JPS6013368Y2 - 仕出弁当箱 - Google Patents
仕出弁当箱Info
- Publication number
- JPS6013368Y2 JPS6013368Y2 JP1405981U JP1405981U JPS6013368Y2 JP S6013368 Y2 JPS6013368 Y2 JP S6013368Y2 JP 1405981 U JP1405981 U JP 1405981U JP 1405981 U JP1405981 U JP 1405981U JP S6013368 Y2 JPS6013368 Y2 JP S6013368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box frame
- bottom plate
- synthetic resin
- box
- lunch box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は仕出弁当箱の改良に関するものである。
従来の仕出弁当箱としては薄い木板よりなる折箱が広く
利用されているが、折箱はその構成上強度に乏しいうえ
構成材料である薄い木板の折り曲げ加工に手数を要する
欠陥があり、そのため近時は全体を熱可塑性樹脂板で一
体に成形したものが実用されているが、このような仕出
弁当箱は量産が容易な反面において料理類を入れた場合
に水分を全熱吸収しないうえ通気性がないためにむれて
腐敗しやすく、また、全体を肉薄とした場合には形態に
ゆがみを生じやすい等の欠陥がある。
利用されているが、折箱はその構成上強度に乏しいうえ
構成材料である薄い木板の折り曲げ加工に手数を要する
欠陥があり、そのため近時は全体を熱可塑性樹脂板で一
体に成形したものが実用されているが、このような仕出
弁当箱は量産が容易な反面において料理類を入れた場合
に水分を全熱吸収しないうえ通気性がないためにむれて
腐敗しやすく、また、全体を肉薄とした場合には形態に
ゆがみを生じやすい等の欠陥がある。
本考案はこのような欠陥のない仕出弁当箱を目的として
完成されたもので、図示の実施例に示すように、木板、
ボール紙等の適度の通気性と吸水性とを備えた底板１を
合成樹脂製の箱枠体２内に嵌装してその周縁部を箱枠体
２の底力部内壁に全周にわたって設けられる受庇部３に
埋込一体化するとともに該底部１の下面を箱枠体２の網
状底部４の上面に固着してなるものである。
完成されたもので、図示の実施例に示すように、木板、
ボール紙等の適度の通気性と吸水性とを備えた底板１を
合成樹脂製の箱枠体２内に嵌装してその周縁部を箱枠体
２の底力部内壁に全周にわたって設けられる受庇部３に
埋込一体化するとともに該底部１の下面を箱枠体２の網
状底部４の上面に固着してなるものである。
なお、図中５は底板１の下面に必要に応じ通気性を損う
ことなく塗装する補強用塗料膜層、３′は受庇部３の上
面を滑らかに箱枠体２の内面に続かせるためのテーパ面
、６は箱枠体２を成形する際に底板１を金型に保持させ
るためのピン挿通孔で、該ピン挿通孔６は網状底部４の
骨格により下方より閉塞される位置に設けられるもので
ある。
ことなく塗装する補強用塗料膜層、３′は受庇部３の上
面を滑らかに箱枠体２の内面に続かせるためのテーパ面
、６は箱枠体２を成形する際に底板１を金型に保持させ
るためのピン挿通孔で、該ピン挿通孔６は網状底部４の
骨格により下方より閉塞される位置に設けられるもので
ある。
このように構成されたものは、合成樹脂製の箱枠体２内
に嵌装された底板１がその周縁部を箱枠体２の底力部内
壁に全周にわたって設けられる受庇部３に埋込一体化さ
せているうえに該箱枠体２の網状底部４の上面に固着し
て下面を支持されているから、該底板１はその上面に箱
枠体２の高さが許す範囲で多量の料理類を詰め込んでも
その荷重によく耐えて離脱するおそれは全くなく、しか
も、木板、ボール紙等の適度の通気性と吸水性を備えた
前記底板１は合成樹脂製の箱枠体２とは異なり、料理類
からの水分を適度に吸収するとともに外界との通気が行
われるため、該箱枠体２に同村よりなる蓋体を気密に施
蓋しておいても料理類がむれて腐敗することを防止でき
るものであって、また、同時に前記合成樹脂製の箱枠体
２や蓋体の内面に不快な水滴の耐着する現象もよく防止
できるものである。
に嵌装された底板１がその周縁部を箱枠体２の底力部内
壁に全周にわたって設けられる受庇部３に埋込一体化さ
せているうえに該箱枠体２の網状底部４の上面に固着し
て下面を支持されているから、該底板１はその上面に箱
枠体２の高さが許す範囲で多量の料理類を詰め込んでも
その荷重によく耐えて離脱するおそれは全くなく、しか
も、木板、ボール紙等の適度の通気性と吸水性を備えた
前記底板１は合成樹脂製の箱枠体２とは異なり、料理類
からの水分を適度に吸収するとともに外界との通気が行
われるため、該箱枠体２に同村よりなる蓋体を気密に施
蓋しておいても料理類がむれて腐敗することを防止でき
るものであって、また、同時に前記合成樹脂製の箱枠体
２や蓋体の内面に不快な水滴の耐着する現象もよく防止
できるものである。
さらに、前記箱枠体２はその軽量化と材料節減のために
スチロール樹脂或いは低発泡スチロール樹脂その他の適
当な合成樹脂をもって肉薄のものとしても前記のように
箱枠体２内に嵌装してその周縁部をもって一体化された
底板１が合成樹脂とは異なり変形し難い木板、ボール紙
等よりなるため、該底板１が合成樹脂製の箱枠体２の変
形を抑止し、全体としての形態にゆがみを生じることは
なく、使用前にその多数個を料理店において貯蔵してお
いても使用中と同様常に正常な形態を保持できるもので
ある。
スチロール樹脂或いは低発泡スチロール樹脂その他の適
当な合成樹脂をもって肉薄のものとしても前記のように
