JPS6013580Y2 - 水中乾式溶接用ワイヤ送給装置 - Google Patents
水中乾式溶接用ワイヤ送給装置Info
- Publication number
- JPS6013580Y2 JPS6013580Y2 JP11783179U JP11783179U JPS6013580Y2 JP S6013580 Y2 JPS6013580 Y2 JP S6013580Y2 JP 11783179 U JP11783179 U JP 11783179U JP 11783179 U JP11783179 U JP 11783179U JP S6013580 Y2 JPS6013580 Y2 JP S6013580Y2
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- JP
- Japan
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- case
- wire feeding
- welding
- chamber
- feeding device
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は海上の支援船から吊降されるチャンバ内で水
中構造物をMIG溶接等する水中乾式溶接に用いるワイ
ヤ送給装置であって、該チャンバ内にコンパクトに装備
されて溶接時に取り出されるようにしたコンパクトタイ
プのワイヤ送給装置に関する考案であり、特に、ケース
内にリールと該リールに併設したワイヤ送出機構にモー
タを付設したパワー、シールドガス、給排水コネクタを
ケースに付設して防沫キャップを付設すると共に均圧装
置を設けて通気孔を介しケースとチャンバとの気圧をバ
ランスするようにし、又、除湿剤を内装してケース内に
湿度が及ばないようにした水中乾式溶接用ワイヤ送給装
置に係る考案である。
中構造物をMIG溶接等する水中乾式溶接に用いるワイ
ヤ送給装置であって、該チャンバ内にコンパクトに装備
されて溶接時に取り出されるようにしたコンパクトタイ
プのワイヤ送給装置に関する考案であり、特に、ケース
内にリールと該リールに併設したワイヤ送出機構にモー
タを付設したパワー、シールドガス、給排水コネクタを
ケースに付設して防沫キャップを付設すると共に均圧装
置を設けて通気孔を介しケースとチャンバとの気圧をバ
ランスするようにし、又、除湿剤を内装してケース内に
湿度が及ばないようにした水中乾式溶接用ワイヤ送給装
置に係る考案である。
〈従来技術〉
周知の如く、船舶や海中構造物に対する水中溶接技術が
盛んに開発されてきているが、そのうちでも海上支援船
等から吊降しされるチャンバ内にて溶接を行う所謂水中
乾式溶接は作業性、確実性等の点で広く採用されている
。
盛んに開発されてきているが、そのうちでも海上支援船
等から吊降しされるチャンバ内にて溶接を行う所謂水中
乾式溶接は作業性、確実性等の点で広く採用されている
。
このうち、水中乾式溶接に際してMIG溶接装置が用い
られていなかったが、その問題点は次の如き理由に基づ
いている。
られていなかったが、その問題点は次の如き理由に基づ
いている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
即ち、チャンバのサイズ寸法、重量はできるだけ小さく
した方が良く、それは、吊降し吊上げ作業の容易性、取
扱い易いことと、チャンバ内の水を排除し、充分なガス
空間とするため、少なくともチャンバ容積分のHeガス
が必要で、そのような高価な環境ガス(He−0□)の
使用を少なくするためチャンバ内の作業者の安全に不可
欠の多くの計器類は耐圧格納庫に納められるようにされ
である。
した方が良く、それは、吊降し吊上げ作業の容易性、取
扱い易いことと、チャンバ内の水を排除し、充分なガス
空間とするため、少なくともチャンバ容積分のHeガス
が必要で、そのような高価な環境ガス(He−0□)の
使用を少なくするためチャンバ内の作業者の安全に不可
欠の多くの計器類は耐圧格納庫に納められるようにされ
である。
又、溶接装置についても同様に格納庫に納めて、チャン
