JPS6012709Y2 - 自動ドライバ−装置 - Google Patents
自動ドライバ−装置Info
- Publication number
- JPS6012709Y2 JPS6012709Y2 JP5993581U JP5993581U JPS6012709Y2 JP S6012709 Y2 JPS6012709 Y2 JP S6012709Y2 JP 5993581 U JP5993581 U JP 5993581U JP 5993581 U JP5993581 U JP 5993581U JP S6012709 Y2 JPS6012709 Y2 JP S6012709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- blocking
- jaws
- tip
- jaw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はワークにねじあるいはボルト等のファスナ一部
品を締付けるドライバービットを案内する孔を穿設した
ノーズに互いに相対向して揺動自在に一対のジョーを取
付け、このノーズの先端をジョーがファスナ一部品供給
時には閉鎖し、締付は時には拡開するよう構成したチャ
ックユニットを有する自動ドライバー装置において、特
に供給管を通って1個宛供給されてきたファスナ一部品
をジョーで保持し、且つ阻止爪でファスナ一部品の逆流
を阻止するようにしたチャックユニットを有する自動ド
ライバー装置の改良に関するものである。
品を締付けるドライバービットを案内する孔を穿設した
ノーズに互いに相対向して揺動自在に一対のジョーを取
付け、このノーズの先端をジョーがファスナ一部品供給
時には閉鎖し、締付は時には拡開するよう構成したチャ
ックユニットを有する自動ドライバー装置において、特
に供給管を通って1個宛供給されてきたファスナ一部品
をジョーで保持し、且つ阻止爪でファスナ一部品の逆流
を阻止するようにしたチャックユニットを有する自動ド
ライバー装置の改良に関するものである。
この種の先行技術として例えば、実公昭44−1831
8号公報に記載のものがある。
8号公報に記載のものがある。
これは対向する一対のジョーの各々の内側に阻止爪が内
蔵枢着され、この阻止爪の背面にはばねが介在され、こ
れによって阻止爪は互いに接近するように付勢されてい
る。
蔵枢着され、この阻止爪の背面にはばねが介在され、こ
れによって阻止爪は互いに接近するように付勢されてい
る。
この装置では阻止爪がねじの頭部後方に接近してねじの
逆流を阻止しているが、この状態でワークにねじを締付
ける場合、ドライバービットが前進してねじの頭部に係
合するまでに阻止爪はドライバービットにより外方へ押
しのけられるため、ねじの逆流が一時的に可能となり、
ねじはチャックユニット内に逆流することがある。
逆流を阻止しているが、この状態でワークにねじを締付
ける場合、ドライバービットが前進してねじの頭部に係
合するまでに阻止爪はドライバービットにより外方へ押
しのけられるため、ねじの逆流が一時的に可能となり、
ねじはチャックユニット内に逆流することがある。
このため、ドライバービット先端からねじへの回転伝達
が不安定となり、確実なねじ締めができない等の問題が
ある。
が不安定となり、確実なねじ締めができない等の問題が
ある。
本考案はこのような問題に着眼してなされたもので、ね
じにドライバービットが係合するまで確実にそのねじの
逆流を阻止することを目的として案出されたものであり
、以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
じにドライバービットが係合するまで確実にそのねじの
逆流を阻止することを目的として案出されたものであり
、以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図は自動ドライバーのチャックユニット
を示す図であり、30はドライバービットである。
を示す図であり、30はドライバービットである。
このビット30の先端にはこの実施例に示す六角頭付き
ねじ3に係合する保合穴33が形威してあり、ドライバ
ービット30の先端部は膨大円柱部31を有している。
ねじ3に係合する保合穴33が形威してあり、ドライバ
ービット30の先端部は膨大円柱部31を有している。
またビット30はノーズ10の中心線上に穿設された案
内孔1に回転且つ往復摺動自在に遊挿してあり、このノ
ーズ10には互いに相対向する一対のジョー20が夫々
揺動自在に枢支されており、案内孔11の開放端をジョ
ー20の先端が開閉する構成である。
内孔1に回転且つ往復摺動自在に遊挿してあり、このノ
ーズ10には互いに相対向する一対のジョー20が夫々
揺動自在に枢支されており、案内孔11の開放端をジョ
ー20の先端が開閉する構成である。
このジョー20にはねじ3の脚部を遊挿可能な保持孔2
1が形成されている。
1が形成されている。
ジョー20の後端には前記ノーズ10の側壁に穿設され
た連絡孔12を貫通し且つ先端が球面状に形威された操
作棒22が長さ調整自在に取付けられている。
た連絡孔12を貫通し且つ先端が球面状に形威された操
作棒22が長さ調整自在に取付けられている。
この操作棒はナツト23により固定されている。
この操作棒22は通常は前記ドライバービット30の膨
大円柱部31に摺接しており、これによりジョー20先
端は閉鎖されている。
大円柱部31に摺接しており、これによりジョー20先
端は閉鎖されている。
このジョー20はドライバービット30の往復動により
先端が開閉可能となる構成である。
先端が開閉可能となる構成である。
更に一対のジョー20の先端には第3図に示すようにね
