JPS6012717Y2 - ストリツプガ−ドのトリム装置 - Google Patents
ストリツプガ−ドのトリム装置Info
- Publication number
- JPS6012717Y2 JPS6012717Y2 JP1976089355U JP8935576U JPS6012717Y2 JP S6012717 Y2 JPS6012717 Y2 JP S6012717Y2 JP 1976089355 U JP1976089355 U JP 1976089355U JP 8935576 U JP8935576 U JP 8935576U JP S6012717 Y2 JPS6012717 Y2 JP S6012717Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- nozzle
- knife
- guard
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷延鋼板などの金属ストリップに張り付けら
れたストリップガードの巾方向の余分の耳を除去するた
めのトリム装置に関するものである。
れたストリップガードの巾方向の余分の耳を除去するた
めのトリム装置に関するものである。
ステンレス鋼などの冷延鋼板で装飾に使われるもの、成
形品としてプレス加工されるもの等については、表面の
保護としてストリッガードを張り付けている。
形品としてプレス加工されるもの等については、表面の
保護としてストリッガードを張り付けている。
このストリップガードは、一般にビニール被膜などが使
用され、また、添附図面の第1図に示すように、ストリ
ップ1の表面に相当する面の上方にストリップガード2
をコイル状に巻いたもの3を配置し、これから巻きもど
したストリップガード2をデフレクタ−ロール4、ピン
チロール5,6を経てストリップ1に圧接させ、張り合
わせるようにしている。
用され、また、添附図面の第1図に示すように、ストリ
ップ1の表面に相当する面の上方にストリップガード2
をコイル状に巻いたもの3を配置し、これから巻きもど
したストリップガード2をデフレクタ−ロール4、ピン
チロール5,6を経てストリップ1に圧接させ、張り合
わせるようにしている。
この場合、第2図に示すように、ストリップガード2は
、その幅と、ストリップ1の幅との間におけるセンター
ずれを予想して、ストリップ1の幅よりも、片幅で20
〜30m+y+程度広いものを使用している。
、その幅と、ストリップ1の幅との間におけるセンター
ずれを予想して、ストリップ1の幅よりも、片幅で20
〜30m+y+程度広いものを使用している。
ところが、このように、ストリップ1よりもストリップ
ガード2の方が幅が広いと、ストリップ1をテンション
リールに巻取る際、ストリップガード2の耳部がストリ
ップ1に巻込まれ、ストリップ1の裏側に接着したり、
ストリップガード2の耳部同志が接着して、次工程で巻
きもどす際にストリップガード2をはぎ取ることがあり
、作業上並びに製品価値上不都合が生ずる。
ガード2の方が幅が広いと、ストリップ1をテンション
リールに巻取る際、ストリップガード2の耳部がストリ
ップ1に巻込まれ、ストリップ1の裏側に接着したり、
ストリップガード2の耳部同志が接着して、次工程で巻
きもどす際にストリップガード2をはぎ取ることがあり
、作業上並びに製品価値上不都合が生ずる。
このため、第2図に示すように、ナイフ7をストリップ
1の両端に当てがい、ストリップガード2の耳部を切り
落としている。
1の両端に当てがい、ストリップガード2の耳部を切り
落としている。
また、この方法を行う場合、ナイフ7を保持し、ストリ
ップガード2の耳部を切り落とす作業と、切り取ったス
トリップガード2の細いひも状のもの2′がストリップ
1に付着することを防止するためにこれを手で引っ張る
作業とが生じ、この作業を実施するには、少くとも2名
の作業者を必要としている。
ップガード2の耳部を切り落とす作業と、切り取ったス
トリップガード2の細いひも状のもの2′がストリップ
1に付着することを防止するためにこれを手で引っ張る
作業とが生じ、この作業を実施するには、少くとも2名
の作業者を必要としている。
本考案は、以上のように従来の方法における問題を解決
し、省力化を計ることのできるストリップガードのトリ
ム装置を得ることを、その目的とするものである。
し、省力化を計ることのできるストリップガードのトリ
ム装置を得ることを、その目的とするものである。
以下、本考案をその1実施例を示す添附図面の第3〜5
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
まず、第3図に示すように、ストリップ1の移動方向(
太い白矢印によって示しである)に対して直角方向に配
置されるようにされると共にストリップ21の幅にほぼ
等しい長さを有するフレーム10の各端部に、ヒンジ1
1を介して1対の板状のナイフホルダ12の1端部を回
転自在に且つストリップ1の移動方向にほぼ平行となる
ように、それぞれ、取付け、また、各ナイフホルダ12
の他端部には、ナイフ13の刃先13′(第4図参照)
をストリップ1に対して傾斜状態に固定する。
太い白矢印によって示しである)に対して直角方向に配
置されるようにされると共にストリップ21の幅にほぼ
等しい長さを有するフレーム10の各端部に、ヒンジ1
1を介して1対の板状のナイフホルダ12の1端部を回
転自在に且つストリップ1の移動方向にほぼ平行となる
ように、それぞれ、取付け、また、各ナイフホルダ12
の他端部には、ナイフ13の刃先13′(第4図参照)
をストリップ1に対して傾斜状態に固定する。
