JPS6013722Y2 - パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置 - Google Patents

パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置

Info

Publication number
JPS6013722Y2
JPS6013722Y2 JP12258578U JP12258578U JPS6013722Y2 JP S6013722 Y2 JPS6013722 Y2 JP S6013722Y2 JP 12258578 U JP12258578 U JP 12258578U JP 12258578 U JP12258578 U JP 12258578U JP S6013722 Y2 JPS6013722 Y2 JP S6013722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
return port
relief device
power steering
reservoir tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12258578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5539217U (ja
Inventor
房由 釘宮
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カヤバ工業株式会社 filed Critical カヤバ工業株式会社
Priority to JP12258578U priority Critical patent/JPS6013722Y2/ja
Publication of JPS5539217U publication Critical patent/JPS5539217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6013722Y2 publication Critical patent/JPS6013722Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパワーステアリングにおけるリザーバタンクリ
ターンポートのフィルタリリーフ装置の改良に関する。
一般に、油圧式パワーステアリングにおいて、サーボア
クチュエータからの戻り油は通常リザーバタンクに返さ
れるが、その際、アクチュエータにおける摩耗微粒子及
び回路内の不純物等を含んだオイルの再循環を防止する
ため、リザーバタンクのリターンポートにフィルタを設
置するのが通例となっている。
更にフィルタが前記摩耗粉等を捕捉して目づまり状態に
なった時、リターンポートの管路内圧力の上昇に伴うフ
ィルタエレメントの破損あるいは、リターンポートパイ
プに連結したホースの離脱等を防止するため、前記フィ
ルタにリリーフ機構を備えることも既に知られている。
例えば、第1図に示すように、タンク1内と連通ずるボ
ス部2をタンク側壁に形威し、該ボス部2にリターンポ
ートパイプ3を固着したパイププラグ4を螺合させ、前
記ボス部2の内部とタンク1内に収容されたフィルタ5
のフランジ部5aをスフリング6を介して前記パイププ
ラグ4の端面に圧接するように構成し、フィルタ5が目
づまり状態になり、回路内圧力が上昇した時はフィルタ
5がスプリング6に抗してパイププラグ4の端面と離間
するように移動し、リターンポートパイプ3のオイルを
フィルタ5をバイパスしてボス部2からタンク1へと流
入させることにより、回路内圧力のその後の上昇を阻止
しようとするものである。
しかし、このような従来装置においては、タンク1側壁
からの突出部材(ボス部2、パイププラグ4等)が多く
、その分スペースを多くとることにもなり、また部品点
数も増大しコスト高につながるという欠点があった。
本考案はかかる欠点を解消すべく提案されたもので、フ
ィルタリリーフ装置をタンク内に設けるよう構成し、コ
ンパクト化と部品点数及びコストの低減化をはかったパ
ワーステアリングにおけるリザーバタンクリターンポー
トのフィルタリリーフ装置を提供することを目的とする
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案のフィルタリリーフ装置を示すもので、
リザーバタンク本体10の後端側壁1゜aにリターンポ
ートを構成するパイプ11が貫挿され、その一部がタン
ク本体10内に延出されている。
この延出されたパイプ部分にフィルタ本体12が嵌合し
ている。
リターンパイプ11は第3図に示すように、タンク本体
10内の挿入される側の端部に割ピン挿入用の小穴13
が軸心に直角方向の対称位置に二ケ所設けられ、また略
中央部にバイパス用小穴14が設けられている。
そしてパイプ11はバイパス用小穴14がタンク本体1
0内に完全に位置するように挿入され、その位置でロー
付等によりタンク側壁10aに固着される。
またフィルタ本体12は第4図に示すように、長手方向
に筒部15とフィルタエレメント部16とに部分され、
筒部15の先端にフランジ部15aを形威し、後端側に
軸方向に長いスリット17が設けられている。
このフィルタ本体12を前記パイプ11に嵌合し支持さ
せるのであるが、予めエレメント部16側からスプリン
グ18及びスプリング受けとしてのカラー19を嵌合し
それからリターンパイプ11の小穴13と筒部15のス
リット17とを合致させ、スプリング18を圧縮した状
態でカラー19の後を割ピン20で固定する。
従って、通常はバイパス用小穴14を筒部15により閉
塞するように、フィルタ本体12がスプリング18によ
って附勢されているので、リターンパイプ11内を流れ
るオイルはフィルタエレメント部16でろ過され、タン
ク本体10へと流入する。
長期的な使用に伴いフィルタエレメント部16が目づま
り状態になると、回路内圧力が相対的に上昇する。
その圧力はフィルタ本体12の底面16aを受圧部とし
てスプリング18を圧縮する方向へとフィルタエレメン
ト部16を抜き出すように作用し、そのため、フィルタ
本体12がスリット17を介して割ピン20に規制され
ながら、リターンパイプ11に沿ってスライドし、バイ
パス用小穴14を開く位置までくると、オイルはこの小
孔14から直接タンク本体10へと流出する。
これにより回路内圧力の上昇によるエレメント部16の
破損やリターンポート11に連結したホース等の離脱を
有効に防ぐことができる。
なお適宜の時間をもってフィルタ本体12の清浄あるい
は交換を行なえば良い。
以上説明したように本考案によれば、フィルタリリーフ
装置をタンク本体の内部に収容するように構成したので
、タンク本体からの突出部材が少なく、スペース的に有
効であると共に、装置全体がコンパクト化し、更に部品
点数も少なくコストの低減がはかれるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部断面図、第2図は本考案の一部
切欠側面図、第3図は同じくリターンパイプの斜視図、
第4図は同じくフィルタ本体の斜視図である。 14・・・・・・バイパス用小穴、11・・・・・・リ
ターンパイプ、10・・・・・・タンク本体、15・・
・・・・筒部、16・・・・・・フィルタエレメント部
、12・・・・・・フィルタ本体、18・・・・・・ス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイパス用小穴を有するリターンパイプをタンク内に延
    出開口し、該延出部に筒部とフィルタ部からなるフィル
    タ本体を嵌挿させるとともに、筒部によりバイパス用小
    穴を閉じるようにスプリングで附勢したことを特徴とす
    るパワーステアリングにおけるリザーバタンクリターン
    ポートのフィルタリリーフ装置。
JP12258578U 1978-09-06 1978-09-06 パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置 Expired JPS6013722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12258578U JPS6013722Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12258578U JPS6013722Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5539217U JPS5539217U (ja) 1980-03-13
JPS6013722Y2 true JPS6013722Y2 (ja) 1985-05-01

