JPS6012212B2 - 合成樹脂製ホ−スの製造方法 - Google Patents

合成樹脂製ホ−スの製造方法

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JPS6012212B2
JPS6012212B2 JP50117232A JP11723275A JPS6012212B2 JP S6012212 B2 JPS6012212 B2 JP S6012212B2 JP 50117232 A JP50117232 A JP 50117232A JP 11723275 A JP11723275 A JP 11723275A JP S6012212 B2 JPS6012212 B2 JP S6012212B2
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JP
Japan
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inside tube
core wire
reinforcing core
synthetic resin
hose
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JP50117232A
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JPS5241673A (en
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正司 宮村
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Toyo Kasei Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kasei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂製ホースの製造方法に関する。
合成樹脂製が岬スは「液体輸送、油圧機器等広い分野で
使用されているが、家庭用等の比較的強度を要しないも
の以外は、補強芯線を埋設して物2理的強度を増してい
るのが現状である。
その製法として従来から広く採用されている一例として
特公隣38一2741号公報にみられるように、合成樹
脂を級出成形してィンサィドチューブを作り、このチュ
ーブを別の場所に運んでその周りに補強芯線をスパイラ
ル状に巻付け、補強芯線をスパイラル状に巻付けたチュ
ーブをさらに別の場所に運んでその外周に合成樹脂を押
出し被覆して合成樹脂製ホースを得ていた。したがって
、ィンサィドチューブ押出し、補強芯線巻付け、押出し
被覆等が離れた場所で行われ、そのため各場所間を中間
製品を運搬する必要があり、作業時間、設備費、労力等
、種々の無駄があった。また、侍開昭49−27554
号公報にみられるように、インサィドチューブの押出し
、補強芯線の巻付け、合成樹脂の押出し被覆を一連の工
程で行う技術が提案されたが、該技術はィンサィドチュ
ーブと補強芯線および合成樹脂被覆の一体化を主観にし
てなされたものであるため、押出機から押出されインサ
イドチューブを冷却工程により冷却する以前に縦方向の
芯線の配置、芯線の巻付け、合成樹脂の押出し被覆を行
って合成樹脂のもつ接着性を利用してそれらを一体化し
、その後に冷却を行うようにしている。
このため押出機から押出されたインサイドチューブの初
期段階においてインサィドチューブの引出しを行うこと
ができず、押出機によりィンサィドチューブを長く押出
さねばならず、生産能率を低下させるばかりでなくィン
サィドチユーブの肉厚を簡単に変えることができず、ま
た生産設備が大型化しかつきわめて特殊な装置を用意せ
ねばならない。本発明は、従来方法の前記欠点を除去し
、原料供給から最終的なホース仕上げまでを一連の工程
でなし得、その際、初期段階においてィンサィドチュー
ブの引出しを行え得るようにして生産能率を高めると共
にィンサィドチューブの肉厚を任意に変えることができ
「 しかも初期段階においてィンサイドチューブの引出
しを行ってもチューブの切断等の不都合を起すことなく
能率よく補強芯線を有する合成樹脂製ホースを製造し得
る合成樹脂製ホースの製造方法を提供することを目的と
してなされたものである。
また、本発明は製品となったホースに鍬芯方向の強度を
もたせる縦方向に配置した補強芯線および同様に製品と
なったホ−スに半径方向の強度をもたせる互いに巻付け
方向を異にしてスパイラル状に巻付けた補強芯線を定位
層に固定して補強芯線のずれない高品質の補強線を有す
る合成樹脂製ホースを製造し得る合成樹脂製ホースの製
造方法を提供することを目的としてなされたものである
