JPS60137415A - 折曲形空気フイルタ用波形スペ−サの製造方法 - Google Patents

折曲形空気フイルタ用波形スペ−サの製造方法

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JPS60137415A
JPS60137415A JP11740484A JP11740484A JPS60137415A JP S60137415 A JPS60137415 A JP S60137415A JP 11740484 A JP11740484 A JP 11740484A JP 11740484 A JP11740484 A JP 11740484A JP S60137415 A JPS60137415 A JP S60137415A
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、連続した折曲体すなわちアコーディオン状に
折り曲げられた高効率型空気フィルタ媒介物より成る折
曲体を所要距離だけ離隔して保持するために一般に使用
されるタイプのテーパ状波形スペーサ部材の製造方法に
関し、特に、並行線に沿ってジクザク状に折りたたまれ
かつシートの一端縁に一定幅に亘って従来に比べて多数
のV字状部を備えた新規な形状のスペーサ部材の製造方
法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 一般に市販されている高効率型空気フィルタに於て、フ
ィルタ媒介物はアコーディオン状に折りたたまれ連続の
V字状折曲体を成し、その外周が開口形矩形状フレーム
に封着されている。相隣る折曲体の表面間離隔距離は開
口端において0.2インチ(約5nm)以下の最大値を
とるようにされ、又、該折曲体が閉塞端に向けて徐々に
合体するようにされている。この結果、フィルタを介す
る空気流の容積を最大とすると共に圧力降下を最ノ」1
として所要の効率レベルに合致させるべく、スペーサ手
段を各媒介物の隣接壁間に配することが必要である。
斯かるフィルタに於て、媒介物としての折曲体間に所要
間隔を与えるために、アルミニウムあるいはその他の材
料より成り一端縁から対向端縁に亘ってテーパを施こさ
れた波形シートが長年に亘って使用されて来た。例えば
、ルート・ジュニア氏の米国特許第2,720,937
号には上述のタイプのスペーサ部材が開示され、又、ゲ
ラチン氏の米国特許第3,146,197号及びパラニ
ー氏の米国特許第3,293,833号にも同様の開示
がある。本発明は後者特許に最も密接に関連し、後述の
ようにテーパの度合を級和せしめ振幅の低減化を図った
改良に係る。
振幅比すなわち各側の連続した折曲線を通りv字状部を
形成された2つの対向端縁に沿ってスペーサ部材の側面
方向に延びる並行線間の直線距離は、両端縁に於る一定
幅内のV字状部の数の比率と同一である。すなおち、他
端縁の1つのV字状部毎に対応して一端縁に3つのV字
状部を形成する場合には、折曲線を平行に維持すべく、
振幅の小さい端縁の高さは大振幅側の高さの3分の1に
なるであろう。同様に、大振幅側端縁の1つのV字状部
に対応して小振幅側端縁に5つのV字状部が形成される
ならば、両振幅の比及び一定の直線距雛内のv字状部の
数は5対1になる。
斯かるタイプのテーパ形離隔体において5対1乃至3対
1の比率が有用であると長年に亘り認識されて来ており
、又、パラニー氏の米国特許第3.293,833号に
は該比率として任意の奇数が好ましいことが言及されて
いる。しかしながら、当該特許に開示されたような3対
1より大きな比率をもつ成形ローラ及びブレードを具備
した好適なスペーサを製造することは事実上不可能であ
った。
即ち、本出願人に譲渡された米国特許3,293゜83
3号及びスペーサ製造装置の好適態様を包含する関連米
国特許3,311,526号の示唆によれば、大振幅ブ
レードの各側に設ける小振幅の成形ブレードの数を単に
増大させることにより、この比率を変化可能であるが、
所要寸法範囲に亘り大振幅の折曲体を具備するスペーサ
を製造するにあたりこれを試みると、小振幅側端に沿っ
て多数の破壊及びクラックが発生した。斯かる破壊ある
いはクラックのあるスペーサは、ギザギザの鋭い端縁に
