JPS6012996B2 - Pk化成肥料の製造法 - Google Patents

Pk化成肥料の製造法

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JPS6012996B2
JPS6012996B2 JP842979A JP842979A JPS6012996B2 JP S6012996 B2 JPS6012996 B2 JP S6012996B2 JP 842979 A JP842979 A JP 842979A JP 842979 A JP842979 A JP 842979A JP S6012996 B2 JPS6012996 B2 JP S6012996B2
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potassium
neutralization tank
slurry
manufacturing
chemical fertilizer
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博明 石橋
起生 池上
泰 角山
邦博 堀田
魁 倉田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリン酸液を原料として、カルシウム塩でpH3
〜4.5まで中和後、カリウム塩を加えて、リン成分と
カリウム成分を含む化成朗巴料の製造方法に関するもの
である。
現在の化成肥料はほとんどチッソ、リン、カリウムの3
成分を含み、リン鉱石の硫酸分解によって製造されてい
る。
チッソ、リン、カリウム成分の中の1成分もしくは2成
分を含む肥料を固体漫合で所定の成分比になるように配
合するバルクブレンド肥料の普及が最近めざましい。こ
のバルクブレンド用のためにリンとカリウムの2成分を
含むいわゆるPK化成肥料が望まれてきている。PK化
成肥料はその他、イ草がレンゲ跡地の水稲基肥用、麦用
、豆類用、牧草用の肥料としての要望が大きいが、現在
普通の化学肥料に比較して生産量も使用量も非常に少な
い。これは製造法の問題、品質が十分でないなどのため
である。従来のPK化成肥料の製造法はリン源として車
過石、趣石、熔燐、蛇紋岩など、カリウム濠として塩化
カリウム、硫酸カリウムなどを使用し、固体混合をおこ
なっている。そのため成分が不均一であり、その造粒性
に難点があった。本発明はこれらの問題点を解決するも
のであり、均一な成分で造粒性の良好なPK化成肥料の
製造法を提供するものである。本発明のPK化成肥料の
製造法は、リン酸液にカルシウム塩を加えて100倍稀
釈の餌が3.5〜4.0になるまで中和してスラリをつ
くり、そのスラリにカリウム塩を加えて造粒することか
らなる。
なお、10q音稀釈の斑をとは、スラリーを水で10ぴ
音にうすめてから測った値である。本発明の製造法の詳
細を図にしたがってのべるとつぎのようになる。
第1中和槽1にリン酸液を供給し、炭酸カルシウム、消
石灰、生石灰の単独もしくは2種以上の涙混合物をカル
シウム塩ホツパー3からコンベヤー5によって第1中和
槽1と第2中和槽2に10ぴ音稀釈のPH3〜4.5に
なるように加えてよくかきまぜる。塩化カリウムもしく
は硫酸カリウムなどのカリウム塩はホツパー4からコン
ベヤー6をとおって直接中和槽に入れても良いし、また
中和槽からのスラリを造粒するプランジャー8に加えて
も良い。プランジャー8からドライヤー7に送り込み乾
燥後ふるい10でふるいわけてPK化成肥料11とする
。本発明の中和において10の音稀釈のpHが4.0よ
り高くなると中和槽以後のプランジャーなどでの造粒性
が悪くなり、好ましくない。
これはpHが高くなるとリン酸二水素カルシウムよりリ
ン酸一水素カルシウムが生成してリン酸一水素カルシウ
ムは水に灘溶性のため、中和槽内で小さい結晶で析出し
、スラリの粘性が低下するためと考えられる。本発明の
10M音稀釈のpH4.0以下、すなわち、リン酸二水
素カルシウムの生成領域のp印こ中和槽を保ちよくかき
まぜるとリン酸二水素カルシウムは水落性であるので、
小さな結晶として析出することはなく、スラリに適度な
粘性を保ちつぎのプランジャーでの造粒が順調に行なわ
れ、粒の大きな製品が得られる。pHが高いと造粒性が
悪く、小さな粒品のPK化成肥料しか得られなく、一定
粒度以下のものはさらに再造粒のためにプランジャーに
もどさなければならないので生産効率が非常に低下する
。pHが3.5以下であれば、肥料は肥効上の酸性障害
があり好ましくない。一般に流通している化成肥料も通
常3.5以上である。本発明に使用するカルシウム塩と
しては炭酸カルシウム、生石灰、消石灰が適当であるが
、炭酸カルシウムの場合は発泡が強いので消泡剤が必要
である。
PK化成肥料でも5%以下位の少量のアンモニアを含有
するものを望まれる場合もあるが、その時は所定量のア
