JPS60135053A - 遠赤外線折り畳み式サウナ - Google Patents

遠赤外線折り畳み式サウナ

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JPS60135053A
JPS60135053A JP24350983A JP24350983A JPS60135053A JP S60135053 A JPS60135053 A JP S60135053A JP 24350983 A JP24350983 A JP 24350983A JP 24350983 A JP24350983 A JP 24350983A JP S60135053 A JPS60135053 A JP S60135053A
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JP
Japan
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sauna
far
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leg
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Pending
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JP24350983A
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Inventor
大澤 菊男
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SAN PUREE KK
Original Assignee
SAN PUREE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簡易サウナに関し、特に遠赤外線が適用される
折り畳み可能なサウナボックス及び該サウナボックスと
遠赤外線ヒータを備えた椅子とからなる遠赤外線サウナ
に関する。
現在、国民生活の向上にともない種々のサウナの設備が
普及しつつあるが、遠赤外線の人体への効果が認識され
るにつれ、従来から使用されてきたフィンランド式(熱
気式)サウナに代ってボックスタイプの遠赤外線サウナ
が普及しつつある。
しかしながら、この種のボックスタイプのサウナは電話
ボックスほどの広いスペースをとり、しかも極めて重い
ため、日本の一般の狭い家屋内に持ち込んで使用するこ
とは困難であり、しかも価格が高いため利用者は限られ
ているのが現状である。
また遠赤外線サウナは人体に直接遠赤外線を照射するも
のであるので、使用者の身体で有効に照射されない部位
が生じるのは避け難く使用者の全身に照射しようとする
と多数の遠赤外線ヒータをボックス内に配置しなければ
ならず、このため、重量と価格がますます増加した。
このため、狭い空間での使用に適した折り畳み式のサウ
ナも幾つが提案されたが、それらは折り畳んだ状態でも
かなりかさばって重くかつ折り畳みの操作が面倒である
ため、実際には折り畳んで保管することをせずにセット
したまま部屋の隅などに置かれるので余計邪魔なものに
なっている。
更に、折り畳んだ状態でも相当にかさばって重いため、
団地などの狭い家屋においては行き場所に困り、又美観
的にも見苦しいなどの問題がある。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであって、簡単に
折り畳むことができて、がさばらず、しかも使用者の全
身に遠赤外線を照射できる安価な折り畳み式の遠赤外線
サウナを提供することを目的とする。
更に保管が用意で、美観的にも優れた遠赤外線サウナを
提供することを目的とする。
次に本発明の好ましい具体例について図面に基いて説明
する。
第1図に示されるサウナボックス10は、収納部材11
、収納部材11の側壁12及び13の前方端部に取り付
けられているドア14及び15.2枚のドア14、15
が収納部材11から引き出されて、両側壁12.13の
夫々のほぼ延長面上に位置するように配置されたときに
、収納部材11とドア14.15とによって規定される
空間を密閉すべく、ドア14、15の夫々の上縁部16
、17の間に配設されて前記空間の上面を覆う天井カバ
ー18、ドア14.15の前縁部19.20の間に配設
されて前記空間の前面を覆う前面カバー21及び収納部
材11と2枚のドア14.15の下に敷き込まれて前記
空間の床面を覆う床部材22とからなる。収納部材11
は側壁12,13と底部23及び後部壁24からなる奥
行きの浅い平たい箱状部25と箱状部25の上に載置さ
れる頭部26とから構成されており、側壁12.13及
び後部壁24の頂部には収納部材11の内方に突出する
フランジ(図示されず)が設けられており、このフラン
ジ上に前記頭部26が固定されている。頭部26は後部
壁24の横幅よりも幾分大きな長さを有して、側壁12
.13よりも少し側方に突出している。頭部26の後方
の部位には、後にサウナボックス10が折り畳まれ、壁
などに掛けられて保管される時に、鴨居などに係合し得
る1対の掛け具27が設けられている。後部壁24は発
泡フェノール製の薄板28から形成され薄板28は周囲
をアルミ又はプラスチック製のフランジ部29により巻
回されて、フランジ部29により挾持されている。収納
部材11には、後部壁24のほぼ中央の部位に遠赤外線
ヒータ30が設けられており、サウナボックス10の内
部を後方から照射し得るように構成されている。遠赤外
線ヒータ30は細長い箱形のシェード31とシェード3
1内でシェードの長手方向に固定されている遠赤外線パ
イプヒータとからなり、シェード31はアルミ製であり
、反射効果をあげるためにシェード31の内表面にはク
ロムメッキが施されている。シェード31の周囲にもフ
ランジ部29が設けられている。
遠赤外線ヒータ30は、収納部材11の後部壁24のほ
ぼ中央の薄板28に穿設された細長い開口の中に嵌め込
まれて後部壁24に接着等により固定されている。箱形
のシェード31の前面は保護網で覆われ、シュード31
の裏面には手が触れても安全なように不織布が張られて
いるが図示されていない、箱形のシェード30の底部6
8は薄板28を貫通して収納部材11の後部壁24の裏
側に突出している。後部壁24の遠赤外線ヒータ30の
下方の薄板28には、前記ドア14、15が収納部材1
1から引き出されてサウナが使用される時に、サウナボ
ックス10内に持ち込まれる拘子210に備えられてい
る遠赤外線ヒータのコードのプラグを受答するコンセン
トが設けられているが図示されていない。
2枚のドア14.15は第2図に示されるように収納部
材の側壁12及び13の夫々に、ヒンジ33及び34に
より収納部材11の内部方向に回動自在に取り付けられ
ている。即ち、収納部材11は前端の部位において折り
返し35を有しており、折り返し35にはサウナボック
ス10の気密性を保持するためのパッキン36が収容さ
れている。ドア14にはドア14の後端部から後方に突
出する取付部37が設けられており、ドア14は取付部
37においてヒンジ33に取り付けられている。ヒンジ
33.34は側壁12.13の高さ方向に2又は3ケ所
設けられており、ヒンジ33はヒンジ取付部材38を介
して側壁12の内側に固定される。ヒンジ取付部材38
はアルミ製の小さな箱であり、側壁12のヒンジ33が
取り付けられる上下の前記部位に固着されており、ヒン
ジ33は一方の側でヒンジ取付部材38に、他方の側で
ドア14の前記取付部37に固定される。他方のドア1
5は、ドア15の後縁部の全面が取付板39に固層され
ており、取付板39を介してヒンジ34に取り付けられ
る。ヒンジ34も側壁13の上下に2又は3個設けられ
、取付板40を介して側壁13の内側に固着される。ド
ア15は、第2図に示されるように、ドア15が収納部
材11から引き出された状態でヒンジ34が90°開き
、かつドア15が第2図に実線で示されるように、収納
部材11内に畳み込まれた時に、ヒンジ34が丁度重な
り合うように構成されている。他方、ドア14は、ドア
14が収納部材11から引き出された状態でヒンジ33
が180°開き、かつドア14が収納部材11内に折り
込まれた時はヒンジ33が90°開いているように構成
されており、2枚のドア14.15が畳み込まれる際に
は、ドア15が収納部材11の内方に入り、ドア14が
前面に出るように構成される。2枚のドア14、15の
前縁部19,20にはカバー押え部材41が固着されて
おり、カバー押え部材41は遮蔽部材としての前記前面
カバー21が収納部材11から引き出される際に、前面
カバー21の両端を押える役割を果す。カバー押え部材
41のドア14、15の前縁部19,20から内方に突
出している部分の裏面にはリボン状のマグネットテープ
42が張られており、前面カバー21の両側端部には同
様にマグネットテープ58が張られていて、前面カバー
21がドア14,15の前縁部19.20の間に引き出
された時に、前面カバー21がカバー押え部材41の裏
面に密接して、サウナボックス10が密閉されるように
構成されている。ドア14.15も、収納部材11の後
部壁24と同様ドア14.15の上部には耐熱性の透明
なプラスチック製の窓44が嵌め込まれており、窓44
には開閉自在の通気孔45が設けられている。ドア14
.15の内側の上縁部16.17の近傍には、夫々1個
のガイドローラ46が互いに対向して配設されており、
1対のガイドローラ46は遮蔽部材としての天井カバー
18及び前面カバー21を支持する支持アーム47と係
合して、支持アーム47の移動を案内する機能を果す。
