JPS60130570A - 4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾ−ル誘導体およびその製法 - Google Patents

4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾ−ル誘導体およびその製法

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JPS60130570A
JPS60130570A JP59210625A JP21062584A JPS60130570A JP S60130570 A JPS60130570 A JP S60130570A JP 59210625 A JP59210625 A JP 59210625A JP 21062584 A JP21062584 A JP 21062584A JP S60130570 A JPS60130570 A JP S60130570A
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JP
Japan
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general formula
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pharmaceutically acceptable
alkoxy
methanol
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JP59210625A
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English (en)
Inventor
ウーゴ・スカルポーニ
ロベルト・チマスキ
ルイザ・ルスコーニ
ロベルト・デ・カステイリヨーネ
ジユリアーナ・アルカリ
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Pfizer Italia SRL
Original Assignee
Carlo Erba SpA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/06Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 2
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4,5,6.7−チトラヒドロベンズイミダゾ
ール誘導体、それらの製造法およびそれらを含有する薬
学的組成物に関する。
本発明によシ一般式I 〔ただし式中、nは0または1であり、R1は1〜6個
の炭素原子を有する飽和または不飽和の直鎖状または分
枝鎖状のアルキル基、3〜7個の炭素原子を有するシク
ロアルキル基、7エ二ル基または七)−またはジー置換
されたフェニル基(ただし置換基は1〜4飼の炭素原子
を有するアルキルまたはアルコキシ基、メチレンジオキ
シまたはニトロ基または弗素、塩紮または臭素原子から
選ばれる)を表わし、そしてR2およびR3はそれぞれ
独立して水素原子、Riの意義として記載された任意の
基、ベンジル基、またはモノ−またはジー置換されたベ
ンジル基(ただし置換基はフェニル基R1に対する置換
基として記載されたものから選ばれる)を表わずか、ま
たはR2およびR3はそれらが結合している窒素原子と
一緒になって5負、6貞またはZ負の複素環を形■し、
それは酸素および窒素から選ばれた他の複素原子を含有
していてもよく、また窒素環原子と結合している任意の
水素は場合によりアルキル化されていてもよい〕の4.
5,6.7−テトンヒドロベンズイミダゾール訪導体が
提供され、そしてさらにそiLらの薬学的に許容しうる
酸付加塩が提供される。
また本発明により一般式■(ただし式中、nは0であり
、そしてR1,R2およびR5は上記に定義されたとお
りである)の4.5,6.7−チトラヒドロベンズイミ
ダゾール誘導体の製造法が提供される。この方法は一般
式n(ただし式中、R1は上記に定義されたとおりであ
り、そしてR5はアルキル基を表わす)の5−アルコキ
7−ベンズイミダゾールをバーチ型の還元(たとえばT
A、 M、 Kaiser氏著rsynthesis 
J第1972巻第591頁を参照)に付し、得られた一
般式11i(ただし式中、 R1およびR5は上記に定
義されたとおりで−ある)の4,7−シヒドロー5−ア
ルコキシーインズイミダンールを穏和な酸処理に付し、
そして得られた一般弐■(ただし式中、R1は上記に定
義されたとおりである)の5−オキソ−4,5,6,7
−チトラヒドロベンズイミダゾールを還元的にアミノ化
する(たとえばC,F、 Lane氏著rsyn th
e s i s J第1975巻第135頁参照)こと
からなる。