バと共に吊上げ、降下し、必要時に取り出すようにされ
ている。
バと共に吊上げ、降下し、必要時に取り出すようにされ
ている。
したがって、ワイヤ送給装置を格納庫に納めておくよう
にすれば、コンパクトなものが必要であり、又、チャン
バはその吊降し時、内部に水が満された状態であり、ガ
ス置換後も、壁面、天井、床面ば濡れており、水滴落下
がある。
にすれば、コンパクトなものが必要であり、又、チャン
バはその吊降し時、内部に水が満された状態であり、ガ
ス置換後も、壁面、天井、床面ば濡れており、水滴落下
がある。
このように、チャンバ内は水から完全に遮断されている
わけではなく、高湿度であり、水中乾式溶接にとり雰囲
気が高湿で、又、水滴落下、作業者表面の水濡れ等の理
由で電気絶縁性は低下しており、したがって、充分な安
全対策の考慮が必要である。
わけではなく、高湿度であり、水中乾式溶接にとり雰囲
気が高湿で、又、水滴落下、作業者表面の水濡れ等の理
由で電気絶縁性は低下しており、したがって、充分な安
全対策の考慮が必要である。
これらのことから、MIG溶接を用いるとすると、ワ
イヤ表面に水分付着がある場合、溶接部品質は劣化する
虞がある欠点がある。
イヤ表面に水分付着がある場合、溶接部品質は劣化する
虞がある欠点がある。
又、耐圧格納庫から装置を取り出して、使用するため、
人が持ちうる重量であることが必要であり、しかも、充
分なワイヤ量が必要であって、例えば、径600閣φ、
板厚12rIr!!tのパイプの接合には、数Kgのワ
イヤ量が必要で、特殊用途の小型ワイヤリールではワイ
ヤ量が1kg以下と少ないことが必要である。
人が持ちうる重量であることが必要であり、しかも、充
分なワイヤ量が必要であって、例えば、径600閣φ、
板厚12rIr!!tのパイプの接合には、数Kgのワ
イヤ量が必要で、特殊用途の小型ワイヤリールではワイ
ヤ量が1kg以下と少ないことが必要である。
又、耐圧性ワイヤ送給装置にすると重量増加となり、取
扱いが難かしくなる難点がある。
扱いが難かしくなる難点がある。
この考案の目的は上記水中MIG乾式溶接におけるチャ
ンバ内装備ワイヤ送給装置の実用化をはばんでいる問題
点を解決すべき技術的課題とし、基本的に装置のケース
をチャンバに対して均圧型にし、除湿機能をもたせ、パ
ワー、給排水ガスコネクタには防沫キャップを装着し、
格納が容易で作業性も向上することができるようにして
海洋産業における加工技術利用分野に益する優れた水中
乾式溶接用ワイヤ送給装置を提供せんとするものである
。
ンバ内装備ワイヤ送給装置の実用化をはばんでいる問題
点を解決すべき技術的課題とし、基本的に装置のケース
をチャンバに対して均圧型にし、除湿機能をもたせ、パ
ワー、給排水ガスコネクタには防沫キャップを装着し、
格納が容易で作業性も向上することができるようにして
海洋産業における加工技術利用分野に益する優れた水中
乾式溶接用ワイヤ送給装置を提供せんとするものである
。
〈問題点を解決するための手段・作用〉
上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの考案の構成は、前述問題点を解決するためにチャ
ンバが水中に吊下され、溶接準備等を行うに際してはワ
イヤ送給装置のケースをチャンバ内所定部位に格納して
準備作業等支障なく作業能率を向上させるようにし、そ
の間チャンバ吊込みプロセスでの格納庫内圧変化は該ケ
ースの均圧装置の通気孔からケース内に及びケース内外
を均圧にすると共に均圧装置の除湿剤によって除湿され
、塩分等も吸湿されてケース内にワイヤの防湿、防錆、
及び、感電性に対する防御処置を行い、又、パワー、給
排水、ガス等のコネクタには防沫キャップを装着して水
の浸入を防止し、而して、溶接に際してはケースを格納
位置より引き出し、所定に据え付けて上記防沫キャップ
を取り外しトーチをコネクタに接続して溶接を行うよう
にした技術的手段を講じたものである。
るこの考案の構成は、前述問題点を解決するためにチャ
ンバが水中に吊下され、溶接準備等を行うに際してはワ
イヤ送給装置のケースをチャンバ内所定部位に格納して
準備作業等支障なく作業能率を向上させるようにし、そ
