JPS60134714A - フロアコンセント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明はフロアコンセントに関するものである。

〔背景技術〕

従来のフロアコンセントに配線工事を施す場合、一般住
宅の木製床においてはケーブル工事を行なうのが一般的
であり、コンクリート床においては配管工事を行なうの
が一般的・である。ところが１、ケーブル工事用のコン
セントボックスと、配管工事用の内部電線保護カバーを
別部材により構成していたため、種類の異なるフロアコ
ンセントを準備しなければならないという問題を有して
いた。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、ケーブル工事用のコンセントボック
スと、配管工事用の内部電線保護カバーを共通の部材を
用いて構成できるフロアコンセントを提供することであ
る。

〔発明の開示〕

この発明のフロアコンセントは、中央部にコンセント本
体出没用開口を設けて周縁部を床面開口縁部に載置した
床面プレートと、前記出没用開口の左半領域を取囲むよ
うに上部筒端を前記床面プレートの下面左側領域に固定
した左分割筒体と、前記出没用開口の右半領域を取囲む
ように上部筒端を前記床面プレートの下面右側領域に着
脱自在に固定して自己の両側端部を前記左分割筒体の両
側端部に接合した右分割筒体と、自己の外周縁部を前記
左右分割筒体の下部筒端にそれぞれ着脱自在に取付けた
底板とを備える。

この発明の一実施例を第１図ないし第５図を用いて説明
する。すなわち、このフロアコンセントは、第１〜３図
に示すように、床面プレート１と、左分割筒体２、右分
割筒体３と、底板４とを備える。

床面プレート１は、その中央部にコンセント本体出没用
開口５　（第４図参照）を有する。

左分割筒体２は、その上部筒端２ａ両側にねじ挿通穴６
を穿孔し、下部筒端２ｂに筒内部の斜め下方へ向けて被
係止片７を突設する。この左分割筒体２は、上記出没用
開口５の左半領域を取囲むように、上部筒端２ａを床面
プレート１の下面左側領域に対接した状態で、ねじ８を
ねじ挿通穴６に通して下面プレート１へ着脱自在にねじ
込み固定する。

右分割筒体３は、その上部筒端３ａ両側にねじ挿通穴９
を穿孔する。この右分割筒体３は、上記出没用開口５の
右半領域を取囲むように、上部筒端３ａを床面プレート
１の下面右側領域に対接した状態で、ねじ１Ｏをねじ挿
通穴９に通して下面プレート１へ着脱自在にねじ込み固
定する。この場合、右分割筒体３の両側端部３ｃが左分
割筒体２０両側端部２Ｃにそれぞれ接合して、両分割筒
体２，３で上下方向に開成した筒状体を構成する。

底板４は、その左端に上記被係止片７に対応して斜め上
方に突設した係止片１１を有し、右端にねじ挿通穴１２
を穿孔する。この底板４は、係止片１１の下面を被係止
片７の上面側に係止した状態で、右端のねじ挿通穴１２
に下方よりねじ１３を挿通して右分割筒体３の下部筒端
３ｂへ着脱自在にねじ込み固定する。こうして左右分割
筒体２゜３の下端開口を底板４で閉塞する。この場合、
第４図に示すように、底板４の右端と、右分割筒体３の
下部筒端３ｂ間に、ケーブル線挿通穴１４が形成される
ように構成する。

このように構成した結果、ケーブル工事においては、第
４図に示すように、左分割筒体２と、右分鯖筒体３と、
底板４とでコンセントボックスを構成できる。すなわち
、フロアコンセントを第１図に示すように組立てた状態
で、左右分割筒体２゜３と底板４を木製床材１５の開口
１６に上方から差し込んで、床面プレート１の周縁部を
開口１６縁部に載置し、ケーブル線１７をケーブル線挿
通穴１４から両分割筒体２．３の内部に導いて端子台１
８へ接続する。この場合、第４図において、１９はコン
セント本体、２０はコンセント本体１９を枢支する回転
軸、２１はコンセント本体１９を床面上に突出付勢する
ばね、２２はコンセント本体１９と端子台１８を結ぶ内
部電線であり、これらは床面プレート１に支持される。

２３はコンセント本体１９を床面上に出没操作する操作
レバーである。

一方、配管工事においては、底板４と右分割筒体３を取
外して、第４図に示すように左分割筒体２を内部電線２
２の保護カバーとして使用できる。

この場合、左分割筒体２は、コンクリート床２４内に埋
設したアウトレットボックス２５と上部カバー２６内に
収容し、アウトレットボックス２５の電線管差込領域２
７（第５図想像線で示す）に、電線管（図示省略）の端
部を外部から差込みナンド止めして、電線管内に通した
外部電線（図示省略）を端子台１８へ接続する。

このようにして、ケーブル工事用のコンセントボックス
と、配管工事用の内部電線保護カバーを両分割筒体２．
３と底板４を組立てたりあるいは分解することにより、
共通の部材を用いて構成することができる。

〔発明の効果〕

この発明のフロアコンセントによれば、ケーブル工事用
のコンセントボックスと、配管工事用の内部電線保護カ
バーを共通の部材を用いて構成できるという効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の側面図、第２図は左右分
割筒体と底板を組立てた斜視図、第３図はその分解斜視
図、第４図はケーブル工事に適用した断面図、第５図は
配管工事に適用した断面図である。 １・・・床面プレート、２・・・左分割筒体、２ａ　、
３ａ・・・上部筒端、２ｂ、３ｂ・・・下部筒端、３・
・・右分割筒体、４・・・底板、訃・・コンセント本体
出没用開口第２図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央部にコンセント本体出没用開口を設けて周縁部を床
   面開口縁部に載置した床面プレートと、前記出没用開口
   の左半領域を取囲むように上部筒端を前記床面プレート
   の下面左側領域に固定した左分割筒体と、前記出没用開
   口の右半領域を取囲むように上部筒端を前記床面プレー
   トの下面右側領域に着脱自在に固定して自己の両側端部
   を前記左分割筒体の両側端部に接合した右分割筒体と、
   自己の外周縁部を前記左右分割筒体の下部筒端にそれぞ
   れ着脱自在に取付けた底板とを備えたフロアコンセント
   。