よりフィルタ媒体物が引裂かれあるいはこれに穴がおい
てフィルタ組立体全体を許容し難いものにするので使用
に供し得ない。
更に、所要の剛性及びV字状部形成後の抗平担化性を備
えるスペーサを提供すべく、成形したスペーサに実質上
破壊及びクランクを全く生しさせないために最小限必要
な硬度をもつアルミニウムシートを用いるのか望ましい
。従来は、破壊を生じることなく伸長可能な軟かいアル
ミニウムを用いた場合であっても、テーパ比が5対1の
スペーサを製造することは不適当であると考えられて来
た。
スペーサは高側端から低側端に向けてその振幅比をより
大きくすることが望まれ、又、−側から他側に亘ってテ
ーパをできる限り均等にすることが望ましい。スペーサ
の一端から他端へその全体に亘って延びるV字状部すな
わち大振幅側端縁に含まれる折曲線はそのような緩いテ
ーパを成すが、一方、小振幅側端縁において中間V字状
部を成す折曲線は、大振幅のV字状部が継続する場合で
さえ、完全に大振幅側端縁まで延在することがない。
結局、均等化を最大に図ると共にテーパを緩くするには
、中間折曲線を成す折曲線を小振幅端縁側において小振
幅端縁と大振幅端縁間距離の約90パーセントに相当す
る部位にまで延在させる必要かある。
前述の米国特許3,293,833号特にその第4図に
開示されたスペーサは中間折曲線が上記距離の約90パ
ーセントに亘って延在しているが、過去20年余りに亘
り実際に市場に提供されて来たスペーサにあっては中間
折曲線が小振幅側端縁と大振幅側端縁間距離の約30乃
至50パ一セント以上に亘り延在するような形状を得る
ことができなかった。
従って、波形アルミニウム製スペーサに於て、一端にお
ける振幅を所望のものとなす一方で、他端における振幅
を約5分の1となるようにテーパを施すことか有用で望
ましいことが長年に亘り認識されて来た。しかしながら
、好適手段にて一対の回転ローラの成形ブレード間にア
ルミニウムシートを通過させ、もってこのシートを噛合
せて折り曲げることにより斯かるタイプの好適なスペー
サが市販規模で製造されたことはなかった。又、従来、
実機においては、所望の高硬度形スペーサ及び小振幅側
端縁と大振幅側端縁間距離の約90パーセントに亘って
前者端縁から延在する中間折曲線を得られなかった。
(発明の目的) 本発明の主たる目的は、上流側及び下流側の双方の開口
端に於て連続したプリーツ部を離隔して保持すると共に
類似の従来技術に比べて開口端から閉塞端のより角ばっ
た折曲部に至るテーパをより均一にした、アコーティオ
ン状折曲形媒介物より成るタイプの高効率形空気フィル
タに用いる波形スペーサの製造方法を提供することにあ
る。
本発明の別の主たる目的は一端縁に沿って幅及び振幅が
均一の連続したV字状部を設けると共に対向端縁に沿っ
て幅及び振幅が実質的に前記v字状部のそれの5分の1
であり該振幅が0.03乃至0.04インチ(約0.7
6乃至]、、02nwn)程度のV字状部を設けるべく
、実質的に平行な折曲線に沿いジグザク状に折曲されて
成る波形アルミニウムシート製品の新規な製造方法を提
供することにある。
本発明の別の目的は、回転ローラの成形ブレード間にア
ルミニウムシートを通過させて顕著な数のクラック、裂
損あるいは破損を成形後に生じることなく該シートを折
り曲げることにより従来のスペーサに比べて小振幅の折
曲部を設けるようにしたアコーティオン状折曲形空気フ
ィルタ用波形アルミニウムスペーサの製造方法を提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は、高側端から低側端に向けて5
対1の振幅比をもち、低振幅端において中間V字状部を
形成する折曲線が高振幅端に向は全距離の約90パーセ
ントに亘り延在するように実質的に均一なテーパを成す
、先に言及したタイプのジグザグ状折曲形スペーサの製
造方法を提供することにある。
その他の目的は以下の説明から明らかとなろう。
(発明の概要) 本発明の新規なフィルタ構造及びスペーサ形状において
、前述の目的が実質的にはアルミニウムシートが通過す
る回転ローラの成形プレー1くを用いることにより達成
され、当該ブレードは長手方向端縁部が高度に研摩され
