JPS60137405A - 消泡剤 - Google Patents

消泡剤

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JPS60137405A
JPS60137405A JP25208583A JP25208583A JPS60137405A JP S60137405 A JPS60137405 A JP S60137405A JP 25208583 A JP25208583 A JP 25208583A JP 25208583 A JP25208583 A JP 25208583A JP S60137405 A JPS60137405 A JP S60137405A
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Masakazu Nakai
雅一 仲井
Shinichi Kumagai
熊谷 紳一
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は水系の発泡に対して、抑泡剤あるいは、破泡
剤として使用可能な消泡剤に関するものである。
更に詳述すれば、活性化水素基を2個ないしは8個を有
する化合物にエチレンオキシドおよびプロピレンオキシ
ドを重合して得られたポリエーテルポリオール化合物に
エポキシ化合物を反応させ、得られた化合物を、単独あ
るいは配合することにより従来の消泡剤では得られなか
った卓越した抑泡性、破泡性を示し、水系の温度変化に
対しても安定した消泡性能を発揮する消泡剤を得ようと
するものである。
各種工業において発泡の原因となる物質を含む系に対し
て温度、PI−1,設備等の物理的あるいは化学的要因
が加わり発泡を誘発し、製造面、製品品質面でのトラブ
ル、生産能率の低下といった事態を招いていることが度
々ある。そこでこれらの問題解決のため必要に応じて消
泡剤の添加がなされる。そして、この消泡剤としては従
来大別して動植物鉱物油型、シリコーン型、ポリエーテ
ルポリオール型の3種類のものがある。
しかしながら動植物鉱物油型消泡剤は比較的安価ではあ
るが、効果、使用面で選択性がある。また、シリコーン
型消泡剤は抑泡性に優れ消泡効果も良いが持続性に欠(
プ、また比較的高価であり、水系あるいはエマルジョン
塗料に用いた場合ハジキやクレータリングが発生する等
の欠点が多々見られる。
一方、ポリエーテルポリオール型消泡剤は抑泡性に特徴
を示すが用途により水への分散性が悪く、このため発泡
系において消泡剤自身の凝集が生じたり、使用温度に対
して消泡性能にむらがあるなど作業上トラブルを引き起
こす場合がある。
また、消泡剤の水系および泡表面への分散改良のため乳
化剤を使用したりすると、これがむしろ水系での発泡の
要因となり消泡効果の低下をもたらす結果となることが
ある。
従って、この発明の目的はこれらの欠点を改善し発泡に
よるトラブルを解消せしめ作業能率をあげる消泡剤を提
供することにあり、その特徴は活性化水素基を2個ない
しは8個を有する化合物にエチレンオキシドおよびプロ
ピレンオキシドを重合させて得られるポリエーテルポリ
オール化合物にエポキシ化合物を反応させてなる化合物
を含む消泡剤に関する。
以下、この発明につき詳細に説明する。
発明中の活性化水素基を2個ないしは8個を有する化合
物にエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを重合
させて得られるポリエーテルポリオニル化合物としては
平均分子間400〜20000のものが好ましく、より
好ましくは平均分子ffi 2000〜15000のも
のが望ましい。
また、この発明のポリエーテルポリオール化合物で使用
する活性化水素基を2個ないしは8個有する化合物とし
ては、水酸基、アミノ基、アミド基、イミン基、尿素基
、メルカプトン基、チオ尿素基、チオカルボン酸基、カ
ルボン酸基等の官能基を有する化合物がある。
そして、これら化合物の例として、例えば水酸基を有す
るものとしては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、ベンタンジオール、ヘキサン
ジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカン
