JPS60129553A - 温度成層型蓄熱槽の流出入口および整流装置 - Google Patents
温度成層型蓄熱槽の流出入口および整流装置Info
- Publication number
- JPS60129553A JPS60129553A JP58236424A JP23642483A JPS60129553A JP S60129553 A JPS60129553 A JP S60129553A JP 58236424 A JP58236424 A JP 58236424A JP 23642483 A JP23642483 A JP 23642483A JP S60129553 A JPS60129553 A JP S60129553A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- outflow
- cushion tank
- cushion
- heat storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H9/00—Details
- F24H9/12—Arrangements for connecting heaters to circulation pipes
- F24H9/13—Arrangements for connecting heaters to circulation pipes for water heaters
- F24H9/133—Storage heaters
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、温度成層型蓄熱槽内に設ける流出入ロシよ
び整流装置に関するものである。
び整流装置に関するものである。
温度成層型蓄熱槽(以下、蓄熱槽という。)は、水の比
重差に、より高温水が上部に、低温水が下部にそれぞれ
層をなして滞水することを利用して、高温水を上部から
、低温水を下部から、それぞれ送水または還水すること
により蓄熱槽の効率を高めるものである。従って蓄熱槽
内への水の流出入によって槽内の温度成層が乱されない
ことが望ましい。そのために従来は、蓄熱槽内に、また
はこれに接して、少なくとも一方の側壁が蓄熱槽内を仕
切るもぐり堰である溝または暗渠状の空間を形成すると
ともにその内部に配管に接続するへラダー管その他の分
流装置(以下、ヘッダー管という。)を配設したクッシ
ョンタンク構造の流出入口を採用し、そこから水を微速
で均等に流出入するようにしていた。例えば、第1図に
示すように蓄熱槽内にH聖断面の部材2aを水平に配設
し、その上側の溝型の空間および下側の暗渠伏空間にそ
れぞれそれらの底面に多数の支管1bを向けたヘッダー
管1aを配設し配管1に接続するとともにn;1記空間
と外部との境界に水平整流板2bを張ってヘッダー管を
囲繞する構造としていた。
重差に、より高温水が上部に、低温水が下部にそれぞれ
層をなして滞水することを利用して、高温水を上部から
、低温水を下部から、それぞれ送水または還水すること
により蓄熱槽の効率を高めるものである。従って蓄熱槽
内への水の流出入によって槽内の温度成層が乱されない
ことが望ましい。そのために従来は、蓄熱槽内に、また
はこれに接して、少なくとも一方の側壁が蓄熱槽内を仕
切るもぐり堰である溝または暗渠状の空間を形成すると
ともにその内部に配管に接続するへラダー管その他の分
流装置(以下、ヘッダー管という。)を配設したクッシ
ョンタンク構造の流出入口を採用し、そこから水を微速
で均等に流出入するようにしていた。例えば、第1図に
示すように蓄熱槽内にH聖断面の部材2aを水平に配設
し、その上側の溝型の空間および下側の暗渠伏空間にそ
れぞれそれらの底面に多数の支管1bを向けたヘッダー
管1aを配設し配管1に接続するとともにn;1記空間
と外部との境界に水平整流板2bを張ってヘッダー管を
囲繞する構造としていた。
しかし、このような流出入口としても流速によってはク
ッションタンクの基端側、すなわち温水または冷水(以
下、温冷水という。)が流入する時の上流側から、もぐ
り堰を超えて流れる温冷水量が末端側のそれと異なる偏
分流現象を生じ、これを解決するためにはクッションタ
ンクを大きくせざるを得ず、そのため熱ロスが大きく、
かつ、蓄熱佇効領域が狭められるる欠点があった。
ッションタンクの基端側、すなわち温水または冷水(以
下、温冷水という。)が流入する時の上流側から、もぐ
り堰を超えて流れる温冷水量が末端側のそれと異なる偏
分流現象を生じ、これを解決するためにはクッションタ
ンクを大きくせざるを得ず、そのため熱ロスが大きく、
かつ、蓄熱佇効領域が狭められるる欠点があった。
本発明は、ヘッダー管による偏分流防止効果に限界があ
ることおよびヘッダー管が比較的高価であることに鑑み
、ヘッダー管を用いない流出人口を開発し、さらには蓄
熱に有効な領域を増加させるべくクッションタンクを小
型化することを目的とする。
ることおよびヘッダー管が比較的高価であることに鑑み
、ヘッダー管を用いない流出人口を開発し、さらには蓄
熱に有効な領域を増加させるべくクッションタンクを小
