JPS601349B2 - 高揮発分劣質炭の予熱処理方法 - Google Patents
高揮発分劣質炭の予熱処理方法Info
- Publication number
- JPS601349B2 JPS601349B2 JP5642578A JP5642578A JPS601349B2 JP S601349 B2 JPS601349 B2 JP S601349B2 JP 5642578 A JP5642578 A JP 5642578A JP 5642578 A JP5642578 A JP 5642578A JP S601349 B2 JPS601349 B2 JP S601349B2
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- Japan
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- coal
- volatile
- stage
- coke
- inferior quality
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉用成型コークス原料として不適である高揮
発分劣質炭を成型コークス用原料とするための子熱処理
方法に関するものである。
発分劣質炭を成型コークス用原料とするための子熱処理
方法に関するものである。
高炉用コークス原料として良好な性質を有する粘結炭の
原料事情は、近年極めて窮迫しており、長期にわたって
安定確保することは困難であり、また、価格も高価であ
る。
原料事情は、近年極めて窮迫しており、長期にわたって
安定確保することは困難であり、また、価格も高価であ
る。
このため、*占絹性の低い劣質炭に若干の粘度炭および
粘結剤として配合して加圧成型し、見鶏密度を上昇せし
めてそのままの形状を保つように乾留してコークス化す
る成型コークス法が従来より研究テストされているが、
使用される劣質炭は、無煙炭、半無煙炭等の低揮発分非
粘結炭が主体であり、褐炭、亜遼青炭等の国際石炭分類
法NO.5クラス以下の高揮発分劣質炭は、亀裂の発生
によりコークス強度の低下をきたすところから多配合で
きない。
粘結剤として配合して加圧成型し、見鶏密度を上昇せし
めてそのままの形状を保つように乾留してコークス化す
る成型コークス法が従来より研究テストされているが、
使用される劣質炭は、無煙炭、半無煙炭等の低揮発分非
粘結炭が主体であり、褐炭、亜遼青炭等の国際石炭分類
法NO.5クラス以下の高揮発分劣質炭は、亀裂の発生
によりコークス強度の低下をきたすところから多配合で
きない。
すなわち、高揮発分劣質炭は、コークス化温度領域であ
る400〜50000において、急激でかつ大さし・熱
分解反応(多量の揮発分の発生)を示し、多数の亀裂を
生じることがコークス強度の低下の原因となり、成型コ
ークス原料として多配合できない理由である。
る400〜50000において、急激でかつ大さし・熱
分解反応(多量の揮発分の発生)を示し、多数の亀裂を
生じることがコークス強度の低下の原因となり、成型コ
ークス原料として多配合できない理由である。
しかしながら、高揮発分劣質炭は、全石炭埋蔵量中の大
半を占め、かつ安価であるところから、高揮発分劣質炭
を予熱処理し、揮発分の一部を除去して成型コークス原
料に使用する試みもなされているが、高揮発分劣費炭は
、熱処理することによって揮発分の減少と共に、高密度
の低下をきたす。
半を占め、かつ安価であるところから、高揮発分劣質炭
を予熱処理し、揮発分の一部を除去して成型コークス原
料に使用する試みもなされているが、高揮発分劣費炭は
、熱処理することによって揮発分の減少と共に、高密度
の低下をきたす。
この高密度の低下の度合は、熱分解領域での昇温速度の
速いものほど大であり、高密度の低下の大きい処理物を
成型コークス原料として多量に配合使用すれば、ロ−ル
プレスでの成型性が不良となり、低揮発分非粘結炭を多
配合した通常の成型炭の見掛比重1.20前後には遠く
及ばず、この成型性の不良がコークス強度にまで影響を
与える。
速いものほど大であり、高密度の低下の大きい処理物を
成型コークス原料として多量に配合使用すれば、ロ−ル
プレスでの成型性が不良となり、低揮発分非粘結炭を多
配合した通常の成型炭の見掛比重1.20前後には遠く
及ばず、この成型性の不良がコークス強度にまで影響を