さらに本発明は、生産装置としては特殊な装置を用意す
ることなく従来から広く採用されている装置をほぼその
まま用いて補強芯線を有する合成樹脂製ホースを製造し
得る合成樹脂製ホースの製造方法を提供することを目的
としてなされたものである。
このため本発明によれば、インサイドチューフの押出し
、補強芯線の縦方向配列および巻付け、合成樹脂の被覆
を一連の工程で行うに際し、押出機から押出されたィン
サイドチューブを冷却装置によりまず冷却する。
これにより押出機から押出されたィンサィドチュープを
初期段階において引取り装置により引出すことができる
。その際、冷却不充分等の理由で強度が充分でないィン
サィドチューブはそれの外周に縦方向に配置した補強芯
線に引張り力を負担させてィンサィドチュープの切断を
防ぐ。この縦方向の補強芯線は製品となったホースの鞠
芯万向の強度増大をはかる。補強芯線を縦方向に配置し
たィンサイドチューブの上から互いに巻付け方向を異に
して補強芯線をスパイ4ラル状に巻付ける。この互いに
巻付け方向を異にしてスパイラル状に巻付けられた補強
芯線は製品となったホースの半径方向の強度増大をはか
る。縦方向に配置した補強芯線および互いに巻付け方向
を異にしてスパイラル状に巻付けた補強芯線の上からさ
らに芯線をスパイラル状に巻付けて各補強芯線を定位層
に固定する。ィンサィドチューブ各補強芯線および合成
樹脂被覆の一体化は縦方向の芯線を配置したィンサィド
チューブの外周に接着剤を塗布することによって行なう
。以下、本発明の一実施例を図面を参照し説明する。
第1図において押出機竃からィンサィドチューブ2が連
続的に押出される。押出機1から押出されたィンサィド
チューブ2は押出機1の下流に配置した冷却装置3およ
び外怪測定装置4を通る間に冷却されまた外径が測定さ
れる。外蓬測定装置4の下流にキャリッジ5を配置され
ており「このキヤリツジ5上にインサイドチュープ2の
外周に縦方向すなわちチューブ2の軸芯方向の補強芯線
7を供給するボビン6が支持されている。
ボビン6に次いでガイド板8が設けられており、このガ
イド板8は芯線7をィンサィドチューブ2の外周に一定
間隔をおいて縦方向に配列するためのもので、第2図に
示すように中央部にインサイドチューブ2が通る孔9を
有すると共に、その孔9の外周に芯線7の通る凹所】0
が一定間隔をおいて形成されている。ここでィンサィド
チューブ2の外周に縦方向すなわちチュ−ブ2の聡芯方
向の芯線7が配置され、この芯線7は製造工程において
引張力を負担する。ガイド板8に次いで引取り装置11
が配置されており、この引取り装置11により縦方向に
補強芯線了を配置したィンサイドチューブ2を引出すが
「ィンサィドチューブ2は冷却装置3によりすでに冷却
されて所定の強度を有しているので引取り装置11で引
張られても切断を起さない。また冷却不充分等の理由で
ィンサイドチューブ2の強度が低い場合は縦方向に配置
された芯線7が引張り力を負担するのでィンサィドチュ
ーブ2が切断することはない。引張り装置11の下流に
は接着剤塗布装置12が配置されており、ここで縦方向
に芯線7が配置されたィンサィドチューブ2の外周に接
着剤が塗布される。
接着剤塗布装置12の下流にスパイラルマシンM,,M
2およびM3が配置されており、ここで縦方向に補強芯
線7が配置され接着剤が塗布されたィンサィドチューブ
2の外周に互に巻付け方向を異にして補強芯線がスパイ
ラル状に巻付けられる。
第1のスパイラルマシンM,の構成は第3図に示すよう
に、フレーム13に支持されィンサィドチューブ2を案
内する案内筒部材14を有し、その案内筒部材14の外
周にブーリ15により回転される回転筒部材16が軸受
17を介して支持されており、その回転筒部材16にキ
ャリッジ18が固定されていて、そのキャリツジ18に
複数のボビン19が回転自在に支持されている。筒部材
16を回転することにより複数のボビン19から複Z教
本の補強芯線S,(第1図)が同時に一定間隔をおいて
平行してィンサイドチユーブ2の外周に例えば右回転の
スパイラル状に巻付けられる。第1のスパイラルマシン
M,の次にこれとほぼ同様に構成され案内筒部材20、
回転筒部材21、軸受22、プーリ23、キヤリツジ2
4およびボビン25を有する第2のスパイラルマシン地
が配置されている。この第2のスパイラルマシン地は補
強芯線S2(第1図)をィンサィドチューブ2の外周に
補強芯線S,と逆方向、例えば左巻きに巻付ける。第2
のスパイラルマシンM2の次に第3のスパイラルマシン
M3が配置されており、この第3のスパイラルマシンM
3も第1のスパイラルマシンM,とほぼ同機に構成され
ていて、案内筒部材27、回転筒部材28、軸受29、
プーリ30、キャリッジ31「ボビン32を有している
キャリッジ31は第1のスパイラルマシンM・のキャリ