ドア14.15の上縁部16,17のフランジ部43の
内側には、カギ状の係止部材48が互いに対向して設け
られており、係止部材48は前記支持アーム47の下面
に設けられている係止溝49と係合して、支持アーム4
7を支えるように構成されている。ドア14、15には
、更にサウナボックス10内の換気をはかる通気孔50
を備えていてもよい。
遮蔽部材としての天井カバー18と前面カバー21は、
互いに対向して配設される2本の支持アーム47と支持
アーム47を連結する前方連結部51とにより支持され
ており、収納時には収納部材11の内部に納められる。
天井カバー18は耐熱性の透明プラスチックフィルムか
らなり、支持アーム47の下面に固着されている。各支
持アーム47は、一端でピン52を介してローラ53に
取り付けられており、他端で前方連結部51に固定され
ている。1対の支持アーム47のほぼ中程にはロッド5
4が掛け渡されていて、支持アーム47の側方へのズレ
を防止している。ローラ53は収納部材11の側壁12
.13の夫々の内側に設けられたローラ保持箱55の中
に収容されていて、ローラ保持箱55の側面にはピン5
2を緩挿させる縦溝56が形成されており、これにより
ローラ53はローラ保持箱55の内部を縦溝56に沿っ
て上下に滑動し得る。従って、ローラ53にビン52を
介して取り付けられている支持アーム47が揺動すると
、ピン52が縦溝56内を移動し、それにともないロー
ラ53もローラ保持箱55内を上下に滑動し得る。
ローラ保持箱55は支持アーム47にほぼ等しいが、又
はそれより幾分長い長さを有して、側壁12.13の夫
々の内側に固着されており、ローラ保持箱55の上端が
側壁12.13の上端にほぼ一致するように配設される
。前面カバー21は、支持アーム47の前端にあって、
支持アーム47を連結している前方連結部51の前端の
部位から吊り下げられる。前面カバー21は、中央から
ややはずれた部位において縦方向の切れ目を有して2分
されており、該切れ目には切れ目の全長にわたって、細
長いリボン状のマグネットが布の袋に収納されて前記切
れ目の両側に取り付けられており、これにより前面カバ
ー21の接合部57が形成される。使用者が第1図に示
されるセットされた状態のサウナボックス10に入る際
には単に前面カバー21の前面を押すだけで前記切れ目
の部分の接合部57が離れて前面カバー21が開き、使
用者がサウナボックス10内に入った後には、再び弾力
的に復帰して接合部57が密接し、前面カバー21は閉
ざされる。前面カバー21の前面両側の端部には前述の
ように細長いリボン状のマグネットテープ58が張られ
ており、前面カバー21の下端には同様にマグネットテ
ープ59が張られていて、これらは夫々カバー押え部材
41の裏面にあるマグネットテープ42及び後述する床
部材22の隆起部124の前面に張設されるマグネット
テープ125に密接して、サウナボックス10内の気密
を保つように構成されている。ここで天井カバー18及
び前曲カバ−21を取納部材11内から引き出す際の操
作について簡単に述べる。
2枚のドア14.15が収納部材11内に折り込まれて
いる時には、1対の支持アーム47の夫々は、側壁12
、13の内側に設けられて、側壁12、13の縦方向に
伸延しているローラ保持箱55の側面に沿って、第3図
に実線で示されるように鉛直方向の位置をとる。この時
、支持アーム47の夫々を連結している前方連結部51
は最上端に位置しており、支持アーム47の他端(後端
60)にピン52を介して固定されているローラ53は
、ローラ保持箱55内の最下部に位置している。2枚の
ドア14、15を収納部材11から引き出して、天井カ
バー18と前面カバー21によりサウナボックス10を
外部から遮蔽する際には、まず使用者は、支持アーム4
7を連結している前方連結部51の前端中央にある取手
61をつかんで、支持ロッド47がドア14.15の内
側の上縁部16.17近傍に夫々1個配置されているガ
イドローラ46に当接するように前方に倒す。
ガイドローラ46は滑りの良い硬質のナイロン樹脂で形
成されている。次に使用者は取手61をつかんだまま、
前方連結部51を斜め上方に引き上げると、支持アーム
47の夫々は第4図に示されるようにガイドローラ46
上をスライドしつつ、収納部材11から引き出される。
このとき支持アーム47の後端60は、ローラ保持箱5
5内を徐々に上昇するローラ53と共に引き上げられる
が、ローラ53を支持アーム47に取り付けているピン
52が、ローラ保持箱55の側面に形成された縦溝56
を緩挿して縦溝56の長手方向を移動自在であるので、
ローラ53の上昇が円滑になされ、かつ支持アーム47
はドア14、15の内側面に沿ってズレることなく確実
に引き上げられる。ドア14、15の上級部16.17
のフランジ部43の内側には気密を保つために、フェル
ト等が張られていてもよい。
次に使用者が前方連結部51を前方に倒すと、支持アー
ム47はドア14.15の上縁部16、17の内側に密
接し、ドア14、15の係止部材48を支持アーム47
の係止溝49内に嵌合させてその位置で保持される。前
面カバー21は前方連結部51から自然に垂下し、前面
カバー21の両側端部に設けられたリボン状のマグネッ
トテープ58が、カバー押え部材41の裏面に貼られて
いるマグネットテープ42に吸着される。更に前面カバ
ー21を少し前方に引き出すようにして、前面カバー2
1の裏面の下端に貼着されているマグネットテープ59
を、床部材22の前端部121に設けられた隆起部12
4の前面に張られているマグネットテープ125に吸着
させる。このようにしてサウナボックス10の上面及び
前面が密閉される。
床部材22は、収納部材11の底部23の前端と、収納
部材11から引き出された2枚のドア14.15の底縁
部及びドア14.15の前縁部19、20とによって規
定される法平面を少なくとも覆い得る大きさを有し、非
通気性の発泡ポリエチレン製の薄いマット120と、マ
ット120の前方端部に載置される硬質合成樹脂(塩化
ビニル)製の前端部121とから構成される。マット1
20の周囲の側端の部位には、前記前端部121が設け
られている部分を除いて(マット120の両側及び後端
部に)、リボン状の緩衝部材122が接着されており、
緩衝部材122は収納部材11の底部23の前端とドア
14.15の底縁部の下に敷き込まれて、サウナボック
ス10内部の気密を維持すると共に、前記ドア等を弾力
的に支持する。
緩衝部材122はポリエチレンスポンジで形成されてい
る。前端部121はマット120の横幅を越える長さを
有し、従ってマット120の前端部121を載置してい
る前端の部位のみは、その分だけ両側に突出して横幅が
広く形成されている。
前端部121はマット120の前端に接着等で固着され
ており、前端部121の両端にはカギ状の挾持片123
が形成されており、第1図に示されるようにドア14,
15の前縁部19,20の下部を挾持片123の夫々に
当接させることにより、ドアの正確な位置決めがなされ
る。前端部121は、更に隆起部124が設けられてい
て、隆起部124の前面には前述のようにマグネットテ
ープ125が張られており、マグネットテープ125は
前面カバー21の裏面の下端に貼着されているマグネッ
トテープ59と密接して、前面カバー21を支持し得る
。隆起部124の両端は、前記挟持片123から丁度ド
ア14.15の厚みだけの間隔を置いて配置されており
、各ドアの前縁部19.20の最下部にあるコーナー部
分が各挾持片123と隆起部124の両側の端部によっ
て挾み込まれるように構成されている。
上述のような床部材22によりサウナボックス10の底
面が密閉される。サウナの使用が終った際には、サウナ
ボックス10を取り払って、床部材10は小さくまるめ
て保管され得る。
更に、サウナボックス10はサウナの使用時に、又、サ
ウナの不使用時においても、2枚のドアを畳み込んでサ
ウナボックス10を衝立として使用する際に、サウナボ
ックス10を床面上に立設させる自立脚を備えている。
収納部材11の側壁12.13の外側下部には夫々1個
の自立脚80が備えられており、サウナの使用時のみな
らず、2枚のドア14.15が収納部材11内に畳み込
まれカーテンがおろされ、収納部材11が衝立として使
用される場合でも、補助的な支持具を必要とせずに収納
部材11を直立状態に支持し得る。
支持脚80は、主として脚部カバー81と脚部82とで
構成され、収納部材11の下部後方のコーナー部分に夫
々1個づつ設けられる。脚部カバー81は後部83.側
部84.底部85及び底部85のコーナ一部分に固定さ
れている脚86とからなり.後部83及び底部85を収
納部材11の後部壁24及び底部23に夫々密接させ、
側部84を側壁12.13の夫々からやや離間させて、
固定ピン87により側壁12.13に固定されている。
側壁12.13の夫々と84の間の間隙には脚部82が
嵌挿されている。脚部82には一方の端部近くに長穴8
8が形成されていて、固定ピン87がこの長穴88を貫
通して長穴88に係合しており、これにより脚部82は
固定ピン87を中心にほぼ90°回動自在である。
脚部カバー81の側部84は三日月形に湾曲した案内溝
89を有しており、湾曲した案内溝89は両端に係止溝
90及び91を備えている。湾曲した案内溝89内には
係止ビン92が係合しており、係止ピン92は脚部82
に固着されていて、前記案内溝89の中を移動し得るよ
うに構成されている。ドア14.15が収納箱11内に
収納されてカーテンがおろされる際にカーテンの下端に
固定されているウェイトパーが側壁12.13の外側面
からやや突出する長さを有しているため、脚部82はほ
ぼ中ほどで幾分外側に屈曲して、ウェイトパーの寸法に
適合している。脚部カバー81の脚部84と側壁12.
