JPS6012806B2 - 指向性アンテナの給電装置 - Google Patents

指向性アンテナの給電装置

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JPS6012806B2
JPS6012806B2 JP14919077A JP14919077A JPS6012806B2 JP S6012806 B2 JPS6012806 B2 JP S6012806B2 JP 14919077 A JP14919077 A JP 14919077A JP 14919077 A JP14919077 A JP 14919077A JP S6012806 B2 JPS6012806 B2 JP S6012806B2
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JP
Japan
Prior art keywords
directivity
antenna
hch
phase
antennas
Prior art date
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Expired
Application number
JP14919077A
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English (en)
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JPS5482147A (en
Inventor
陸男 藤田
章 高橋
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば空港近傍で発生するフラッタ−を防止す
るアンテナ等に使用する給電装置に関する。
′フラッターはテレビ電波等が航空機など電波
の反射体から反射され希望波と干渉を起こして生ずるも
のでテレビ受信画像に妨害を与える。本発明はこれを改
善するため、受信アンテナを2基使用し、反射波の到釆
方向の指向性を抑圧し、その障害を軽減するようにした
ものである。以下図面によって従来及び本発明の実施例
を説明する。
一般のテレビ受信アンテナの垂直面指向性(日面)は水
平面指向性(E面)に比較して悪く、妨害波を受信しや
すい特性となっている。従って垂直面指向性を妨害波に
対して良好にする必要がある。従来のフラッター防止ア
ンテナは第1図に示すようにアンテナ1に反射器2を付
加し、上方からの妨害波を防止している。3は支柱であ
る。
第1図のアンテナーには反射器2が2本あるが、テレビ
にはローチヤンネルLch(約100M日2)とハイチ
ャンネルHch(約20■MHZ)があるので上方のも
のはLch用で長く、下方のアンテナ放射器4に近いも
のはHch用で短かし、。このような反射器2を付加す
ることにより、垂直面指向性をリh,Hch共に下方に
向けさせる目的を達成することができる。また第2図に
示すように、アンテナーを上下に2基積み重ね、同相給
電せしめても垂直面指向性を狭くし、上方からの妨害波
を軽減することができる。
然しながら第1図の手段では垂直面指向性が広く、指向
性を下方に向けても上方からの妨害波を軽減することが
困難であった。
また第2図の手段ではその指向性をアンテナ1基を用い
ることにより鋭くできるが、HchとLchでは指向性
に大きな差を生じ、一様に妨害波を軽減することができ
なかった。
例えば第2図のアンテナ間隔をHchの2分の1波長と
し、同相給電した場合のHch及びLchの垂直面指向
性を第3図に示す。これは極座標であり、振幅は電界強
度相対値を示し、各指向性は最大振幅の値で正規化して
いる。ooは正面方向となり、テレビの希望波到来方向
となる。90oは真上となり、一900は真下となり、
±18ぴは希望波到来方向とは反対方向となる。
第3図で実線はアンテナ単体の指向性であり、点線はL
ch、長点線はHchの指向性を示す。Hchにおいて
十90o方向からの指向性は零となっているので真上か
らの妨害波は受けない。しかしリhにおいては±900
方向では切り込みが悪く、妨害波を受けやすいアンテナ
であることを示す。本発明はアンテナ構造を変えること
なく妨害波に対してHch,Lchとも同等な指向特性
を構成しようとするものである。
以下本発明を2基のアンテナを上下に積み重ねた場合に
ついて説明する。
この場合には垂直面の指向性を鋭くするにはアンテナ間
隔を広くすればよい。しかし実用する際機械的強度の関
係からVHF帯テレビ受信用としては0.8仇前後が適
当である。このような間隔では前述したようにリhはH
chより指向性が悪化するのでLchの指向方向を下方
に向け、十90o方向の指向性をHchと同じように零
とすることが望ましい。
今第2図のアンテナ構成において上下のアンテナ間隔を
Hchで2分の1波長の間隔に設置したとする、90o
方向からの電波に対して上のアンテナの受信電波の位相
を00とすると下方の受信アンテナの受信電波の位相は
1800となり、これを向長線路で合成すると打消し合
って第3図Hchの指向性に示すように90o方向の妨
害波を受信しないようになる。然しLchでは波長がH
chの2倍となっているため間隔は4分の1波長相当と
なり、900(上方)方向からの電波に対する合成点で
の位相差は900となり、上方からの電波はあまり軽減
しない。又逆にアンテナ間隔をLchの2分の1波長と
するとLchにおいて±90o方向の指向性は感度零と
なるがHchにおいては妨害波を受け易い指向性となる
。従って実用的には両者の中間の特性となる間隔に選ん
でいることが多かった。本発明においてはL,C回路の