シートに接触してこれに折曲線を形成する。ブレード端
縁の好適な仕上げはラップ研摩にて4乃至8マイクロイ
ンチ(約0.101乃至0.204マイクロメートル)
まで行われ、すなわち、プレート表面の研摩領域の表面
粗さは4乃至8マイクロインチ以下にされる。
アルミニウムシートは好ましくは当初は平担状の連続ロ
ールから供給され、互いにかつ他の2つの端縁に対して
実質上平行な折曲線により2つの対向端縁に沿うジグザ
ク形状に形成される。一端縁に沿うジグザグ状折曲部あ
るいはV字状部1つ毎に、対向端縁に沿って斯かるv字
状部が総計5つ設けられる。従って、一端縁に沿うV字
状部の高さすなわち振幅は、対向端縁に沿うV字状部の
高さの5倍である。そして、一端縁に沿うV字状部を成
す折曲線は対向端縁まで完全に延在し、又。
4つの補助v字状部を形成する折曲線は、対向端縁から
一端縁に向は両端縁間距離の約90パーセントに亘り延
在する。また、スペーサの材料は。
約1乃至2ミル(約25.4乃至50.8マイクロメー
トル)厚、好ましくは0.0015インチ(約38.1
マイクロメ下トル)厚で、小振幅端での振幅が約0.3
乃至0.4インチ(約7.6乃至Lo、2nmn)でか
つ硬度がト119の板状アルミニウム例えば1145ア
ルミニウムである。
本発明により製造され前述の形状及び特性をもつスペー
サは、アコーディオン状折曲形フィルタ媒介物の各折曲
部間に連続的に配される。スペーサの低側端における振
幅は、最良の従来技術の如く高側端での振幅の3分の1
ではなくて5分の1に過ぎないので、スペーサの小振幅
側端の回りにて折曲された媒介物の閉塞端は、従来の同
一タイプのフィルタ組立体におけるよりも角ばった折曲
部まで延在する。又、媒介物のプリーツ壁部すなわちフ
ランク部の形状はより一層平担化され、以上により効率
及び流量を同一値に維持しつつ媒介物による圧力降下が
低減する。
(発明の実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に於て、フィルタ装置すなわちカートリッヂが符
号10により一般的に示され、該装置は代表的なタイプ
の高効率型空気フィルタで、長年かつ法尻に商業的使用
に供されて来たものである。
フィルタ10はフレームを含み、該フレームは木製又は
金属製の堅固な平板状の側板12,14゜16及び18
を有し、開口端のある箱形を成す。
フレーム内には従来のフィルタ媒介物より成りアコーデ
ィオン状に折曲された連続シートが封着可能に配設され
、フレームの両開口端間に亘り前後方向に延びる複数の
プリーツ部を形成している。
プリーツ形媒介物は符号20.22に於て終端を成して
いる。
符号24で示したプリーツ側板すなわちフランク部は、
端縁20から折曲部26に延び、フレーム側板12の内
面に密着しあるいは封着可能に固定されている。終端縁
22から延びるプリーツ側板も同様にフレーム側板16
に封着されている。
フィルタの深さ方向全体に亘って延びる媒介物のジグザ
グ状の側端縁は、好適かつ有効な方法で、例えば本出願
人に譲渡されたワズイレフスキ及びハラデイク両氏の米
国特許第4,227..953号の教示にしたがいフレ
ーム側板14及び18に封着されている。斯かる側端縁
は、接着材より成り符号28.30により示す接着層内
に埋設されている。
1つ以上の上記フィルタ装置か壁、天井あるいはフィル
タのフレームとの間に好適な気密シール手段を介在させ
て成るその他の固体障壁体の開口部の内部に配される。
未だろ過されていない空気は矢印32で示すように、上
流からフィルタに流入してろ過され、矢印34で示すよ
うに下流に至る。空気は、上流側に開口するフィルタ媒
介物のプリーツ部間に流入してプリーツ側板を通過し、
下流側に開口するプリーツ折曲部間に流出する。以上は
従来構成と同様である。
プリーツ形媒介物の壁部を所望形状すなわち開口端から
閉塞端に向けて徐々にテーパを成す形状に維持すべく、
波形シートの波高をシートの一端縁に沿って大きくし他
端で小さくすると共に、該シートを媒介物の各プリーツ
部間に配置する手法が産業界において長年に亘り標準的
に行われて来た。第1図には後で詳述するように構成さ
れた波形シートが示され、該シートは上流側に開口する
符号36で示したプリーツ部間に挿入されると共に下流