なお、フレーム10は、図示されていない他のフレーム
に適宜固定するものとする。
に適宜固定するものとする。
また、各ナイフホルダ12にパイプ14を取り付け、こ
れは適当に折り曲げた後、その先端部にノズル15を取
付け、ストリップガード2の耳部を切り落とした各ナイ
フ13のストリップ1の移動方向に対して前方において
開口される(第4図参照)。
れは適当に折り曲げた後、その先端部にノズル15を取
付け、ストリップガード2の耳部を切り落とした各ナイ
フ13のストリップ1の移動方向に対して前方において
開口される(第4図参照)。
更に、対向するナイフホルダ12は、引張りばね16に
よって相互に連結し、これによって、ナイフホルダ12
がストリップ1の両縁部方向に向かって引張られるよう
にする。
よって相互に連結し、これによって、ナイフホルダ12
がストリップ1の両縁部方向に向かって引張られるよう
にする。
本考案は、以上のような構成を有しているが、使用の際
には、対向する各ナイフホルダ12がストリップ1の各
縁部の上方に位置するようにフレーム10を固定し、各
ナイフホルダ12に固定されたナイフ13を、その刃先
13′が、ストリップガード2の耳部が、まだ、切り落
とされていない状態のストリップ1の上面に対して、あ
る鋭角θ3を形成の下に、ストリップガード2の耳部を
切り落とす状態となるようにすると(第4図参照)、各
ナイフ13は各ナイフホルダ12が引張りばね16によ
って相互に引張られているので、各ナイフ13はストリ
ップ1の各縁部に向かって押し付けられ、従って、スト
リップ1の進行により自動的にストリップガード2は、
ナイフ13の刃先13′によって切り落とされることと
なる。
には、対向する各ナイフホルダ12がストリップ1の各
縁部の上方に位置するようにフレーム10を固定し、各
ナイフホルダ12に固定されたナイフ13を、その刃先
13′が、ストリップガード2の耳部が、まだ、切り落
とされていない状態のストリップ1の上面に対して、あ
る鋭角θ3を形成の下に、ストリップガード2の耳部を
切り落とす状態となるようにすると(第4図参照)、各
ナイフ13は各ナイフホルダ12が引張りばね16によ
って相互に引張られているので、各ナイフ13はストリ
ップ1の各縁部に向かって押し付けられ、従って、スト
リップ1の進行により自動的にストリップガード2は、
ナイフ13の刃先13′によって切り落とされることと
なる。
ここで、重要なことは、このストリップガード2を切り
落としただけでは、切り落とされたひも′状のストリッ
プガード2′が、ストリップ1に張り付いて製品に巻込
まれる恐れがあることである。
落としただけでは、切り落とされたひも′状のストリッ
プガード2′が、ストリップ1に張り付いて製品に巻込
まれる恐れがあることである。
これを防止するために、本考案においては、切り落とさ
れたひも状のストリップガード2′を第3図に示すよう
に、ストリップ1の移動方向に対してナイフ13の前方
に、すなわち、既に、ひも状のストリップ2′が切り落
とされた後のストリップ1の上方において取り付けたノ
ズル15から圧縮空気を噴出させ、この空気によって吹
き飛ばすようにする(第3図には、圧縮空気の噴出方向
が、細い白矢印によって現されている)。
れたひも状のストリップガード2′を第3図に示すよう
に、ストリップ1の移動方向に対してナイフ13の前方
に、すなわち、既に、ひも状のストリップ2′が切り落
とされた後のストリップ1の上方において取り付けたノ
ズル15から圧縮空気を噴出させ、この空気によって吹
き飛ばすようにする(第3図には、圧縮空気の噴出方向
が、細い白矢印によって現されている)。
なお、この空気ノズル15は、詳しくは第4及び5図に
示すように、ナイフ13.13と特定の位置関係を有す
ることが必要である。
示すように、ナイフ13.13と特定の位置関係を有す
ることが必要である。
すなわち、ノズル15のストリップ1及びナイフ13に
対する各距離など11,1゜、13角度θ1.θ2を同
図に示すように、ノズル15の噴出口と、ストリップ1
との間の間隔を11;ノズル15の噴出口の垂直中心線
と、ナイフ13の切り落とし部との間の長手方向の距離
を1□;ノズル15の噴出口の中心線と、ストリップ1
の切り落とし部との間の幅方向の距離を13;ノズル1
5の噴出口の中心線の、ノズル15の噴出口の中心を通
る垂直線に対するストリップ1の長手方向に測られた傾
斜角度をθ1 ;同じく、ストリップ1の幅方向に測ら
れた傾斜角度を02とした場合、それぞれの範囲として
、空気圧力を0.1〜2 kg/crl、ノズル内径3
〜10rIr!nとした場合、実験の結果 1□= 30〜80mm、1□=30〜5owfL11
3=10〜30TrrIn1 θ1=0〜30°、θ2
=10〜20°、 の値の範囲であれば、切り落とされたストリップガード
2′はストリップ1に付着することなく、下方に落下さ
せることのできることが確認された。
対する各距離など11,1゜、13角度θ1.θ2を同
図に示すように、ノズル15の噴出口と、ストリップ1
との間の間隔を11;ノズル15の噴出口の垂直中心線
と、ナイフ13の切り落とし部との間の長手方向の距離
を1□;ノズル15の噴出口の中心線と、ストリップ1
の切り落とし部との間の幅方向の距離を13;ノズル1
5の噴出口の中心線の、ノズル15の噴出口の中心を通
る垂直線に対するストリップ1の長手方向に測られた傾
斜角度をθ1 ;同じく、ストリップ1の幅方向に測ら
れた傾斜角度を02とした場合、それぞれの範囲として
、空気圧力を0.1〜2 kg/crl、ノズル内径3
〜10rIr!nとした場合、実験の結果 1□= 30〜80mm、1□=30〜5owfL11
