JPS6012692Y2 - 帯鋸歯側面研磨機の研削砥石整型機構 - Google Patents
帯鋸歯側面研磨機の研削砥石整型機構Info
- Publication number
- JPS6012692Y2 JPS6012692Y2 JP4834782U JP4834782U JPS6012692Y2 JP S6012692 Y2 JPS6012692 Y2 JP S6012692Y2 JP 4834782 U JP4834782 U JP 4834782U JP 4834782 U JP4834782 U JP 4834782U JP S6012692 Y2 JPS6012692 Y2 JP S6012692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- band saw
- dresser
- slide base
- grindstones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、帯鋸歯側面研磨機の研削砥石を竪型するため
の機構に関するものであり、さらに詳しくは研磨機に使
用する円筒形回転砥石の肉厚が厚い場合に所定の寸法に
なるまで開口側端面の面取竪型をするための機構に関す
るものである。
の機構に関するものであり、さらに詳しくは研磨機に使
用する円筒形回転砥石の肉厚が厚い場合に所定の寸法に
なるまで開口側端面の面取竪型をするための機構に関す
るものである。
バチアサリ形式の帯鋸の各歯側面の研磨機としては、第
1図に示すように、帯鋸1の両側に円筒形砥石2,2を
その開口側端面3,3が帯鋸歯Tの両アサリ面に平行と
なるように対称に配置し、これを両アサリ面に当接させ
て図中矢印で示す方向に揺動させつつ回転させる形式の
ものも採用されている。
1図に示すように、帯鋸1の両側に円筒形砥石2,2を
その開口側端面3,3が帯鋸歯Tの両アサリ面に平行と
なるように対称に配置し、これを両アサリ面に当接させ
て図中矢印で示す方向に揺動させつつ回転させる形式の
ものも採用されている。
そしてこのような帯鋸歯側面研磨機においては、実公昭
50−3695で開示されているように、開口側端面3
,3の全幅を研削面として使うようにその揺動の振幅と
開口側端面3,3の肉厚が定められていて、このことに
より開口側端面3.3が磨耗しても両アサリ面の平面度
が確保される。
50−3695で開示されているように、開口側端面3
,3の全幅を研削面として使うようにその揺動の振幅と
開口側端面3,3の肉厚が定められていて、このことに
より開口側端面3.3が磨耗しても両アサリ面の平面度
が確保される。
このため、円筒形砥石2,2の肉厚tが大きいときは、
開口側端面3,3に対してあらかじめ第1図に示すよう
な面取り竪型をすることが必要であり、さらに開口側端
面3,3の磨耗に応じて面取り竪型を繰返さねばならな
い。
開口側端面3,3に対してあらかじめ第1図に示すよう
な面取り竪型をすることが必要であり、さらに開口側端
面3,3の磨耗に応じて面取り竪型を繰返さねばならな
い。
さてその竪型に際し、従来行われていた一方法、すなわ
ちドレッサー、ダイヤモンドブリック等を手で把持して
砥石整型面へ押し当てて竪型する方法では不正確で能率
が悪く、危険が伴なっていた。
ちドレッサー、ダイヤモンドブリック等を手で把持して
砥石整型面へ押し当てて竪型する方法では不正確で能率
が悪く、危険が伴なっていた。
又、他の方法、すなわち砥石の面取り竪型する面に対応
する動きを備えたドレッサーにて竪型する方法、たとえ
ば、第2図に示すドレッサーホルダー4を図示しない支
持装置によって矢印方向に摺動可能に支持させながら手
動操作によって前記矢印方向に沿って移動させて竪型し
たり、または第3図に示すように、ドレッサーホルダー
4を帯鋸歯側面研磨機の機体に立設したピン5を中心に
揺動可能に取付け、これを揺動させて竪型するような方
法がとられていたがこれらの方法においては両側砥石に
各々の竪型装置が必要であり高価になり、両側砥石を個
別に二度の作業が必要であり、研削面の幅に不揃いが生
じた。
する動きを備えたドレッサーにて竪型する方法、たとえ
ば、第2図に示すドレッサーホルダー4を図示しない支