13との間の間隙には湾曲した板ばね93が挿入されて
おり、板ばね93は後部83に固定されている。
このように構成された自立脚80の作動を説明すると、
2枚のドア14.15が収納部材11の中に畳み込まれ
、収納部材11が鴨居等に掛けられて壁掛けとして使用
される際には、脚部82は第10図に点線で示されてい
る位置Aをとる。この時、脚部82の長穴88が固定ビ
ン87に係合し、係合ビン92が案内溝89の係止溝9
1に係合して、脚部82は位置Aに保持される。収納部
材11を衝立として使用する際、又は収納部材11から
ドア14.15を引き出してサウナを使用する際には、
脚部82の一端にある突出部94に指をかけて脚部82
を引き上げ、係止ビン92を係止溝91から引き出す。
固定ピン87が係合している長穴88が充分な長さを有
して穿設されているのでこの動作が可能になる。
次に脚部82を固定ピン87を中心に回動して、はぼ9
0°前方に倒す。この時、脚部82の係止ビン92は、
脚部82の回動に伴ない案内溝89の中を移動し、脚部
82の脚部カバー81内の端部95は前記板ばね93を
押圧しつつ回動する。脚部82が固定ピン87全中心に
ほぼ90°回動し、係止ピン92が案内溝89の係止溝
90の近くに達すると、板ばね93の弾性力により脚部
82は前方に押し出され、係止ピン92が係止溝90に
嵌入して脚部82を位置Bに保持する。位置Bにおいて
、板ばね93が脚部82の端部95に圧接し、係止ピン
92が係止溝90の中に嵌入して係止されているので、
脚部82の位置がズレたりすることはない。
脚部82を位置Aに戻す時には、脚部82を脚部カバー
81の内方に少し押し込んで、係止ピン92を係止溝9
0から押し出した上で、脚部82を位置Aまで回動させ
ればよい。
このように自立脚80はワンタッチの操作のみで容易に
引き出し及び収納が可能であり、脚部82が位置Bまで
引き出された時には、収納部材11を水平に支持し得る
更に、収納部材11の頭部26内にはロール状に巻回さ
れたカーテン62が収納されておりカーテン62は、2
枚のドア14.15が収納部材11内に畳み込まれてサ
ウナボックス10が壁などに掛けられて保管される時に
は、頭部26から引き出され収納部材の前面を榎う。カ
ーテン62は合成繊維、合成樹脂等いかなる材料で形成
されていてもよく、前面に図柄等が描かれて美麗に製作
されていると、サウナボックス10を保管等には壁掛け
、又は衝立てとして有効に利用され得る。カーテン62
の下端にはウェイトパー63が取り付けられており、使
用者はウェイトパー63をつかんでカーテン62を引き
おろす。ウェイトパー63の裏側には複数の凹所(図示
されず)が設けられていて、収納部材11の外側に折り
込まれるドア14の下端にはフック64が設けられてお
り、カーテン62を引きおろした後、フック64をウェ
イトパー63の前記凹所に係合させることによりカーテ
ン62の位置を保持する。カーテン62は、一端が頭部
26内に配置されているローラ65に固定されており、
ローラ65の内部にはバネ、好ましくはぜんまいばねが
設けられていて、このローラ65に巻かれているカーテ
ン62が頭部26内から引き出される除に、このローラ
65の回転に応じて前記ぜんまいばねも強制的に巻き上
げられ、後に引き出されたカーテン62のウェイトパー
63を前記フック64から離すと、巻き上げられたぜん
まいばねの復元力によってローラ65が回転して、カー
テン26がローラ65に再び巻き取られ、頭部26内に
収納されるように構成されている。
サウナボックス10のドア14又は15の内側には前記
通気孔50に加えて、温度計やサーモスタット等が設け
られていてもよい。又、前面カバー21は耐熱性のガラ
ス繊維の布で形成されるが、一定の高温に耐え得るもの
であれば、その他の材料で製作され得る。ドア14、1
5及び前面カバー21の前面に美麗な絵などを描くこと
によって、一般家庭においてより一層好ましく使用され
得る。
更にドア14の前縁部19の中程には取手66が設けら
れており、使用者はドア14を収納部材11から引き出
す際には取手66をつかんで引き出す。取手66は側方
にスライド可能であり、取手66がスライドすると係止
ピン67がカバー押え部材41から突出して、側壁13
に設けられた孔に係合してドア14をその位置で係止さ
せ得る。
本発明の遠赤外線サウナは、上述のサウナボックス10
内に以下に説明されるような遠赤外線照射用椅子120
を配置することによって、使用者の身体に少なくとも三
方から遠赤外線を照射することが可能であり、より一層
の照射効果が期待できる。又、使用者も椅子210上に
座禅風にあぐらをかいて座ることによって、安楽な姿勢
を保ち得、快適でもある。
椅子210は使用者が座禅を組むようにあぐらをかいて
ゆったりと自然体でかけられる安楽型椅子であり、木製
の椅子本体211と、椅子本体211の底部に取り付け
られて椅子本体211を支持する脚部212及び椅子本
体211の上に座っている使用者の身体に遠赤外線を照
射する2個の遠赤外線ヒータ213、214とからなる
。椅子本体211は主に背部215と座部216とから
なり、背部215及び座部216は、一定の間隔をおい
て平行に配設される夫々1対の側部217.218と側
部217.218の間に掛け渡される細長部材としての
丸棒219とからなる。丸棒219はその両端部が互い
に対向する側部217、218の内側面に嵌入して、背
部215の使用者の背中が当接する部位及び座部216
のほぼ全体の部分において側部217,218に取り付
けられている。背部215の側部217は、使用者が安
楽にもたれ掛ることができるように背部215の下半部
から使用者の背中か当接する上半部にかけて幾分湾曲し
ており、他方、座部216の側部218は使用者が最も
安楽な姿勢をとり得るように適度に湾曲して形成される
丸棒219もその湾曲した218に掛り渡される丸棒2
19もその湾曲した側部218に沿って配設されている
。ここで丸棒219自体を適当に湾曲させて形成しても
よく、これにより使用者に一層安楽な座り心地を与え得
る。背部215と座部216の両端の部位には丸棒21
9に代えてやや大きめの平棒220が配設されている。
ここで座部216の湾曲して形成されている側部218
の高く隆起している部分259が、座部216の中央部
か、あるいはそれよりもやや前方に位置しており、側部
218の間に掛け渡される丸棒219もそれに沿って山
なりに配設されていて、座部216の高い山の部分が前
記部分259に対応して座部216の中央部か、又はぞ
れよりもやや前方に位置している。従って、使用者が座
部216の上にあぐらをかいて座り、遠赤外線を照射し
たときに使用者の身体、特に腰から下の部分から流れる
汗は部分259よりも後方に位置する使用者の背部をつ
たって流れ、座部216の後半部の下方に落下する。こ
のため、後述するように通常脚部212の中央部か、又
はその前方に取り付けられる遠赤外線ヒータ13の上に
使用者の汗が路下することは相当程度避けられる。
夫々1対の側部217と側部218とが互いに当接する
端部には夫々1個のヒンジ221が埋設されていて、こ
のヒンジ221により側部217と側部218とは互い
に同動自在に連結されている。従って椅子本体211は
背部215が座部216の方向に畳み込まれて座部21
6に重ね合わせられるように、背部215が椅子210
の使用時における直立位置と椅子210の不使用時にお
けるほぼ水平の位置との間を回動自在であり、これによ
り椅子本体211は折り畳み式に構成される。
尚、上述の椅子本体211は遠赤外線の照射による高温
に耐え得る耐熱性を有し、かつ熱伝導度の小さな素材で
あれば、木に限らず竹、合成樹脂、綿布等種々の材料で
形成され得る。
椅子210の脚部212はほぼU字形に屈曲したステン
レスパイプ製の1対の脚222からなり、座部216の
両側の側部218に設けられている夫々1対の保持部材
224によって椅子本体211の下部に取り付けられて
いる。保持部材224は脚222の夫々の上部225を
