JPS60122003A - 貯蔵タンクから排出される揮発性物質回収方法 - Google Patents
貯蔵タンクから排出される揮発性物質回収方法Info
- Publication number
- JPS60122003A JPS60122003A JP58228349A JP22834983A JPS60122003A JP S60122003 A JPS60122003 A JP S60122003A JP 58228349 A JP58228349 A JP 58228349A JP 22834983 A JP22834983 A JP 22834983A JP S60122003 A JPS60122003 A JP S60122003A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- storage tank
- tank
- specific gravity
- volatile substances
- Prior art date
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、貯蔵タンクからの排出ガス中に含まれる揮発
性物質の回収方法に関する。
性物質の回収方法に関する。
揮発性物質を貯蔵する場合に、蒸発による損失防止に対
しては浮屋根式タンクがあり、揮発性物質の回収装置と
しては従来から吸収式、吸着式及び凝縮式があるがこれ
らの従来の方式の場合には次のような問題点がある。
しては浮屋根式タンクがあり、揮発性物質の回収装置と
しては従来から吸収式、吸着式及び凝縮式があるがこれ
らの従来の方式の場合には次のような問題点がある。
浮屋根式は優れた効果を有しているが、貯蔵物質の性質
によっては浮屋根θ）シール旧の材η選定が困難で、又
貯蔵物釧の変更が頻繁に行われる場合は浮屋根が障害と
なりクリーニングの作業性が悪い。
によっては浮屋根θ）シール旧の材η選定が困難で、又
貯蔵物釧の変更が頻繁に行われる場合は浮屋根が障害と
なりクリーニングの作業性が悪い。
吸収式は犬がかりな装（６を必要とし、かつ吸収された
物質の分離及び回収が複雑で容易でなｌｖ＼。
物質の分離及び回収が複雑で容易でなｌｖ＼。
吸着式は吸着された物質を脱着回収する際に犬がかりな
装置が必要であり、しかもガス濃度が高い場合には危険
を伴い安全対策に特別の注意が必要である。また、対象
物質について飽和状態となった吸着剤を廃棄する際に後
処理が煩雑である。
装置が必要であり、しかもガス濃度が高い場合には危険
を伴い安全対策に特別の注意が必要である。また、対象
物質について飽和状態となった吸着剤を廃棄する際に後
処理が煩雑である。
凝縮式としては異種類の物質を貯蔵する複数のタンクに
ついて１個の凝縮器で凝縮回収する方法が提案されてい
るが、混合すると危険な異種類の物１１ｊ＋同志を対象
にして凝縮器を共用とすることは安全対策上問題かあり
、回収液が多成分であるため、各成分の分離・回収が複
雑になる。
ついて１個の凝縮器で凝縮回収する方法が提案されてい
るが、混合すると危険な異種類の物１１ｊ＋同志を対象
にして凝縮器を共用とすることは安全対策上問題かあり
、回収液が多成分であるため、各成分の分離・回収が複
雑になる。
本発明は、こ牙１．ら従来の場合の問題点解決を目的と
して複数の貯蔵タンクのそれぞれの上方に対応して設け
られた凝縮器にそれぞれ対応するタンクからの排出ガス
を導入して該排出ガス中の揮発性物Ｘ４を凝縮させ、凝
縮した非水浴性の揮発性物％は比重差により水と分離し
て自然ｉｎｋ；を利用してそれぞれ対応する前記貯蔵タ
ンクへ回収し、δ１％縮した水浴性の揮発性物知は水溶