持装置によって矢印方向に摺動可能に支持させながら手
動操作によって前記矢印方向に沿って移動させて竪型し
たり、または第3図に示すように、ドレッサーホルダー
4を帯鋸歯側面研磨機の機体に立設したピン5を中心に
揺動可能に取付け、これを揺動させて竪型するような方
法がとられていたがこれらの方法においては両側砥石に
各々の竪型装置が必要であり高価になり、両側砥石を個
別に二度の作業が必要であり、研削面の幅に不揃いが生
じた。
又、竪型装置1個にて両側砥石の竪型を兼用する場合は
その装置の置換作業が余分に必要となった。
その装置の置換作業が余分に必要となった。
そこで本考案は、これらの不具合を解消し、安全で能率
良く敏速に且つ両側砥石の研磨面の幅を均一に竪型し得
るようにした研削砥石竪型機構を提供することを目的と
するものである。
良く敏速に且つ両側砥石の研磨面の幅を均一に竪型し得
るようにした研削砥石竪型機構を提供することを目的と
するものである。
以下、本考案の第1の実施例を第4図及び第5図に従っ
て説明すると、研削砥石竪型機構は、スライドベース6
と、スライドアーム(本考案におけるスライド体に該当
するもの)7と、送りネジ9と、ドレッサーホルダー4
とからなる。
て説明すると、研削砥石竪型機構は、スライドベース6
と、スライドアーム(本考案におけるスライド体に該当
するもの)7と、送りネジ9と、ドレッサーホルダー4
とからなる。
さてスライドベース6は、はぼ平盤状に形成されその左
右両側部には後述のスライドアーム7を上下方法に案内
するためのアリ溝状のスライド溝11.11をもち、そ
のスライド溝11.11の中心線が周円筒形砥石2,2
の対称面に平行にあってほぼ上下方向に向うように、帯
鋸歯側面研磨機の機体23に対して2本のスライドベー
ス固定ボルト12.12により固定されている。
右両側部には後述のスライドアーム7を上下方法に案内
するためのアリ溝状のスライド溝11.11をもち、そ
のスライド溝11.11の中心線が周円筒形砥石2,2
の対称面に平行にあってほぼ上下方向に向うように、帯
鋸歯側面研磨機の機体23に対して2本のスライドベー
ス固定ボルト12.12により固定されている。
スライドアーム7は、矩形断面をもつ本体を中央部分に
もち、その下端部分には円筒状のガイド部13が後述の
ように突設され、また上端部分には右ネジを有する送り
ネジ9をハンドル25を介して回動可能に支持するため
のフランジ14が突設さレテいる。
もち、その下端部分には円筒状のガイド部13が後述の
ように突設され、また上端部分には右ネジを有する送り
ネジ9をハンドル25を介して回動可能に支持するため
のフランジ14が突設さレテいる。
しかして前記本体はその左右両側部を前記スライドベー
ス6の左右両側部のスライド溝11.11に嵌合させて
上下摺動するように形成されている。
ス6の左右両側部のスライド溝11.11に嵌合させて
上下摺動するように形成されている。
また本体の中央部には長孔16が上下方向に貫設される
とともに該長孔16内には、取付ボルト15.15を介
してスライドベース6に固着されかつ送りネジ9に螺合
する雌ネジ19を中心に有するネジ部材8が摺動自在に
嵌着されている。
とともに該長孔16内には、取付ボルト15.15を介
してスライドベース6に固着されかつ送りネジ9に螺合
する雌ネジ19を中心に有するネジ部材8が摺動自在に
嵌着されている。
また前記ガイド部13はその内部にドレッサーホルダー
4をガイドするガイド孔18が穿設されている。
4をガイドするガイド孔18が穿設されている。
ただしガイド孔18の軸心は前記本体に対して直角をな
ししかも周円筒形砥石2,2の対称面内にあるように定
められている。
ししかも周円筒形砥石2,2の対称面内にあるように定
められている。
しかしてドレッサーホルダー4は、前記ガイド孔18に
嵌合して摺動・回転自在に保持される丸棒状の軸部20
をもち、その先端部分はほぼ直角に折れ曲り、その中心
部分に設けた孔にドレッサー21が通常の手段で強固に
把持されている。
嵌合して摺動・回転自在に保持される丸棒状の軸部20
をもち、その先端部分はほぼ直角に折れ曲り、その中心
部分に設けた孔にドレッサー21が通常の手段で強固に
把持されている。