包み込むようにして保持するU字型の部材で側部218
にボルトで固定されている。これにより1対の脚222
は、保持部材224により保持されている上部225を
軸にして内方に回転して椅子本体211の下に畳み込ま
れ得る。
脚222の夫々の下部226にはゴム製のリング227
が装着されていて、椅子210の使用時にすベり止めの
機能を果す。又、1対の脚222の下部226を横断す
るロッド228が1対の直交ジョイント229を介して
脚222の下部226に取り付けられており、ロッド2
28は遠赤外線ヒータ213を支持している。直交ジョ
イント229の下部のパイプ状の脚受け部230は、夫
々の脚222の下部226を貫通させて保持しており、
直交ジョイント229の上部のロッド受け部231には
前記1対の脚222の下部226の夫々と直交するロッ
ド228が貫通しており、ロッド228と脚222の夫
々とは直交ジョイント229を介して互いに直交して連
結されている。
直交ジョイント229の夫々の脚受け部230の内側に
面する部位には長穴232が穿設されており、脚222
の下部226の夫々の内側には互いに対向する複数対の
孔(図示せず)が穿たれていて、使用者は直交ジョイン
ト229を脚222の下部226の長手方向にスライド
させて、脚受け郡230の内側に形成された前記長穴2
32を下部226の内側に穿たれた孔に重ね合わせ、ビ
ン233を長穴へ232及び前記孔に嵌め込んで遠赤外
線ヒータ213の脚部212に対する前後の位置を適切
に設定することができる。脚222の下部226には互
いに対向する複数対の孔が設けられているので、使用者
はピン233を引き抜き、直交ジョイント229を下部
226の長手方向にスライドさせて、長穴232を下部
226の所望の位置にある孔に重ね合わせ、ピン233
を再び嵌め込むだけで遠赤外線ヒータ213の脚部21
2に対する位置を調節することができる。またロッド2
28の両端には夫々キャップ234が冠着され、ロッド
228の長手方向の上面には溝235が刻設されており
、直交ジョイント229のロッド228を嵌挿させてい
る前記ロッド受け部231の内面には前記溝235に係
合し得る突起(図示せず)が設けられている。従って、
脚部212の1対の脚222が夫々の上部225を軸に
して椅子本体211の方向に、即ち内側に回動させると
きに、直交ジョイント229も第■図に示されるように
ロッド228上をスライドしつつ、ロッド228の中央
部の方に移動するがその際に直交ジョイント229のロ
ッド受け部231の内面に設けられている突起がロッド
228の前記溝235に係合しているため、脚222を
内側に畳み込む際にロッド228が回転することが阻止
される。
これにより遠赤外線ヒータ213もロッド228の回転
によりロッド228を軸にして回動することはなく、所
定の照射角度を保持したままロッド228により保持さ
れる。
遠赤外線ヒータ213はシェード236を有し、シェー
ド236の前面は保護用の網で覆われている。シェード
236の一方の側部の長手方向のほぼ中央の部位に支持
板237がボルトで固定されていて、支持板237には
ピン238が包み込まれるように把持されており、ピン
238は1対の連結部材239を貫通していて、連結部
材239はピン238を回動自在に支持している。他方
、ロッド228もピン238と平行に伸びて、連結部材
239を貫通して連結部材239に取り付けられている
。これにより遠赤外線ヒータ213は前記支持板237
、ピン238及び連結部材239を介してロッド228
に連結されてロッド228により支持されており、前記
ピン238を軸にして遠赤外線ヒータ213を回動させ
ることにより、遠赤外線ヒータ213を所望の照射角度
に設定し得る。その際にピン238が支持板237に堅
固に把持されているため、ピン238は支持板237と
摩擦的に係合しており、遠赤外線ヒータ213が所定の
角度位置からズレたりせずに、所望の照射角度を保ち得
る。
他方、遠赤外線ヒータ214は取付部材240を介して
椅子本体211の前方から後方へ回動し得るように椅子
210に取り付けられている。即ち、取付部材240は
脚222の上部225の夫夫の後端部241に固着され
ている取付部242、取付部242に一端で接続されて
いる1対のパイプ状支持ロッド251、支持ロッド25
1の他端に嵌め込まれており、長さの調節が可能なほぼ
U字型の伸延パイプ52及び支持ロッド251が椅子本
体211の側方で前後に回動し得るように支持ロッド2
51の夫々を取付部242に連結する1対のヒンジ部2
60とからなる。
取付部242は椅子本体211の下部後方に互いに対向
して設けられる1対の屈曲パイプ243と屈曲パイプ2
43の夫々を連結するパイプロッド244及び補助ロッ
ド245とからなり、パイプロッド244にはパイプロ
ッド244の軸方向から垂直に突出する取付ロッド24
6がパイプロッド244と一体的に形成されている。取
付ロッド246は椅子本体211の幅にほぼ等しい間隔
を隔ててパイプロッド244の長手方向に1対設けられ
、脚222の上部225の後端部241の中に嵌入して
締着部材247により後端部241に固定されている。
締着部材247は硬質ビニールからなる筒状の部材であ
り、後端部241及び取付ロッド246の径の大ささに
対地して内径の大ささがほぼ中ほどで変化しており、そ
の内径が変化する部位にはフランジ又はパッキン248
が嵌着されている。締着部材247の後端部241を嵌
め込む部分の内側はネジが切れており、後端部241の
対応する部位もネジ切りされていて、取付ロッド246
を後端部241に嵌め込んた後に、締着部材247を後
端部241の端部にフランジ248が当接するまで回動
させることにより取付ロッド246を後端部241に固
着させ得る。
このようにパイプロッド244は、前記取付ロッド24
6を介して脚222の上部225に丸棒219とほぼ平
行になるように取り付けられている。パイプロッド24
4の両端は屈曲パイプ243の下端部249に夫々嵌着
されており、屈曲パイプ243は椅子本体211の後方
においてパイプロッド244の両端から上方かつ垂直に
伸びている。屈曲パイプ243の上端部259には、ヒ
ンジ部260を構成する一方の接続片261が嵌着され
ており、上端部250の近傍には補助ロッド245が嵌
着されていて補助ロッド245は1対の屈曲パイプ24
3の上方に掛け渡され、屈曲パイプ243を支持してい
る。
1対の支持ロッド251は椅子本体211の両側を側部
217,218に沿って回動し得るように、前記屈曲パ
イプ243の上端部250にヒンジ部260を介して接
続される。即ち屈曲パイプ243の上端部250には接
続片261が嵌め込まれており、接続片261は上端部
250に固着されている。他方、前記支持ロッド251
の下端には接続片262が嵌着されており、接続片26
2は前記接続片261と共にピン263によってフレー
ム264に支持されている。接続片261,262の両
方のうち、一方にはつめ車(ratchet whee
l)が設けられており、他方にはこのつめ車に係合し得
るつめ(pawl)が形成されていて、支持ロッド25
1を椅子本体211の側方で回動することによって前記
つめがつめ車に設けられたのこぎり面状の歯に順次係合
して、支持ロッド251を夫々の係合点に対応する回動
位置に保持するように構成されている。支持ロッド25
1が椅子本体211の背部215の後方にまで回動され
て回動の終着点に達すると、前記つめとつめ車との係合
は解除される。次いで両者の係合が解かれたままの状態
で支持ロッド251は前方の回動位置までスムーズに戻
され、そこから再びつめとつめ車との係合が開始する。
上述のように、取付部242の屈曲パイプ243と支持
ロッド251とを連結するヒンジ部260は特殊なラチ
ェット機構を有するものとして形成されており、これに
より支持ロッド251は椅子本体211の前方から後方
にかけて幾つかの回動位置において保持され、かつ回動
