JPS60138098A - めつき液への塩基性金属イオン補給装置 - Google Patents
めつき液への塩基性金属イオン補給装置Info
- Publication number
- JPS60138098A JPS60138098A JP24915683A JP24915683A JPS60138098A JP S60138098 A JPS60138098 A JP S60138098A JP 24915683 A JP24915683 A JP 24915683A JP 24915683 A JP24915683 A JP 24915683A JP S60138098 A JPS60138098 A JP S60138098A
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- JP
- Japan
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- plating solution
- powder
- liquid
- tank
- plating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はめつき液への塩基性金属イオン補給装置に係シ
、特に塩基性化合物粉末の堆積、閉そくを防止できる装
置に関する。
、特に塩基性化合物粉末の堆積、閉そくを防止できる装
置に関する。
不溶性陽極を有する電気めっきラインにおいて、銅帯に
めっき金属をめつき″するとめつき液中のめつき金属の
イオン濃度が低下し水素イオン濃度が低下する。この変
化に対してめっき液の組成を調整するためめっきライン
の系外からめつき金属の塩基性化合物を粉末またはスラ
リー状の形でめっき液に投入する。
めっき金属をめつき″するとめつき液中のめつき金属の
イオン濃度が低下し水素イオン濃度が低下する。この変
化に対してめっき液の組成を調整するためめっきライン
の系外からめつき金属の塩基性化合物を粉末またはスラ
リー状の形でめっき液に投入する。
従来の粉末塩基性化合物を連続して循環するめつき液に
溶解する方法を第1図、第2図によシ説明する。鋼帯2
は不溶性陽極4を正電極としてめっきされるが、めつき
槽6内のめっき液10は金属イオンが消費され、それと
等量の水素イオンが発生しめっき液10のpHは低下す
る。このため系外よシめつき金属イオンの塩基性化合物
をめっき液10に投入して金属イオン濃度とpHを調整
する。このためめっき液10をめっき液受入配管12に
よって溶解槽14に導入し、一方、粉末の塩基性化合物
16をホッパー18から必要に応じてコンベヤ20によ
シ計量槽22に移送しロードセル24によって計量しつ
つ所定の供給速度のスクリューフィーダ′26で投入筒
28を経て溶解槽14に切出し、棺拌機30で撹拌しめ
っき液10で溶解する。塩基性化合物16を溶解して金
属イオンを補給されpHを調整されためつき液10はめ
っき液返送配管32、送液ポンプ34によってめつき槽
6に送液される。一方溶解槽14の排気は塩基性化合物
16の粉末が浮遊しているので、排気管36を経て湿式
集塵機38で除塵され放出される。
溶解する方法を第1図、第2図によシ説明する。鋼帯2
は不溶性陽極4を正電極としてめっきされるが、めつき
槽6内のめっき液10は金属イオンが消費され、それと
等量の水素イオンが発生しめっき液10のpHは低下す
る。このため系外よシめつき金属イオンの塩基性化合物
をめっき液10に投入して金属イオン濃度とpHを調整
する。このためめっき液10をめっき液受入配管12に
よって溶解槽14に導入し、一方、粉末の塩基性化合物
16をホッパー18から必要に応じてコンベヤ20によ
シ計量槽22に移送しロードセル24によって計量しつ
つ所定の供給速度のスクリューフィーダ′26で投入筒
28を経て溶解槽14に切出し、棺拌機30で撹拌しめ
っき液10で溶解する。塩基性化合物16を溶解して金
属イオンを補給されpHを調整されためつき液10はめ
っき液返送配管32、送液ポンプ34によってめつき槽
6に送液される。一方溶解槽14の排気は塩基性化合物
16の粉末が浮遊しているので、排気管36を経て湿式
集塵機38で除塵され放出される。
上記従来の塩基性金属イオンの補給装置は次の如き欠点
を有している。
を有している。
(イ)高温のめっき液10から発生する蒸気が、投入筒
28内に結露し塩基性化合物16の粉末が付着、堆積し
、最悪の場合は投入筒28が閉そくする。
28内に結露し塩基性化合物16の粉末が付着、堆積し
、最悪の場合は投入筒28が閉そくする。
←)溶解槽14の内壁に粉末が付着、堆積する。
(ハ)排気管36が粉塵で閉そく、排気が不能となる。
に)粉末が溶解せずめっき液10に浮遊しているとめっ
きの品質を低下させる。
きの品質を低下させる。
従来の補給装置においては、上記の如く各所に粉末が付
着、堆積し、安定しためつき作業を阻害し問題となって
いた。
着、堆積し、安定しためつき作業を阻害し問題となって
いた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し安定し
ためつき作業ができる塩基性金属イオンの補給装置を提
供するにある。
ためつき作業ができる塩基性金属イオンの補給装置を提
供するにある。
本発明の要旨とするところは次のとおシである。