側に開口する符号38で示すプリーツ部間に挿入されて
いる。第1図に於て構成を明確にすべくスペーサをフィ
ルタ組立体全体に対し寸法上誇張して示しである。実際
には全高22.5インチ(約57C)のフィルタ組立体
にあっては、代表的な仕様のプリーツ部を90乃至11
0個設け、各プリーツ部には一方が上流に他方が下流に
配される2つのスペーサが配設される。また、ジグザグ
状の折曲部は波高が大きな端縁においてこれらスペーサ
の1つと交差するが、この折曲部の数は図示した12個
程度ではなく実際はおよそ50個である。
第2図乃至第3図を参照してスペーサの構造を詳述する
。好適なスペーサ製造方法において、平担なアルミニウ
ムシートより成る連続したストリップ40が、一対の互
いに離隔した回転ローラ間に供給される。第2図に於て
一方のローラが符号42で示され1両ローラは後で詳述
するように半径方向に突出しかつ軸方向に延びる成形ブ
レード部を有している。従来構成によれば、成形ローラ
に導入される以前に、シート端が端縁48,50で示す
如く折り曲げられ、云わゆる″セーフエッヂ″を提供す
る。アルミニウムシートは成形ローラから離脱時にジグ
ザグ状に折り曲げられ、しかも折曲線が第2図に矢印4
4で示すようにシート移送方向に対し垂直を成すように
折り曲げられる。ローラ通過後、折曲されたシートは使
用に供されるフィルタ組立体の幅寸法に対応する所要長
さに切断される。
第2図から明らかなように、2つの対向端縁48゜50
間全体に亘って延在する折曲線46間には4つの補助折
曲線52が介在している。当該折曲線52は端縁50か
ら端$48に向けて両端縁間距離の約90パーセントの
距離に亘り延在し、その終端でシート表面に同化合体す
る6 1つのジグザグ状折曲部の端縁48における詳細
を第3図に拡大して示すと共に端縁50側の様子を同一
幅寸法に亘って重畳して示しである。同図において折曲
線46が両端縁に現われ、この折曲線46の1間隔毎に
4つの折曲線52が端縁50側に現われる。
この結果、端縁50側にあフては端縁48側の1つの折
曲部と動−幅寸法内に5つのジグザグ状折曲部が設けら
れることになる。端縁48に沿う1つのジグザグ状折曲
部全体の直線距離を寸法Wで示しである。一方、端援5
0に沿う1つのジグザグ状折曲部の幅をWで示した。又
、両端縁48゜50に沿うジグザグ状折曲部の高さすな
わち振幅を寸法H,hで夫々示した。
端縁48に沿う1つのジグザク状折曲部全体に亘るスペ
ーサ部材の長さすなわち第3図において折曲線46から
折曲線46′を経て折曲線46″に至る経路で計測した
長さを「展開長さ」と称する。重要なことは、端縁48
における1つのジグザグ状折曲部全体の展開長さを図示
のように端縁50における5つのジグザク状折曲部の展
開長さと全く同一にすべきことである。このため、2つ
の端縁に沿う暑曲部の角度は若干相異して設定される。
例えば、大振幅の折曲部の角度Aが約ti。
度であれば、小振幅の折曲部の角度aは約91度にされ
る。
フィルタ媒体物とスペーサとの協働関係は、第4図及び
第5図から明確となろう。先ず、空気は矢印54で示す
ようにフィルタ装置109上流側媒介物表面と、スペー
サ36すなわちフィルタ装置の上流側に開口した媒介物
のプリーツ部間にあるスペーサ36の高振幅のジグザグ
状折曲部との間の三角形状通路に流入する。フィルタ媒
介物の壁面間を通過後、空気は矢印56で示すように媒
介物壁面と、下流側に開口するスペーサ38との間の通
路を介して流出する。フィルタ媒介物は、小振幅側端縁
50においてスペーサの回りに折り曲げられている。上
流側及び下流側媒介物の折曲部を夫々符号58.60で
示しである。第4A図に拡大して詳示するように、媒介
物の折曲部は両端が四角形状に設けられている。なお、
鋭角な折曲部に比べ斯かる形状のものが好ましいとの知
見を得ている6高さ及び幅が共に24インチ(約60印
)で、深さか12インチ(約30印)の外形寸法の代表
的なフィルタ装置にあっては、4分の3インチ(約2c
m)厚のフレーム部材の内面において22.5インチ(
約57〔)の寸法内に105個のプリーツ部を設けるの
が好ましい。斯かるフィルタ装置においては約0..0