の終着点に達するとラチェット機構の係合が解かれるた
め、支持ロッド251は前方に戻され得る。
支持ロッド251はパイプで形成されており、支持ロッ
ド251の他端(前記接続片262が嵌着されている端
部に対向する端部)にはU字型に屈曲して形成された伸
延パイプ252が嵌挿されている。伸延パイプ252も
パイプで形成され、U字の底部にあたる前方部253と
支持ロッド251内に嵌挿される伸延部254とからな
る。
遠赤外線ヒータ214はそのシェード255の裏面に保
持部256を備えており、前記前方部253がこの保持
部256を貫通して遠赤外線ヒータ214を支持してい
る。前方部253は保持部256に包囲されるように把
持されて保持部256と摩擦的に係合しているため、遠
赤外線ヒータ214はシェード255を前方部253を
軸にして回動することによりその照射角度を適切に設定
することができる。この時シェード255の保持部25
6が前方部253と摩擦的に係合しているため、シェー
ド255がいったん設定された位置からズレたりせずに
遠赤外線ヒータ214の所望の照射角度を維持し得る。
伸延パイパ252の伸延部254は前方部253の両端
からほぼ直角に伸びており、その端部が支持ロッド25
1内に夫々嵌入している。支持ロッド251の夫々の端
部には短いパイプ状の固定部材257が設けられており
、固定部材257内面及び支持ロッド251の前記端部
の外面はネジ切りされておりかつ固定部材257はその
内面に弾性的な羽根を備えている。
伸延パイプ252の伸延部254は支持ロッド251内
に嵌め込まれで支持ロッド251内を摺動自在であり、
伸延部254を支持ロッド251から引出すことにより
遠赤外線ヒータ214の取付部材240の長さを伸長す
ることができる。伸延部254を支持ロッド251から
適当な長さだけ引き出して、取付部材240の長さを所
望に調節した後、前記固定部材257を支持ロッド25
1の端部の回りを回動させて固定部材257を支持ロッ
ド251に螺合させると、固定部材57の内面に備えら
れた羽根が伸延部254を押圧して締めつけ、これによ
り伸延パイプ252を支持ロッド251に固定する。
座部216の側部218の外側の側面には受け具258
がボルト等で固定されており、受け具258は、椅子2
10が使用されない時に、支持ロッド251に係合して
遠赤外線ヒータ214を支持する。受け具258は弾性
的材料からなり、支持ロッド251を弾力的に挾持し得
るように強く湾曲して形成されている。
遠赤外線ヒータ213を電源に接続するためのコード2
76はシェード236から引き出され、いったん一方の
脚222の上部225に入り、そこで遠赤外線ヒータ2
14のコード277と連結されて、前記側部218の外
側に設けられているコンセント278に接続される。こ
こでコンセント278を椅子210から離れた場所に設
けるために、側部218からコードを長く引き出しても
よい。コード277は遠赤外線ヒータ214のシェード
255の裏面から引き出され、伸延パイプ252及び支
持ロッド251の中を通り、ヒンジ部260の近くでは
パイプ状の支持ロッド251からいったん引き出されて
屈曲パイプ243の中に入り、パイプロッド244を経
て、一方の脚222の上部225に入り前記コード27
6と一本化される。遠赤外線ヒータ214からのコード
277はその少なくとも1部がコイルスプリング状に形
成されており、伸延部254の支持ロッド251内から
引き出される長さに対応し得るように構成されている。
尚、椅子210を構成する諸部分のうち金属で構成され
ている部分は、適当な部位に不織布が貼着されていて、
特に椅子210がサウナボックス内で使用される際に使
用者が高温から保護され得る。
上述のように構成されている椅210を使用する際の操
作を次に説明する。第 図には折り畳まれた状態の椅子
210が側面図で示されており、第 図には同様に折り
畳まれている椅子210の椅子本体211を取りはらっ
た部分のみが平面図で示されている。
折り畳まれた状態の椅子210は、脚部212の脚22
2が内方に折り込まれており、脚222の下部226が
第 図に示されるように椅子本体211の下方中央部に
位置している。使用の際には、上述のように折り畳まれ
た状態の脚222の下部226を上部225を軸にして
外側に回動させて、1対の脚222を座部216に対し
て90°をやや越える角度だけ開く。このとき下部22
6の内側から外側への移動に応じて、下部226の夫々
に取り付けられている直交ジョイント229もロッド2
28の表面をスライドして第4図に示される中央寄りの
位置から外側に移動する。このとき、ロッド228の長
手方向の上面に刻設されている溝235に、直交ジョイ
ント229の上部のロッド受け部231の内面に設けら
れた突起が係合するように構成されているため、脚22
2が開かれて、脚222の夫々の下部226に取り付け
られている直交ジョイント229のロッド受け部231
がロッド228の上をスライドして移動してもロッド2
28が回転することが阻止される。
従って、連結部材239を介してロッド228に取り付
けられている遠赤外線ヒータ213がロッド228の回
転により所定の角度からズレたりすることはなく、遠赤
外線ヒータ213はあらかじめ設定された照射角度を維
持し得る。また脚222を回転させて開く際には、夫々
の下部226が幾分回転するが、直交ジョイント229
の脚受け部230にはピン233を受容する長穴232
が設けられているため、脚222が開かれる際の下部2
26の回転に応じてピン233は長穴232内を長穴2
32の長手方向に動き得る。従って、脚222を開く際
にピン233が抜け出ることはない。
又、使用者は、前述のように、ピン233を長穴232
から引き抜いて遠赤外線ヒータ213を支持しているロ
ッド228の前後の位置を変えることが可能であり、ま
た遠赤外線ヒータ213は、シェード236を前記ピン
238を軸にして回動させることによりその照射角度を
適当に調整し得る。
次に使用者は椅子本体211の背部215を引き起して
座部216の上にあぐらをかいてかけ、遠赤外線ヒータ
214を支持しながら受け具258に保持されている支
持ロッド251の夫々を両手でつかんで持ち上げ、支持
ロッド251を椅子本体211の側方でヒンジ部260
を回動支点にして所望の角度だけ回動させる。ヒンジ部
260は、前述のように特殊なラチェット機構を備えて
おり、ヒンジ部260を構成する接続片261,262
の夫々に設けられているつめとつめ車とが異なる幾つか
の係合点において係合することによって遠赤外線ヒータ
214を支えている支持ロッド251も前記係合点に対
応する幾つかの回動位置においで支持されるように構成
されている。これにより使用者は、支持ロッド251を
所望の角度で固定し、遠赤外線ヒータ214を椅子本体
211に対して前記角度に対応する回動位置で支持し得
る。
次に支持ロッド251の夫々に嵌入している伸延パイプ
252の伸延部254を所望の長さだけ引き出し、固定
部材257を回動させて伸延部254の位置を固定する
。これにより遠赤外線ヒータ214の椅子本体211に
座っている使用者からの距離を調節できる。又シェード
255を伸延パイプ252の前方部253を軸にして回
動することにより、遠赤外線ヒータ214の照射角度を
所望に調節できる。
更に、椅子210の使用を終えた時、又は椅子本体21
1の下方にある遠赤外線ヒータ213のみを使用する時
は、所望の回動位置にある支持ロッド251をつかんで
、第7図に点線で示されている椅子本体211の後方の
位置をやや越える位置まで回動すると、ヒンジ部260
のラチェット機構の係合が解かれるため、支持ロッド2
51を椅子本体211の後方の前記位置から前方に回動
させて脚222の上部225に設けられている受け具2
58内に保持する。
椅子210の使用を終えた時は、背部215を座部21
6の方に倒して、脚212を内方に折り込めばよい。
尚、本発明の遠赤外線照射用椅子は上述の具体例の構成