すなわち、ホッパーからコンベヤ、計量槽、スクリュー
フィーダ、投入筒を介して粉末状の塩基性化合物を溶解
槽に切出し該溶解槽中のめつき液に溶解し、排気管、湿
式集塵機を介して排気する不溶性陽極を有する電気めっ
き装置の循環するめつき液への塩基性金属イオン補給装
置において、前記投入筒の上部に設けられためつき液溢
流装置と、前記めっき液溢流装置の下方に設けられた貫
通孔を有する邪魔板と、前記排気管に設けられためつき
液散布装置および濾過装置と、を有することを特徴とす
るめつき液へ塩基性金属イオンの補給装置である。
フィーダ、投入筒を介して粉末状の塩基性化合物を溶解
槽に切出し該溶解槽中のめつき液に溶解し、排気管、湿
式集塵機を介して排気する不溶性陽極を有する電気めっ
き装置の循環するめつき液への塩基性金属イオン補給装
置において、前記投入筒の上部に設けられためつき液溢
流装置と、前記めっき液溢流装置の下方に設けられた貫
通孔を有する邪魔板と、前記排気管に設けられためつき
液散布装置および濾過装置と、を有することを特徴とす
るめつき液へ塩基性金属イオンの補給装置である。
本発明の詳細を第3図、第4図に示した実施例によシ説
明する。電気めっきラインおよびホッパー16からスク
リューフィーダ26までおよび溶解槽14本体は第1図
で示した従来の装置と同一である。次に本発明の特徴と
する装置としては、まず、粉末の投入筒28Aの上部に
は送液ポンプ29が付属しためつき液溢流装置40が設
けられている。また投入筒28Aのめっき液溢流装置4
0の下方には第5図(5)、(ハ)に示す如く貫通孔4
2を有する邪魔板44がらせん形またはクロス形に設け
られている。一方排気管36Aにはめっき液散布装置4
6が設けられ、それと交互にp過装置48が設置されて
いる。濾過装置48には必要に応じて更に充填物50を
載置することができる。
明する。電気めっきラインおよびホッパー16からスク
リューフィーダ26までおよび溶解槽14本体は第1図
で示した従来の装置と同一である。次に本発明の特徴と
する装置としては、まず、粉末の投入筒28Aの上部に
は送液ポンプ29が付属しためつき液溢流装置40が設
けられている。また投入筒28Aのめっき液溢流装置4
0の下方には第5図(5)、(ハ)に示す如く貫通孔4
2を有する邪魔板44がらせん形またはクロス形に設け
られている。一方排気管36Aにはめっき液散布装置4
6が設けられ、それと交互にp過装置48が設置されて
いる。濾過装置48には必要に応じて更に充填物50を
載置することができる。
次に上記の如き構成を有する本発明の塩基性金属イオン
の補給装置の作用と効果について説明する。送液ポンプ
29を作動させ、めっき液溢流装置40からめっき液1
0を投入筒28Aの内面に流下させながら粉末状の塩基
性化合物16を切出すので、投入筒28Aの内面にはめ
っき液10の膜ができており、粉末が付着堆積すること
はない。
の補給装置の作用と効果について説明する。送液ポンプ
29を作動させ、めっき液溢流装置40からめっき液1
0を投入筒28Aの内面に流下させながら粉末状の塩基
性化合物16を切出すので、投入筒28Aの内面にはめ
っき液10の膜ができており、粉末が付着堆積すること
はない。
また、切損された粉末は邪魔板44によって落下する間
に幾度も反転するので、めっき液10と十分に混合され
溶解される。また邪魔板44には貫通孔42があるので
裏面に粉末が付着することもない。従って投入筒28A
から溶解槽14に装入されためつき液lOと粉末は十分
混合されており、従来の粉末が直接溶解槽14め液面に
落下するのと異なシ、溶解槽14において完全に溶解さ
れるので、溶解槽14の摺面に付着、堆積することはな
く、まためつき槽6に返送されるめっき液10は粉末の
浮遊がなくめっき品質は良好となる。一方排気管36A
にめっき液散布装置46と濾過装装置48が設けられて
いるので、溶解槽14の上部空間から吸引される排気は
粉塵を補足されめっき液10で流下されるので、排気中
の粉塵は極めて微量となり排風管36Aに付着し、閉そ
くすることはない。
に幾度も反転するので、めっき液10と十分に混合され
溶解される。また邪魔板44には貫通孔42があるので
裏面に粉末が付着することもない。従って投入筒28A
から溶解槽14に装入されためつき液lOと粉末は十分
混合されており、従来の粉末が直接溶解槽14め液面に
落下するのと異なシ、溶解槽14において完全に溶解さ
れるので、溶解槽14の摺面に付着、堆積することはな
く、まためつき槽6に返送されるめっき液10は粉末の
浮遊がなくめっき品質は良好となる。一方排気管36A
にめっき液散布装置46と濾過装装置48が設けられて
いるので、溶解槽14の上部空間から吸引される排気は
粉塵を補足されめっき液10で流下されるので、排気中
の粉塵は極めて微量となり排風管36Aに付着し、閉そ
くすることはない。
本発明は上記実施例からも明らかな如く、スクリューフ
ィーダからの投入筒にめっき液溢流装置と邪魔板とを設
け、溶解槽からの排気管にめっき液散布装置とデ過装置
を設けることにより、塩基性化合物粉末の装置に対する
付着を防止しめつき液への溶解を促進し安定した電気め
っき作業を可能とする効果をあげることができた。
ィーダからの投入筒にめっき液溢流装置と邪魔板とを設
け、溶解槽からの排気管にめっき液散布装置とデ過装置