与える。
この成型性の不良原因は、処理物が多孔質なため、粘結
剤が孔隙内に浸透して粘結剤量が不足すること、および
孔際内の空気の脱気が不良のためと考えられる。したが
って熱処理時の熱分解領域での昇温速度を4・さくする
ことが肝要である。
剤が孔隙内に浸透して粘結剤量が不足すること、および
孔際内の空気の脱気が不良のためと考えられる。したが
って熱処理時の熱分解領域での昇温速度を4・さくする
ことが肝要である。
上記子熱処理するための熱処理装置としては、種々のタ
イプがあり、コンパクトで処理能力が大きく経済性のあ
る流動層タイプでは、熱分解領域での昇温速度が数百℃
/分となるため、処理物が多孔質となり嵩密度の低下も
大である。
イプがあり、コンパクトで処理能力が大きく経済性のあ
る流動層タイプでは、熱分解領域での昇温速度が数百℃
/分となるため、処理物が多孔質となり嵩密度の低下も
大である。
また、固定床タイプでは、高密度の低下の極めて小さい
処理物を製造することができるが、品質、経済性に問題
があり、均一性、迅速性、経済性の点から固体熱媒体方
式が最も有利である。
処理物を製造することができるが、品質、経済性に問題
があり、均一性、迅速性、経済性の点から固体熱媒体方
式が最も有利である。
固体熱媒体方式は、通常熱媒体として粉コークス、砂、
アルミナ球等が使用されており、これらの熱媒体を加熱
して高揮発分劣質炭と共にパドルあるいは回転ドラムタ
イプのミキサーに装入して接触混合させ、高揮発分劣質
炭から揮発分の一部を除去するもので、熱処理時の被処
理物の熱分解領域における昇温速度が数十℃/分程度と
流動層タイプに比して昇温速度を相当小さくすることが
できるが、得られた処理物を多配合した成型原料炭を加
圧成型する場合、粘結剤を15%程度配合しなければ、
成型性が悪く、かつ、コークス強度も低下する。本発明
者等は、前記高揮発分劣質炭の固体熱媒体による予熱処
理について試験研究の結果、高揮発分劣質炭を固体熱媒
体を用いて子熱処理し、揮発分の一部を除去するに際し
、熱媒体としてアルミナ球を使用して多段処理すれば、
一段処理に比して嵩密度低下が小さく、成型原料炭とし
て多配合しても粘結剤の増配合の必要がなく、成型性、
コークス強度共に良好な処理物が得られることを見出し
たのである。
アルミナ球等が使用されており、これらの熱媒体を加熱
して高揮発分劣質炭と共にパドルあるいは回転ドラムタ
イプのミキサーに装入して接触混合させ、高揮発分劣質
炭から揮発分の一部を除去するもので、熱処理時の被処
理物の熱分解領域における昇温速度が数十℃/分程度と
流動層タイプに比して昇温速度を相当小さくすることが
できるが、得られた処理物を多配合した成型原料炭を加
圧成型する場合、粘結剤を15%程度配合しなければ、
成型性が悪く、かつ、コークス強度も低下する。本発明
者等は、前記高揮発分劣質炭の固体熱媒体による予熱処
理について試験研究の結果、高揮発分劣質炭を固体熱媒
体を用いて子熱処理し、揮発分の一部を除去するに際し
、熱媒体としてアルミナ球を使用して多段処理すれば、
一段処理に比して嵩密度低下が小さく、成型原料炭とし
て多配合しても粘結剤の増配合の必要がなく、成型性、
コークス強度共に良好な処理物が得られることを見出し
たのである。
すなわち、本発明は、高揮発分劣質炭を固体熱媒体を用
いて子熱処理して含有する揮発分の一部を除去するに際
し、被処理高揮発分劣質炭を400〜55000の温度
範囲で、かつ、400〜50000で1段目の熱処理を
行ない、得られた処理物を420〜550℃の処理温度
で2段目の熱処理をすることを特徴とするものである。
いて子熱処理して含有する揮発分の一部を除去するに際
し、被処理高揮発分劣質炭を400〜55000の温度
範囲で、かつ、400〜50000で1段目の熱処理を
行ない、得られた処理物を420〜550℃の処理温度
で2段目の熱処理をすることを特徴とするものである。
固体熱媒体を加熱して高揮発分劣質炭と共にパドルある
いは、回転ドラムタイプのミキサーに装入して400〜
50000で1段目の熱処理を行なうのは、1段目の熱
処理が40000以下では含有する揮発分がほとんど放
出されないので2段目で急激な熱処理を受けることとな
り、急激な熱分解を起して熱処理炭が著しく多孔質化し
、高密度が低下して成型性が悪化しコークス強度に悪影
響を及ぼすためであり、また、50000以上では1段