に加えて、例えば肘掛け等を装着していてもよい。
第16図及び第17図には肘掛けを装着している椅子2
10部分的に示されている。椅子本体211の背部21
5の1対の側部217の外側には夫々肘掛け266が固
着されており、肘掛け266の下方には補助部267が
同様に側部217の外側に固着されていて、補助部26
7は肘掛け266のほぼ半ばを支えている。補助部26
7が側部217に固定されている側とは反対側には係止
部材としての係止棒268がボルト269により補助部
267の側縁に固定されていて、係止棒268の上端部
は肘掛け266の下方の側面に当接しており、前記ボル
ト269により連結される補助部267と係止棒268
とが互いに当接している夫々の側面には、互いに対向し
、かつ連通する凹所270が穿設されている。該凹所2
70の内部には板ばね271が固定されており、板ばね
271によって係止棒268は補助部267と弾力的に
連結されている。第16図には補助部267に設けられ
ている凹所270のみが点線で示されている。
係止棒268は前記板ばね271によって常に椅子本体
211の内方に付勢されており、これにより背部215
が座部216に対しほぼ直立するように引き起こされる
椅子210の使用時には、係止棒268の下半部はボル
ト269を中心に椅子本体211の内側に回動して、係
止棒268の下端に設けられた凹部272が側部213
の上部の側面273に係合する。従って係止棒268は
、背部215が起こされている椅子210の使用時には
、肘掛け266を堅固に支えるとともに、背部215の
直立位置を保持する。使用者が椅子210の使用を終え
て、椅子本体211の背部215を座部216の方に畳
み込むときには、単に両側の係止棒268の下方を椅子
本体211の外方に押すだけで、係止棒268を側部2
18の上部の側面273から簡単にはずずことができる
椅子本体211の背部215が座部216上に折り畳ま
れる時には、肘掛け266及び補助部267は夫々脚2
22の側方に位置する。
椅子210はこのように椅子本体211の両側に肘掛け
266を有することによって、一層安楽な座り心地を提
供できる。
次に上述のサウナボックス10が椅子210と共に使用
される際の操作について説明する。
使用者は、第12図に示されている折り畳まれた状態の
サウナボックス10を壁からおろし、ウェイトバー63
をフック64からはずして手を離すと、カーテン62は
収納部材11の頭部26内に自然に巻き上げられる。次
に床部材22を広げて適当な位置に配置し、収納部材1
1の底部23の裏面に設けられているコ字形脚72を床
部材22の後方の側縁に密接させるように配置して、自
立脚80の脚部82をおろす。そしてドア14の取手6
6をスライドさせ、係止ピン67を側壁13の内側に設
けられている孔から引き抜き、取手66をつかんでドア
14を引き出す。更に、ドア15を引き出した後、2枚
のドアを幾分前方に引き上げるようにして床部材22の
周囲に配置されている緩衝部材122の上に載置する。
次に第3図及び第4図に示されるように支持アーム47
の前端にある前方連結部51の取手61に手をかけてガ
イドローラ46上に支持アーム47を倒し、そのまま支
持アーム47を前方に引き上げると支持アーム47はガ
イドローラ46上を滑りながら、ドア14,15の上縁
部16,17の内側に引き出される。このとき支持アー
ム47の後端60はローラ53をローラ保持箱55内を
滑動させながらローラ保持箱55の側方を上昇する。支
持アーム47がほぼ水平に近くなるまで引き上げられる
と、各ドアの上縁部16,17の内側に設けられている
カギ状の係止部材48を支持アーム47の裏面の係止溝
49に嵌合させて、支持アーム47を水平に保持する。
前方連結部51の前端から吊り下げられている前面カバ
ー21の下端は第3図に符号70で示されている軌跡を
描いてドア14,15間を前方に移動するため、後述す
るようにサウナボックス10内に椅子等が持ち込まれて
いる場合でもそれが邪魔になることはない。この前面カ
バー21を床部材22の前端部121の隆起部124を
越えるように少し引くようにすると、前面カバー21の
前面の両側端に張られたマグネットテープ58が各ドア
のカバー押え部材41の裏面に張られたマグネットテー
プ42に密着し、かつ裏面の下端に貼設されているマグ
ネットテープ59が前記隆起部124の前面のマグネッ
トテープ125に吸着される。又、収納部材11の頭部
26の内部には遮蔽部材としての小さな布切れ71が取
り付けられていてこの布切れ71によりサウナボックス
10内の熱気の流出がある程度まで防止され内部の温度
がほぼ一定に保たれる。この布切れ71には換気を促進
するだめの穴が開けられていてもよい。使用者は上述の
ように密閉されたサウナボックス10内に普通の小さな
椅子を持ち込んで遠赤外線の照射を受け得る。又、収納
部材11の後部壁24に取り付けられている遠赤外線ヒ
ータ30のほかに、他の遠赤外線ヒータをサウナボック
ス10内に持ち込んで複数の方向から遠赤外線の照射を
受けてもよい。
しかし、上述した本発明の遠赤外線照射用椅子210を
サウナボックス10内に設置して使用することにより使
用者は最も優れた遠赤外線の照射効果を得ることができ
る。即ち、使用者は椅子210の上にあぐらをかいて掛
けることにより、下方、前方及び後方からの少なくとも
三方から遠赤外線の照射を受けることができ、全身に万
遍なく照射され、しかもサウナボックス内での温熱効果
も享受し得る。遠赤外線サウナにおける温度は最高55
°前後が適当であるとされるが、前記通気孔45及び5
0、布切れ71等を適当に調節して温度の調整が可能で
ある。椅子120の使用のための操作については前述し
たので省略する。
更に本発明のサウナはサウナボックス10の2枚のドア
が折り畳まれて収納部材11内に収納された時、この収
納部材11を壁掛け又は衝立てとして使用し得るという
顕著な利点を有する。即ち2枚のドアを畳み込んだ後に
自立脚80の脚部82をおろしたままにしておき、収納
部材11の頭部26からウェイトバー63に手をかけて
カーテン62を引きおろし、ウェイト・バー63をフッ
ク64に掛ける。このようにして収納部材11を立設さ
せたまま、その前面を美麗なカーテン62で覆うことに
よって、収納部材11を衝立として利用しながら保管で
きる。
又、収納部材11の前面にカーテン62をおろし、自立
脚80の脚部82を収納部材11の側面に畳み込んで、
掛け具27を壁や押入れの鴨居等に掛けて収納部材11
を壁掛けとして利用しながら保管できる。
因みに、本具体例において、サウナボックス10は収納
部材11の後部壁24に遠赤外線パイプヒータ30を設
けてなるため、収納時の厚みが10〜11cm程度にな
ったが、遠赤外線パイプヒータに代えて遠赤外線パネル
ヒータを用いればより薄型に形成できる。
又、サウナボックス10を構成する各部材がアルミ、プ
ラスチックス等の材料からなるため全体の重量を極めて
軽量に押えることが可能である。
上述のように本発明の遠赤外線折り畳み式サウナは、設
定及び収納の操作が極めて容易であり、又収納時の保管
が容易なばかりでなく、壁掛け、衝立として利用でき、
場所をとらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遠赤外線折り畳み式サウナのサウナボ
ックスの斜視因、第2図は収納部材内に2枚のドアが畳
み込まれた状態を示す第1図の頭部の断面図、第3図は
遮蔽部材を支持する支持アームの作動を示す説明図、第
4図は支持アームが引き上げられつつある状態のサウナ
ボックスの1部を示す説明図、第5図は床部材上に載置
されている第1図の1部を示す説明図、第6図は内部に
遠赤外線照射用椅子が設置されている第1図のサウナボ
ックスの平面図、第7図は第6図に示されるサウナボッ
クスの内部を示す説明図、第8図は第6図のVIII−
VIII線1部断面図、第9図は収納部材の側壁の下部
に設けられる自立脚を示す説明図、第10図は第9図の