15インチ(約0.4閉)厚でかつ折曲端における外形
寸法が32分の3インチ(約2.4++wn)のフィル
タ媒介物を用いるのが好ましい。前述の如く、第4A図
に示すスペーサの下方端における振幅は0.03乃至0
.04インチ(約0.7〜1m)、代表的には0.03
6インチ(約0.9nu)であり、これを第3図に寸法
りとして示した。従って、フィルタ媒介物の折曲端にお
ける外形寸法は第4A図に示すようにhの約2.6倍に
設定されている。媒介物の下方端における厚さはジグザ
グ状折曲部の振幅′の約半分(0,5h)であるので、
媒介物と両スペーサ間の空間は折曲端において総計で約
1.5hである。
そして、媒介物のプリーツ部は折曲端から短い距離に亘
ってスペーサに接触している。
第6図乃至第9図を参照して成形ブレード及び成形ロー
ラにつき詳述する。ローラ62がローラ42に直接対向
し、かつ該ローラ62に並行な軸に関し回転自在に配設
されている。ローラ42゜62は全ての点で同一であり
、又、ローラに支持された成形ブレードを具備している
。ブレードは、これを支持すべくローラ外周にローラ軸
と平行に形成された溝内に配される。斯るブレードの配
設並びにローラを回転自在に配しこれを駆動することに
ついては、前述の米国特許3,311,562号を参照
されたい。しかしながら、本発明において成形ブレード
は第8a図、第8b図及び第8c図に夫々別個に示した
3つの固有形状に形成されている。
スペーサに形成された折曲線は、スペーサの最終形状を
与える当該折曲線の振幅及び周期をも含めて、ブレード
形状及びローラの軸間距離に応じて定められる。そして
、ブレート64によりスペーサの一側から他側までの全
体に亘って延在する折曲線46が形成される。ブレード
66はブレード64の各側に配置され、ブレート68の
うちの2つは、ブレード66の各対の間に配置される。
第6図乃至第9図に示したブレート及びローラは、高振
幅寸法(’H)が0.165インチ(約4mm)、小振
幅寸法(h)が0.036インチ(約0.9mm)、角
度A及びaが夫々109a33’及び90” 20’で
、高振幅側端縁での1つのV字状部の周期(W)が0.
048インチ(約1.2awn)、小振幅側端縁でのそ
れ(w)が0.090インチ(約2.3awn)のスペ
ーサの製造に使用すべく設計したものである。
端縁50に沿う振幅が同一であるV字状部を形成すべく
、第7図に示すように3つのブレード形状は一端におけ
る高さく寸法al、bl及びcl)が全て同一で、ロー
ラ42,62から同一距離に亘って突出している。端縁
48に沿って高振幅のV字状部を形成するために、ブレ
ード64はこの高さからより大きい寸法a2まで均等に
テーパを付けられている。一方、ブレード66は当該ブ
レード全長の約80パーセントに亘って一定の高さくb
l)にされ、残りの20パーセントに亘ってより小さい
高さb2までテーパを施されている。
又、ブレード68は、当該ブレード全長の約80パーセ
ントに亘りより/J\さい高さC2まで小角度(例えば
0° 8ビ)を成して先細テーパを付けられ、更に残り
の20パーセントに亘りより小さい高さC3まで大きい
角度(例えば1’17’)で先細にされている。そして
、ブレート66.68に大振幅端縁に向けてその全長の
20パ一セント程度に亘り大きいテーパを施すことによ
り折曲線52を端縁48からスペーサ全幅の約10パー
セントに亘すシート表面12に同化合体させる。第6図
に示すように、一方のローラのブレード64は、対向す
るローラの2つのブレード68間においてローラ同士が
最も近接する部位に位置するように回転方向に整列され
ている。
3つのブレード形状は、ブレード66.68がその一端
においてブレード全長の20パーセントに亘り強いテー
パを施されている点を除いては全て同一断面にされ、そ
の好適形状を第9図に示す。
当該フレードは、図示のように平行側面から45゜の角
度を成して0.010インチ(約0.25nwn)の半
径の半径部までテーパを付けられ、テーパ部の各側は1
6分の3インチ(約4.8mm)の半径の半径部に於て
平行側面に滑らかに移行している。
上述の形状寸法のブレードの場合、ローラの好適直径は
2855インチ(約73mn)である。ローラには軸長
