JPS6012260B2 - 立木を利用した運搬装置 - Google Patents
立木を利用した運搬装置Info
- Publication number
- JPS6012260B2 JPS6012260B2 JP8135478A JP8135478A JPS6012260B2 JP S6012260 B2 JPS6012260 B2 JP S6012260B2 JP 8135478 A JP8135478 A JP 8135478A JP 8135478 A JP8135478 A JP 8135478A JP S6012260 B2 JPS6012260 B2 JP S6012260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- track
- vehicle
- suspension
- transportation device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Railway Tracks (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は立木を利用した運搬装置に関し「 さらに詳
しくは、山間部の木材の搬出に適した運搬装置に関する
。
しくは、山間部の木材の搬出に適した運搬装置に関する
。
伐採された木材を山間部の森林から麓の貯木場や、製材
加工所まで運搬する作業は、機械化、動力化が最も遅れ
ている分野の一つで、その原因は運搬装置を設けように
も運搬経路が余りにも急峻であったり、狭隣な場所であ
ることに加え、樹木の伐採場所は一定しておらず、作業
の進行と共に変化するので、たとえ、運搬装置の軌道を
敷設しても、それが固設的なものである以上作業の進行
と共に用足らずになってしまうことが挙げられる。
加工所まで運搬する作業は、機械化、動力化が最も遅れ
ている分野の一つで、その原因は運搬装置を設けように
も運搬経路が余りにも急峻であったり、狭隣な場所であ
ることに加え、樹木の伐採場所は一定しておらず、作業
の進行と共に変化するので、たとえ、運搬装置の軌道を
敷設しても、それが固設的なものである以上作業の進行
と共に用足らずになってしまうことが挙げられる。
したがって、人力畜力を利用して荷物の搬送を行ってい
るのが現実であり、これが、伐採作業の進行と共に軌道
などを容易に移動敷設でき、しかも、急峻な山道や狭臨
場所でも容易に敷設できるものがあれば、斯種作業者に
とって福音・である。
るのが現実であり、これが、伐採作業の進行と共に軌道
などを容易に移動敷設でき、しかも、急峻な山道や狭臨
場所でも容易に敷設できるものがあれば、斯種作業者に
とって福音・である。
この発明は前述のような諸事情を考慮し、山間地での荷
物、とくに木材などの搬出を機械的、動力的に行い得る
ようにすると共に、山間地の地形や状態の特殊性に合せ
たものとして、急峻で狭い場所にでも容易に設けること
ができる運搬装置としたもので、そのために、軌道を立
木や、.立木のないところでは支柱を利用して空中架設
し、旨換えると、宙吊り状態で架設し、この軌道に沿っ
て牽引車で荷物を支持した運搬車を走らせ、.必要に応
じて周囲の立木のうち適当なものを選んで軌道の敷設場
所の変更を容易に行い得るようにしたことを特徴とする
ものである。以下、この発明の詳細を添付した図面に沿
って説明する。
物、とくに木材などの搬出を機械的、動力的に行い得る
ようにすると共に、山間地の地形や状態の特殊性に合せ
たものとして、急峻で狭い場所にでも容易に設けること
ができる運搬装置としたもので、そのために、軌道を立
木や、.立木のないところでは支柱を利用して空中架設
し、旨換えると、宙吊り状態で架設し、この軌道に沿っ
て牽引車で荷物を支持した運搬車を走らせ、.必要に応
じて周囲の立木のうち適当なものを選んで軌道の敷設場
所の変更を容易に行い得るようにしたことを特徴とする
ものである。以下、この発明の詳細を添付した図面に沿
って説明する。
この発明の運搬装置は立木に対してワイヤロープを間接
的に吊持させるワイヤロープ吊持体10と、このワイヤ
ロープ吊持体10間に懸吊される軌道体20と、この軌
道体20に沿って走行する運搬車30などにより構成さ
れている。そして先ず、ワイヤロープ吊持体10から説
明を加える。このワイヤロープ吊持体1川まパイプ材な
ど形成されたもので、立木Tの両側に沿い、かつ下端部
は立木Tの(図において)前面に位置し、中間部から上
端部にかけて立木Tの側面に位置する吊持本体11,1
1で形成され、両吊持本体11間には互に俵合状態とな
り得る構架材12があり「両吊持本体亀軍間の間隔を立
木Tの径に合わせて調節できるようになっている。この
吊持本体亀翼の上端にはトほぼ水平に張出したワイヤロ
ープの吊持アーム角3が設けてあり〜その先端部には「
後述するワイヤロープの位置を定めるためのストツパ亀
3aが複数設けてある。さらにワイヤロープ吊持体亀8
が直綾立大Tに接触する部分ではゴム材などの弾性材に
よる保護パット14が当てられている。
的に吊持させるワイヤロープ吊持体10と、このワイヤ
ロープ吊持体10間に懸吊される軌道体20と、この軌
道体20に沿って走行する運搬車30などにより構成さ
れている。そして先ず、ワイヤロープ吊持体10から説
明を加える。このワイヤロープ吊持体1川まパイプ材な
ど形成されたもので、立木Tの両側に沿い、かつ下端部
は立木Tの(図において)前面に位置し、中間部から上
端部にかけて立木Tの側面に位置する吊持本体11,1
1で形成され、両吊持本体11間には互に俵合状態とな
り得る構架材12があり「両吊持本体亀軍間の間隔を立
木Tの径に合わせて調節できるようになっている。この
吊持本体亀翼の上端にはトほぼ水平に張出したワイヤロ
ープの吊持アーム角3が設けてあり〜その先端部には「
後述するワイヤロープの位置を定めるためのストツパ亀
3aが複数設けてある。さらにワイヤロープ吊持体亀8
が直綾立大Tに接触する部分ではゴム材などの弾性材に
よる保護パット14が当てられている。
このワイヤロープ吊持体IQを構成する吊持本体1亀8
畳葺が立木Tに固定されるように適当な場所〜例えば
も下端部ではバンド重富で互に締着されておりも吊持ア
ームを3に加わる荷重で転倒するのを吊持本体富鷲,富
官の上端部を連結する構架材再聖で防いでいる。このワ
イヤロープ吊持体竃瞳の吊椿アーム軍3には軌道体2函
の一部となるワイヤロープ豊富が載せられストツパ亀3
aに対しUボルト22で固定され、立木Tとの間に適当
な間隔が保たれている。
畳葺が立木Tに固定されるように適当な場所〜例えば
も下端部ではバンド重富で互に締着されておりも吊持ア
ームを3に加わる荷重で転倒するのを吊持本体富鷲,富
官の上端部を連結する構架材再聖で防いでいる。このワ
イヤロープ吊持体竃瞳の吊椿アーム軍3には軌道体2函
の一部となるワイヤロープ豊富が載せられストツパ亀3
aに対しUボルト22で固定され、立木Tとの間に適当
な間隔が保たれている。
このワイヤロープ28尊ごは吊持体23に設けた孔23
aのうち適当に選んで取付けたUボルト24を介して板
状の吊持体23が取付けられもこの吊持体23は適当な
間隔にありt下端部で逆T型の軌道25を吊持している
。この軌道25の下面にはラック歯2裏aが固定されて
いて〜後述する牽引車の駆動論が噛合できるようになっ
ている。そして、逆T型の軌道25の両フランシ部25
b上には「牽引車31の車輪32が載り〜牽引車31の
駆動輪33は歯車型となっていて〜前記ラック歯25a
に噛合うことができるようになっており、車体に設けた
エンジンなどの動力源で駆動輪33がラック歯25aに
噛合って強制的に駆動される。
aのうち適当に選んで取付けたUボルト24を介して板
状の吊持体23が取付けられもこの吊持体23は適当な
間隔にありt下端部で逆T型の軌道25を吊持している
。この軌道25の下面にはラック歯2裏aが固定されて
いて〜後述する牽引車の駆動論が噛合できるようになっ
ている。そして、逆T型の軌道25の両フランシ部25
b上には「牽引車31の車輪32が載り〜牽引車31の
駆動輪33は歯車型となっていて〜前記ラック歯25a
に噛合うことができるようになっており、車体に設けた
エンジンなどの動力源で駆動輪33がラック歯25aに
噛合って強制的に駆動される。
この牽引車31に運搬車としての追従車34が牽引され
、この追従車34に鎖35によって適当な間隔でさらに
もう一つの追従車36が連結され「各追従車34,36
のもつ車輪34a,36aが軌道25の両フランジ25
bに載っている。これら追従車34,36にはフック3
7があつてト伐採した木材Bの両端を吊特できるように
なつている。この発明の立木を利用した運搬装置は前述
のような構成であるからt適当な立木Tに対してワイヤ
ロープ吊持体亀Qを取付け〜 これにワイヤロープ2畳
を取付けると共にこのワイヤロープに軌道2覇を吊持し
て軌道体を構成し「 さらに「 この軌道体に懸垂状態
で取付けられた牽引車などで構成される運搬車を走行さ
せるようにしたから〜適当な立木を選んでワイヤロープ
吊持体を添わせて立設するだけで「運搬に必要な搬送路
が形成され、伐採場所が変化した場合には「その変化に
容易に追従させることができる。
、この追従車34に鎖35によって適当な間隔でさらに
もう一つの追従車36が連結され「各追従車34,36
のもつ車輪34a,36aが軌道25の両フランジ25
bに載っている。これら追従車34,36にはフック3
7があつてト伐採した木材Bの両端を吊特できるように
なつている。この発明の立木を利用した運搬装置は前述
のような構成であるからt適当な立木Tに対してワイヤ
ロープ吊持体亀Qを取付け〜 これにワイヤロープ2畳
を取付けると共にこのワイヤロープに軌道2覇を吊持し
て軌道体を構成し「 さらに「 この軌道体に懸垂状態
で取付けられた牽引車などで構成される運搬車を走行さ
せるようにしたから〜適当な立木を選んでワイヤロープ
吊持体を添わせて立設するだけで「運搬に必要な搬送路
が形成され、伐採場所が変化した場合には「その変化に
容易に追従させることができる。
以上の説明から明らかなようにち この発明の立木を利
用した運搬装置によれば〜適当な立木に対しワイヤロー
プ吊持体を添せて立設し「 これにワイヤロープを張設
して、軌道体を懸垂状態で敷設し勺 これに運搬車を走
行させるように構成したからt急峻な山道でも「狭除な
場所でも比較的容易に設け得「 しかも「その場所も簡
単に変更できるなどの効果がある。