ンモニアを第1中和槽にスラリをつくり、ついでカルシ
ウム塩で10ぴ苔稀釈のpH3〜4.5になるまで中和
すれば良い。本発明はもちろん連続法でおこなわれるが
バッチ法でもよい。造粒はプランジャーに限らず、ドラ
ム造粒などを使用してもよい。本発明の製造法の特徴は
、造粒性が非常に良好であり得られるPK化成肥料の成
分が均一なことである。
以下、実施例にて本発明を説明する。
実施例 1 湿式法リン酸液(広P0433%、日2S045%)7
000ク/時間を第1中和槽1へ連続的に計量供給する
同時にアンモニアガス520k9/時間を第1中和槽1
へ連続的に計量供給する。また水あるいは集塵洗浄水を
第1中和槽1へ200夕/時間連続的に計量供給する第
1中和槽1で生成したスラリはオーバーフロ−して第2
中和槽2へ供給される。第2中和槽2には消石灰(Ca
○換算で60%)を第2中和槽のスラリの10の音稀釈
時の−を3.5〜4.0となるように計量供給する。第
2中和槽のスラリはオーバーフロ−してプランジャー8
へ供給される。プランジャー8には循環品7山/時間お
よび塩化カリウム3860k9/時間が連続的に計量供
給される。プランジャー8でスラリと循環品および塩化
カリウムは混合造粒されて、ドライヤー7に供給される
。ドライヤー7で乾燥されてからふるいわけされ、粒径
2.38〜3.36肋のもののうち1の/時間だけがク
ーラー12で冷却されPK化成肥料(以下肥料)11と
して抜出し貯蔵される。抜出された肥料11以外のもの
のうち、粒径が3.36柳以上のものは粒径が大きすぎ
て、施肥むらが発生し好ましくないので粉砕機13で粉
砕され、2.斑肋以下のものはそのまま循環品ホッパ−
14に供給される。循環品ホツパー14中には常時50
トンの循環品があり計量されてプランジャー8に供孫溝
される。ドライヤー7およびふるい1を経て肥料11と
して抜出されたもの以外が再び循環品ホツパー14に供
V給されるまでの平均時間は約30分である。得られた
肥料1 1の分析値はNH3一N4.1%、C一P20
522.3%、W−K2022.3%であった。また粉
度分布を表に示す。比較例 1 実施例1のpHを5.0〜5.5にしたときの粒度分布
を表に示す。
粒径2.父ぬ〆下が多いため、粉塵の発生が多くなり、
また固結しやすくなる。また、機械施肥や手まきの場合
に粉塵の発生が多い欠点がある。表 実施例 2 湿式法リン酸液(瓜P0433%、日2S045%)7
000そ/時間を第1中和槽1へ連続的に計続的に計量
供給する。
ついで消石灰(Ca060%)を第1中和槽1に100
倍稀釈時のPHを3.5〜4.0となるようにに計量供
給する。第1中和槽1のスラリはオーバーフローして第
2中和槽2へ供給される。第2中和槽2でさらに混合し
、オーバーフローした分はプランジャー8へ供給される
。プランジャー8には循環品6が/時間および塩化カリ
ウム聡50k9/時間が連続的に計量供聯合される。以
下実施例1と同様に行なった。
得られた肥料の分析値はC−P205泌.5%、W一K
2022.9%であつた。
【図面の簡単な説明】 図は、本発明の製造法のフローシートの1例を示す。 図の1は第1中和槽、2は第2中和槽、3はカルシウム
塩ホッパ−、4はカリウム塩ボッバー、5,6,9,1
5はコンベヤー、7はドライヤー、8はプランジヤー、
10はふるい、11はPK化成肥料、12はクーラー、
13は粉砕機、14は循環品ホツパ−、16はバケット
エレベーター、17は計量機である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リン酸液にカルシウム塩を加えて100倍稀釈のp
    Hが3.5〜4.0になるまで中和してスラリをつくり
    、該スラリにカリウム塩を加えて造粒することからなる
    リン成分とカリウム成分を含むPK化成肥料の製造法。 2 カルシウム塩の代りにカルシウム塩と少量のアンモ
    ニアを用いる特許請求の範囲第1項記載の製造法。3
    カルシウム塩が炭酸カルシウム、消石灰、生石灰の単独
    もしくは2種以上の混合物である特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の製造法。 4 カリウム塩が塩化カリウムもしくは硫酸カリウムで
    ある特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
    製造法。
JP842979A 1979-01-27 1979-01-27 Pk化成肥料の製造法 Expired JPS6012996B2 (ja)

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JPS55100290A JPS55100290A (en) 1980-07-31
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