JPS60125309A - 発熱剤による溶融鉄の昇温法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶融状態にある溶鉄の固化を防ぎ、昇温を
促すだめの発熱剤に関する０従来溶鉄の精練中、温度降
下を来たす場合、電気炉精錬に於ては電気エネルギー、
反射炉などの場合は、燃料ガスによる燃焼熱エネルギー
を用い昇温している。たとえば製鉄所に於ては、高炉よ
り出銑後は脱硅素、脱燐、脱硫黄々どの操作を経て、最
後に脱炭用転炉に移注する０その間は、殆ど昇温は望め
ず降温する。次に移住後脱炭のための酸素ガスを吹込む
とき溶銑中の炭素成分との酸化反応により生成熱が生じ
昇温する。しかし、脱炭による生成熱量のみでは十分な
昇温か得られない場合が多く昇温のための発熱剤が必要
となる。この発明は調製された発熱剤を脱炭操作前、予
め炉底に操入１、ておくか、溶銑注入後繰入を行う０溶
銑のもつ熱と吹込む酸素ガス又は２発熱剤に配合しであ
る酸化剤などにより生成熱を生じ、溶銑の発熱効果をも
たらすこ、＝１目的としたものである。この際予め溶銑
温度を測定し、昇温に必要な貴を繰入することにより容
易に目的温度に昇温可能である。

この発明は金属アルミニウム、低品位アルミニウム、硅
素鉄合金、低品位硅素鉄合金、その他、酸化反応時に高
カロリーを発生する金属又は合金の粉や粒が主原料であ
る。それに酸化鉄粉並びに比重を増すための金属鉄粒等
が副原料である。さらに、粘結剤としては、グイカルシ
ウムシリケイト珪砂、水ガラスを用い、混合、成形、加
熱の工程を経て強固な製品が製造されている。繰入に際
しては予め溶銑温度の測定により、昇温に必要な量を機
械的に添加することができる。したがって。

容易に目的温度忙加温可能である＾この昇熱剤の実施態
様を説明すると溶銑は高炉より出湯時１５２０〜１５３
０℃の高温であるが１次工程の悦硅素、脱燐、脱硫黄の
工程を経た時点では。

１２２０℃前後に降温する場合が多い。これを転炉に移
注する前に昇温剤を繰入し、酸素ガスを吹込みなから溶
銑を注入するか、或は溶銑注入後。

発熱剤を操入する。繰入された発熱剤は溶銑熱と酸素ガ
ス又は発熱剤に配合しである酸化剤により直ちに発熱反
応を開始し、昇温効果をもたらす。

本願発明の発熱剤の主成分として金属アルミニウム又は
金属アルミニウムを主成分とするアルミ屑。

金属硅素、硅素合金鉄、これらの低品位品、その他酸化
反応と同時に高力口ＩＪ　−に発生する金属又は合金。

これらは何れも粉又は粒であることが望ましく、粘結剤
と共に混合成形、乾燥固化によつ゛　て作られるからで
ある。発熱効率については１発熱原料の種類および配合
割合の多少による。父。

鉄粒の混合により比重を高めることによって発熱効果を
増すことが出来る。金属鉄を含む硅素鉄及び鉄合金の場
合は勘−案される。

以上説明、したようにこの発明の特徴は、比較的安価セ
高カロリーを生じる金属又は合金等の粉。

粒を使用出来ることであり、これに酸化鉄粉並に粘結剤
等を適宜に加えて製造出来ることである。

こうして製造された発熱剤は昇温目的に応じ容易に且つ
安価に添加出来ることである。

実施例 ■、配合原料種並に化学組成 ｌ）　金属アルミニウム粒組成■ ｍ−ｋｌ　Ａｔ２０３　５ｉ０２　ＡｔＮ８５　１５　
７　３ ＋１）　アルミ灰組成■ １１１）金属鉄粒組成（至） ｍ−１９Ｆｅ２Ｏ３５１０２Ｂ ？８　１３　３　０．００３　０．０２Ｉｖ）　珪砂組
成（至） Ｓｉ０２　Ａｚ、、ｏ３ＭｆＯ ８８６２、’、： ■）グイカルシウムシリケート組成０ ０ａＯ５ｉ０２　Ａｔ２０３　ＴｉＯ２Ｓ　Ｐ５５　２
７　９　３　０．３　０．００４Ｖｌ）　硅素鉄粒組成
に） Ｆｅ　Ｓｉ　５ｉ０２　Ｆ’ｅＯ ２５７０４，６０，２ ｖ１１）水ガラス組成（至） ２、配合（６） ３、加熱乾燥時間 約８０℃１５時間

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高カロリーの酸化熱を発生する金属１合金鉄の粉又は粒
   を主原料とし成形固化せる発熱剤を用いる溶融鉄の昇温
   法