目で急激な熱分解を起し、揮発分の大半が放出されるか
ら著しく多孔質化するためである。上記1段目の熱処理
を400〜50000の範囲で行ない「 2段目の熱処
理を420〜550午0で行なうと、熱分解が比較的ゆ
るやかに進行するため、熱処理炭の高密度がいずれも6
0皿ry−k9/め以上を保持し、これを成型コークス
用原料として多量に配合しても、成型性の悪化、成型コ
−クス強度の低下が抑制され、低揮発分非粘結炭を主体
とする成型コークスと遜色のない成型コークスが得られ
ると共に、成型コークスの原型歩蟹が高くなる等の効果
を有する。
いは、回転ドラムタイプのミキサーに装入して400〜
50000で1段目の熱処理を行なうのは、1段目の熱
処理が40000以下では含有する揮発分がほとんど放
出されないので2段目で急激な熱処理を受けることとな
り、急激な熱分解を起して熱処理炭が著しく多孔質化し
、高密度が低下して成型性が悪化しコークス強度に悪影
響を及ぼすためであり、また、50000以上では1段
目で急激な熱分解を起し、揮発分の大半が放出されるか
ら著しく多孔質化するためである。上記1段目の熱処理
を400〜50000の範囲で行ない「 2段目の熱処
理を420〜550午0で行なうと、熱分解が比較的ゆ
るやかに進行するため、熱処理炭の高密度がいずれも6
0皿ry−k9/め以上を保持し、これを成型コークス
用原料として多量に配合しても、成型性の悪化、成型コ
−クス強度の低下が抑制され、低揮発分非粘結炭を主体
とする成型コークスと遜色のない成型コークスが得られ
ると共に、成型コークスの原型歩蟹が高くなる等の効果
を有する。
実施例 1
第1表に示す性状の全量4側以下の粒度に粉砕した高揮
発分劣質炭を、第2表に示すとおり処理条件を変えて1
仇側めのアルミナ球と共に80仇吻J×60仇肋Lの回
転ドラムに装入して子熱処理を行ない、6種類の熱処理
炭を製造し、各々の性状を測定した。
発分劣質炭を、第2表に示すとおり処理条件を変えて1
仇側めのアルミナ球と共に80仇吻J×60仇肋Lの回
転ドラムに装入して子熱処理を行ない、6種類の熱処理
炭を製造し、各々の性状を測定した。
その結果を第2表下段に示す。
なお、測定は工業分析についてはJISM8812、C
SNについてはJISM8801・4、高密度について
は、JISK2151・3に基づいて行なった。第1表 第2表に示すとおり、高揮発分劣質炭を1段目の処理温
度を420〜48000で2段予熱処理して得た熱処理
炭の高密度は、1段予熱処理方して得た熱処理物に比し
、残留揮発分が20%程度の場合67Dryk9/で、
15%程度の場合で9狐ry‐kg′め上昇しており、
明らかに差が認められる。
SNについてはJISM8801・4、高密度について
は、JISK2151・3に基づいて行なった。第1表 第2表に示すとおり、高揮発分劣質炭を1段目の処理温
度を420〜48000で2段予熱処理して得た熱処理
炭の高密度は、1段予熱処理方して得た熱処理物に比し
、残留揮発分が20%程度の場合67Dryk9/で、
15%程度の場合で9狐ry‐kg′め上昇しており、
明らかに差が認められる。
しかし、1段目の処理温度が39000、51000の
2段処理の場合には、1段処理の場合とほとんど差が認
められない。
2段処理の場合には、1段処理の場合とほとんど差が認
められない。
第2表
(詞 処理回数2回の場合の処理条件は・2段目の処理
条件で・1段目の処理条件は( )内に示す。
条件で・1段目の処理条件は( )内に示す。
これは、2段の予熱処理においては、1段目の処理温度
が熱処理炭の嵩密度に大きく影響することを示すもので
あり、1段目の処理温度が39000では、1段目の予
熱処理でほとんど熱分解を起さず、2段目の子熱処理で
熱分解領域において急激な熱分解を起し、多孔質化した
ものと考えられる。
が熱処理炭の嵩密度に大きく影響することを示すもので
あり、1段目の処理温度が39000では、1段目の予
熱処理でほとんど熱分解を起さず、2段目の子熱処理で
熱分解領域において急激な熱分解を起し、多孔質化した
ものと考えられる。
また、1段目の処理温度が510q○では、1段目の子
熱処理で熱分解領域において急激な熱分解を起し、揮発
分が急激に放出され多孔質化したものと思われる。
熱処理で熱分解領域において急激な熱分解を起し、揮発
分が急激に放出され多孔質化したものと思われる。