ような非直線的に位相変化を起こす移相器5を用し・じ
hにおいても、Hchと同じような効果を上げるように
する。即ちじhの受信において90oだけ位相を進ませ
るような回路を付加して合成点での位相をアンテナ間隔
の900と合せて1800とし、上方からの電波に対し
て指向性を零とする。第4図に本発明給電装置の1例を
示す。第4図に示すように第2図に示す上方のアンテナ
1及び下方のアンテナ1の放射器4,4を長さ1,,1
2なる線路で互に接続し、上方アンテナ1側の線路1,
に移相器5を挿入し、2つのアンテナ出力を同相合成器
6で合成せしめる。移相器5としてはこの場合、Lch
がHchより進相となるような回路を選ぶ。
即ちHchで位相量零と仮定し、じhで90o進相とす
る。この場合1,=12とするとアンテナは第5図の実
線に示す指向性となる。第5図の点線は移相器5の無い
場合の指向性でこれは正面方向で最大指向性となる。こ
れに比較して実線の本発明装置を用いたアンテナの指向
性は下向きになり、即ち全体に上方から押えたような指
向性となり、フラッター防止用に適当である。いま移相
5の定数例としてCニlOPF,L二0.8仏日,1,
ニ12のものを使用すると、この移相器5はリhで大き
く進相となりHchでは4・さな進相位相となる。
このHchの進相位相を補正し、アンテナ4,4が同相
合成となるようにするには移相器5を付加した側に更に
0.16肌の給電線を付加すれば良いことが実験的に確
かめられた。本発明に使用する移相器5による損失は少
ないことが必要で、この回路構成は高城通過形の炉波器
とする。
またリh,Hch共に通過域を使用する。この実施例で
は仏hで0.2dBの損失があり、Hchでは殆んど比
旧であった。尚本発明装置に使用する移相器5は給電線
のように周波数に比例して位相が変化するものでは効果
は少なく、L,C回路のように周波数に対して比例しな
い位相変化のもの、即ち非直線で位相変化を起こす回路
が必要である。
移相器5としてはこの他に不平衡形として第6図のもの
が用いられる。またHchでアンテナ間隔が2分の1波
長より広い場合はこの半分のL形回路等が用いられるが
効果は少ない。狭い場合はL,Cの多いものを使用する
。移相器はアンテナ給電部、合成部あるいは線路の途中
に入れてもよい。アンテナ配置は上下配置に例をとって
述べたが前後、斜、水平に或はこの2基のアンテナを1
つの単位として、複数単位の合成を行なえば更にきめ細
かく妨害波を軽減できる。
このように本発明によれば2基のアンテナを任意に配置
して給電線と非直線の移相器を組合せアンテナを構成す
ることによりHchの指向性にあまり影響を与えずにリ
hの妨害波到来方向の指向性を抑圧し、妨害波を有効に
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は従来アンテナの説明図、第3図は第2
図に示すアンテナの垂直面指向性線図、第4図は本発明
給電装置の説明図、第5図は本発明装置の特性説明図、
第6図は移相器の等価回路図を示す。 1はアンテナ、2は反射器、3は支柱、4はアンテナ放
射器、5は移相器、6は合成器である。 オl陣汁2図 オ3図 才4図 オ5図 オ6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多素子の指向性を有する2基のアンテナをマストを
    用い上下に設置し、このアンテナ出力を夫々給電線を介
    して同相合成する合成器と、一方の給電線に介挿した周
    波数変化に対して非直線的に位相変化を起こすインダク
    タンスとキヤパシタンスとから成るハイパス形移相器と
    より成ることを特徴とする指向性アンテナの給電装置。
JP14919077A 1977-12-14 1977-12-14 指向性アンテナの給電装置 Expired JPS6012806B2 (ja)

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JP14919077A JPS6012806B2 (ja) 1977-12-14 1977-12-14 指向性アンテナの給電装置

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JPS5482147A JPS5482147A (en) 1979-06-30
JPS6012806B2 true JPS6012806B2 (ja) 1985-04-03

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ID=15469762

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257605A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 Nec Kansai Ltd 磁気記録再生方法

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JPS5623777A (en) * 1979-08-02 1981-03-06 Toshiba Corp Manufacture of semiconductor device

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JPS62257605A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 Nec Kansai Ltd 磁気記録再生方法

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