に沿って幅(ブレート厚さ) 0.04フインチ(約1
 、2 +nm )で、深さが0.17’フインチ(約
4.5+nm)の溝が形成されている。そして溝の間隔
を3° 30′にすると180個の溝が設けられること
になり、20個のブレード64と、各40個のブレート
66.68が溝内に保持される。
これらのブレードは、着脱自在のエンドキャップにより
公知の方法で保持され、摩耗時若しくは損傷時に個々に
交換可能なようにされる。ローラの軸心間距離は、22
.5インチ(約571)の長さに105個の媒介物プリ
ーツ部を設けて成るフィルタ装置に用いられ、本明細書
中に示す寸法のスペーサ(大振幅値が0.165インチ
(約4+n+n)で、小振幅値が0.036インチ(約
0.9mm))を製造する場合、3.055インチ(約
78mn+)に設定される。該軸心間距離は、大振幅又
は小振幅側間に配されるスペーサの寸法を変化さセルこ
とにより調節でき1例えば、90〜110個の折曲部を
有するフィルタ装置に好適なスペーサが提供される。
重要な特徴として、アルミニウムシートと接触する全て
のブレード表面が研摩され、例えばテーパ状表面を越え
略第9図に寸法Pで示した部位の下方までに亘り百万分
4乃至8インチ(約0.101乃至0.204マイクロ
メートル)の精度で仕上げる。これによって始めて、許
容硬度をもつ1,5ミル(約38マイクロメートル)厚
シートからクラックあるいは破壊を発生させることなし
に、約0.035インチ(約、0 、9 rwn )の
小振幅にまでテーパを付けたスペーサの製造が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって形成したスペーサを使用
した空気フィルタ組立体の一部破断斜視図、第2図は第
1図のフィルタ組立体のテーパ状スペーサを形成すべく
折曲工程にあるアルミニウムシートあるいはアルミニウ
ム膜製ストリップの平面図、第3図は第2図に示すよう
にして形成され、対向する2つの折曲端縁が互いに重畳
したスペーサの部分拡大図、第4図は第1図のフィルタ
組立体の一部を示す部分断面側面図、第4A図は第4図
の部分拡大図、第5図はフィルタ媒介物及びスペーサの
部分拡大斜視図、第6図及び第7図は夫々第2図の6−
6線及び7−7線に沿う成形ブレード及びローラの拡大
断面図、第8a図、第8b図及び第8c図は第6図及び
第7図のローラに用いる成形ブレードの3種類の形状を
示す側面図、及び第9図は各ブレードを詳細に示す部分
拡大端面図である。 10・・・フィルタ、36・・・スペーサ、42,62
・・・ローラ、46.46’ 、46”・・・折曲線、
48゜50・・対向端縁、52・・・補助折曲線、58
.60・・・媒介物の折曲部、64,66.68・・・
ブレード。 出願人 ケンブリッヂフィルタ コーポレーション 代理人 弁理士 渡部敏彦 代理人 弁理士 長門侃二 FIG、 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、約1乃至2ミル(約25.4乃至50.8マイクロ
    メートル)厚で、ジグザグ状に折曲され、2つの対向端
    縁の各々に沿う一連のV字状部を有するアルミニウムシ
    ートより成り、全ての折曲線が互いに略平行でかつ両前
    記対向端縁に対し垂直を成し、同核端縁の第1端縁に沿
    う一定距離内のv字状部の数が第2端縁に沿う該一定距
    離内の数の5分の1であり、前記第1端縁に沿うV字状
    部を形成する前記折曲線は前記第1及び第2端縁間全体
    に亘って延び、前記第2端縁に沿う補助V字状部を形成
    する折曲線は前記第2端縁から前記第1端縁に向けて所
    定距離に亘って延びる折曲形フィルタ媒介物用波形スペ
    ーサの製造方法において。 (a)第1、第2及び第3の所定形状の細長い成形ブレ
    ードを複数個設け、(b)前記ブレードの各々の細長い
    両端縁の一方及びその隣接部を約百万分の10インチ(
    約0.254マイクロメートル)以下の表面粗さを与え
    る程度に研摩し、(e)一対の円筒ローラに該ローラの
    軸に並行かつ半径方向外方に延びる前記ブレードを等間
    隔に装着し、各前記第1の所定形状のブレードを2つの