ジオール、ジプロピレングリコール、チオグリコール、
3−ヘキシン−2,5−ジオール、1,4−ブチンジオ
ール、1.4−ブチンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル−3−
ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピオネート、ジメチ
ロールウレア等のジオール類、グリセリン、ヘキサント
リオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌル等
のトリオール類、■リスリトール、ペンタエリスリトー
ル、ペンチット、ソルビトール、アラビット、キシリッ
ト、マンニット等のポリオール類、果糖、エチルグリコ
シド、プロピルグリコシド等のアルキルグリコシド類、
エチレングリコールグリコシド、グリセリングリコシド
、ヘキサントリオールグリ6シド等のグリコールグリコ
シドの非還元糖またはその誘導体、ビスフェノール類ま
たはその誘導体、リン酸、亜リン酸、ポリリン酸等のリ
ン酸類が挙げられ、アミノ基を有するものとしては、モ
ノエタノールアミン、モノプロパツールアミン、モノブ
タノールアミン等のモノアルカノールアミン類、ベンジ
ルアミン、アニリン、トルイジン類、ナフチルアミン類
、エチレンジアミン、トリメチルジアミン、テトラメチ
レンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、Aフタメチレン
ジアミン、フェニレンジアミン等のジアミン類、ジメチ
レントリアミン、ジエチレントリアミン、ジプロピレン
トリアミン等のトリアミン類、トリエタノールアミン、
トリプロパツールアミン、トリブタノールアミン等のト
リアルカノールアミン類およびジェタノールアミン、ジ
ブロバノールアミン、ジェタノールアミン等のジアルカ
ノールアミン類が挙げられるが、これらに限定されるも
のではなく上記以外の官能基を有するものでも使用可能
である。そして、これらの1種または2種以上の混合物
を使用し得るが、特に木酸基、アミノ基を有する化合物
が好ましい。
また、この発明のエポキシ化合物としてはエビハロヒド
リン、スチレンオキシド、グリシジル化合物、オレフィ
ンオキシド等が挙げられ、グリシジル化合物としては例
えば、メチルグリシジルエーテル、エチルグリシジルエ
ーテル、プロピルグリシジルエーテル、ブチルグリシジ
ルエーテル、ペンタグリシジルエーテル、ヘキサグリシ
ジルエーテル、ヘプタグリシジルエーテル、オクタグリ
シジルエーテル、ノナグリシジルエーテル、デーhング
リシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、アリ
ルグリシジルエーテル、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシラン等が挙げられるが、これら例示に限定さ
れるものではない。そしてこれらの化合物を単独に使用
してもよくまたはこれらのうち2種以上の化合物を混合
して使用してもよい。
オレフィンオキシドとしては、例えばエポキシヘキサン
、エポキシヘプタン、エポキシオクタン、エポキシノナ
ン、エポキシデカン、エポキシウンデカン、エポキシド
リデカン、エポキシテトラデカン、エポキシペンタデカ
ン、エポキシヘキサデカン、エポキシヘプタデカン、エ
ポキシオクタデカン、エポキシノナデカン、エポキシエ
イコサン、エポキシヘンエイコザン、エポキシドコサン
等が挙げられる。
ポリエーテルポリオール化合物に対するエポキシ化合物
の付加モル数はポリエーテルポリオール化合物1モルに
対し1モルないしは100モルであり、好ましくは2モ
ルないしは70モル反応させることがより望ましい。ま
た、ポリエーテルポリオール化合物にエポキシ化合物を
反応させて得られる化合物中のエチレンオキシドの重(
イ)%は5%ないしは70%、より好ましくは10%な
いしは60%になるようにエチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドの共重合割合およびエポキシ化合物の付加モ
ル数を調整することが望ましい。そして全分子量のエレ
ンオキシドの割合が5%未満の場合は、水系への分散が