その方法はつぎの反応式図により説明される。
また本発明により一般式I(ただし式中、nは1であり
、そしてR1,R2およびR3は上記に定義されたとお
りである)の4.5,6.7−テトラヒドロベンズイミ
ダゾール誘導体の製造法が提供される。この方法は前記
の方法の最初の2段階を行い、つぎに既知の操作(たと
えばり、 M。
0rereおよびC,B、 Reese両氏著rJes
 Ohemi−aal CommunicationJ
第1977巻第280頁を参照)によ、#)5−オキソ
−4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾール■
をヒドラゾンVを経て対応する一般式■(ただし式中、
R1は上記に定義されたとおりである)の5−シアノ−
4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾールに変
換することからなる。つぎに中間体■を対応する5−ア
ミノメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミ
ダゾール(1: n=1 、 R2=R5=H)に還元
する。
つぎにアミノの水素原子を置換して他の化合物1(n−
1)を得ることができる。
その方法はつぎの反応式図により説明される。
(1:n=1 、R2=R5=H) 本発明による4、5,6.7−テトラヒドロベンズイミ
ダゾール誘導体は経口的または非経口的投与後に充分に
耐容性を有し、胃腸系において活性であることが証明さ
れ1こ。特にそれらは抗潰瘍誘発活性を有し、従って治
療においてたとえば消化性潰瘍たとえば十二指腸、胃お
よび食道の潰瘍の予防および治療において有用である。
本発明の化合物の抗潰瘍誘発活性はたとえばそれらがB
onfils氏らの方法CrTherapieJ第5巻
第1096頁(1j60年)、rJap、 J、 ’J
hanma、J第18巻第9頁(1968年)〕による
ラットにおける拘束性潰瘍の抑制試験において活性であ
るという事実により示される。
不動化する1時間まえに試験化合物を経口投与した。各
実験群に対して24時間絶食した6匹のスプレィグーダ
ウレイ系雄性2ツト(体重100〜120f)を使用し
た。不動化するために曲がりやすい四角の細かい網目の
金網を使用し、不動化の4時間後にラットを犠牲にし、
それらの胃を除去し、そして解剖顕微鏡下で病変を計数
した。
表には数種の本発明の化合物に対して経口投与後に得ら
れたラットにおける抗潰瘍誘発活性の大体のFiD5Q
値が示される。本発明の化合物の大体の急性毒性(LD
50)はマウスにおいて投与量を増加しながら1回投与
することにより決定され、そして処理後70目に測定さ
れた。結果は表に記載されている。
数種の抗潰瘍剤がアトロピンと同様に顕著な望ましくな
い抗コリン作動性の活性を示すことを考慮して、Les
zkovezky G、P、およびTardOsL0両
氏により記載された方法(1−Eiur・、、T、 F
harmaa、J第15巻第310頁(1971年)〕
に徒って、マfy スK 腹腔内(1−p−)投与され
たオキソトレモリンにより引き起こされた症候群に対す
る拮抗作用に関しても本発明の数iの化合物を評価した
体重20〜251の5匹の雄性マウスの群にに2あたり
1[]0〜の経口的なスクリーニング黛で試験化合物を
投与した。オキソトレモリンにより引き起こされた末梢
的コリン作動活性の程度を唾液分泌および流涙により測
定し、そして中枢性コリン作動活性の程度を振頼および
低温症の重篤さにより測定した。アトロピンの硫酸塩は
オキシドレモリンによシ引き起こされた末梢性および中
枢性作用の両方を抑制した。結果は表に記録される。
従って本発にはさらに薬学的に許容しうる希釈剤または
担体と混合して、上記に定義されたような一般式Iの4
.5,6.7−チトラヒドロベンズイミダゾール誘導体
またはその薬学的に許容しうる酸付加塩を含有する薬学
的組成物が含まれる。
本発明をさらによく理解せしめるために以下に実施例を
あげて説明する。
実施例 1 1−エチル−5−メトキシ−4,7−シヒドロベンズイ
ーミダゾニル テトラヒドロフラン330−およびメタノ−゛ル220
−の混合物中1−エチル−5−メトキシベンズイミダゾ
ール472(α267モル)〔K。
Tanaka 、 M、工n0、Y、 Murakam
i氏、「chem。
Pha、rm、 Bull−、J第29巻第1876頁
(1981年)〕の溶液を激しく攪拌しながら液体アン
モニア1.89に滴加する。この溶液に6時間かけてリ
チウム12.9P(1,86モル)を少量ずつ加える。
アンモニアおよび溶媒を蒸発除去したのち固体状残留物
を水400−に溶解し、水相をトルエン350−ずつで
4回抽出する。合した抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、炉遇しそして減圧下で蒸発乾固する。残留物を0