じ3が供給された時、ねじ3の逆流を阻止するようにね
じ3の脚部を両側から把持する阻止爪25が夫々爪ピン
26を中心にジョー20の揺動平面ど同一平面内で揺動
自在に取付けられている。
じ3が供給された時、ねじ3の逆流を阻止するようにね
じ3の脚部を両側から把持する阻止爪25が夫々爪ピン
26を中心にジョー20の揺動平面ど同一平面内で揺動
自在に取付けられている。
この阻止爪25は先端がジョー20の先端の内側から背
面まで貫通するよう形威された窓部24から内方へ突出
するよう板ばね27あるいはねじりばね等のばね体で常
時付勢されている。
面まで貫通するよう形威された窓部24から内方へ突出
するよう板ばね27あるいはねじりばね等のばね体で常
時付勢されている。
阻止爪25の内方への突出量はジョー20の窓部24の
壁面で決定されており、この時の阻止爪25の突出端は
爪ピン26の位置より前方に位置している。
壁面で決定されており、この時の阻止爪25の突出端は
爪ピン26の位置より前方に位置している。
この阻止爪25の突出端はねじ3の脚部に噛み合う歯形
が形威されている。
が形威されている。
また前記ノーズ10にはねじ3を案内する供給管13が
揺動自在に枢支してあり、この供給管13はドライバー
ビット30の往復動に応じてノーズ10の案内孔11か
ら出入するものである。
揺動自在に枢支してあり、この供給管13はドライバー
ビット30の往復動に応じてノーズ10の案内孔11か
ら出入するものである。
次にこの実施例の動作を説明する。
供給管13を通って供給されたねじ3はジョー20に第
3図に示すように保持される。
3図に示すように保持される。
この時、阻止爪25はねじ3により押しのけられて脚部
はジョー20の先端の保持孔21に入り、阻止爪25は
板ばね27によりこのねじ3の脚部を把持する。
はジョー20の先端の保持孔21に入り、阻止爪25は
板ばね27によりこのねじ3の脚部を把持する。
従って、ねじ3は逆流することなく確実に保持される。
この状態にてワーク(図示せず)の締付は穴位置とねじ
3の脚部先端とを一致させて自動ドライバーを押付ける
と、ねじ3とジョー20とを介してノーズ10は前進が
阻止されるが、ドライバービット30はノーズ10の案
内孔11内を前進するから操作棒22はビット3の膨大
円柱部31から外れて一対のジョー20は第4図に示す
ように拡開可能となる。
3の脚部先端とを一致させて自動ドライバーを押付ける
と、ねじ3とジョー20とを介してノーズ10は前進が
阻止されるが、ドライバービット30はノーズ10の案
内孔11内を前進するから操作棒22はビット3の膨大
円柱部31から外れて一対のジョー20は第4図に示す
ように拡開可能となる。
これとともに前記供給管13はドライバービット30に
より押しのけられる。
より押しのけられる。
この前進時において、作業者が回転駆動源(図示せず)
のスタート信号を入れると、ドライバービット3は回転
しながらねじ3の頭部に達し、ビット30の係合穴33
はねじ3に係合する。
のスタート信号を入れると、ドライバービット3は回転
しながらねじ3の頭部に達し、ビット30の係合穴33
はねじ3に係合する。
このためねじ3とビット30とは係合したまま前進して
一対のジョー20と阻止爪25はともに拡開されてねじ
3をワークに締付ける。
一対のジョー20と阻止爪25はともに拡開されてねじ
3をワークに締付ける。
このようにしてねじ3の締付が終了した後、回転駆動源
を停止させ、自動ドライバーを後退させると、ドライバ
ービット30は締付は前の状態に戻るから供給管13も
先端が案内孔11に入り、一対のジョー20の後端の操
作棒22はビット30の膨大円柱部31に移るから一対
のジョー20は先端が閉鎖される。
を停止させ、自動ドライバーを後退させると、ドライバ
ービット30は締付は前の状態に戻るから供給管13も
先端が案内孔11に入り、一対のジョー20の後端の操
作棒22はビット30の膨大円柱部31に移るから一対
のジョー20は先端が閉鎖される。
この時すでに阻止爪25は板ばね27により突出端が内
方へ突出した状態となっている。
方へ突出した状態となっている。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例であり、阻止爪
25aを内方へ常時付勢するばね体としてコイルばね2
8を用いたものであり、前記実施例と同様の作用を有す
るものである。
25aを内方へ常時付勢するばね体としてコイルばね2
8を用いたものであり、前記実施例と同様の作用を有す
るものである。
またこの阻止爪25aは尖鋭な形状の突出端を有してお
り、ねじ3の脚部溝に係合可能である。
り、ねじ3の脚部溝に係合可能である。
更にノーズ10の連頼孔12aには一部内方へ突出する
球40が回転且つ突出自在に遊挿してあり、この球40
にはジョー20の後端に長さ調整自在にナツト23aで
取付けた操作棒22aが常時接触しているからドライバ
ービット30が滑らかに移動する。
球40が回転且つ突出自在に遊挿してあり、この球40
にはジョー20の後端に長さ調整自在にナツト23aで
取付けた操作棒22aが常時接触しているからドライバ
ービット30が滑らかに移動する。
以上の実施例から明らかなように、本考案は一対のジョ
ー20の先端に夫々、その内側から背面まで貫通する窓
部24を形威し、この窓部24に歯形あるいは尖鋭な突
出端を有する阻止爪をジョー20の揺動平面と同一平面
内で揺動自在に且つ板ばね27あるいはコイルばね28
等のばね体により先端が互いに接近するよう付勢された
状態で取付け、しかもファスナ一部品の脚部を把持する
時の阻止爪の突出端はこれの揺動中心より少なくとも前
方となるよう構成したものであるから従来のように阻止