悪くなり、また全分子量中のエチレンオキシドの割合が
70%より多い場合には、充分な消泡性能が得られない
ことが判明したなお、この発明の消泡剤は従来のもの同
様公知の機械器具等を使用した手法にて得られる。
この発明の消泡剤は、そのまま単独で発泡液に加えても
よく、また必要に応じて鉱物油、低級アルコール等の溶
媒にアミンアミドエステル化合物等の成分とこの発明の
消泡剤を配合し、使用してもよ(、また水で希釈して使
用してもよい。
一般的には消泡剤の濃度としては0001%ないしは0
,1%程度で使用されるがこの量は発泡液の種類によっ
て大きく変り得るものである。
上記のようなこの発明によれば、従来のポリエーテルポ
リオール化合物に比べ表面張力が著しく低下し、かつ適
度な疎水性基の導入により気液界面への選択的配向性が
著しく良くなる結果、従来のポリエーテルポリオール型
消泡剤では果し得なかった、消泡効果が得られる。
以下この発明の実施例につき詳述する。
実施例1 プロピレングリコール76aをあらかじめ窒素ガス置換
したオートクレーブ反応釜に仕込み苛性カリ4gを加え
て溶解する。
そして、これにエチレンオキシド(E、0)195(1
(4,4モル)を加え、160℃で2.5kg召の圧力
下で3時間反応させ、次に120℃まで冷却してプロピ
レンオキシド1680g (29モル)を加え、2時間
反応させて平均分子量’1950のポリエーテルポリオ
ール化合物を得る。
次にこのポリエーテルポリオール化合物2009をあら
かじめ窒素ガス置換した撹拌器、冷W器付きの反応容器
に仕込み、次に触媒としてBF30(02H5)2を0
.2g加え、110℃まで加熱後、2−エチルへキシル
グリシジルエーテルを36g1下し、110℃で4時間
反応を続【プたのち、冷却して表−I(A>−1の化合
物を得た。
実施例2 実施例1と同様な操作で活性化水素基を2個以上有する
化合物にエチレンオキシドJ5よびブロピレンオキシド
を付加重合させて得られたポリエーテルポリオール化合
物にエポキシ化合物を反応させ、得られた化合物を表−
工(Δ)−2〜28に示す。
実施例3 表−■中の化合物を下記割合で配合し、消泡組成物を得
た。
配合−1 60スピンドル油 50重量部 灯 油 1号 44 〃 サンプル(A>−13Ii サンプル(A)−53l/ ステアリルビスアミド 1 〃 配合−2 60スピンドル油 50重量部 灯 油 1号 44 〃 サンプル(A)−53lI υ゛ンプル(A)−113〃 ステアリルビスアミド I II 比較例 プロピレングリコールに実施例1と同様な操作にてエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドを付加重合して平均
分子量1950で分子中のエチレンオキシド付加ff1
10重1%の従来のポリエーテルポリオール型の消泡剤
を得る。その地酒性化水素基を有する化合物にエチレン
オキシドとプロピレンオキシドを付加した化合物を表I
 (B)に示す。
次に上記各実施例および比較例の化合物および配合物を
ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン塩0
1%を含む発泡液200gに対し02%添加した試験液
を内径50mmのシリンダーに取りシリンダー底部より
陽2のディフューザーストーンを通し、1503Jj/
分の通気量でエアレーションし、経過時間と発泡量を測
定した結果を表■に示す。
また、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製PV△
−217)を4%含む発泡水溶液2009に上記実施例
および比較例の化合物を0.15%添加した試験液を内
径50 mmのシリンダー、に取りシリンダー底部より
臘2のディフューザーストーンを通じ、1500if/
分の通気間でエアレーションし、通気5分後の発泡量を
測定した結果を表■に示す。
表 ■ 表 ■ 表■および表■の消泡試験の結果から解るように、この
発明による消泡剤は従来のポリエーテルポリオール型消
泡剤よりも極めて優れた性能を示し、かつ発泡系の湿度
変化に対しても安定した消泡性能を示すものである。