°之4℃でジエチルエーテル250tntから結晶化す
ると上記の表題化合物17.1 tが得られる。母液を
濃縮すると二番晶(3f)が得られる。収率42.3%
、m、p、106゜〜108℃。
実施例 2 1−エチル−5−オキソ−4,5,6,7−チトラヒド
ロペンズイミダゾール 95%エタノール1001d中1−エチル−5−メトキ
シ−4,7−シヒドロベンズイミダゾール5 F (0
,028モル)(実施例1に記載されたようにして製造
される)の溶液に1N塩酸56 mlを0℃で滴加する
。この反応溶液を室温で2時間放置し、そして室温で且
つ減圧下で蒸発乾固する。残留物を水30−およびメチ
レンジクロリド:メタノール(9:i&量比)50ゴに
再度溶解し、そしてその混合物を2N水酸化ナトリウム
を用いて0℃で中和する。相を分離し、そしてそのpH
を注意深く中性に保ちながら水相をメチレンジクロリド
:メタノ−#(9: 1、容量比)で徹底的に抽出する
。合した有機抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、炭
末で処理し、濾過し、そして減圧下室温で蒸発乾固する
上記表題化合物4.6fが白色固体分として得られる。
収率100チ、m、p、108’−112℃。
実施例 3 1−エチル−5−イソプロピルアミノ−4,5,6,7
−チトラヒドロペンズイミダゾール メタノール中の5N塩化水素a52fnl(4,2,6
ミリモル)をメタノール6o−中イソプロビルアミン1
0.9d (128ミI)−rニル)の氷水浴で冷却さ
れた溶液に滴加する。この溶液にメタノール2゜−に溶
解された1−エチル−5−オキソ−4,5゜6.7−チ
トラヒドロベンズイミダゾール3.52(21,3ミリ
モル)(実施例2に記載されたようにして製造される)
および水素化77ノ硼素ナトリウム0.412F (9
,5ミリモル)をJ@次に加える。その反応混合物を1
時間攪拌する。6N塩酸でpHを2に調節し、そしてつ
ぎにその反応混合物を真空下で蒸発させる。残留物を水
50−に溶解し、その溶液を2N水酸化ナトリウムで塩
基性にし、そしてクロロホルム50rn1.スつで5回
抽出する。クロロホルム抽出液を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、そして真空下で蒸発させる。褐色油状物が得ら
れる(約4.3F)。この油状残留物をエタノール50
−に溶解し、それにエタノール507!中蓚酸3.73
 fの溶液を加える。この溶液を一夜放置し、そして上
記の表題化合物のジ蓚酸塩を集める(約42)。このジ
蓚酸塩を水40−に溶解し、その溶液のpHを2N水酸
化ナトリウムでpH10に調節し、つぎにクロロホルム
50tdずつで5回その溶液を抽出する。クロロホルム
抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空下で
蒸発させる。エタノール60−に溶解した黄色油状残留
物(約22)にエタノール100−中フマールe2.2
11の溶液を加える。この溶液を一夜放置し、そして7
マール酸1.5モルを用いて結晶化させた上記の猥題化
合物を集める( 3.5 r%m、 p、215℃)。
実施例 4 1−エチル−5−ブチルアミノ−4,5,6,7−テ゛
トラヒドロベンズイミダゾール 実施例3の操作に従うが、インプロピルアミンの代わり
にn−ブチルアミンを使用し、7マール酸1.5モルを
用いて結晶化すると上記の表題化合物が40チの縮収率
で得られる( m、p。
178℃)。
実施例 5 1−エチル−5−インブチルアミノ−4,5,6,7−
チトラヒドロベンズイミダゾール ′実施例3の操作に従うがイソプロピルアミンの代わり
にイソブチルアミンを使用し、フマール酸1.5モルを
用いて結晶化すると上記の表題化合物が55チの縮収率
で得られる(m、 p、 205℃)。
実施例 6 1−エチル−5−シクロペイチルアミノ−4,5,6,
7−チトラヒドロベンズイミダゾール 実施例3の操作に従うがイノプロピルアミンの代わりに
シクロはンチルアミンを使用し、フマール酸1.5モル
を用いて結晶化すると上記の表題化合物が40俤の縮収
率で得られる( m−p−210℃)。
実施例 7 1−エチル−5−ゾクロヘキフルアミノ−4,5,6,
7−テト2ヒドロベンズイミダゾール 実施例3の操作に従うがイソプロピルアミンの代わシに
シクロヘキシルアミンを使用すると、上記表題化合物の
シフマール酸1n(m、p、 20 o℃)が40俤の
縮収率で得られる。
実施例 8 1−エチル−5−(1−ピロリジニル)−4,5,6,
7−チトラヒドロペンズイミダゾール 実施例3の操作に従うが、インプロピルアミンの代わり
にピロリジンを使用すると上記表題化合物のトリフマー
ル酸塩(m、p、 173℃)が51俤の縮収率で得ら
れる。
実施例 9 1−エチル−5−ピペリジノ−4,5,6,7−チトラ
ヒドロペンズイミダゾール 実施例3の操作に従うが、イソゾロビルアミンの代わり
