JPS60125493A - 配管の防錆装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工場・事務所・ホテル等の配管設備、中でも冷
水、温水が圧送される冷暖房配管におけるエアーロック
現象の防止、空気流適音の減少と、配管設備内面の発錆
の防止、スケールの付着を抑制する装置に係るものであ
る。

冷暖房配管設備で間組になることは、冷水、温水中に空
気が混入すると、エアーロック現象が発生して、所期の
冷暖房機能が発揮できない恐れがあり、また流水中の空
気泡の流過音、破裂音による騒音も問題となる。また配
管設備内面の腐食も促進され、甚だしい場合は材料穴あ
きによる漏洩となる場合や、錆や水垢、湯垢等のスケー
ルの内面付層による流路面積の減少、熱効率の低下が発
生することである。本発明は配管内の水を効率よく防錆
処理すると共和空気分離を行なう装置を提供することで
ある。

本発明の一実施例について以下図面を参照しながら詳細
に説明する。

１は空気分離装置で次のように構成されている。

すなわち鉛直方向の中空円筒を主体とするタンク２の側
壁上部とその下方にタンク内壁に対しほぼ接線方向に液
体が流入するよ５に上部流入管３と下部流入ｇ４が設け
られている。また流出管５は下部流入管と反対方向でタ
ンク２の側壁の下部にタンク内壁に対しほぼ接線方向に
液体が流出するように取付けられている。またタンク２
の上部の排気口６にはバルブ７を介して自動窒気抜き器
８が取付けられている。前記上部流入管３には逆止弁１
３が連設され、この逆止弁１３の上流側忙は分岐管９が
設けてあり、装置流入口１０、これに対する通り’１Ｆ
１１と下方への分流管１２が分岐しである。

この分流管１２には仕切弁１４を介して防錆器１５を設
け、これに引続き循環ポンプ１６を設け、循環ポンプ１
６の吐出側をバルブ１７を介して前記空気分離装置１の
下部流入管４に接続する。

以上説明した実施例において、装置流入口１０に導入さ
れ空気を混入する温水、冷却水は分岐管９により通り管
１１への上部流と分岐管１２への下方流とに分配される
。この際、液体中の気体は液体より比重が軽いため装置
流入口１０までの配）内の上部を流れて来るので、分岐
管９で分流されたタンク２の上部流入管３への上部流に
は空気を多く含む液体が分配され、タンク２の下部流入
管４への下部流には空気の混入率の少ない液体が分配さ
れることになる。このため空気を多く含む上部流は逆止
弁１３を経て空気分離装置１の上部流入管３のタンク２
への流出口３ａよりタンク内壁にほぼ接線方向に流入し
、タンク内壁に沿って旋回流下しながら流出ｇ５に至る
ものである。液体中に混在する気体は液体よりも比重が
軽いため、旋回流下する間に遠心分離作用により、タン
ク２の中心部に分離され上昇しタンク上部に設けられて
いる自動空気抜き器８により外部に排出される。また分
岐管９により分流することＫよりタンク２内を旋回流下
する流量を少な（することができるため、タンク２の中
心部の液体は更に靜に近い状態になり一層、空気分離効
果が大となるものである。

また空気の混入率の少ない下方流は分流管１２、仕切弁
１４を経て防錆器１５に流入する。この防錆器１５０代
表的なものの一つが米国特許第３９５１．８０７号明細
薔に記載されている磁気的水処理装置であり、これは非
磁性ジャケットに収納された長さ方向に間隔をあけであ
る極を有し、磁性材で作られた亜鉛引きの外部クーシン
グ内に同心に位置決めされた細長い磁石を備えている。

ジャケラ）Ｋ収容された磁石はそれに固着した１対の゛
段付カラーにより中心決めされ、これらのカラーは１対
の外開きにした差込み片により中心決めされている。

この種の磁気的水処理装置は良く知られ、流水中に存在
するカルシウムまたはその他の鉱物等のスゲールが管内
面に付着することを防止するものである。このような作
用を行う防錆器１５を通過した液体は循環ポンプ１６お
よびバルブ１７を経て空気分離装置１の下部流入管４よ
りタンク２内に流入し、上部流入管３よりの旋回流下流
と混合されて流出ｇ５より連設される配管系に流出され
るものである。この防錆装置において、逆止弁１３およ
び循環ポンプ１６が省略された構造の装置でも、その基
本的機能が発揮されることは実験で確認されている。循
環ポンプ１６とバルブ１７により、防錆器１５１Ｃ最適
な流量に調節できることと、本装置が使用される配管系
統の主循環ポンプが停止状態の場合でも循環ポンプ１６
を運転することＫより、主管路部分だけは本装置で処理
した液体を流水させるものである。本装置の循環ポンプ
１６のみで運転する場合、逆止弁１３により本装置部分
のみで短絡流路を形成することを防止するものである。

このよつに１．て空気分離装置に入る配′ＷＫ空気を多
く含んだ水のみを流入させてしかも配管内を流れる水量
を減少させて効率よく空気分離させると共に分流させた
空気混入の少ない水を磁気による防錆缶処理させて空気
分離装置の下部流入管に流入させる結果、防錆器の容量
も軽減できると共に空気分離装置内で防錆器で処理され
た水が空気分離された水と混合されて防錆処理された水
が全体の水と万遍に分散され、これが冷暖房等の循環さ
れる配管内で順次効率よく防錆処理されるのである。

以上説明した如く５本発明は空気分離装置１により流水
中に混入している気体を効率よく分離排出することによ
り配管系のエアーロック現象の防止、流水中の空気泡の
流過音、破裂音等の騒音の減少を行うことができ、また
発錆すなわち金属酸化の主因である酸素を減少すること
と相まって、特別の化学薬品を使用せずに防錆器１５に
より流水を処理することにより、金楓の酸化現象、スケ
ールの生成と配管設備内面へのスケールの付着成長を抑
制することができるので、配管設備材料の腐食に対する
耐久性を大幅に向上することができ、さらに配管設備内
面へのスケールの付着成長がなＣ・ので、ボイラー、熱
交換器等の熱効率の低下も少なく、また配管の流路断面
積が減少せず流体の摩擦抵抗も増大することがなく、こ
の面でもエネルギー効率の低下の少ない、経済性に優れ
た配管の防錆装置を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る防錆装置の正面図、第２図は第１
図の上面図でタンク２のみ部分断面を示す。 １：窒気分離装置、２：タンク、３：上部流入管。 ４：下部流入管、５：流出管、９：分岐管、１５：躬　
２　困 第　１　凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鉛直方向の中空円筒を主体とするタンクの上部側に上部
   流入管を下部側に下部流入管を設け、下部流入管と反対
   方向忙流出管を設ける空気分離装置と前記上部流入管に
   は下方への分流管を設け、この分流管には防錆器を設け
   て前記下部流入管に接続することを特徴とする配管の防
   錆装置。