なお、1段目の処理温度が420〜480ooの場合に
は、1段目、2段目に分けて緩徐に熱分解を受け、揮発
分がゆるやかに放出されて多孔質化が抑制され、高密度
の低下が少し、熱処理炭が得られたものと推察される。
は、1段目、2段目に分けて緩徐に熱分解を受け、揮発
分がゆるやかに放出されて多孔質化が抑制され、高密度
の低下が少し、熱処理炭が得られたものと推察される。
実施例 2実施例1で得られたテストNo.1〜6の各
熱処理炭35%と第3表に示す性状の高揮発分劣質炭3
5%、粘給炭30%を配合した配合炭に、軟化点81℃
のコールタールピッチ、コールタールを第4表に示すと
おり外割で添加し、スチームニーダーに装入して加熱用
スチームを吹込み、90〜110ooで15分間混線し
た後、ただちロールプレスを用いて65側×65肌×4
5柳のマセック型の成型炭を製造し、500℃に保持し
た電気炉に装入して2時間保持した後、3.yo/分で
100000まで昇温して30分間保持して取出し、散
水消火して成型コークスを製造し、JISK2151に
基づいてコークス強度を測定した。
熱処理炭35%と第3表に示す性状の高揮発分劣質炭3
5%、粘給炭30%を配合した配合炭に、軟化点81℃
のコールタールピッチ、コールタールを第4表に示すと
おり外割で添加し、スチームニーダーに装入して加熱用
スチームを吹込み、90〜110ooで15分間混線し
た後、ただちロールプレスを用いて65側×65肌×4
5柳のマセック型の成型炭を製造し、500℃に保持し
た電気炉に装入して2時間保持した後、3.yo/分で
100000まで昇温して30分間保持して取出し、散
水消火して成型コークスを製造し、JISK2151に
基づいてコークス強度を測定した。
その結果を第4表に示す。第3表
第4表
第4表に示すとおり、ァルミナ球を用いて1段目の処理
温度420〜480ooで2段子熱処理して得た熱処理
炭を配合したテストNo.11〜14の成型コークスは
、いずれも高炉用成型コークスとして要求されるDI亭
旨94.0を超えているが、1段目の処理温度が390
qo、51000で2段子熱処理て得た熱処理炭を配合
したテストNo.15〜18の成型コークスは、テスト
No.15を除いていずれもD聡94.0以下となって
おり高炉用コークスとしては使用不適である。
温度420〜480ooで2段子熱処理して得た熱処理
炭を配合したテストNo.11〜14の成型コークスは
、いずれも高炉用成型コークスとして要求されるDI亭
旨94.0を超えているが、1段目の処理温度が390
qo、51000で2段子熱処理て得た熱処理炭を配合
したテストNo.15〜18の成型コークスは、テスト
No.15を除いていずれもD聡94.0以下となって
おり高炉用コークスとしては使用不適である。
なお、1段予熱処理して得た熱処理炭を配合したテスト
No.7〜10の成型コークスのうち、NO.1の熱処
理炭を配合し、かつ、コールタールピッチ10%、コー
ルタール5%を配合したテストNo.7の成型コークス
がD聡94.0を超えているので、テストNo.8〜1
0の成型コ−クスはいずれもDI字葺94.0以下と低
くなっている。
No.7〜10の成型コークスのうち、NO.1の熱処
理炭を配合し、かつ、コールタールピッチ10%、コー
ルタール5%を配合したテストNo.7の成型コークス
がD聡94.0を超えているので、テストNo.8〜1
0の成型コ−クスはいずれもDI字葺94.0以下と低
くなっている。
このことから、1段目の処理温度を400〜500q○
で2段子熱処理して得た熱処理炭は、高炉用成型コーク
ス原料として多量に配合できると共に、1段で子熱処理
したものに比し熱処理炭の多孔質化が抑制され、成型性
の悪化が防止されたものと推定される。
で2段子熱処理して得た熱処理炭は、高炉用成型コーク
ス原料として多量に配合できると共に、1段で子熱処理
したものに比し熱処理炭の多孔質化が抑制され、成型性
の悪化が防止されたものと推定される。
実施例 3
実施例1で得られたテストNo.2、4の熱処理炭を第
5表に示す性状の低揮発分非粘結炭、粘結炭および粘結
剤と熱処理炭30%、低揮発分非粘結炭35%、粘給炭
25%、軟化点81℃のコールタールピッチ7%、コー
ルタール3%の割合で配合し、実施例2と同条件で成型
コークスを製造し、コ−クス強度を測定した。
5表に示す性状の低揮発分非粘結炭、粘結炭および粘結
