JPS591563Y2 - 卵型額縁 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、卵型をした額縁に関するものである。

従来、額縁は四角形をした枠型のものと観念されており
、変化に乏しかった。

そこで、本考案は、この従の既成観念を変えて額縁を卵
型とすることにより、動く変化に富んだ額縁を提供する
ものである。

即ち、本考案は、底部に重りを内装して起上小法師とし
た卵型の外枠を左右に分割自在とし、それぞれ一分され
た分割枠の内側にその周縁部に寄せて支持板を張設する
と共に、その支持板の表面に位置するよう押え縁を嵌脱
自在に設けたことを特徴とする卵型額縁の構造を要旨す
るものである。

次に、本考案を図示実施例に従って説明すれば、１は外
枠であって、厚紙、合成樹脂材などにより、全体として
卵型に形成すると共に、底部に重り２を内装し起上小法
師を構成している。

また、この外枠１はそれぞれ左右に分割される二個の分
割枠３．３により、組立て分割自在に構成されている。

即ち、これら分割枠３，３は、一方の分割枠３における
周縁部が他方の分割枠３における周縁部に嵌合支持され
るよう構成されている。

４は支持板であって、それぞれの分割枠３，３における
内側に張設されるものであり、その張設位置は分割枠３
の周縁部に近い位置に設けられ、写真、絵画などａを支
持するためのものである。

５は押え縁であって、支持板４の上面に置かれた写真、
絵画などａの周縁部を押えるためのものであり、外形を
支持板４とほぼ一致させその周縁部に分割枠３の内側壁
面に嵌合支持される固定片６を具備している。

本考案は、斜上のように構成されており、一分された分
割枠にそれぞれ写真、絵画などを収納して額縁として構
成することができ、その形状と底部に設けた重りとによ
って、従来見られなかった動く額縁が得られると共に、
二個の組合せ額縁として写真、絵画などを選択組合せる
こともできる実益を有するものである。

また、これら分割枠によって作られる額縁を組合せれば
、卵型の起上小法師となり、イースターなどの贈り物と
しても好適なものとなる。

【図面の簡単な説明】

図は、本考案の実施例を示し、第１図は全体の側面図、
第２図は同じく横断平面図、第３図は分割枠の斜視図、
第４図は同しく横断平面図である。 １は外枠、２は重り、３は分割枠、４は支持板、５は押
え縁、６は固定片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 底部に重りを内装して起上小法師とした卵型の外枠を左
   右に分割自在とし、それぞれ一分された分割枠の内側に
   その周縁部に寄せて支持板を張設すると共に、その支持
   板の表面に位置するよう押え縁を嵌脱自在に設けたこと
   を特徴とする卵型額縁。