型化することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例を第3図および第4図に示す。
すなわちクッションタンク内に通ずる配管にはヘッダー
管を設けず、代りに内部垂直整−流板2Cをクッション
タンク内の配管側すなわち基端近傍に配設したものであ
る。従って配管1から流出入する温冷水は直接クッショ
ンタンク内を流れながら垂直整流板の抵抗を受けてクッ
ションク/りの上方(または下方)から、偏分流を起さ
ず均一に流れることになり、ヘッダー管の欠除は補なわ
れる。
管を設けず、代りに内部垂直整−流板2Cをクッション
タンク内の配管側すなわち基端近傍に配設したものであ
る。従って配管1から流出入する温冷水は直接クッショ
ンタンク内を流れながら垂直整流板の抵抗を受けてクッ
ションク/りの上方(または下方)から、偏分流を起さ
ず均一に流れることになり、ヘッダー管の欠除は補なわ
れる。
内部整流板2Cは多孔板を数枚、クッションタンク全長
の1/15〜1/20の間隔に配設したものが適当であ
るが、多孔板に代えて格子または網を使用してもよい。
の1/15〜1/20の間隔に配設したものが適当であ
るが、多孔板に代えて格子または網を使用してもよい。
つぎに第2の実施例を第5図および第6図に示す。その
特徴はもぐり堰2a先端に垂直な整流板3を配設すると
ともにクッションタンク自体を小型化しん点にある。す
なわち従来の1−1型部材に代えて二つの溝型部材2,
2により従来のものより小さいクッションタンクを形成
しその側壁であるもぐり堰の延長部分に整流板を設けた
。従ってヘッダー管を通じ溝型部材すなわちクッション
タンク内から溢れ、または還流する温冷水は、ネックと
なるもぐりせき上部(または下部)において整流板3に
より整流されるから、温度躍層(槽内で垂直方向に温度
が急激に変わる部分)を乱さず、その最上層(または最
下層)に滞水しまたはそこから還流する。また、クッシ
ョンタンクの水面または槽底面との間の従来は単なる流
水路でしかなかった部分が緩衝領域として働く。従って
小型化による整i?h効果の減少はない□。整流板3は
格子、多孔板または網などの通水性の板伏体であれば何
れでもよい。
特徴はもぐり堰2a先端に垂直な整流板3を配設すると
ともにクッションタンク自体を小型化しん点にある。す
なわち従来の1−1型部材に代えて二つの溝型部材2,
2により従来のものより小さいクッションタンクを形成
しその側壁であるもぐり堰の延長部分に整流板を設けた
。従ってヘッダー管を通じ溝型部材すなわちクッション
タンク内から溢れ、または還流する温冷水は、ネックと
なるもぐりせき上部(または下部)において整流板3に
より整流されるから、温度躍層(槽内で垂直方向に温度
が急激に変わる部分)を乱さず、その最上層(または最
下層)に滞水しまたはそこから還流する。また、クッシ
ョンタンクの水面または槽底面との間の従来は単なる流
水路でしかなかった部分が緩衝領域として働く。従って
小型化による整i?h効果の減少はない□。整流板3は
格子、多孔板または網などの通水性の板伏体であれば何
れでもよい。
実物の約1/10の模型を用いて行った実験によれば、
クッションタンクの容量が約1/2(クッションタンク
=J法100mmX830mmX’115mm(深さ)
)になっても開口率30%程度の内部整流板2Cを数枚
、クッションタンクの全長のl/15〜l/20の間隔
で配設し、更に整流板3を併設すれば、従来型の水平整
流板のみを仔する1■型断面でヘッダー管がある場合と
同等の分流性能か確保できることが判明した。
クッションタンクの容量が約1/2(クッションタンク
=J法100mmX830mmX’115mm(深さ)
)になっても開口率30%程度の内部整流板2Cを数枚
、クッションタンクの全長のl/15〜l/20の間隔
で配設し、更に整流板3を併設すれば、従来型の水平整
流板のみを仔する1■型断面でヘッダー管がある場合と
同等の分流性能か確保できることが判明した。
なお、実施例では、上下のクッションタンクを溝型部材
を平面上同一位置に配設して構成したが、これに限らず
、平面士別の位置に設け、または第7図に示1°他の実
施例のように溝型部材を蓄熱槽本体と一体化した構造と
しても差支えない。
を平面上同一位置に配設して構成したが、これに限らず
、平面士別の位置に設け、または第7図に示1°他の実
施例のように溝型部材を蓄熱槽本体と一体化した構造と
しても差支えない。
以上、本発明はクッションタンクの基端側の内部に整流
板を付加することによりへ・ノダー管を省略するもので
あるから、蓄熱槽の施設費の低減化を可能とする効果を
有する。また、もくり堰の延長方向にも整流板を設けて
クッションタンクを小型化すれば蓄熱を動領域が増加し
、蓄熱量を増加させる。
板を付加することによりへ・ノダー管を省略するもので
あるから、蓄熱槽の施設費の低減化を可能とする効果を
有する。また、もくり堰の延長方向にも整流板を設けて
クッションタンクを小型化すれば蓄熱を動領域が増加し
、蓄熱量を増加させる。
第1図は従来の蓄熱槽を示す断面図であり、第2図はそ
の■−■断面図である。 第3図および第5図は本発明の第1および第2の実施例
を示す断面図てあり、第4図および第6図はそれらのI