Family

ID=29080850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12258578U Expired JPS6013722Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013722Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147941A (ja) * 1983-02-10 1984-08-24 Hitachi Ltd 換気扇

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5539217U (ja) 1980-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6013722Y2 (ja) パワ−ステアリングにおけるリザ−バタンクリタ−ンポ−トのフイルタリリ−フ装置
JPH0215092Y2 (ja)
JP2564216Y2 (ja) オイルリリーフ装置
JPS6034326Y2 (ja) フイルタ装置
JPS58156512U (ja) オイルフイルタ装置
JPS595429U (ja) 油圧クラツチ用昇圧制御弁
JPS581624U (ja) 水路落差工
JPH0477079U (ja)
JPS6123990Y2 (ja)
JPS5953816U (ja) オイルフイルタ
JPH0437075U (ja)
JPS5820701U (ja) 油圧配管構造
JPS5825728U (ja) 自動車用燃料タンクの濾過装置
JPH0391582U (ja)
JPS59147800U (ja) 支柱装置
JPS58102804U (ja) 増速バルブ
JPS61104208U (ja)
JPS58167372U (ja) 流量制御弁
JPS60124572U (ja) 自動二輪車の燃料切換コツク
JPS58107948U (ja) 油圧取出部の構造
JPS5838098U (ja) 給油確認装置
JPS5884461U (ja) リリ−フ弁
JPH035992U (ja)
JPS598868U (ja) トラクタ
JPH02128895U (ja)