3=10〜30TrrIn1 θ1=0〜30°、θ2
=10〜20°、 の値の範囲であれば、切り落とされたストリップガード
2′はストリップ1に付着することなく、下方に落下さ
せることのできることが確認された。
以上のように、本考案によると、簡単な設備によって自
動的にストリップガードのトリムを確実に実施すること
ができ、省力を行うことができるものである。
動的にストリップガードのトリムを確実に実施すること
ができ、省力を行うことができるものである。
第1図はストリップガードを張り付ける装置の要領を示
す側面図、第2図は従来のストリップガードのトリム方
法を示す斜視図、第3図は本考案の1実施例を示す斜視
図、第4図は第3図の要部の側面図、第5図は第4図の
正面図である。 1・・・・・・ストリップ:2・・・・・・ストリップ
ガード:10・・・・・・フレーム;11・・・・・・
ヒンジ;12・・・・・・ナイフホルダ;13・・・・
・・ナイフ;14・・・・・・パイプ;15・・・・・
・ノズル;16・・・・・・引張りばね。
す側面図、第2図は従来のストリップガードのトリム方
法を示す斜視図、第3図は本考案の1実施例を示す斜視
図、第4図は第3図の要部の側面図、第5図は第4図の
正面図である。 1・・・・・・ストリップ:2・・・・・・ストリップ
ガード:10・・・・・・フレーム;11・・・・・・
ヒンジ;12・・・・・・ナイフホルダ;13・・・・
・・ナイフ;14・・・・・・パイプ;15・・・・・
・ノズル;16・・・・・・引張りばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ストリップ1の表面に張り付けられたストリップガ
ード2の耳部をストリップ1の移動中に切り落とすため
に、ストリップ1の移動方向に対して直角方向に配置さ
れると共にストリップ1の幅にほぼ等しい長さを有して
いるフレーム10の各端部にヒンジ11を介してナイフ
ホルダ12をその1端部において回転自在に取付け、そ
の他端部にナイフ13を、その刃先13′が、ナイフ1
3に向かって移動して来るストリップ1に対して鋭角θ
3の下に傾斜状態となるように固定し、また、各ナイフ
ホルダ12は、引張りばね16を介して相互に連結し、
更に、各ナイフホルダ12に空気ノズル15を固定味こ
れをストリップ1の移動方向に対してストリップガード
2の耳部を切り落としたナイフ13の前方において開口
させ、これから圧縮空気を噴出させよろうにしたストリ
ップガードのトリム装置。 2 空気ノズル15のナイフ13及びストリップ1に対
する関係位置を、ノズル15の噴出口と、ストリップ1
との間の間隔を1□;ノズル15の噴出口の垂直中心線
と、ナイフ13の切り落とし部との間のストリップ1の
長手方向の距離を1□;ノズル15の噴出口の中心線と
、ストリップ1の切り落とし部との間のストリップ1の
幅方向の距離を13;ノズル15の噴出口の中心線のノ
ズル15の噴出口の中心を通る垂直線に対するストリッ
プ1の長手方向に測られた傾斜角度をθ1 ;同じく、
ストリップ1の幅方向に測られた傾斜角度を02とする
時、空気圧力0.1〜2 kp/a+!、ノズル内径3
〜10rIr!nの条件の下に 11= 30〜80mm、12 = 30〜50mm。 13=10〜3orfgn1 θ1=0〜30°、θ2
=10〜20’、 の範囲に選定した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
ストリップガードのトリス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976089355U JPS6012717Y2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | ストリツプガ−ドのトリム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976089355U JPS6012717Y2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | ストリツプガ−ドのトリム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS537887U JPS537887U (ja) | 1978-01-23 |
JPS6012717Y2 true JPS6012717Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=28700046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976089355U Expired JPS6012717Y2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | ストリツプガ−ドのトリム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012717Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928564U (ja) * | 1972-06-13 | 1974-03-12 |
-
1976
- 1976-07-07 JP JP1976089355U patent/JPS6012717Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS537887U (ja) | 1978-01-23 |
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