剤と熱処理炭30%、低揮発分非粘結炭35%、粘給炭
25%、軟化点81℃のコールタールピッチ7%、コー
ルタール3%の割合で配合し、実施例2と同条件で成型
コークスを製造し、コ−クス強度を測定した。
その結果を第6表に示す。第5表第6表
第6表に示すとおり、高揮発分劣質炭を子熱処理して得
た揮発分のほぼ同じ熱処理炭であっても、1段処理と2
段処理では、これを配合して成型コークスを製造した場
合、生成コークス強度が大きく相違し、テストNo.1
9の生成コークスは高炉用成型コークスとして要求され
るDI字894.0を大中に下廻っているが、2段処理
した熱処理炭を配合したテストNo.20の生成コーク
スはDI草葺94.2で高炉用コークスとして十分な強
度を有している。
た揮発分のほぼ同じ熱処理炭であっても、1段処理と2
段処理では、これを配合して成型コークスを製造した場
合、生成コークス強度が大きく相違し、テストNo.1
9の生成コークスは高炉用成型コークスとして要求され
るDI字894.0を大中に下廻っているが、2段処理
した熱処理炭を配合したテストNo.20の生成コーク
スはDI草葺94.2で高炉用コークスとして十分な強
度を有している。
Claims (1)
- 1 高揮発分劣質炭を固体熱媒体を用いて予熱処理して
含有する揮発分の一部を除去するに際し、被処理高揮発
分劣質炭を400〜550℃の温度範囲で、かつ400
〜500℃で1段目の熱処理を行ない、得られた処理物
を420〜550℃の処理温度で2段目の熱処理をする
ことを特徴とする高揮発分劣質炭の予熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5642578A JPS601349B2 (ja) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | 高揮発分劣質炭の予熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5642578A JPS601349B2 (ja) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | 高揮発分劣質炭の予熱処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54148002A JPS54148002A (en) | 1979-11-19 |
JPS601349B2 true JPS601349B2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=13026733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5642578A Expired JPS601349B2 (ja) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | 高揮発分劣質炭の予熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601349B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439047U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58112243U (ja) * | 1982-01-25 | 1983-08-01 | 松下電器産業株式会社 | 電気天ぷら鍋 |
DE19959587B4 (de) * | 1999-12-10 | 2006-08-24 | Lurgi Lentjes Ag | Verfahren zur schonenden Kurzzeit-Destillation von Rückstandsölen |
-
1978
- 1978-05-11 JP JP5642578A patent/JPS601349B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439047U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54148002A (en) | 1979-11-19 |
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