ッジ18および第2のスパイラルマシンM2のキャリッ
ジ24よりも高速回転されて、芯線S,,S2よりも本
数の少ない最低1本の芯線S3(第1図)が補強芯線S
,,S2の外側に巻付けられて芯線S,,S2を定位直
に固定する。第3のスパイラルマシンM3の下流に引取
り装置34が配置されており、この引取装置34により
芯線S,,S2,S3を巻付けたィンサイドチューブ2
を引出す。
引取り装置34の下流には押出機35が配置されていて
、ここでィンサィドチューブ2の外周に合成樹脂が被覆
されてホース36が形成される。押出機35の下流には
水槽等の冷却装置37が設けられていて、この冷却装置
37中を通るうちにホース36は冷却され、冷却装置3
7の下流にはホース引取り装置38、ホース巻取り装置
39が順次配設されていて出来上ったホースを巻取る。
以上説明したように本発明は、ィンサィドチューブの押
出し、補強芯線の縦方向配列および巻付け、合成樹脂の
被覆を一連の工程で行うに際し、押出機から押出された
ィンサィドチューブをまず冷却装置により冷却するよう
にしているので、押出されたインサイドチューブを初期
段階において引取り装置により引出すことができ、した
がって引取り装置の引取り速度を適宜変えてやれば簡単
に任意の肉厚のィンサィドチューブを得ることができる
その際、冷却不充分等の理由で強度が充分でないインサ
ィドチューブはその外周に縦方向に配置した補強芯糠が
引張り力の一部を負担するのでィンサィドチュープの切
断等の不都合は生じない。また縦方向に配置した補強芯
線および互いに巻付け方向を異にしてスパイラル状に巻
付けた補強芯線はそれ等の補強芯線の上からスパイラル
状に巻付けられる芯線により定位層が固定されるので得
られる製品は補強芯線のずれのない高品質のものとなる
。またィンサィドチューブ、各補強芯線および合成樹脂
被覆は縦方向の芯線を配置したィンサィドチューブの外
周に塗布される接着剤により確実に一体化される。さら
に得られる製品は縦方向に配置した補強芯線によりホー
スの軸芯万向の強度がはかられ、またスパイラル状に巻
付けた補強芯線によりホースの半径方向の強度がはから
れる。特に補強芯線を互いに巻付け方向を異にしてスパ
イラル状に者付けているのでホースの半径方向の強度は
一層増大するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合成樹脂製ホースの製造方法を実
施する装置の配置例を示す図、第2図は第1図のローロ
線に沿って見たガイド板の正面5図、第3図はスパイラ
ルマシンの一部を平面で示す側断面図である。 1・・・・・・押出機、2……ィンサィドチューブ、3
・…・・冷却装置、4・・・・・・外蓬測定装置、5・
・・・・・キヤリッジ、6・・・・・・ボビン、7・・
・・・・補強芯線、8…・・・0ガイド板、11・・・
・・・引取り装置、12・・・・・・接着剤塗布装置、
S.・・・・・・補強芯線、S2・・・・・・補強芯線
、S3・・・・・・芯線、34……引取り装置、35・
…・・押出機、36・・…・ホース、37・・…・冷却
装置、38・・・…引取り装置、39……巻取り装置、
M,,池,3−M3”””ス/ぐイラルマシン。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 押出機によりインサイドチユーブを押出し、その押
    出されたインサイドチユーブを冷却装置により冷却し、
    冷却されたインサイドチユーブの外周に縦方向に補強芯
    線を配置してその補強芯線と共にインサイドチユーブを
    引取り装置により引出し、次いで縦方向に補強芯線を配
    置したインサイドチユーブの外周に接着剤塗布装置によ
    り接着剤を塗布し、接着剤を塗布したインサイドチユー
    ブの外周にスパイラルマシンにより互いに巻付け方向を
    異にして補強芯線をスパイラル状に巻付け、互いに巻付
    け方向を異にして補強芯線をスパイラル状に巻付けたイ
    ンサイドチユーブの外周にスパイラルマシンにより芯線
    をスパイラル状に巻付けて各補強芯線を定位置に固定し
    、次いで補強芯線を定位置に固定したインサイドチユー
    ブの外周に押出機により合成樹脂を被覆し、これ等の各
    工程を一連として連続的に行うことを特徴とする合成樹
    脂製ホースの製造方法。
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JPS4927554A (ja) * 1972-07-08 1974-03-12
JPS4998867A (ja) * 1973-11-28 1974-09-18

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