側面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第
12図は2枚のドアが収納部材内に畳み込まれてサウナ
ボックスが鴨居に掛けられて保管されている状態を示す
説明図、第13図から第17図までには遠赤外線照射用
椅子が示されており、第13図は遠赤外線照射用椅子の
斜視図、第14図は第13図に示される椅子が折り畳ま
れた状態を側面から示す説明図、第15図は畳み込まれ
た状態の椅子の脚部のみを示す平面図、第16図は肘掛
けを備えている椅子の部分説明図、第17図は第16図
に示されている椅子を背後から見た部分説明図である。 10・・・サウナボックス、11・・・収納部材、14
,15・・・ドア、18・・・天井カバー、21・・・
前面カバー、22・・・床部材、30・・・遠赤外縁ヒ
ータ、80・・・自立脚、210・・・遠赤外線照射用
椅子。 代理人弁理士今 4寸 冗 に−、1 第2図 4 ) 1 履−d 第9図 第14図 第15図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)収納部材と、収納部材の両側壁の前方端部に収納
    部材の内部方向に回動自在に取り付けられて収納部材の
    内部に畳み込み可能な2枚のドアと、前記2枚のドアが
    収納部材から引き出されて、収能部材の両側壁のほぼ延
    長面上に位置するように配置されたときに、収納部材と
    前記2枚のドアとによって規定される空間を密閉すべく
    、前記空間の少なくとも上面及び前面を覆う遮蔽部材と
    からなる折り畳み自在な赤外線サウナ。 (2)収納部材の内部に熱赤外線ヒータが設けられてい
    る特許請求の範囲第1項に記載のサウナ。 (3)収納部材が、互いに対向して配設される1対の側
    壁と、側壁の間に設けられて両側壁を連結する後部壁と
    を有しており、前記遠赤外線ヒータは後部壁のほぼ中央
    の部位に設けられている特許請求の範囲第2項に記載の
    サウナ。 (4)2枚のドア及び前記収納部材の後部壁が発泡フェ
    ノール樹脂製の薄板で形成されている特許請求の範囲第
    2項又は第3項に記載のサウナ。 (5)前記遮蔽部材が、前記空間を更に良好に密閉すべ
    く、収納部材の前端と、収納部材から引き出されて収納
    部材の側壁のほぼ延長面上に配置された2枚のドアとに
    よって規定される床平面を覆う宋部材を有している特許
    請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載のサ
    ウナ。 (6)遮蔽部材が、収納部材と2枚のドアとによって規
    定される前記空間の上面を覆う天井カバーと、前面を覆
    う前面カバーとを備えている特許請求の範囲第1項から
    第5項までのいずれかに記載のサウナ。 (7)各ドアの前縁部には、各ドアが収納部材から引き
    出された時に、ドアの内方に突出する部位を有するカバ
    ー押え部材が設りられており、カバー押え部材の前記ド
    アの内方に突出する部位の内側の面には前面カバーの前
    面の両側端部に貼着されているマグネットテープを吸着
    し得るマグネットテープが張られている特許請求の範囲
    第6項に記載のサウナ。 (8)前面カバーが縦方向に2分されるような切れ目を
    有しており、切れ目の両側には切れ目の全長にわたって
    リボン状のマグネットからなる接合部が設けられており
    、これにより前面カパーを押すことによって前面カバー
    が前記切れ目の部分で開かれ、次いで自然に復帰して互
    いに接着するように構成されている特許請求の範囲第6
    項又は第7項に記載のサウナ。 (9)天井カバーが耐熱性の透明プラスチックフィルム
    からなり、前面カバーが側熱性のガラス繊維からなる布
    で形成されている特許請求の範囲第6項から第8項のい
    ずれかに記載のサウナ。 (10)天井カバーが1対の平行に配置された支持アー
    ムに支持されており、前面カバーが前記支持アームの前
    端において支持アームの間に掛け渡されて支持アームを
    連結している前方連結部から吊り下げられている特許請
    求の範囲第6項から第9項までのいずれかに記載のサウ
    ナ。 (11)前記支持アームの夫々は、2枚のドアの上縁部
    の夫々に密接し得るような間隔を隔てて前記前方連結部
    及びロッドにより連結されており、各支持アームは各ド
    アの上縁部の内側に設けられているガイドローラ及びカ
    ギ状の係止部材に係合して、前記上線部の内側に支持さ
    れるように構成されている特許請求の範囲第10項に記
    載のサウナ。 (12)各支持アームの後端はピンを介してローラに連
    結されており、該ローラは収納部材の側壁の内側の長手
    方向に配設されているローラ保持箱内に滑動自在に収納
    されており、前記ピンはローラ保持箱の側面に形成され
    た縦構内に嵌挿されており、ローラがローラ保持箱の長
    手方向を前記縦溝に沿って滑動するのにともない、支持
    アームの前記後端がローラ保持箱の長手方向の側面を移
    動して、ローラがローラ保持箱の下端に位置する時に支
    持アームはローラ保持箱の長手方向の側面に沿って収納
    部材の内部に保持されるように構成されている特許請求
    の範囲第11項に記載のサウナ。 (13)支持アームが前記ガイドローラの上を滑動しな
    がら収納部材の内部から引き出されて、各ドアの上縁部
    の内側に配置されるように構成されている特許請求の範
    囲第12項に記載のサウナ。 (14)2枚のドアが夫々一枚板状に形成されており、
    収納部材の各側壁の内側に夫々ヒンジにより回動自在に
    取り付けられており、収納部材内に互いに重なり合って
    収納されるように構成されている特許請求の範囲第1項
    から第13項までのいずれかに記載のサウナ。 (15)2枚のドアのうち収納部材の内側に畳み込まれ
    る一方のドアが、該ドアが収納部材から引き出された時
    に90°開くヒンジによって前記側壁の内側に取り付け
    られており、収納部材の外側に畳み込まれる他方のドア
    が、該ドアが収納部材から引き出されたときに180°
    開くヒンジによって前記側壁の内側に取り付けられてい
    る特許請求の範囲第14項に記載のサウナ。 (16)前記床部材が前記床平面を覆うマットとマット
    の前端に位置する前端部と、マットの両側及び後方の側
    端に配置されるリボン状の緩衝部材とからなり2枚のド
    アの底縁部及び収納部材の低部の裏面前端の部位が、緩
    衝部材上に載置される特許請求の範囲第5項に記載のサ
    ウナ。 (17)床部材の前端部の両端にはカギ状の挟持片が設
    けられており、前端部の後方の側縁には隆起部が形成さ
    れていて、各ドアの前縁部の下端が前記挟持片と隆起部
    の輪部によって挾みこまれるように構成されている特許
    請求の範囲第16項に記載のサウナ。 (18)床部材の前記隆起部の前面には前面カバーの裏
    面下端に貼着されているマグネットテープと密接し得る
    マグネットテープが張られている特許請求の範囲第17
    項に記載のサウナ。 (19)床部材のマットが発泡ポリエチレンの薄い板材
    からなり緩前部材がポリエチレンスポンジで形成され、
    前端部が硬質のプラスチックスで形成されている特許請
    求の範囲第16項から第18項までのいずれかに記載の
    サウナ。 (20)収納部材と、収納部材の両側壁の前方端部に収
    納部材の内部方向に回動自在に取り付けられて収納部材
    の内部に畳み込み可能な2枚のドアと、収納箱の内部に
    設けられている遠赤外線ヒータと、前記2枚のドアが収
    納部材から引き出されて、収納部材の両側壁のほぼ延長