にピはリジンを使用すると上記表題化合物のトリフマー
ル酸塩(m、p、156℃)が45チの縮収率で得られ
る。
実施例 1゜ 1−エチル−5−(1−へキサヒドロアセビニル) −
4151617−チトラヒドロベンズイミダゾール 実施例3の操作に従うがイソプロピルアミンの代わシに
ヘキサメチレンイミンを使用し、フマール酸2.5モル
を用いて結晶化すると上記の表題化合物が40俤の縮収
率で得られる(m−p。
165℃)。
実施例 11 1−エチル−5−モルホリノ−4,5,6,7−チトラ
ヒドロベンズイミダゾール 実施例5の操作に従うがイソプロピルアミンの代ワリに
モルホリンを使用すると上記表題化合物のトリフマール
酸塩(m、p、180℃)が45チの縮収率で得られる
実施例 12 1−エチル−5−(4−メチル−1−ピはラジ二ル) 
−4,5,6,7−テト之ヒドロベンズイミダゾール 実施例3の操作に従うがイソプロピルアミンの代わりに
N−メチルビはラジンを使用すると、上記表題化合物の
シフマール酸塩(m、p、 155℃)が50チの縮収
率で得られる。
実施例 13 1−エチA;−5−アニリノ−4,5,6,7−テト2
ヒドロベンズイミダゾール 実施例乙の操作に従うがイソプロピルアミンの代わりに
アニリンを使用すると上記の表題化合物(m、p、14
5℃)が70%の縮収率で得られる。
実施例 14 1−エチル−5−(2,4,6−ドリイソプロピルフエ
ニルスルホニルーヒドラゾノ) −4,5,6,7−チ
トラヒドロベンズイミグゾール メタノール40nrl中1−エチル−5−オキソ−4,
5,6,7−テト2ヒドロベンズイミダゾール4fC0
,024モル)(実施例2に記載されたようにして製造
される)の溶液に撹拌しながら2,4.6−ドリイノ少
ロピルー1−ヒドラジノスルホニル−ベンゼン9.09
.f (Ll、03モル)を加える。室温で5時間放置
したのち生成する白色沈殿をf取し、少量の冷メタノー
ルで洗浄し、そして乾燥する( 7.65 F )。F
液を減圧下室温で約20m1に濃縮し、そして水600
−に滴加する。生成する懸濁物?涙過すると沈殿が得ら
れ、それを五酸化燐上で24時間乾燥すると上記表題化
合物の二番品(2,El)が得られる。収率96チ、m
、p、155℃(分解)。
実施例 15 1−エチル−5−シアノ−4,5,6,7−チトラヒド
ロベンズイミダゾール シアン化カリウム5.3 f (0,051モル)およ
び1−エチル−5−(2,4,6−)リイソプロピル7
玉ニルスルホニルヒドラゾノ) −4,5,6,7−チ
トラヒドロベンズイミダゾール7、5 f (0,01
7モル)(実施例14に記載されたようにして製造され
る)をメタノール40−中で加熱還流する。
この反応混合物にシアン化カリウム3.3 F(0,0
51モル)を36時間かけて少量ずつ加えると完全な変
換が行われる。その懸濁物を減圧下で蒸発乾固し、残留
物を水10−に溶解し、そして水相をメチレンジクロリ
ド30−ずつで4回抽出する。合した抽出液を炭酸水素
ナトリウムの水性飽和溶液15m7!および水で洗浄し
、そして無水硫酸ナトリウムで乾燥する。メチレンジク
ロリドを減圧下で蒸発除去し、そして残留物をカラムク
ロマトグラフィー〔120fシリカ、酢酸エチルから酢
酸エチル:メタノール96 :4(容量比)までのグラ
ジエーション〕により 1W製すると上記の表題化合物
2.82が低沸点白色固体分として得られる。
iH−’NMRスペクトル(200MHz、04)(L
J);1.64δ(t+3H+匹5−CH2−N)2.
12δ(m、2H,CH2−CH2−(H)■ N 2、!1r−3,1δ(m、5H,(!H2−0H2−
([−0H2)「− Jq 6.80δ(q、2H,C!H5−0H2−N)7.3
4δ(θ+1H2H−2) 実施例 16 1−エチル−5−アミノメチル−4,5,6,7−チト
ラヒドロペンズイミダゾール ジエチルエーテル20−中水素化アルミニウムリチウム
667■(0,018モル)の懸濁物にジエチルエーテ
ル30−中頃化アルミニウム2.34 f(o、o1a
モル)の溶液を窒素下で激しく撹拌しなから0℃で迅速
に加える。塩化物を加え終わって5分後にテトラヒドロ
フラン20−中1−エチルー5−シアノ−4,5,6,
7−チトラヒドロペンズイミダン゛−ル2.El (0
,016モル)(実施例15に記載されたようVCして
製造される)の溶液を同じ条件下で滴加する。その混合
物を室温で4時間撹拌したのち酢酸エチル1−を用いて
、つぎに水8tntを用いて0℃で反応を止める。この
混合物を2N水酸化ナトリウムでアルカリ性にし、そし
て濾過する。p過ケークを2N水酸化ナトリウムで元分
に洗浄し、ろ液をメチレンジクロリドニメタノール(9
二1容量比)で徹底的に抽出する。合した抽出液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で蒸発乾固する
。残留物をカラムクロマトグラフィー〔シリカ75?’
、酢酸エチル:メタノール5二1(容量比)から酢酸エ
チル:メタノール=30チ水性水酸化アンモニウム5:
1:0.35(容量比)までのグラジエーション〕によ
り精製すると上記の表題化合物2.62が無色油状物と
して得られる。収率80チ。
分析の目的でメタノール中遊離塩基の溶液をメタノール
性塩酸で処理することにより上記表題化合物のジ塩酸塩
(m、p、265℃)を製造することができる。
実施例 17 1−エチル−5−シクロペンチルアミノメチル−4,5
,6,7−チトラヒドロペンズイミダゾールメタノール
10−中1−エチルー5−アミノメチル−4,5,6,
7−チトラヒドロベンズイミダゾール0.72fC4ミ
リモル)(実施例16に記載されたようにして製造され
る)の水浴中で冷却された溶液に5Nメタノール性塩化
水素0,8Wt(4ミリモル)を、ついでシクロはンタ
ノン0.39−(4,4ミ!jモル)および水素化シア
ン硼素ナトリウム0.11 y (t74ミリモル)を
加える。
水浴を除去し、そしてその混合物を室温で1時間攪拌す
る。6N塩酸を用いてpHを約2に調節したのち、その
反応溶液を減圧下で蒸発乾固する。残留物を水10−に
溶解し7、その水性溶液をジエチルエーテルで2回洗浄
し、2N水酸化ナトリウムで塩基性となし、そしてメチ
レンジクロリド:メタノール9:1(容量比)30rn
lずつで6回抽出する。無水硫酸ナトリウムで処理した
のち合した有機抽出液を蒸発乾固すると上記の表題化合
物0.91が無色油状物として得られる。この油状化合
物をエタノール10ゴに溶解し、そしてエタノール50
+dに溶解したフマール酸0.85 rを加える。この
溶液を濃縮し、ソシてジエチルエーテル80m/で処理
し、フマール酸1.5モルを用いて結晶化すると上記の
表題化合物1.01F(収率60チ、m−1)−184
℃)が得られる。
実施例 1・8 1−エチル−5−アミノ−4,5,6,7−チトラヒド
ロベンズイミダゾール メタノール40 mllll−エチル−5−オキソ−4
+5.L7− f トラヒドロベンズイミダゾール2.
1 F (12,8ミリモル)(実施例2に記載された
ようにして製造される)の撹拌された溶液に酢酸アンモ
ニウム9.82(127ミリモル)および水素化硼素ナ
トリウム540■(8゜7ミリモル)を60分かけて順
次に加える。この反応混合物を6N塩酸で酸性にし、つ
ぎに真空下で蒸発させて大部分のメタノールを留去する
。残留物を水40−に溶解し、その溶液を2N水酸化ナ
トリウムで塩基性にし、そしてメチレンジクロリド:メ
タノール9:1(容量比)で充分に抽出する。抽出液を
蒸発乾固し、残留物をメチレンジクロリド457!に再
度溶解し、そしてその溶液を水で徹底的に抽出する。水
性抽出液を蒸発乾固し、そして暗色の油状残留物を無水
エタノール20−に再度溶解する。無水エタノール10
0−に溶解した7マール酸0.84fをその溶液に加え
る。フマール酸1.5モルを用いて結晶化し純粋な表題
化合物1.01を集取する(m、p、183℃)。
第1頁の続き 0発明者 ルイザ・ルスコーニ 0発 明 者 ロベルト・デ・カステ イリョーネ 0発 明 者 ジュリアーナ・アルカ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式■ 1 〔ただし式中、nはOまたは1であシ、Rjは1〜6個
    の炭素原子を有する飽和または不飽和の直鎖状または分
    枝−掌アルキル基、3〜7個の炭素原子を有するフクロ
    アルキル基、フェニル基またはモノ−またはジー置換7
    エ二ル基(ただし置換基は1〜4個の炭素原子を有する
    アルキルまたはアルコキシ基、メチレンジオキシまたは
    ニトロ基または弗素、塩素または臭素原子から選ばれる
    )、を表わし、そしてR2およびRsはそれぞれ独立し
    て水素原子、R1の意義として記載された任意の基、ベ
    ンジル基、またはモノ−またはジ置換されたベンジル基
    (ただし置換基はフェニル基R1に対する置換基として
    記載されたものから選ばれる)を表わすか、またはR2