又、軸部2oの後端部には、外周にローレット加工を施
したハンドル22が通常の手段で取付けられている。
したハンドル22が通常の手段で取付けられている。
しかして送りネジ9によるスライドアーム7の摺動スト
ローク、ドレッサーホルダー4の軸方向摺動ストローク
などは、ドレッサー21が、研削位置におかれた周円筒
形砥石2,2の開口側端面3.3の面取り竪型最大限度
位置から帯鋸1の機体への装着にあたって支障ない位置
まで移動し得るように設計的に定められている。
ローク、ドレッサーホルダー4の軸方向摺動ストローク
などは、ドレッサー21が、研削位置におかれた周円筒
形砥石2,2の開口側端面3.3の面取り竪型最大限度
位置から帯鋸1の機体への装着にあたって支障ない位置
まで移動し得るように設計的に定められている。
磨耗して開口側端面3,3の肉厚が厚くなった円筒形砥
石2,2を以上のように構成した研削砥石竪型機構によ
り竪型するには、送りネジ用ハンドル25を時計方向に
回転させると、スライドベース6を介して機体23に固
定されたネジ部材8の雌ネジ19に送りネジ9が入り込
むことにより、スライドアーム7が下降する。
石2,2を以上のように構成した研削砥石竪型機構によ
り竪型するには、送りネジ用ハンドル25を時計方向に
回転させると、スライドベース6を介して機体23に固
定されたネジ部材8の雌ネジ19に送りネジ9が入り込
むことにより、スライドアーム7が下降する。
この送りネジ用ハンドル25の操作とドレッサーホルダ
ー4のハンドル22の押込み操作とにより、ドレッサー
21の先端を面取り竪型位置、すなわちドレッサーホル
ダー4の軸部20の軸線と平行な直線が円筒形砥石の面
取り面と接する接点の近傍位置に移動させ、同様の操作
により適当量の竪型代を淀めて、第5図中矢印で示すよ
うに、ドレッサーホルダー4のハンドル22によりドレ
ッサーホルダー4を摺動させ周円筒形砥石2,2の面取
り面を同時に整形する。
ー4のハンドル22の押込み操作とにより、ドレッサー
21の先端を面取り竪型位置、すなわちドレッサーホル
ダー4の軸部20の軸線と平行な直線が円筒形砥石の面
取り面と接する接点の近傍位置に移動させ、同様の操作
により適当量の竪型代を淀めて、第5図中矢印で示すよ
うに、ドレッサーホルダー4のハンドル22によりドレ
ッサーホルダー4を摺動させ周円筒形砥石2,2の面取
り面を同時に整形する。
竪型代を再度設定して同様の操作を繰返し、周円筒形砥
石2.2の開口側端面3゜3の肉厚が所定の肉厚になっ
たらハンドル22を引き戻してドレッサーホルダー4を
後退させる。
石2.2の開口側端面3゜3の肉厚が所定の肉厚になっ
たらハンドル22を引き戻してドレッサーホルダー4を
後退させる。
次いで、送りネジ用ハンドル25を反時計方向に回して
スライドアーム7を引き上げ、ドレッサー21が鋸歯1
の研磨作業に支障なく又鋸歯1の取外し時に干渉しない
位置まで移動させ、竪型作業が完了する。
スライドアーム7を引き上げ、ドレッサー21が鋸歯1
の研磨作業に支障なく又鋸歯1の取外し時に干渉しない
位置まで移動させ、竪型作業が完了する。
以上の竪型作業においては、適当量の竪型代を設定した
あとは作業者は単にハンドル22を揺動回転させるだけ
でよく、これにより両円筒形砥石の竪型が均一に且つ容
易に行われる。
あとは作業者は単にハンドル22を揺動回転させるだけ
でよく、これにより両円筒形砥石の竪型が均一に且つ容
易に行われる。
又、ドレッサーホルダー4はスライドアーム7により上
下方向に保持されているので作業者は安全に作業をする
ことができる。
下方向に保持されているので作業者は安全に作業をする
ことができる。
次に本考案の第2の実施例を第6図及び第7図に従って
説明するが、本実施例は上述の第1の実施例と本質的に
は同一の技術内容であるため相違点について説明する。
説明するが、本実施例は上述の第1の実施例と本質的に
は同一の技術内容であるため相違点について説明する。
なお、第1の実施例の部品と同一の部品については、第
1の実施例に対する符号と同一の符号を付し説明を省略
する。
1の実施例に対する符号と同一の符号を付し説明を省略
する。
さて、本実施例においては帯鋸1を上方から下方に向っ