を設けることにより、塩基性化合物粉末の装置に対する
付着を防止しめつき液への溶解を促進し安定した電気め
っき作業を可能とする効果をあげることができた。
第1図は従来の塩基性金属イオンの補給装置を示す断面
図、第2図は第1図の一部拡大断面図、第3図は本発明
実施例の補給装置を示す断面図、第4図は第3図の一部
拡大断面図、第5図(5)、(ハ)はいずれも本発明の
邪魔板の態様を示す斜視図である。 2・・・鋼帯 4・・・不溶性陽極 6・・・めつき槽
10・・・めっき液 14・・・溶解槽 16・・・塩
基性化合物 18・・・ホッパー 20・・・コンベヤ
22・・・ 計量槽 26・・・スクリューフィーダ2
8.28A・・・投入筒 36.36A・・・排気管3
8・・・湿式集塵機 40・・・めっき液溢流装置42
・・・貫通孔 44・・・邪魔板 46・・・めっき液
散布装置 48・・・濾過装置 代理人 弁理士 中 路 武 雄
図、第2図は第1図の一部拡大断面図、第3図は本発明
実施例の補給装置を示す断面図、第4図は第3図の一部
拡大断面図、第5図(5)、(ハ)はいずれも本発明の
邪魔板の態様を示す斜視図である。 2・・・鋼帯 4・・・不溶性陽極 6・・・めつき槽
10・・・めっき液 14・・・溶解槽 16・・・塩
基性化合物 18・・・ホッパー 20・・・コンベヤ
22・・・ 計量槽 26・・・スクリューフィーダ2
8.28A・・・投入筒 36.36A・・・排気管3
8・・・湿式集塵機 40・・・めっき液溢流装置42
・・・貫通孔 44・・・邪魔板 46・・・めっき液
散布装置 48・・・濾過装置 代理人 弁理士 中 路 武 雄
Claims (1)
- (1) ホッパーからコンベヤ、計量槽、スクリューフ
ィーダ、投入筒を介して粉末状の塩基性化合物を溶解槽
に切出し該溶解槽中のめつき液に溶解し、排気管、湿式
集塵機を介して排気する不溶性陽極を有する電気めっき
装置の循環するめつき液への塩基性金属イオン補給装置
において、前記投入筒の上部に設けられためつき液溢流
装置と、前記めっき液溢流装置の下方に設けられた貫通
孔を有する邪魔板と、前記排気管に設けられためつき液
散布装置およびν過装置と、を有することを特徴とする
めつき液への塩基性金属イオン補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24915683A JPS60138098A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | めつき液への塩基性金属イオン補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24915683A JPS60138098A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | めつき液への塩基性金属イオン補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138098A true JPS60138098A (ja) | 1985-07-22 |
JPS6357517B2 JPS6357517B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=17188735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24915683A Granted JPS60138098A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | めつき液への塩基性金属イオン補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102240525A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-11-16 | 株洲冶炼集团股份有限公司 | 防扬尘装置及包含该防扬尘装置的反应器 |
CN103157404A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-06-19 | 陈红斌 | 一种水幕式熔融造粒系统 |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP24915683A patent/JPS60138098A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102240525A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-11-16 | 株洲冶炼集团股份有限公司 | 防扬尘装置及包含该防扬尘装置的反应器 |
CN103157404A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-06-19 | 陈红斌 | 一种水幕式熔融造粒系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357517B2 (ja) | 1988-11-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |