JPS6013034Y2 - 生籾の簡易乾燥装置 - Google Patents

生籾の簡易乾燥装置

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Publication number
JPS6013034Y2
JPS6013034Y2 JP1930177U JP1930177U JPS6013034Y2 JP S6013034 Y2 JPS6013034 Y2 JP S6013034Y2 JP 1930177 U JP1930177 U JP 1930177U JP 1930177 U JP1930177 U JP 1930177U JP S6013034 Y2 JPS6013034 Y2 JP S6013034Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
ventilation
drying device
paddy
shelf
Prior art date
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Expired
Application number
JP1930177U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53113871U (ja
Inventor
満範 谷口
Original Assignee
田中 功
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Filing date
Publication date
Application filed by 田中 功 filed Critical 田中 功
Priority to JP1930177U priority Critical patent/JPS6013034Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、網袋に収納された生籾をそのまま並べて強
制通風により乾燥させるための乾燥棚を有する簡易な乾
燥装置に関し、その設置に際して個々の棚台が移動並び
に延設自在であることを特徴としたものである。
自説式コンバインによって刈取られた生籾は、通常その
含水分が23〜27%であるから、これを籾袋に収納し
たまま放置すればたちまちむれて発酵、腐敗することは
周知の事実である。
従って、従来予備乾燥設備などを持ち合せない一般農家
では所属するライスセンターの乾燥機や籾摺機の使える
順番に合せて収穫を行なうものであったが、それでも猶
、ライスセンターにおける機械その他の都合で処理が遅
延して生籾のままで一時的保管を余儀なくされることも
屡々であった。
而してこのような場合は、籾袋に収納された上記生籾を
適当な場所に開は拡げて、各自で予備的な乾燥を行わな
ければならないのであるが、その作業は広大なzペース
を要する上、時間的にも亦労力的にも莫大な負担となっ
ていたものである。
このような実情に対処して本考案者は、先に育苗用の簡
易ビニールハウスを利用した生籾の自然乾燥法を提唱し
特許出願をしたのであるが、本考案は更にその乾燥効率
を高める目的で、上記ビニールハウスを利用して生籾を
強制乾燥するに当り、既設の育苗棚などと置換して簡単
に設置され且乾燥に有効な棚台を提供しようとするもの
である。
他方、従来公知の通気気流式乾燥機は縦方向に段設され
た各容器の全周に熱風の通路を形成したもので、本格的
な大型熱風機が必要となって一般農家には不向きであり
、又一般に知られていた横型の乾燥装置(実公昭41−
9237号、実公昭41−2215に公報参照)は、移
動や容量の増減が全く不可能であるところから、気象条
件などにより日々の る生籾の合理的、且
つ省エネルギー は望めなかったものである。
以下そ を実施例に従って詳述すると、図において
はパイプ、又は型鋼等からなる枠体であって、鷺の脚
柱イに一定の巾と長さを有する棚枠口を上下二段に固定
したものであり、2は上記脚柱イの十端に取付けられた
キャスター、又3は上記棚枠6の上面に張設された金網
若しくはラス目の棚板、□更に4は各段の棚板下面に固
定された断面−型め通風機であって、枠体1をその長さ
方向に連結した場合に上記各段の通風機4が気密に連通
し得名よう構成したものである。
尚、図中5は上記乾燥棚の一側に設置されダクト5′を
介して各段の通風機4に温風を供給する送風ファン、6
は連結した各段通風樋の末端に装着された挿脱可能な仕
切板を示す。
叙上の構成に係る本案乾燥装置は、生籾の収穫期におい
テ、例えば育苗用のビニールハウスに既設の育苗側を除
去した後、多数の乾燥棚を搬入連結し、各列間に第3図
に見られるような一定の作業用通路ハを設けて各段の棚
板3上にコンバインによって収穫された網袋詰めの生籾
をそのまま密接して載置するものであるが、実際の乾燥
に当っては、各段の通風機4の一側開口をダクト5′を
介して送風ファン5に連結するとともに、該通風機の末
端を仕切板6にて閉止して日光によって適度に温められ
ているビニールハウス内の空気を上記ファンにより送風
するのである。
以上述べたように本案乾燥棚は、個々がキャスターによ
って軽快に移動するものであるからその運搬が容易であ
る上、随時その必要数を連結することによってビニール
ハウスの大きさ又は籾袋数に応じた乾燥棚が簡単に設置
出来る特徴を有し、その温風は樋内全域に亘って棚板か
ら上昇し、網袋内の生籾を効果的に乾燥させることが出
来るなどその実用性は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案乾燥棚の斜視図、第2図は乾燥棚の連結状
態における一部切欠正面図であり、第3図はビニールハ
ウス内の乾燥棚の配置の一例を示す平面図である。 尚図中、1・・・・・・枠体、2・・・・・・キャスタ
ー、3・・・・・・棚板、4・・・・・・通風機、5・
・・・・・送風ファン、6・・・・・・仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端にキャスターを備えた脚柱に、網袋詰めの生籾がそ
    のまま載置可能な間隔で複数段の棚板を張設し、該各段
    の棚板直下には、末端が仕切板によって閉止可能な断面
    −型の通風樋が固定されてなる乾燥棚を各段の通風樋が
    互いに連通ずるように任意数連結して、ビニールハウス
    等の内部に1乃至複数列設置すると共に、各列の上゛記
    通風樋の一端開口にダクトを介して送風ファンを取り付
    け、更に、その末端を仕切板によって閉止したことを特
    徴とする生籾の簡易乾燥装置。
JP1930177U 1977-02-18 1977-02-18 生籾の簡易乾燥装置 Expired JPS6013034Y2 (ja)

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JP1930177U JPS6013034Y2 (ja) 1977-02-18 1977-02-18 生籾の簡易乾燥装置

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JPS53113871U JPS53113871U (ja) 1978-09-11
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