て周円筒形砥石の対称面内に着脱する際にスライドベー
ス6が帯鋸1の着脱に支障をきたさないようにスライド
ベース6を退避させるための退避機構を備えている。
て周円筒形砥石の対称面内に着脱する際にスライドベー
ス6が帯鋸1の着脱に支障をきたさないようにスライド
ベース6を退避させるための退避機構を備えている。
図中、26は退避用スライドベースで、第7図図示のよ
うにスライドベース固定ボルト12.12により機体2
3に対して水平状に固定されている。
うにスライドベース固定ボルト12.12により機体2
3に対して水平状に固定されている。
さて、退避用スライドベース26は中央部分にほぼ全長
にわたって水平状のアリ溝10を備えるとともに機体2
3側の端部には垂直状の端壁27を備え、この端壁27
を介して退避送りネジ28が水平状に支持されている。
にわたって水平状のアリ溝10を備えるとともに機体2
3側の端部には垂直状の端壁27を備え、この端壁27
を介して退避送りネジ28が水平状に支持されている。
なお退避用スライドベース26の他端26Eは帯鋸1の
着脱に支障をきたさないように周円筒形砥石2,2の対
称面より機体23側の位置に形成されている。
着脱に支障をきたさないように周円筒形砥石2,2の対
称面より機体23側の位置に形成されている。
次に6Aは第1の実施例におけるスライドベース6に該
当するスライドベースで前記アリ溝10を介して前記退
避用スライドベース26に係着され退避送りネジ28に
よって機体23に向って水平進退動し得るように形成さ
れている。
当するスライドベースで前記アリ溝10を介して前記退
避用スライドベース26に係着され退避送りネジ28に
よって機体23に向って水平進退動し得るように形成さ
れている。
ただし第7図においてはスライドベース6Aを退避用ス
ライドベース26に対してアリ溝10を介して可及的に
安定状態に係着し得るように機体23側の端部6Eを他
側より非対称状に幅広に形成されている。
ライドベース26に対してアリ溝10を介して可及的に
安定状態に係着し得るように機体23側の端部6Eを他
側より非対称状に幅広に形成されている。
次に29は退避用スライドベース26の上面に取付けら
れたストッパーブロック、29Aはスライドベース6A
の上面に取付けられたストッパーで、スライドベース6
Aが機体23へ向って第7図図示の長さLだけ移動した
時ストッパーブロック29とストッパー29Aとが当接
してスライドベース6Aの移動が抑止されるとともにス
ライドベース6Aが帯鋸1の着脱に支障のない位置まで
退避するように形成されている。
れたストッパーブロック、29Aはスライドベース6A
の上面に取付けられたストッパーで、スライドベース6
Aが機体23へ向って第7図図示の長さLだけ移動した
時ストッパーブロック29とストッパー29Aとが当接
してスライドベース6Aの移動が抑止されるとともにス
ライドベース6Aが帯鋸1の着脱に支障のない位置まで
退避するように形成されている。
次に本考案の第3の実施例を第8図〜第10図によって
説明すると、本実施例においては、ドレッサーホルダー
を帯鋸の着脱に支障しない位置へ旋回させて退避させる
機構を備えている。
説明すると、本実施例においては、ドレッサーホルダー
を帯鋸の着脱に支障しない位置へ旋回させて退避させる
機構を備えている。
以下その要部を説明すると、スライド方向が両砥石2゜
2の対称面と平行位置したスライドベース30がスライ
ドベース取付体31を介して機体23に取付けである。
2の対称面と平行位置したスライドベース30がスライ
ドベース取付体31を介して機体23に取付けである。
スライドベース30にガイドスライドするスライド体3
2とはスライドベース30に螺合し、スライド体32に
軸方向に位置決めされ回転するオネジ33とオネジハン
ドル34とでスライド可能に取付けである。
2とはスライドベース30に螺合し、スライド体32に
軸方向に位置決めされ回転するオネジ33とオネジハン
ドル34とでスライド可能に取付けである。
スライド体32の一部には両砥石2,2の対称面に平行
に取り付けられた旋回用シャフト35があり、その旋回
用シャフト35には軸方向にΔ状凸部の旋回位置決めカ
ラー36が固定されており、そのカラー36のΔ状凸部