の間チャンバ吊込みプロセスでの格納庫内圧変化は該ケ
ースの均圧装置の通気孔からケース内に及びケース内外
を均圧にすると共に均圧装置の除湿剤によって除湿され
、塩分等も吸湿されてケース内にワイヤの防湿、防錆、
及び、感電性に対する防御処置を行い、又、パワー、給
排水、ガス等のコネクタには防沫キャップを装着して水
の浸入を防止し、而して、溶接に際してはケースを格納
位置より引き出し、所定に据え付けて上記防沫キャップ
を取り外しトーチをコネクタに接続して溶接を行うよう
にした技術的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉
次にこの考案の1実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
下の通りである。
1は水中乾式溶接用ワイヤ送給装置であって、この考案
の要旨を威し、そのケース2は、例えば、アルミ等の軽
量金属製であり、正面長方形、側面は台形にされ、その
−側にはパツキン3を介して蓋体4がヒンジ5、フック
6を介して開閉自在にされている。
の要旨を威し、そのケース2は、例えば、アルミ等の軽
量金属製であり、正面長方形、側面は台形にされ、その
−側にはパツキン3を介して蓋体4がヒンジ5、フック
6を介して開閉自在にされている。
そして、7,8はハンドルであり、ケース2の上部、及
び、前部傾斜部に設けられて図示しない支援船によって
吊降される図示しないチャンバ内の所定耐圧格納庫に該
ワイヤ供給装置1を格納セットすると共に引出可能にす
る手段とされている。
び、前部傾斜部に設けられて図示しない支援船によって
吊降される図示しないチャンバ内の所定耐圧格納庫に該
ワイヤ供給装置1を格納セットすると共に引出可能にす
る手段とされている。
而して、ケース2の長手方向−側の入力側Aには溶接用
の入力側のコネクタ群の各カプラ10〜14が配設され
ており、上方より内部に装設された電磁弁9に接続する
ガスカプラ10、送水、及び排水カプラ11,12、コ
ンジットカプラ13、パワーケーブルカプラ14が各々
防沫キャップ付で順に設けられている。
の入力側のコネクタ群の各カプラ10〜14が配設され
ており、上方より内部に装設された電磁弁9に接続する
ガスカプラ10、送水、及び排水カプラ11,12、コ
ンジットカプラ13、パワーケーブルカプラ14が各々
防沫キャップ付で順に設けられている。
一方、上記入力側Aとは反対側出力側Bの傾斜部には上
記入力側に接続されるコネクタ群のパワー、及び、排水
コネクタ15、送水コネクタ16、ガスコネクタ17、
トーチスイッチコネクタ18、コンジットコネクタ19
のコネクタ群が設けられ、各々防沫キャップをチェ7を
介してケース2に着脱自在に係合嵌装されている。
記入力側に接続されるコネクタ群のパワー、及び、排水
コネクタ15、送水コネクタ16、ガスコネクタ17、
トーチスイッチコネクタ18、コンジットコネクタ19
のコネクタ群が設けられ、各々防沫キャップをチェ7を
介してケース2に着脱自在に係合嵌装されている。
尚、入口側Aのコネクタ群10〜14と出口側Bのコネ
クタ群15〜19とは所定のケーブルやパイプ、ホース
の配索配管で接続されている。
クタ群15〜19とは所定のケーブルやパイプ、ホース
の配索配管で接続されている。
又、20は均圧装置で該出力側Bに設けられており、そ
の小径通気孔21はケース2とチャンバ内を連通通気作
用を行うようにされ、その筒体内部には適宜除湿剤、例
えばシリカゲル等が所定量充填されている。
の小径通気孔21はケース2とチャンバ内を連通通気作
用を行うようにされ、その筒体内部には適宜除湿剤、例
えばシリカゲル等が所定量充填されている。
そして、上記入力側Aのコネクタ群のケーブルやワイヤ
、パイプ等のケース2の側壁に対しての添接配管配索の
間には図示する様に溶接用ワイヤリール23が可回動に
軸装され、隣接して送給モータ24、減速機25に接続
されたワイヤ送給機構26がワイヤストレーナ27、ワ
イヤガイド28を後退して設けられている。
、パイプ等のケース2の側壁に対しての添接配管配索の
間には図示する様に溶接用ワイヤリール23が可回動に