特許出願人 一方社油脂工業株式会社 代 理 人 弁哩士 亀 井 弘 勝 (ほか1名) 手 続 補 正 書(自発) 昭和59年2彫9日 ( 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特 許 願 第252085号2、発明の名
称 消 泡 剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者柳井武夫 4、代理人 5、補正命令の日付く自発) 6、補正の対象 明細書く全文) 7、補正の内容 (1)明細書を別紙1訂正明細書」にて全文訂正する。
訂 正 明 細 書 1、発明の名称 消 泡 剤 2、特許請求の範囲 1、 活性化水素基を2〜8有する活性水素含有化合物
に、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを重合
させて得られたポリエーテルポリオール化合物と、1剤
3、発明の詳細な説明 本発明は水系の発泡に対して、使用可能な消泡剤、特に
抑泡性及び破泡性にすぐれた水系の湿度変化に対しても
安定した消泡性能を発揮りる消泡剤に関するものである
各種工業において、発泡の原因となる物質を含む系に温
度、PH,設備等の物理的あるいは化学的要因が加わり
発泡を誘発し、製造面、製品品質面でのトラブル、生産
能率の低下といった問題を生じることが少なくない。そ
こでこれらの発泡を生じやすい系に、発泡する前あるい
は発泡した後に、消泡剤を添加し、問題解決を図ること
が一般に行なわれている。そして、このような消泡剤と
しては従来大別して動植物鉱物油型、シリコーン型、ポ
リエーテルポリオール型の3種類のものが使用されてい
る。
しかしながら動植物鉱物油型消泡剤は比較的安価ではあ
るが、効果、使用面で選択性がある。まl〔、シリコー
ン型消泡剤は抑泡性に侵れ消泡効果も良いが持続性に欠
け、また比較的高価であり、水系あるいはエマルジョン
塗料に用いた場合、ハジキやクレータリングが発生する
等の欠点がある。
一方、ポリエーテルポリオール型消泡剤は抑泡性に特徴
を示すが用途により水への分散性が悪く、このため発泡
系において消泡剤自身の凝集が生じたり、使用温度に対
して消泡性能にむらがあるなど作業上トラブルを引き起
こす場合がある。
プルを解消せしめ作業能率をあげる消泡剤を提供するこ
とにあり、その特徴は活性化水素を2〜8有する活性水
素含有化合物にエチレンオキシドおよびプロピレンオキ
シドを重合させて杓られるポリエーテルポリオール化合
物と、エポキシ化合物(但し、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシドを除く)との反応生成物を有効成分とす
るか、または該反応生成物を含有する消泡剤に関する。
 。
本発明の消泡剤の有効成分の製造に用いられるポリエー
テルポリオール化合物は、活性化水素を2〜8有する活
性水素含有化合物に、エチレンオキシドおよびプロピレ
ンオキシドをランダム状にあるいはブロック状に付加重
合させて得られる平均分子量400〜20000のもの
が好ましく、より好ましくは平均分子量2000〜15
000のものが望ましい。
また、このポリエーテルポリオール化合物の製造に用い
られる活性水素含有化合物は活性化水素を2〜8個含有
し、水酸基、アミノ基、アミド基、イミムL尿素基、メ
ルカプト基、チオ尿素基、チオカルボン酸基、カルボン
酸基等の官能基を有する。
活性水素含有化合物の例として、例えば水酸基を有する
ものとしては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ベンタンジオール、ヘキサンジ
オール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジ
オール、ジプロピレングリコール、チオグリコール、3
−ヘキシン−2,5−ジオール、1,4−ブチンジオー
ル、1.4−ブチンジオール、ネオペンチルグリコール
、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル−3−ヒ
ドロキシ−2,2−ジメチルプロビオネート、ジメチロ
ールウレア等のジオール類、グリセリン、ヘキサントリ
オール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、トリス(2−とドロキシエチル)イソシアヌレート