V−IV断面図およびVl−Vll断固図ある。 第7図は他の実施例を示す断面図である。 ■・・・配管、la・・・ヘッダー管、 lb・・・支
管、2・・クッションタンク(溝または暗渠状の空間を
形成するH型または溝型その他の部材)、2a・・・も
ぐり堰(側縁)、2b・・・水平整流板、2c・・・内
部垂直整流板、3・・・垂直整流板 特許出願人 株式会社 大林組 代 理 人 安斉佑− 第1図 第2図 一 第3図 第4図 ■岬 第5図 第6図 v−j 3 第7図
の■−■断面図である。 第3図および第5図は本発明の第1および第2の実施例
を示す断面図てあり、第4図および第6図はそれらのI
V−IV断面図およびVl−Vll断固図ある。 第7図は他の実施例を示す断面図である。 ■・・・配管、la・・・ヘッダー管、 lb・・・支
管、2・・クッションタンク(溝または暗渠状の空間を
形成するH型または溝型その他の部材)、2a・・・も
ぐり堰(側縁)、2b・・・水平整流板、2c・・・内
部垂直整流板、3・・・垂直整流板 特許出願人 株式会社 大林組 代 理 人 安斉佑− 第1図 第2図 一 第3図 第4図 ■岬 第5図 第6図 v−j 3 第7図
Claims (2)
- (1)温度成層型蓄熱槽内に、少なくとも一方の側壁が
もぐり堰である溝または暗渠状の空間を形成し、その内
部に配管を通じたクッションタンク構造の流出人口にお
いて、その基端近傍の内部に垂直な整流板を取付けたこ
とを特徴とする温度成層型蓄熱槽の流出入口。 - (2)温度成層型蓄熱槽内に、少なくとも一方の側壁が
もぐり堰である溝または暗渠状の空間を形成し、その内
部に配管を通じたクッションタンク構造の流出入口にお
いて、その基端近傍の内部に垂直な整流板を取付けると
ともにもぐり堰の端部にこれと同一平面上に位置するよ
うに垂直な他の整流板を、上部の流出人口にあっては水
面まで、下部の流出入口にあっては忌熱槽底面まで設け
たことを特徴とする温度成層型蓄熱槽の整流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236424A JPS60129553A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 温度成層型蓄熱槽の流出入口および整流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236424A JPS60129553A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 温度成層型蓄熱槽の流出入口および整流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129553A true JPS60129553A (ja) | 1985-07-10 |
JPS633222B2 JPS633222B2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=17000547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58236424A Granted JPS60129553A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 温度成層型蓄熱槽の流出入口および整流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8680729B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-03-25 | Sumoto S.R.L. | Motor drive particularly for submersed electric pumps |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51127134U (ja) * | 1975-04-09 | 1976-10-14 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP58236424A patent/JPS60129553A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51127134U (ja) * | 1975-04-09 | 1976-10-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8680729B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-03-25 | Sumoto S.R.L. | Motor drive particularly for submersed electric pumps |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633222B2 (ja) | 1988-01-22 |
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