    およびR3はそれらが結合している窒素原子と一緒にな
    って5負、6負まfcは7貞の複素環を形成し、それは
    酸素および窒素から選ばれた他の複素原子を含有してい
    てもよく、また窒素原子と結合している任意の水素Vi
    場合によジアルキル化されていてもよい〕の4.5,6
    .7一テト2ヒドロベンズイミダゾール誘導体およびそ
    れらの薬学的に許容しうる酸付加塩。 2)一般式■ (ただし式中、R1は特許請求の範囲第1項に定義され
    たとおりであり、そしてR5はアルキル基を表わす)の
    5−アルコキシ−ベンズイミダゾールをメタノール、テ
    トラヒドロ7ランおよび液体アンモニアの混合物中でリ
    チウムと反応させるバーチ型還元に付して一般弐■ (ただし式中、R1およびR5は上記に定義されたとお
    りである)の5−アルコキシ−4,7−9ヒドロベンズ
    イミダゾールを得、それをエタノールに溶解し、1N塩
    酸を用いて0℃で処理して一般式■ (−fi−だし式中、R1は上記に定義されたとおりで
    ある)の5−オキソ−4,5,6,7−チトラヒドロベ
    ンズイミダゾールを得、最後にそれを水素化シアン硼素
    す) IJウムおよび一般式(ただし式中、 R2およ
    びR3は特許請求の範囲第1項に定義されたとおりであ
    る)のアミンで処理することにより水冷されたメタノー
    ル性酸性溶液中での還元的アミン化に付して所望の一般
    式■(ただし式中、n=0である)の化合物を得ること
    を特徴とする、一般式■(ただし式中、nは0であり、
    そしてR1、R2およびR3は特許請求の範囲第1項に
    定義されたとおりである)の化合物の製造法。 3)特許請求の範囲第2項に記載されたようにして製造
    された一般弐■ の5−オキソ−4,5,6,フーチトラヒドロベンズイ
    ミダゾール中間体をメタノール性溶液中室温で2.4.
    6−ドリイソプロビルー1−ヒドラジノスルホニル−ベ
    ンゼンと反応させて−の5− (2,4,6−)リイン
    プロピルフェニルスルホニル−ヒドラジノ) −4,5
    ,6,7−チトラヒドロペンズイミダゾールを得、それ
    を沸騰メタノール中のシアン化カリウムと反応させるこ
    とによシ弐■ の5−シアノ−4,5,6,7−チトラヒドロベン゛ズ
    イミダゾールに変換し、つぎに得られた一般式■の中間
    体をテトラヒドロ7ランージエチルエーテル中水素化ア
    ルミニウムリチウムおよび塩化アルミニウム混合物の懸
    濁物を用いて0℃で、そしてつぎに反応を完結させるた
    めに室温で還元するか、または酢酸アンモニウムの存在
    下で水素化シアノ硼素ナトリウムを用いて還元して一般
    式I (ただし式中、R1は特許請求の範囲給1項に定義され
    たとおりであり、n=1であり、R2−R5=Hである
    )の5−アミノメチル−4,5゜6.7−−y−トラヒ
    ドロベンズイミダゾールを得、それから既知のアルキル
    化操作によシ所望の一般式I(ただし式中、R1、R2
    およびRs kま特許請求の範囲第1項に定義されたと
    おりである)の化合物を遊離塩基として得ることができ
    、そして最後にそれらの薬学的に許容しうる塩に変形す
    ることを特徴とする、一般式(ただし式中、n−1であ
    シ、そしてR1、R2およびR5は特許請求の範囲第1
    項に定義されたとおりである)の化合物の製造法。 4)薬学的に許容しうる希釈剤または担体と混合して、
    特許請求の範囲第1項記載の一般式■の化合物またはそ
    れらの薬学的に許容しうる塩を含有する薬学的組成物。
JP59210625A 1983-12-16 1984-10-09 4,5,6,7−テトラヒドロベンズイミダゾ−ル誘導体およびその製法 Pending JPS60130570A (ja)

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