等のトリオール類、エリスリトール、ペンタエリスリト
ール、ペンナツト、ソルビトール、アラビット、キシリ
ット、マンニット等のポリオール類、果糖、エチルグリ
コシド、プロピルグリコシド等のアルキルグリコシド類
、■チレングリコールグリコシド、グリセリングリコシ
ド、ヘキサントリオールグリコシド等のグリコールグリ
コシドの非還元糖またはその誘導体、ビスフェノール類
またはその誘導体、リン酸、亜リン酸、ポリリン酸等の
リン酸類が挙げられ、アミノ基を有するものとしては、
モノエタノールアミン、モノプロパツールアミン、モノ
ブタノールアミン等のモノアルカノールアミン類、ベン
ジルアミン、アニリン、トルイジン類、ナフチルアミン
類、エチレンジアミン、トリメチルジアミン、テトラメ
チレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレ
ンジアミン、フェニレンジアミン等のジアミン類、ジメ
チレントリアミン、ジエチレントリアミン、ジプロピレ
ントリアミン等のトリアミン類およびジェタノールアミ
ン、ジブロバノールアミン、ジェタノールアミン等のジ
アルカノールアミン類が挙げられる。そしてこれらの1
種または2種以上の混合物を使用し得るが、特に水酸基
、アミノ基を有する化合物が好ましい。
本発明の消泡剤の有効成分の製造に用いられるエポキシ
化合物としてはエビハロヒドリン、スチレンオキシド、
グリシジル化合物、オレフィンオキシド等が挙げられ、
グリシジル化合物としては例えば、メチルグリシジルエ
ーテル、エチルグリシジルエーテル、プロピルグリシジ
ルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、ペンチルグリ
シジルエーテル、ヘキシルグリシジルエーテル、ヘプチ
ルグリシジルエーテル、オクチルグリシジルエーテル、
ノニルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル
、フェニルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエー
テル、3−グリシジルシプロビルトリメトキシシラン等
が挙げられる。そしてこれらの化合物を単独に使用して
もよくまたは2種以上の化合物を供用してもよい。
オレフィンオキシドとしては、例えばエポキシヘキサン
、エポキシウンデカン、エポキシテトラデカン、エポキ
シヘキサデカン、エポキシオクタデカン、エポキシドコ
サン等が挙げられる。
ポリエーテルポリオール化合物に対するエポキシ化合物
の付加モル数はポリエーテルポリオール化合物1モルに
対し1〜100モルであり、好ましくは2〜70モルで
あることが望ましい。また、ポリエーテルポリオール化
合物にエポキシ化合物を反応させて得られる化合物中の
エチレンオキシドの重量%は5〜70%、より好ましく
は10〜60%になるようにエチレンオキシドとプロピ
レンオキシドの共重合割合およびエポキシ化合物の付加
モル数を調整することが望ましい。そして全分子量中の
エチレンオキシドの割合が5%未満の場合は、水系への
分散が悪(なり、また全分子量中のエチレンオキシドの
割合が70%より多い場合には、充分な消泡性能が得ら
れない。
本発明の消泡剤は、そのまま発泡液に加えてもよく、ま
た必要に応じて鉱物油、低級アルコール等の溶液として
、使用してもよく、また水で希釈して使用してもよい。
さらに、任意に他の消泡剤などと併用してもよい。
本発明の消泡剤は消泡したい系に対して、0.001〜
0.1%程度の濃度で使用されるが、所望により使用量
を増加又は減少させることができる。
本発明の消泡剤は、従来の消泡剤に比べ表面張力が著し
く低下し、かつ適度な疎水性基の導入により気液界面へ
の選択的配向性にすぐれるため、抑泡性及び破泡性とい
う消泡効果にすぐれ、しかも対象とする系の温度やPH
の影響を受けないという効果も発揮する。
以下に本発明の実施例を示して、さらに詳細に説明する
製造例 プロピレングリコール769をあらかじめ窒素ガス置換
したオートクレーブに仕込み司性カリ4gを加えて溶解
する。
そしてこれにエチレンオキシド(以下rE、OJと略す
。> 195g (4,4モル)を加え160℃で2.
