部に植設され、レバー13を引く時において
、弁6が小開あるいは閉止位置近傍にある時は、第1の
支点軸36を支点としてレバー13が変位し、弁6が全
開位置近傍にある時には、第2の支点軸37を支点とし
てレバー13が変位する。
本体1の一部に植設され、レバー13を引く時において
、弁6が小開あるいは閉止位置近傍にある時は、第1の
支点軸36を支点としてレバー13が変位し、弁6が全
開位置近傍にある時には、第2の支点軸37を支点とし
てレバー13が変位する。
すなわち、弁6の小開時には、弁6の全開時に比して、
レバー13の大きな変化によって弁6は微かじか変位し
ない。
レバー13の大きな変化によって弁6は微かじか変位し
ない。
第7,8図は、第3の実施例と同様二個の支点軸を有し
、レバー13が直接弁棒10を押し上げる形式の第4の
実施例を示すが、第3の実施例と違い弁6の小開時には
第2の支点軸37が支点となり、弁6の全開時は第1の
支転軸36が支点となる。
、レバー13が直接弁棒10を押し上げる形式の第4の
実施例を示すが、第3の実施例と違い弁6の小開時には
第2の支点軸37が支点となり、弁6の全開時は第1の
支転軸36が支点となる。
他の動作については第3の実施例と同じなので説明を省
略する。
略する。
なお第3.第4の実施例では二個の支点軸を設けている
が、これを1個の板状部材に換え、この板状部材の左右
の角を第1、第2の支点とすることが出来る。
が、これを1個の板状部材に換え、この板状部材の左右
の角を第1、第2の支点とすることが出来る。
又各実施例はオートストップノズル(満たん自動停止ノ
ズル)付とすることが出来る。
ズル)付とすることが出来る。
第1図、第3図、第5図、第7図は、それぞれ異なる実
施例を示し、一部を断面とした正面図で、第2図、第4
図、第6図、第8図はそれぞれ第1図、第3図、第5図
、第7図の異った状態を示す図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・握手、3・・・・
・・流路、5・・・・・・パイプ、6・・・・・・弁、
8・・・・・・スプリング、10・・・・・・弁棒、1
2,15,20・・・・・・ローラー、13・・・・・
・レバー、14,36,37・・・・・・支点軸、18
・・・・・・ガイド孔、22,23・・・・・・ガイド
溝、24・・・・・・傾斜部。
施例を示し、一部を断面とした正面図で、第2図、第4
図、第6図、第8図はそれぞれ第1図、第3図、第5図
、第7図の異った状態を示す図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・握手、3・・・・
・・流路、5・・・・・・パイプ、6・・・・・・弁、
8・・・・・・スプリング、10・・・・・・弁棒、1
2,15,20・・・・・・ローラー、13・・・・・
・レバー、14,36,37・・・・・・支点軸、18
・・・・・・ガイド孔、22,23・・・・・・ガイド
溝、24・・・・・・傾斜部。
Claims (1)
- 手動によるレバーの変位操作によって開閉動作される弁
を有するノズルにおいて、前記弁が、小開あるいは閉止
位置近傍にある時の方が、全開位置近傍にある時に比し
て、前記レバーの変位量に対する弁の変位量が少ないよ
うに構成することを特徴とする弁封ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13281380U JPS6013839Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 弁付ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13281380U JPS6013839Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 弁付ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755799U JPS5755799U (ja) | 1982-04-01 |
JPS6013839Y2 true JPS6013839Y2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=29493051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13281380U Expired JPS6013839Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 弁付ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013839Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61157440U (ja) * | 1985-03-23 | 1986-09-30 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP13281380U patent/JPS6013839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5755799U (ja) | 1982-04-01 |
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