軸装され、隣接して送給モータ24、減速機25に接続
されたワイヤ送給機構26がワイヤストレーナ27、ワ
イヤガイド28を後退して設けられている。
〈実施例−作用〉
上述構成において、ワイヤ送給装置1を図示しないチャ
ンバの所定耐圧格納庫にセットし、チャンバを同じく図
示しない支援船からガイドワイヤにより所定に海中に吊
下する。
ンバの所定耐圧格納庫にセットし、チャンバを同じく図
示しない支援船からガイドワイヤにより所定に海中に吊
下する。
次に、チャンバ内に対するガス置換により、チャンバ内
は水深に応じた圧力条件のガス空間となり、したがって
、水中作業に際して、耐圧格納庫はチャンバ内の圧力に
均圧化され、その後、扉をあけ、収納された装置を使用
に供し、或は、取り出すことが出来るが、耐圧格納庫の
均圧化と同時に、ワイヤ送給装置1のケース2内の圧力
も前記均圧装置20の通気孔21を介してチャンバ内の
増昇圧に伴って実質的に均圧にされ、したがって、海水
に直接接触することく、使用に供することが可能となる
。
は水深に応じた圧力条件のガス空間となり、したがって
、水中作業に際して、耐圧格納庫はチャンバ内の圧力に
均圧化され、その後、扉をあけ、収納された装置を使用
に供し、或は、取り出すことが出来るが、耐圧格納庫の
均圧化と同時に、ワイヤ送給装置1のケース2内の圧力
も前記均圧装置20の通気孔21を介してチャンバ内の
増昇圧に伴って実質的に均圧にされ、したがって、海水
に直接接触することく、使用に供することが可能となる
。
そのため、ケース2内の電磁弁9、モータ24等の電装
品の機能の低下、損失は避けられ、常に通常の溶接作業
に供される状態を保つ。
品の機能の低下、損失は避けられ、常に通常の溶接作業
に供される状態を保つ。
而して、チャンバが所定深度に達した後ダイパー、或は
、ウエルダーがケース2をハンドル8により格納位置か
ら引き出し、該耐圧格納庫から予め格納しである図示し
ないシールドガスホース、冷却水送排水ホース、コンジ
ットケーブル、及び、パワーケーブル管を取出し、該ケ
ース2の入口側Aの対応する各々のコネクタ15〜19
に接続し、その後出口側Bのコネクタ15〜19をその
各々の防沫キャップを取り外して図示しないトーチに接
続させ、該トーチをチャンバ内に臨ませた被溶接物、例
えば、パイプ等に向かわせ、トーチスイッチを起動させ
てMIG溶接のアークスタートさせる。
、ウエルダーがケース2をハンドル8により格納位置か
ら引き出し、該耐圧格納庫から予め格納しである図示し
ないシールドガスホース、冷却水送排水ホース、コンジ
ットケーブル、及び、パワーケーブル管を取出し、該ケ
ース2の入口側Aの対応する各々のコネクタ15〜19
に接続し、その後出口側Bのコネクタ15〜19をその
各々の防沫キャップを取り外して図示しないトーチに接
続させ、該トーチをチャンバ内に臨ませた被溶接物、例
えば、パイプ等に向かわせ、トーチスイッチを起動させ
てMIG溶接のアークスタートさせる。
この間、上述の如くケース内にてワイヤ送給装置1は均
圧状態でありながら防湿状態に置かれているため、湿潤
状態、或は、それに近似した状態にはなく、ケース内の
ワイヤ、ケーブル等には常に水分が付着されていない状
態にあり、高品質溶接部を保証出来る。
圧状態でありながら防湿状態に置かれているため、湿潤
状態、或は、それに近似した状態にはなく、ケース内の
ワイヤ、ケーブル等には常に水分が付着されていない状
態にあり、高品質溶接部を保証出来る。
又、ケース表面が湿潤状態でも絶縁が充分確保しである
ので、漏電の虞が生じない。
ので、漏電の虞が生じない。
このようにしてMIG溶接が所定に接続され、冷却水は
給排され、シールドガスも送給され、ワイヤはモータ2
4によりリール23から継続的に送給される。
給排され、シールドガスも送給され、ワイヤはモータ2
4によりリール23から継続的に送給される。
そして、溶接作業が終了すれば、トーチを外し、各コネ
クタ15〜19に防沫キャップを嵌着し、ハンドル8を
介してケース2を耐圧格納庫に再格納すれば良い。
クタ15〜19に防沫キャップを嵌着し、ハンドル8を
