JPS6012885B2 - バッグフイルタ−により燃焼性粉じんを濾過処理する方法 - Google Patents

バッグフイルタ−により燃焼性粉じんを濾過処理する方法

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JPS6012885B2
JPS6012885B2 JP51133871A JP13387176A JPS6012885B2 JP S6012885 B2 JPS6012885 B2 JP S6012885B2 JP 51133871 A JP51133871 A JP 51133871A JP 13387176 A JP13387176 A JP 13387176A JP S6012885 B2 JPS6012885 B2 JP S6012885B2
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JP
Japan
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dust
bag
combustible
sand
combustible dust
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JP51133871A
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JPS5358865A (en
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天彦 近藤
元雄 大木
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NITSUCHU KK
Original Assignee
NITSUCHU KK
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、バッグフィルターによる炉過処理方法に関
するものであって、特にバッグ室に通ずるダクト内の気
流中に不燃性無機質粉体則ち、砂の微粒子を添加混入し
て燃焼性集じん材料の発火を未然に防止するとともに、
バッグに予め上記砂の微粒子による炉過層を設けること
によりバッグへの着火を皆無となし、能率的な操業を行
うようにしたものである。
バッグフィルターは各種粉じん特にばい煙等の集じん装
置として広く使用されているが、取扱う集じん材料が燃
焼性のものであると、帯電などにより発火することがあ
り、これがコットン、ナイロンなどのバッグに着火して
火災に至る場合がある。このため燃焼性材料に対しては
湿式集じん機が多く用いられるが、湿式の場合は集じん
排水の処理が問題となる不利がある。ところで、燃焼性
粉じんに不燃性無機質粉体を混入すると発火を防止でき
ることが知られており、例えば炭膿などの炭じんの発生
し易い所に予め岩粉棚を配設し炭じん爆発を最小限にく
し・止めることが行われている。すなわち坑道内の左右
壁上方に坑道の断面積の大きさに応じて棚を数段設けて
岩粉を集積しておくものであって、この消火力は炭じん
爆発の爆風により一時に多量の岩粉が発火炭塵に混入し
て瞬時に熱を吸収することにより行われると考えられ、
すぐれた結果を得ている。この発明の方法は上記の事柄
に着目して、これをバッグフィルターの火災防止に利用
するとともに、さらにこの粉体により予めバック表面に
一次炉過層を形成させ、いわゆる自生の炉過層を介して
効率的な炉過ならびにバッグへの着火を皆無となし、バ
ッグの保護を計ったものである。つまりバッグの布目を
利用して上記岩粉棚と同じく岩粉を貯溜させるとともに
、予め集じんすべき粉体中に岩粉を常に混入しておくこ
とにより、発火を防止し、また発火した場合は、粉じん
の発火開始に際しては常に小爆発を伴うことから、この
爆風により上記貯溜砂および混入砂が一体の過飽和状態
の混入砂となって、ただちに消火が行われるようにした
ものであって、実験の結果、いまバッグフィルターに燃
焼性粉じんを供給し、これに着火エネルギーを与えると
、燃焼が伝播して、火力が増し、バックの火災に至るが
、不燃性の粉じんを混在させた場合は、堆積粉じんは着
火しなかった。然し、不燃性の粉じん粒子が大きい(1
00ミクロン以上)と、その粉じんの殆んどが、バッグ
面まで気流に乗って到達せず、燃焼性粉じん比率が多く
なるので、この場合は、バッグの火災が発生した。従っ
て、添加する不燃性粉じんの粒子は、微細である事が条
件で集じん機内の気流に充J分乗って、バッグ面に一様
に分散させる事が必要である。さらに微粒子にすること
は、その分だけカサ容積が大きくなるから、添加量(重
量%)が少〈て済むという利点もある。不燃性粉じんの
種類は数多くあるが、これらのZ選択で重要なことは、
‘1} 安価で容易に入手可能であること。
■ 無公害粉じんとして廃棄出来るもの。{3’粘着性
が無くバッグ面より容易に払い落されるもの。
2以上の諸条件がそろ
っている必要がある。上記条件を満す粉じんとして砂の
微粒子が最適であることがわかった。
砂は、一般に鋳物用造型砂として市販されているが、鋳
物用砂7号(53〜105ミクロン)がこれら砂として
は最小である2が、これ以下のものでも、砂であれば容
易に入手可能である。又、これら砂などの不燃性粉じん
の混在が火災防止上、重要であるばかりでなく、特に集
じん機設置時或いはバッグ交換時の処理がバッグ自体の
3保護にも役立つ事が判った。
粉じんは種類によって粘着性のものなど種々あるため、
バッグに付着すると、バッグ面の粉じん炉過層が除々に
増して、バッグの圧力損失を上昇させるばかりではなく
、バッグ面よりの粉じん払い落しが充分出来ず3短時間
にて使用不能となり、バッグの交換を行わざるを得なく
なる。従って、最初に砂などの粉じんをバッグ面に分散
させ、その後燃焼性粉じんと混在したものを補集すれば
、バッグの圧力損失は上、下を繰り返しながら安定した
状態で使用出来る。次に、この発明の方法を実施する装
置の一例を図面について説明すると、1はバッグ室であ