    面上に位置するように配置されたときに、収納部材と前
    記2枚のドアとによって規定される空間を密閉すべく、
    前記空間の少なくとも上面及び前面を覆う遮蔽部材と、
    収納部材の両側壁の下端に設けられていて、収納部材を
    立設させる自立脚と、前記2枚のドアが収納部材の内部
    に収納されたときに収納部材を壁掛け又は衝立として使
    用するために、収納部材の前面を覆うカーテンとからな
    る遠赤外線折り畳み式サウナ。 (20)前記カーデンが収納部材の頭部の内部に設けら
    れているローラに巻き取られて、前記頭部から引き出し
    自在に構成されている特許請求の範囲第20項に記載の
    サウナ。 (22)前記自立脚が収納部材の各側壁の下端に前記側
    壁からやや離間して取り付りられている脚部カバーと、
    側壁に対しほぼ垂直方向に配置される使用位置と側壁の
    長手方向に沿って配置される収納位置との間とを回動自
    在に、前記脚部カバーと側壁との間に配設されている脚
    部とからなる特許請求の範囲第20項又は第21項に記
    載のサウナ。 (23)脚部カバーが固定ピンにより前記側壁からやや
    離間して側壁の下端に取り付けられており、固定ピンは
    脚部に設けられている長穴を挿通して脚部を保持してお
    り、脚部が該固定ピンを軸にして前記側壁の側方を回動
    し得るように構成されている特許請求の範囲第22項に
    記載のサウナ。 (24)脚部カバーの、側壁に隣接して側壁と平行に配
    置されている側部には、三日月形に湾曲した案内溝が形
    成されており、前記脚部には該案内溝に保合する係止ピ
    ンが固定されており、脚部は該係止ピンが案内溝に沿っ
    て移動することにより側壁の側方を回動るように構成さ
    れている特許請求の範囲第23項に記載のサウナ。 (25)前記遠赤外線ヒータが遠赤外線パイプヒータで
    ある特許請求の範囲第20項に記載のサウナ。 (26)前記遠赤外線ヒータが遠赤外線パネルヒータで
    ある特許請求の範囲第20項に記載のサウナ。 (22)収納部材と、収納部材の両側壁の前方端部に収
    納部材の内部方向に回動自在に取り付けられて収納部材
    の内部に畳み込み可能な2枚のドアと、収納箱の内部に
    設けられている遠赤外線ヒータと、前記2枚のドアが収
    納部材から引き出されて、収能部材の両側壁のほぼ延長
    面上に位置するように配置されたときに、収納部材と前
    記2枚のドアとによって規定される空間を密閉すべく、
    前記空間の少なくとも上面及び前面を覆う遮蔽部材と、
    収納部材の両側壁の下端に設けられていて、収納部材を
    立設させる自立脚と、前記2枚のドアが収納部材の内部
    に収納されたときに収納部材を壁掛け又は衝立として使
    用するために、収納部材の前面を覆うカーテンと、前記
    空間内に設置直される遠赤外線照射用椅子とからなり、
    前記椅子は、熱伝導度の小さな材料で形成され、相互に
    間隔をおいて配設された複数の細長部材からなる椅子本
    体と、椅子本体を支える脚部と、椅子本体に座っている
    使用者に対し異なる角度から遠赤外線に照射し得るよう
    に配置されている少なくとも2個の遠赤外線ヒータとか
    らなり、1個の厚赤外脚ヒータは椅子本体の下方から遠
    赤外線に照射すべく前記脚部に取り付けられている遠赤
    外線折り畳み式サウナ。 (28)椅子本体が座部と座部に対して回動自在に座部
    に取り付けられている背部とからなり、背部は座部に対
    して畳み込まれ得るように構成された特許請求の範囲第
    27項に記載のサウナ。 (29)椅子本体の座部及び背部が1対の対向する側部
    と、側部の間に間隔をおいて掛け渡される細長部材とか
    らなる特許請求の範囲第28項に記載のサウナ。 (30)細長部材が丸棒からなる特許請求の範囲第27
    項から第29項までのいずれかに記載のサウナ。 (31)椅子本体が木製である特許請求の範囲第27項
    から第30項までのいずれかに記載のサウナ。 (32)脚部がほぼU半型に形成された1対の脚からな
    り、各脚が夫々の上部を軸にして内側に回動して畳み込
    まれるように構成されている特許請求の範囲第27項か
    ら第31項までのいずれかに記載のサウナ。 (23)各脚が、ほぼU字形に屈曲して形成された断面
    が円形の金属製のパイプからなり、座部の側部の夫々に
    固定されたU字形に屈曲する保持部材によって各脚の上
    部が包み込まれるようにして座部の側部の夫々の下面に
    取り付けられており、前記保持部材により保持されなが
    ら夫々の上部を軸にして内側に回動し得るように構成さ
    れている持許請求の範囲第32項に記載のサウナ。 (34)1方の遠赤外線ヒータが、各脚にほぼ直交する
    ように両方の脚の下部に掛け渡されて配設されているロ
    ッドを介して脚部に取り付けられている特許請求の範囲
    第32項又は第33項に記載のサウナ。 (35)前記遠赤外線ヒータが、1対の連結部材とロッ
    ドに平行に連結部材に装着されるピンとを介して、ロッ
    ドとほぼ平行にロッドに取り付けられており、遠赤外線
    ヒータのシェードを前記ピンを軸にして回動させること
    により遠赤外線jヒータの照射角度を変え得るように構
    成されている特許請求の範囲第34項に記載のサウナ。 (36)他の1個の遠赤外線ヒータが、椅子に座ってい
    る使用者に対し少なくとも前方から遠赤外線を照射し得
    るように取付部材を介して椅子に取り付けられている特
    許請求の範囲第27項から第35項までのいずれかに記
    載のサウナ。 (37)取付部材が椅子の後方に配設されている取付部
    と、椅子本体の両側で取付部に一端で接続される1対の
    支持ロッドと、支持ロッドの夫々の他端に接続されるU
    字形に屈曲した伸延パイプとからなり、前記他の1個の
    遠赤外線ヒータは伸延パイプのU字の底部の部位に取り
    付けられている特許請求の範囲第36項に記載のサウナ
    。 (38)前記支持ロッド及び伸延パイプが円筒状のパイ
    プで形成されており、伸延パイプは椅子本体の両側に配
    置される支持ロッドの中に嵌入して支持口ッドに接続さ
    れており、伸延パイプは、前記他の1個の遠赤外線ヒー
    タの椅子本体からの距離を調節すべく、支持ロッドから
    引き出されて長さの調節が可能なように構成されている
    特許請求の範囲第37項に記載のサウナ。 (39)椅子本体の背部が肘掛けと肘掛けを支える補助
    部を備えており、補助部には座部の側部の上部側面と係
    合して前記肘掛けを支え得るような係止部材が設けられ
    ている特許請求の範囲第27項から第38項までのいず
    れかに記載のサウナ。 (30)係止部材が補助部に取り付けられた係止枠であ
    り、係市枠は上端が肘封けの裏面に当接し、下端が座部
    の前記上部側面に係合し得る凹部を備えており、補助部
    に固定された板ばねにより椅子本体の内方に付勢されて
    いる特許請求の範囲囲第39項に記載のサウナ。
JP24350983A 1983-12-23 1983-12-23 遠赤外線折り畳み式サウナ Pending JPS60135053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245240A (en) * 1991-07-17 1993-09-14 Junichi Takasaki Armature having a flat disk type commutator

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