介してケース2を耐圧格納庫に再格納すれば良い。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限ることなく、
他の種々の態様も採用可能であり、又、設計もさまざま
に可能であり、各コネクタは球軸受にして溶接作業が容
易であるようにする等も可能である。
他の種々の態様も採用可能であり、又、設計もさまざま
に可能であり、各コネクタは球軸受にして溶接作業が容
易であるようにする等も可能である。
又、適用溶接MIG等のワイヤを用いる溶接ばかりでな
く、被覆アーク溶接等もトーチの交換のみで出来る。
く、被覆アーク溶接等もトーチの交換のみで出来る。
〈考案の効果〉
以上、この考案によれば、水中乾式溶接に供させるワイ
ヤ供給装置において、吊降チャンバ内取出可能コンパク
トケースをワイヤ送給装置のケースとして装備させるよ
うにしたことにより基本的に狭隘なチャンバ内にて機能
的に格納取出しが可能となり、準備作業、溶接作業に支
障を与えず、能率を向上させることができ、単に作業能
率が促進されるばかりでなく、溶接作業は勿論、検査、
修復もスムースに行えることになりそのため溶接精度が
向上し、製品も良好になる優れた効果が奏される。
ヤ供給装置において、吊降チャンバ内取出可能コンパク
トケースをワイヤ送給装置のケースとして装備させるよ
うにしたことにより基本的に狭隘なチャンバ内にて機能
的に格納取出しが可能となり、準備作業、溶接作業に支
障を与えず、能率を向上させることができ、単に作業能
率が促進されるばかりでなく、溶接作業は勿論、検査、
修復もスムースに行えることになりそのため溶接精度が
向上し、製品も良好になる優れた効果が奏される。
又、パワー、シールドガス、冷却用給排水等のコネクタ
がケース側面に設けられ、しかも、各コネクタには防沫
キャップを装脱可能に設けるようにしたことにより、溶
接時のみトーチを接続することが出来ることになり、そ
の間、トーチも格納セット出来るため、トーチが損傷し
たり、錆が発生したりする虞がなく、それにより機構の
耐久性、機能が維持出来るという効果もある。
がケース側面に設けられ、しかも、各コネクタには防沫
キャップを装脱可能に設けるようにしたことにより、溶
接時のみトーチを接続することが出来ることになり、そ
の間、トーチも格納セット出来るため、トーチが損傷し
たり、錆が発生したりする虞がなく、それにより機構の
耐久性、機能が維持出来るという効果もある。
そして、トーチをコネクタに接続離脱させるだけで良<
、シたがって、操作が簡単に行えるため、作業能率が向
上する効果がある。
、シたがって、操作が簡単に行えるため、作業能率が向
上する効果がある。
更に、除湿剤を内蔵する均圧装置をケースに設けたこと
により、ケースとチャンバは該均圧装置の通気孔を介し
て常に均圧に保たれ、したがって、チャンバ内圧が水深
に応じて増加してもケース内はチャンバ内と均圧化され
ることになり、ケースの耐圧構造は不要となって、それ
だけ、ケースが薄く出来、容積も有効に用いることが出
来、製作も容易に低コストに出来る効果がある。
により、ケースとチャンバは該均圧装置の通気孔を介し
て常に均圧に保たれ、したがって、チャンバ内圧が水深
に応じて増加してもケース内はチャンバ内と均圧化され
ることになり、ケースの耐圧構造は不要となって、それ
だけ、ケースが薄く出来、容積も有効に用いることが出
来、製作も容易に低コストに出来る効果がある。
しかも、通気部に除湿剤が設けられているため水中溶接
に際しこれまで不可避的に生じていた湿度上昇、塩分侵
入を防止することが出来、そのため、通気均一であるに
もかかわらず、吸湿、吸塩が避けられ、それにより発錆
を防止出来るばかりでなく、ワイヤを常に清浄に出来、
高品質の溶接が行え漏電の虞も阻止され、耐用性向上、
安全性向上が図られるという優れた効果がある。
に際しこれまで不可避的に生じていた湿度上昇、塩分侵
入を防止することが出来、そのため、通気均一であるに
もかかわらず、吸湿、吸塩が避けられ、それにより発錆
を防止出来るばかりでなく、ワイヤを常に清浄に出来、
高品質の溶接が行え漏電の虞も阻止され、耐用性向上、
安全性向上が図られるという優れた効果がある。
