JPS6012222A - ストリツプへの張力付与装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鉄鋼プロセスライン等に設置される例えばス
トランドルーパ、ループカー等（ｖ　Ｐｊ（謂ｘトリッ
プへの張力付与装置、４＋にストリップ破断検出装置を
有した張力付与装置に関するものである。

従来、この種装置の代表的なものとして第１図のものが
使用されていた。この第１図において。

（１）はストリップ、（２ＡＸ２’Ａ）、　（２ＢＸ２
Ｂ）−（２Ｂ）、　（２０）（２Ｃ）・・・（２Ｃ）け
ガイドロール、（３）は複数個のガイドロール（ｚａ）
（２ａ）・・・（２ｃ）が取付けられているキャリッジ
、（４）は前記ロール（２ＡＸ２Ａ）とキャリッジ（３
）とで構成されたルーパ、（５）はロープ（５ａ）を介
して（リ キャリッジ（〜を引張るドラム、（６）はドラム（５１
を駆動する電動機、（７）は電動機（６）のトルクを制
御する電流制御装置、（８）は電流基準発生器、（９＋
はルーパ（４）内に設けられたリミットスイッチで、ス
トリップ（１）の破断を検出するものである。

次に第１図に示す従来装置の動作を説明する。

通常電流基準発生器（８）により選択的に与えられた設
定電流値が電動機（６）に流れるように電流制御装置（
７）が制御し、電動機（６１はその電流値に対応する所
定トルクをドラム（５）に与える。ドラム（５）はその
所定のトルクでキャリッジ（３）を引張シ、矢印方向に
送られているストリップ（１）に常時所定の張力を与え
て運転されている。この運転状態において。

ストリップ（１）破断が生じた時には、キャリッジ＋３
１は図の下方に移動し、ストリップ（１）はキャリッジ
（３）によシ引張られ、破断したストリップの先端付近
がリミットスイッチ（９）に接触し、リミットスイッチ
（９］が作動することによシストリップ破断が検出され
る。ストリップ（１）破断が検出されると、一般的には
電流基準発生器（８）の出力を１０１とすることによシ
ミ動機（６）の発生トルクをＩＯ２とし、しかも電動機
（６１のブレーキを閉じることにより、ストリップｔｌ
ｌが更に引張られてガイドロール（２ＢＸ２Ｂ）・・・
（２Ｃ）（２Ｃ）・・・間を抜は落下することを防いで
いる。

従来のストリップへの張力付与装置においてはそのスト
リップ破断検出装置は以上のように構成されているので
９例えばストリップ（１）の破断がイ点で発生したとす
れば、ス）　ＩＪツブ（１）のイ点での破断端がリミッ
トスイッチ（９１の位置まで移動して来なげればストリ
ップ（１）破断は検出されないので。

ストリップ（１）破断検出のタイミングが遅れ、しかも
ストリップ（１）がガイドｏ　−ル（２Ｂ）（２Ｂ）　
−（２δＸ２ｃ）・・・間を抜ける長さか長くなるため
復旧作業に多大な時間を要し、その全体設備の処理能力
を低下させる欠点がある。これらの欠点はリミットスイ
ッチの数を増加すれば、ある程闇防止できるが、リミッ
トスイッチを多数設けなけれはならず、しかも、各リミ
ットスイッチの動作状態を遠隔地の電流制御装置（７）
まで伝えなければならず、配線量が多くなシネ経済とな
る。

この発明はこのような従来の実情に鑑みてなされたもの
で、ストリップに張力を与える電動機の電流を監視し、
ス）　ＩＪタッグ断時の電動機電流の変動を検出するこ
とにより、よシ速かにストリップの破断を検出でき、従
って、復旧作業も容易となり、また、リミットスイッチ
を多数設ける場合に比べて経済的なストリップへの張力
付与装置を提供することを目的とするものである。

以下この発明の一実施例を第２図によって説明する。第
２図において、翰は電動機（６１の電流を検出するＣＴ
等の電流検出器、ａυは電流検出器部からの出力と、電
流基準発生器（８）の出力、即ち電流基準信号とを比較
する比較器、じは比較器（ＩＤの出力が所定時間継続す
ると出力する　オンディレィ（０Ｎ−ＤＥＬＡＹ　）の
タイマーである。なお第２図中の符号（１）〜（８）は
第１図に示す従来装置に記載のものと同−又は相当する
ものでおるので、その説明は省略する。

第２図において、電流基準発生器（８）の出力を工ｏ［
Ａ）、電流検出器部の信号を工［Ａ）とすると。

通常の運転中、即ちストリップ（１）が破断してない時
は両者ははソ一致している。すなわち。

工牛工０　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ｆｉｌであ
る。ところが、ストリップ（１）の破断が生じた場合に
は、電動機（６）の負荷が急減するため。

■＜Ｉｏ　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（２）
となる。従って、常時工とＩＱとを比較器α」によって
比較し、その差金監視し、ストリップ＋１１が破断する
と工と１０との差が所定値より大きくなシ、比較器＜１
１１が出力するので、ヌトリップ破断を検出することが
できる。実際には、誤検出を防ぐために工と工０との差
が所定値α［Ａ）以上となった状態を比較器（Ｉｌｌが
検出し、その状態が所定時間Ｔ〔θｅｃ〕以上継続した
時に、オンディレィタイマーμ２が出力するように構成
し、オンディレィタイマー９２の出力によシストリップ
破断と判断するのが好ましい。即ちオンディレィタイマ
ー０３の出力Ｖこよシミ流制御装置（７）の設定値をＩ
Ｏ２とし、電動機（６１のトルクがＩＯ２となるように
電動機（６１を制御すると共に電動機（６１のブレーキ
（図示せず）を作動させるのが好ましい。

なお、前記実施例ではヌトランドルーパの場合について
例示したが、ルーズカー等、所謂ストリップに電動機に
より張力を付与するものにおいては前記実施例と同様の
効果がある。

以上のように、この発明は、電動機によりストリップに
所定の張力を与えるものにおいて、前記電動機の電流を
検出しこの検出された電流め変化によシ前記ストリップ
の破断を検出する検出装置を設けたので、ストリップ破
断の発生した場所がどこであっても、ストリップの破断
を速かに検出することが可能となシ、破断したストリッ
プがガイドロールを抜ける前に電動機の発生トルクを１
０＃とじ、電動機のブレーキを閉じることができ。

復旧作業が短時間で可能となシ、またストリップ破断検
出装置を経済的に構成できる等の効果がある０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヌ）　ｌ）ラグへの張力付与装置を示す
概略図、第２図はこの発明によるストリップへの張力付
与装置の一実施例を示す［略図である。 図において、　＋１１はストリップ、（２０Ｘ２０）・
・・はガイドロール、（６）は電動機、（８）は電流基
準発生器。 ＯＱは電流検出器、＋１１は比較器、αＺＵタイマーで
ある０ なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（線か２名） 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　所定方向に送られるストリップを案内するガイ
   ドローラをその径方向に電動機によって引張ることによ
   シ前記ストリップに所定の張力を与えるものにおいて、
   前記電動機の電流を検出しこの検出された電流の変化に
   よシ前記ストリップの破断を検出する検出装置を設けた
   ことを特徴とするストリップへの張力付与装置。
2. （２）検出装置が、電動機の電流を検出する電流検出器
   と、電流基準発生器と、この電流基準発生器の出力と前
   記電流検出器の出力とを入力し、前記両市力に差が生じ
   ると出力する比較器と、仁の比較器の出力が所定時間継
   続すると出力するタイマーとで構成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載のストリップへの
   張力付与装置。