    前記第2の所定形状のブレード間に配すると共に各前記
    第2の所定形状のブレードを前記第1の所・定形状のブ
    レードと前記第3の所定形状のブレード間に配し、(d
    )両前記ローラを並行軸に対して回転自在に配設すると
    共に、前記ローラに関し互いに180度対向するブレー
    ドの前記一方の細長い端縁間の直径方向距離の半分以下
    の距離だけ直線的に離隔させ、更に、両前記ローラが同
    一速度かつ同一端側から見て反対方向に回転するとき前
    記ローラの一方に設けた前記第1の所定形状のブレート
    が前記ローラの他方に設けた相隣る2つの前記第3の所
    定形状のブレード間を通過するような角度方向に配向し
    、(8)前記直線方向及び角度方向の間隔並びに前記第
    1乃至第3の所定形状を所要のものとし、前記シートが
    回転する前記ローラ間を通過し前記ブレードの前記一方
    の細長い端縁に接するとき前記シートに前i−+、 v
    字状部を形成することを特徴とする波形スペーサの製造
    方法。 2、前記ブレードの表面を百万分の4乃至百万分の8イ
    ンチ(約0.10’l乃至0..204マイクロメート
    ル)の粗さに研摩仕上げして成る特許請求の範囲第1項
    記載の波形スペーサの製造方法。 3、前記仕上げをラップ仕上げにて行う特許請求の範囲
    第2項記載の波形スペーサの製造方法。 4、(a)前記プレートの全ての前記一方の端縁は前記
    ローラの外周の一端から同一の第1距離だけ延出し、(
    b)前記第1の所定形状のブレードの前記一方の端縁は
    前記一端から他端へ均等にテーパを成し、そこにおいて
    前記ローラ外周から前記第1距離より大きい第2距離に
    亘って延び、(C)前記第2の所定形状のブレードの前
    記一方の端縁は当該ブレードの長さの約75パーセント
    以上に亘り前記ローラ軸に平行にされると共に他端に向
    けてテーパを成し、そこにおいて前記一方の端縁は前記
    ローラの外周から前記第1距離以下の第3距離に亘って
    延・在し、(d)前記第3の所定形状のブレードの前記
    一方の端縁は前記一端から当該ブレードの長さの約75
    パーセント以上の部位にまで第1角度でテーパを成し、
    そこにおいて前記一方の端縁は前記ローラ外周から前記
    第1距離以下の第4距離に亘って延びると共に、前記第
    1角度より大きい第2角度で前記部位から前記他端ヘテ
    ーパを成し、そこにおいて前記ローラ外周から前記第1
    距離以下の第5距離に亘って延びる特許請求の範囲第1
    項記載の波形スペーサの製造方法。 5、 前記ブレードの全てを同一長さにして成る特許請
    求の範囲第4項記載の波形スペーサの製造方法。
JP11740484A 1983-06-17 1984-06-07 折曲形空気フイルタ用波形スペ−サの製造方法 Granted JPS60137415A (ja)

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US50554183A 1983-06-17 1983-06-17
US505541 1983-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60137415A true JPS60137415A (ja) 1985-07-22
JPH055525B2 JPH055525B2 (ja) 1993-01-22

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JP11740484A Granted JPS60137415A (ja) 1983-06-17 1984-06-07 折曲形空気フイルタ用波形スペ−サの製造方法

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JPH055525B2 (ja) 1993-01-22

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