箱枠体２内に嵌装してその周縁部をもって一体化された
底板１が合成樹脂とは異なり変形し難い木板、ボール紙
等よりなるため、該底板１が合成樹脂製の箱枠体２の変
形を抑止し、全体としての形態にゆがみを生じることは
なく、使用前にその多数個を料理店において貯蔵してお
いても使用中と同様常に正常な形態を保持できるもので
ある。
なお、本考案に係る仕出弁当箱を製造するには、箱枠体
２を成形する金型に例えば薄い木板よりなる底板１を仮
保持させた状態で箱枠体２と網状底部４とを同時に合成
樹脂をもって射出成形することにより該底板１の周縁部
を該箱枠体２の底力部内壁に全周にわたって底形される
受庇部３に埋込一体化するとともに該底板１の下面を網
状底部４上に固着一体化すればよく、量産が容易で安価
に提供できる利点もあるものである。
２を成形する金型に例えば薄い木板よりなる底板１を仮
保持させた状態で箱枠体２と網状底部４とを同時に合成
樹脂をもって射出成形することにより該底板１の周縁部
を該箱枠体２の底力部内壁に全周にわたって底形される
受庇部３に埋込一体化するとともに該底板１の下面を網
状底部４上に固着一体化すればよく、量産が容易で安価
に提供できる利点もあるものである。
従って、本考案は従来の仕出弁当箱の欠陥を一掃したも
のとして実用的価値極めて大なものである。
のとして実用的価値極めて大なものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は一部切欠
正面図、第２図は一部切欠平面図である。 １：木板、ボール紙等の適度の通気性と吸水性とを備え
た底板、２：合成樹脂製の箱枠体、３：受庇部、４：網
状底部。
正面図、第２図は一部切欠平面図である。 １：木板、ボール紙等の適度の通気性と吸水性とを備え
た底板、２：合成樹脂製の箱枠体、３：受庇部、４：網
状底部。
Claims (1)
- 木板、ボール紙等の適度の通気性と吸水性とを備えた底
板１を合成樹脂製の箱枠体２内に嵌装してその周縁部を
箱枠体２の底力部内壁に全周にわたって設けられる受庇
部３に埋込一体化するとともに該底板１の下面を箱枠体
２の網状底部４の上面に固着してなる仕出弁当箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1405981U JPS6013368Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 仕出弁当箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1405981U JPS6013368Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 仕出弁当箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57126817U JPS57126817U (ja) | 1982-08-07 |
| JPS6013368Y2 true JPS6013368Y2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=29812123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1405981U Expired JPS6013368Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 仕出弁当箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013368Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-03 JP JP1405981U patent/JPS6013368Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57126817U (ja) | 1982-08-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6013368Y2 (ja) | 仕出弁当箱 | |
| JPS5828966Y2 (ja) | ビシヨウダンネツヨウキ | |
| JPS5925261Y2 (ja) | 組立式透明容器 | |
| JPH0429907U (ja) | ||
| JPS591563Y2 (ja) | 卵型額縁 | |
| JPS6458653A (en) | Container | |
| JPS5921079Y2 (ja) | コンソ−ルボツクスの蓋 | |
| JPS5935344U (ja) | ラベル付き発泡プラスチツク容器 | |
| JPH0421485U (ja) | ||
| JPS62182260U (ja) | ||
| JPH0213332Y2 (ja) | ||
| JPH0393468U (ja) | ||
| JPS5854921Y2 (ja) | 植木鉢 | |
| JPS63193526U (ja) | ||
| JPS59196427U (ja) | 合成樹脂製の包装用容器 | |
| JPS6171893U (ja) | ||
| JPS6379338U (ja) | ||
| JPH0444301U (ja) | ||
| JPS59179553U (ja) | かいわれ栽培用の容器 | |
| JPH01167082U (ja) | ||
| JPH0480830U (ja) | ||
| JPS6260325U (ja) | ||
| JPH045831U (ja) | ||
| JPS6180210U (ja) | ||
| JPS60169108U (ja) | 合成樹脂製容器 |