に係合するΔ状凹部をもつ旋回体37が旋回用シャフト
35に旋回可能にかつ軸方向スライド可能に嵌合されて
あり、旋回体37が旋回位置(本例では1800の2位
置)に固定するよう旋回用シャフト35の一部にあるバ
ネ座部35aとの間にバネ38があり、そのバネ38に
よって旋回体37のΔ状凹部と旋回位置決めカラー36
のΔ状凸部とが圧接していることにより、旋回体37の
旋回方向、軸方向が位置保持されである。
に取り付けられた旋回用シャフト35があり、その旋回
用シャフト35には軸方向にΔ状凸部の旋回位置決めカ
ラー36が固定されており、そのカラー36のΔ状凸部
に係合するΔ状凹部をもつ旋回体37が旋回用シャフト
35に旋回可能にかつ軸方向スライド可能に嵌合されて
あり、旋回体37が旋回位置(本例では1800の2位
置)に固定するよう旋回用シャフト35の一部にあるバ
ネ座部35aとの間にバネ38があり、そのバネ38に
よって旋回体37のΔ状凹部と旋回位置決めカラー36
のΔ状凸部とが圧接していることにより、旋回体37の
旋回方向、軸方向が位置保持されである。
旋回体37の旋回中心線孔の他端には旋回中心軸に平行
で且つ、旋回体37が一旋回固定位置にあるとき両砥石
2,2の対称面に含まれるよう位置したガイド孔39が
設けられている。
で且つ、旋回体37が一旋回固定位置にあるとき両砥石
2,2の対称面に含まれるよう位置したガイド孔39が
設けられている。
そのガイド孔39にはドレッサーホルダー40がカラー
41.41には軸方向に固定され、回転自在に嵌合して
あり、ドレッサーホルダー40の一端にはドレッサー4
2が装着されてあり、他端にはドレッサー42の回転用
ハンドル43が取り付けである。
41.41には軸方向に固定され、回転自在に嵌合して
あり、ドレッサーホルダー40の一端にはドレッサー4
2が装着されてあり、他端にはドレッサー42の回転用
ハンドル43が取り付けである。
そこで旋回体37をバネ38を圧縮する方向(図では上
方)に移動し、旋回体37のΔ状凹部と位置決めカラー
36のΔ状凸の係合を外し旋回をする。
方)に移動し、旋回体37のΔ状凹部と位置決めカラー
36のΔ状凸の係合を外し旋回をする。
第10図に示すように旋回体37を180°旋回させる
ことより砥石竪型時位置と帯鋸装着時の退避位置とがよ
り敏速、簡単にできる。
ことより砥石竪型時位置と帯鋸装着時の退避位置とがよ
り敏速、簡単にできる。
砥石整型量、つまりドレッサー42は当然であるがハン
ドル34にて行なう。
ドル34にて行なう。
以上の3つの実施例においては、円筒形砥石2.2の開
口側端面3,3の外角稜部を面取り竪型する場合を示し
たが、第11図に示すように開口側端面3,3の内角稜
部を面取り整形してよいことはいうまでもない。
口側端面3,3の外角稜部を面取り竪型する場合を示し
たが、第11図に示すように開口側端面3,3の内角稜
部を面取り整形してよいことはいうまでもない。
以上、詳細に現用したように、本考案は帯鋸歯の両側に
対称に配置した円筒形砥石の対称面内において、先端部
分に軸直角にドレッサーを把持するドレッサーホルダー
を適当量の整理代を定めて揺動自在に保持することによ
り、きわめて容易に同円筒形砥石の竪型作業を安全且つ
確実にしかも均一に実施することができるという優れた
効果を提するものである。
対称に配置した円筒形砥石の対称面内において、先端部
分に軸直角にドレッサーを把持するドレッサーホルダー
を適当量の整理代を定めて揺動自在に保持することによ
り、きわめて容易に同円筒形砥石の竪型作業を安全且つ
確実にしかも均一に実施することができるという優れた
効果を提するものである。
第1図は本考案に係る帯鋸歯側面研磨機の研磨状態を説
明する平面図、第2図は従来技術を示す平面図、第3図
は別の従来技術を示す正面図、第4図は本考案の第1の
実施例を示す正面図、第5図は同じくそのA矢視側面図
、第6図は本考案の第2の実施例を示す正面図、第7図
は同じくそのB矢視側面図、第8図は本考案の第3の実
施例を示す正面図、第9図はその側面図、第10図はそ
の平面図、第11図は円筒形砥石の開口側端面の内角稜
部を面取り竪型する場合を説明する側面図である。 1・・・・・・帯鋸、2・・・・・・円筒形砥石、4・