用した運搬装置によれば〜適当な立木に対しワイヤロー
プ吊持体を添せて立設し「 これにワイヤロープを張設
して、軌道体を懸垂状態で敷設し勺 これに運搬車を走
行させるように構成したからt急峻な山道でも「狭除な
場所でも比較的容易に設け得「 しかも「その場所も簡
単に変更できるなどの効果がある。
第富図はこの発明による装置の全体側面図し第2図はワ
イヤロープ吊持体の斜面図、第3図は同分解斜面図、第
4図は同側面図ト第5図は第4図Y−V線断面図〜第6
図は軌道体の側面図、第7図は第6図脚部拡大断面図、
第8図は第6図肌−側線断面図t第9図は運搬車の側面
図、第量0図は第9図X−X線断面図である。 亀0……ワイヤロープ吊持体、11…・・・吊持本体、
12……構架材トi3……吊持アーム「 13a……ス
トツパ、亀4…・・・パツト、量5・・…・バンド「
20……軌道体、21…・・・ワイヤロープ、223
24…・・・Uボルトト23・…。 ・吊持体「 23・・・…孔、25・…・・軌道、25
a・・・・・・ラック歯「 25b…・・・フランジ部
、30・…’・運搬車、31・・・・・・牽引車、32
・…・・車輪、33……駆動車、34,36・…。・追
従車、34a,36a・・・・・0車輪、35……鎖、
37……フック。第1図 第2図 第3図 第5図 第7図 第8図 第4図 第6図 第9図 第10図
イヤロープ吊持体の斜面図、第3図は同分解斜面図、第
4図は同側面図ト第5図は第4図Y−V線断面図〜第6
図は軌道体の側面図、第7図は第6図脚部拡大断面図、
第8図は第6図肌−側線断面図t第9図は運搬車の側面
図、第量0図は第9図X−X線断面図である。 亀0……ワイヤロープ吊持体、11…・・・吊持本体、
12……構架材トi3……吊持アーム「 13a……ス
トツパ、亀4…・・・パツト、量5・・…・バンド「
20……軌道体、21…・・・ワイヤロープ、223
24…・・・Uボルトト23・…。 ・吊持体「 23・・・…孔、25・…・・軌道、25
a・・・・・・ラック歯「 25b…・・・フランジ部
、30・…’・運搬車、31・・・・・・牽引車、32
・…・・車輪、33……駆動車、34,36・…。・追
従車、34a,36a・・・・・0車輪、35……鎖、
37……フック。第1図 第2図 第3図 第5図 第7図 第8図 第4図 第6図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1 適当な立木に添わせて立設するワイヤロープ吊持体
と、このワイヤロープ吊持体間に懸吊されたワイヤロー
プに支持されたスリツプ防止機構が施された軌道体と、
この軌道に懸吊状態で取付けられた懸吊機構を有し、少
なくとも前記軌道と係合状態の車輪をもつ牽引車に繋が
れた追従車などで形成される運搬車とを備え、荷物を運
搬車に吊持積載して運搬することを特徴とする立木を利
用した運搬装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8135478A JPS6012260B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | 立木を利用した運搬装置 |
SE7905787A SE7905787L (sv) | 1978-07-04 | 1979-07-03 | Transportanordning |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8135478A JPS6012260B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | 立木を利用した運搬装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5511406A JPS5511406A (en) | 1980-01-26 |
JPS6012260B2 true JPS6012260B2 (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=13744013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8135478A Expired JPS6012260B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | 立木を利用した運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012260B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6703327B2 (ja) * | 2017-07-03 | 2020-06-03 | 上田技研産業株式会社 | 跨座式台車用レールユニットの設置方法 |
-
1978
- 1978-07-04 JP JP8135478A patent/JPS6012260B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5511406A (en) | 1980-01-26 |
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