図面はこの考案の1実施例の説明図であり、第1図は平
面透視図、第2図は側面透視図、第3図は正面図、第4
図は部分切截背面図である。 2・・・・・・ケース、24,25・・・・・・ワイヤ
送り出し機構、1・・・・・・ワイヤ送給装置、21・
・開通気孔、20・・・・・・均圧装置、15〜19・
・・・・・コネクタ、9・・・・・・ワイヤリール、2
4・・・・・・モータ。
面透視図、第2図は側面透視図、第3図は正面図、第4
図は部分切截背面図である。 2・・・・・・ケース、24,25・・・・・・ワイヤ
送り出し機構、1・・・・・・ワイヤ送給装置、21・
・開通気孔、20・・・・・・均圧装置、15〜19・
・・・・・コネクタ、9・・・・・・ワイヤリール、2
4・・・・・・モータ。
Claims (1)
- 水中吊降チャンバ内に取出可能に装備されたケース内に
ワイヤ送出機構を有するワイヤ送給装置において、該ケ
ースが該ケースとチャンバとに連通ずる通気孔を有する
と共に除湿剤を内装する均圧装置を付設されていると共
にパワー、シールドガス、給排水入力のコネクタを一側
に配設し、又トーチ接続パワー、シールドガス、給水及
びトーチスイッチの出力コネクタを設けられ、内部にワ
イヤリールと該ワイヤリールに併設したモータ付ワイヤ
送出機構を設け、而して出力コネクタの各々に防沫キャ
ップが取外し自在に設けられていることを特徴とする水
中乾式溶接用ワイヤ送給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11783179U JPS6013580Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 水中乾式溶接用ワイヤ送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11783179U JPS6013580Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 水中乾式溶接用ワイヤ送給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5640881U JPS5640881U (ja) | 1981-04-15 |
JPS6013580Y2 true JPS6013580Y2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=29350043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11783179U Expired JPS6013580Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 水中乾式溶接用ワイヤ送給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013580Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60175601A (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-09 | 石川島播磨重工業株式会社 | 拡幅道路の急速施工方法 |
JP7238223B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2023-03-14 | 株式会社ダイヘン | ワイヤ送給装置 |
JP7238222B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2023-03-14 | 株式会社ダイヘン | ワイヤ送給装置 |
-
1979
- 1979-08-29 JP JP11783179U patent/JPS6013580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5640881U (ja) | 1981-04-15 |
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