・・・・・ドレッサーホルダー 6.6A、30・・・
・・・スライドベース、7.32・・・・・・スライド
体、9・・・・・・送りネジ、11・・・・・・スライ
ド溝、21・・・・・・ドレッサー。
明する平面図、第2図は従来技術を示す平面図、第3図
は別の従来技術を示す正面図、第4図は本考案の第1の
実施例を示す正面図、第5図は同じくそのA矢視側面図
、第6図は本考案の第2の実施例を示す正面図、第7図
は同じくそのB矢視側面図、第8図は本考案の第3の実
施例を示す正面図、第9図はその側面図、第10図はそ
の平面図、第11図は円筒形砥石の開口側端面の内角稜
部を面取り竪型する場合を説明する側面図である。 1・・・・・・帯鋸、2・・・・・・円筒形砥石、4・
・・・・・ドレッサーホルダー 6.6A、30・・・
・・・スライドベース、7.32・・・・・・スライド
体、9・・・・・・送りネジ、11・・・・・・スライ
ド溝、21・・・・・・ドレッサー。
Claims (1)
- 帯鋸の両側に円筒形砥石をその開口側端面が帯鋸歯の両
アサリ面に平行となるように対称に配置し、これを両ア
サリ面に当接させつつ揺動回転又は直線往復動させるこ
とにより研磨する帯鋸歯側面研磨機において、直線状ス
ライド部をもち、そのスライド方向が前記両円筒形砥石
の対称面に平行となるように機体に固定されたスライド
ベースと、このスライドベースにガイドされかつ前記ス
ライド方向の一端部分にはその軸心が前記対称面内にあ
るガイド孔をもつスライド体と、前記スライドベースに
対して、スライド体がスライド可能なる送りネジと、前
記スライド体の前記ガイド孔に嵌合して摺動・回転自在
に保持されかつ軸部の先端部分にほぼ軸直角にドレッサ
ーを保持し後端部分にはハンドルをもつドレッサーホル
ダーとからなり、前記ドレッサーホルダー先端部分に保
持されたドレッサーを前記スライド体の摺動と前記ドレ
ッサーホルダーの回転とにより前記両円筒形砥石の開口
側端面に当接させ、前記砥石の開口側研磨端面幅を幅狭
に竪型しうるようにしたことを特徴とする帯鋸歯側面研
磨機の研削砥石竪型機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4834782U JPS6012692Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 帯鋸歯側面研磨機の研削砥石整型機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4834782U JPS6012692Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 帯鋸歯側面研磨機の研削砥石整型機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58150453U JPS58150453U (ja) | 1983-10-08 |
JPS6012692Y2 true JPS6012692Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=30059272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4834782U Expired JPS6012692Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 帯鋸歯側面研磨機の研削砥石整型機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6578412B1 (ja) | 2018-06-08 | 2019-09-18 | 株式会社アマダホールディングス | 環状帯鋸刃の製造方法及び製造装置 |
-
1982
- 1982-04-02 JP JP4834782U patent/JPS6012692Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58150453U (ja) | 1983-10-08 |
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