爪がねじの頭部に接するものに比べてドライバービット
が頭部に達するまでねじを確実に保持することができる
。
ー20の先端に夫々、その内側から背面まで貫通する窓
部24を形威し、この窓部24に歯形あるいは尖鋭な突
出端を有する阻止爪をジョー20の揺動平面と同一平面
内で揺動自在に且つ板ばね27あるいはコイルばね28
等のばね体により先端が互いに接近するよう付勢された
状態で取付け、しかもファスナ一部品の脚部を把持する
時の阻止爪の突出端はこれの揺動中心より少なくとも前
方となるよう構成したものであるから従来のように阻止
爪がねじの頭部に接するものに比べてドライバービット
が頭部に達するまでねじを確実に保持することができる
。
従って、チャックユニット内にねじが逆流することが皆
無となる。
無となる。
またねじの脚部でワークの穴位置を探る場合、ジョーの
拡開を阻止しておけば、ねじがチャックユニット内に押
し込まれる力を受けても阻止爪の突出端はねじの脚部に
係合しているからワークの締付は穴位置の探り作業が正
確になる等の極めて顕著な効果を有するものである。
拡開を阻止しておけば、ねじがチャックユニット内に押
し込まれる力を受けても阻止爪の突出端はねじの脚部に
係合しているからワークの締付は穴位置の探り作業が正
確になる等の極めて顕著な効果を有するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はチャック
ユニットの要部断面正面図、第2図は第1図■−■線の
断面図、第3図及び第4図は動作を示す第1図■−■線
の断面図、第5図及び第6図は他の実施例の動作を示す
断面図である。 3はねじ、10はノーズ、11は案内孔、12.12a
は連絡孔、13は供給管、20はジョー、21は保持孔
、22,22aは操作棒、23.23aはナツト、24
は窓部、25,25aは阻止爪、26は爪ピン、27は
板ばね、28はコイルばね、30はドライバービット、
31は膨大円柱部、33は係合穴、40は球。
ユニットの要部断面正面図、第2図は第1図■−■線の
断面図、第3図及び第4図は動作を示す第1図■−■線
の断面図、第5図及び第6図は他の実施例の動作を示す
断面図である。 3はねじ、10はノーズ、11は案内孔、12.12a
は連絡孔、13は供給管、20はジョー、21は保持孔
、22,22aは操作棒、23.23aはナツト、24
は窓部、25,25aは阻止爪、26は爪ピン、27は
板ばね、28はコイルばね、30はドライバービット、
31は膨大円柱部、33は係合穴、40は球。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドライバービットを案内する案内孔を穿設したノー
ズに互いに相対向して揺動自在に一対のジョーを取付け
、このノーズの先端をジョーがファスナ一部品供給時に
は閉鎖し、締付は時には拡開するよう構成したチャック
ユニットを有する自動ドライバー装置において、ジョー
の揺動平面と同一平面内で揺動自在に且つばねにより先
端が互いに接近するよう付勢された阻止爪をジョーの夫
々内側から背面まで貫通する窓部に取付け、ファスナ一
部品の脚部を把持する時の阻止爪の突出端はこれの揺動
中心より少なくとも前方となるよう構成したことを特徴
とする自動ドライバー装置。 2 阻止爪は先端にファスナ一部品の脚部に噛み合う歯
形を有していることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の自動ドライバー装置。 3 阻止爪は尖鋭な突出端を有していることを特徴とす
実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動ドライバー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5993581U JPS6012709Y2 (ja) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | 自動ドライバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5993581U JPS6012709Y2 (ja) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | 自動ドライバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173962U JPS57173962U (ja) | 1982-11-02 |
JPS6012709Y2 true JPS6012709Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=29856254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5993581U Expired JPS6012709Y2 (ja) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | 自動ドライバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012709Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-24 JP JP5993581U patent/JPS6012709Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173962U (ja) | 1982-11-02 |
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