って内部に多数のバッグ2・・・・…・・・・・が吊設
され、一側にダクト3、上端にバッグ2・・・…・・・
・・・内に通ずる清浄気体排出口4、下端に粉じん取出
口5が各形成されている。
吸引された集じんすべき粉じんはダクト3内を通ってバ
ッグ室1内の入り、急激に失速し分散して各バッグ2…
・・・…・・・内面に附着し、バッグ面が一定の圧力以
上になると払い落されてバッグ室1下部に推積し、粉じ
ん取出口5を介して外部に取り出され廃棄される。バッ
グ2・・・・…・・・・・により炉遇された清浄気体は
清浄気体排出口4を介してファン、ブロアー等の吸引装
置により吸引され外部に放出される。ここまでは従来の
バッグフィルターと同様であるが、この発明においては
さらに火災防止装置としてダクト3にホッパー6、添加
用ゲート7が設けられ、一定量の不燃性粉じんつまり前
記砂の微粒子がダクト3内に落下供給されるようになっ
ている。8は添加用ゲート7の直下に位置して設けた受
箱であって、ダクト3内の気流に乗り得なかった砂微粒
子をこの受箱内に溜め、蓋9を開いて取り出しホッパー
6に戻すことができる。
上記装置を通して炉週を行うに当り、この発明の特徴と
するところは前述のようにバッグ室に通ずるダクト内の
気流中に砂の微粒子を添加混入して燃焼性集じん材料の
発火を未然に防止するとともにバッグ表面には常に砂微
粒子による炉過層を介在させてバッグへの着火を皆無と
なさしめてあることである。
このためバッグの交換時等の新らしい場合は、まずバッ
グ表面に上記炉過層を形成させる必要がある。したがっ
てこの場合は、まずダクト3中に集じんすべき燃焼性粉
じんを供給することなく、送風のみ行って、この気流中
に砂微粒子を乗せ、バッグ2・・・・・・・・・・・・
表面に予め砂微粒子による一次炉過層を形成させ、次い
でダクト中に集じんすべき燃焼粉じんを供給し、以後は
両者による混合粉じんを供給して一次炉過層およびバッ
グ自体により二次炉過層を各通して炉週を行う。そして
バッグに附着した粉じんの振し、落しは、上記一次炉過
層が脱落しない程度に行うことにより、バッグ自体の保
護、バッグの圧力損失の安定に役立たせることができる
。ところで、砂微粒子の供給は、前記添加用ゲート7を
予め所定開度で間欠的に開閉させ定量添加を維持できる
が、さらに上記ゲート7を、その関度がバッグ2・・・
・…・・・・・内の負圧度つまり清浄気体排出口4内の
真空度に応働して変化するように構成することにより、
バッグ2・・・・・・…・・・の炉過能力に適応した添
加量が得られ、振し・落しによる一次炉過層の剥脱を防
ぐことができる。
図面の簡単な説明 夕図面は
、この発明の方法を実施する装置の一例を示すもので、
第1図はその説明図、第2図は便用状態の配置図である
1……バッグ室、2……バッグ、3……ダクト、4……
清浄気体排出口、5……粉じん取出口、6……ホッパー
、7……添加用ゲート、8…・・・受箱、9・・・・・
・菱、10・・・・・・発じん源、11・・…・送風機
第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バツグフイルターに燃焼性粉じんを供給して濾過集
    じんするにあたり、この燃焼性粉じんを通ずるダクト中
    に砂の微粒子を供給し、バツグ表面に予め砂の微粒子の
    みによるほぼ一定厚さの濾過層を附着形成し、次いで前
    記ダクト中に集じんすべき燃焼性粉じんを供給するとと
    もにこの燃焼性粉じん中に別に充分の量の砂微粒子を連
    続的に添加して混入飽和させ、かくせる混合粉じんをバ
    ツグフイルターに供給し、濾過集じんすることを特徴と
    するバツグフイルターにおける燃焼性粉じんの発火防止
    方法。
JP51133871A 1976-11-08 1976-11-08 バッグフイルタ−により燃焼性粉じんを濾過処理する方法 Expired JPS6012885B2 (ja)

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JPS5358865A JPS5358865A (en) 1978-05-27
JPS6012885B2 true JPS6012885B2 (ja) 1985-04-04

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JP2014530748A (ja) * 2011-09-07 2014-11-20 コンポフェルム・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング ろ過設備のための難燃剤及びろ過設備における難燃性を向上させる方法
EP2753410B1 (de) 2011-09-07 2016-07-20 Kompoferm GmbH Verfahren zur flammschutzverbesserung in filteranlagen
JP2019025374A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 株式会社カルテックス 乾式集塵機および乾式集塵方法

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US2875844A (en) * 1957-03-21 1959-03-03 Wheelabrator Corp Method and apparatus for the removal or recovery of vapors from air

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US2875844A (en) * 1957-03-21 1959-03-03 Wheelabrator Corp Method and apparatus for the removal or recovery of vapors from air

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