5kaJの圧力下で3時間反応させ、次に120℃まで
冷却してプロピレンオキシド(以下rP、OJと略す。
) 16800 (29モル)を加え、2時間反応させ
て平均分子量1950のポリエーテルポリオール化合物
を得る。
次にこのポリエーテルポリオール化合物200gをあら
かじめ窒素ガス置換した撹拌器、冷却器付きチルヘキシ
ルグリシジルエーテルを36(1滴下し、110℃で4
時間反応を続けたのち、冷却して表−I(AL−1の化
合物を得た。
同様にして、活性化水素を2個以上有する化合物にE、
OおよびP、oを付加重合さけて得られたポリエーテル
ポリオール化合物にエポキシ化合物を反応させ、得られ
た化合物を表−I(A>−2〜28に示す。また、比較
に用いるポリエーテルポリオール化合物を表−I(B)
−1〜5として示す。
実施例および比較例 表−■に記載した化合物および下記に記載した配合物を
ドデシルベンゼンスルボン酸トリエタノールアミン塩0
1%を含む発泡液200gに対し0.2%添加した試験
液を内径50 mmのシリンダーに取りシリンダー底部
より辿2のディフューザーストーンを通し、150tf
/分の通気量でエアレーションし、経過時間と発泡量を
測定した結果を表■に示す。
また、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製PVA
−217)を4%含む発泡水溶液200gに上記実施例
および比較例の化合物を0.15%添加した試験液を内
径50mmのシリンダーに取りシリンダー底部より陽2
のディフューザーストーンを通じ、1500厭/分の通
気量でエアレーションし、通気5分後の発泡mを測定し
た結果を表■に示す。
配合物(C) 1号スピンドル油 50重量部 (J I S K−2210) 灯 油 1 号 44 ノl 化合物 A−13,。
化合物 A−53、。
エチレンビスステアリルアミド i JJ配合物(D> 1号スピンドル油 50重量部 灯 油 1号 44 〃 化合物 A−53〃 化合物 A−113,。
エチレンビスステアリルアミド l J/表 ■ * 陽1〜6は比較のデータであり、 1m7〜20は本発明のデータである。
表 ■ * 遜21〜23は比較のデータであり、1’1124
〜26は本発明のデータである。
表■および表■の消泡試験の結果がら解るように、この
発明による消泡剤は従来のポリエーテルポリオール型消
泡剤よりも極めて優れた性能を示し、かつ発泡系の温度
変化に対しても安定した消泡性能を示すものである。
特許出願人 一方社油脂工業株式会社 代 理 人 弁理士 亀 井 弘 勝 (ほか1名) 手 続 補 正 書(自発) 昭和59年2月21日 1、事件の表示 昭和58年特 許願 第252085号2、発明の名称 消 泡 剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者柳井武夫 4、代理人 5、補正命令の日付(自発) 6.補正の対象 明細書中、発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 「その誘導体、N、N−ジ置換アミノアルコール類、リ
ン酸」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 活性化水素基を2個ないしは8個を有する化合物
    に、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを重合
    させて得られるポリエーテルポリオール化合物に、エポ
    キシ化合物を反応させてなる化合物を含むことを特徴と
    する消泡剤。 2、 エポキシ化合物がエビハロヒドリンである特許請
    求の範囲第1項記載の消泡剤。 3、 エポキシ化合物がスチレンオキシドである特許請
    求の範囲第1項記載の消泡剤。 4、 エポキシ化合物が炭素数1〜22の炭化水素基を
    有するグリシジルエーテル化合物である特許請求の範囲
    第1項記載の消泡剤。 5、 エポキシ化合物が炭素数6〜22の炭化水素基を
    有するオレフィンオキシドである特許請求の範囲第1項
    記載の消泡剤。
JP25208583A 1983-12-23 1983-12-23 消泡剤 Granted JPS60137405A (ja)

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WO2011013170A1 (ja) * 2009-07-29 2011-02-03 サンノプコ株式会社 界面活性剤
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JPS5121965A (ja) * 1974-08-15 1976-02-21 Kubota Ltd Sutenresusuchiiruhoro yokusono seizohoho

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