液として回収槽に回収することを特徴とするものである
。
して複数の貯蔵タンクのそれぞれの上方に対応して設け
られた凝縮器にそれぞれ対応するタンクからの排出ガス
を導入して該排出ガス中の揮発性物Ｘ４を凝縮させ、凝
縮した非水浴性の揮発性物％は比重差により水と分離し
て自然ｉｎｋ；を利用してそれぞれ対応する前記貯蔵タ
ンクへ回収し、δ１％縮した水浴性の揮発性物知は水溶
液として回収槽に回収することを特徴とするものである
。
本発明の実施例を図面に即して説明すると、非水溶性で
あって比重が水より小である貯蔵物質Ａ例えばキシレン
の貯蔵タンク１ａ、非水溶性であって比重が水より犬で
ある貯蔵物質Ｂ例えばトリクロルエチレンの貯蔵タンク
１１）及び水溶性の貯蔵物質Ｃ例えばメタノールの貯蔵
タンクＩＣが有り貯蔵物質−Ａ 、 、１３及びＣはい
ずれも揮発性を有している場合に、各貯蔵タンクからの
排出ガス２ａ、２ｂ及び２Ｃをそれぞれその対応する貯
蔵タンクの頂部から出ている通気管３ａ３ｂ及び３Ｃを
通じて、それぞれ対応する貯蔵タンクの上方に設けられ
た凝縮器４ａ、４ｂ及び４Ｃに導入する。各排出ガス２
ａ、２ｂ及び２Ｃ中には各タンクの気相中の水蒸気も当
然に含まれていて、各凝縮器４ａ、４ｂ及び４Ｃにおい
て水とそれぞれ対応する貯蔵物質Ａ、Ｂ及びＣが凝縮し
、それぞれの凝縮器の下方に対応して設けられたデカン
タ５ａ、５ｂ及び５Ｃ内へ落下する。貯蔵物ηへの貯蔵
タンク１ａに対応するデカンタ５ａ の中では比重差に
より下部の水６とこれより比重が小さい−Ｌ部の貯蔵物
質Ａの回収液とに分離し水６はデカタン５ａの下部から
出ている排水管７ａにより排水され、回収液はデカンタ
５ａの側部から出て対応する貯蔵タンク１ａの側根上部
へ接続している回収管８ａにより対応する貯蔵タンクｌ
日内へ回収され、凝縮器４ａの上部からは排気９ａが出
て行く。貯蔵物質１３の貯蔵タンク１１）に対応するデ
カンタ５ｂの内部では比重差により上部の水６とこれよ
り比重が大である下部の貯蔵物質Ｂの回収液とに分離し
、水６はデカンタ５ｂの側部から出ている排水［７ｂに
より排水として排出され、回収液はデカンタ５ｂの下部
から出て対応する貯蔵タンク１１〕の側板上部へ接続し
ている回収管８１）−により対応する貯蔵タンクｌｂ内
へ回収され、凝縮器４））の上部からは排気が出て行く
。これらの場合、排水管７ａとこれに対応する回収管８
ａの最高位レベルを同一にＪｉｉｉｉえ、排水管７ａと
これに対応する回収管部の最高位レベルを同一に揃えて
おくのが望ましい。デカンタ５ａ及５ｂ内の水６と非水
溶性回収液の境界面の検知は必要ならばそれぞれのデカ
ンタ本体に設けられた内部可視型液面計で行われる。又
境界面位１６の調整は液比型により自然に行われ、比重
が小の液はデカンタ側部から、比重が大の液はデカンタ
下部から凝縮回収計に見合った量だけ自然流出する。貯
蔵物知Ｃの貯蔵タンクＩＣに対応するデカンタ５Ｃの内
部には水浴性の貯蔵物Ｊ１５Ｃの水浴液１０が得られ、
この水溶液はデカンタ５Ｃの下部から出ている回収管８
Ｃを通じて水溶液回収槽１１に回収され、排気９Ｃは凝
縮器４Ｃの上部から出て行（。水浴液回収槽からの排出
ガスはその上部から出ている通気管１２を通じて対応す
る貯蔵タンクＩＣへ戻され−る。一方、各貯蔵タンクに
共通の冷媒槽１３の低温側の冷媒１９ａは、供給主管１
４とこれから分岐する供給分岐管１５ａ、ｉ５ｂ及び１
５ｃを経て供給ポンプ１６により各凝縮器４ａ、４ｂ及
び４Ｃへ供給され、各凝縮器から出た冷媒は戻り主管１
７及びこれと各凝縮器とを継ぐ戻り分岐管１８ａ、１８
ｂ１８ｃｔｆ通じて冷媒槽１３に戻される。昇温側の冷
媒１９には、循環ポンプ２０によって冷凍ユニット２１
へ送られ冷却されて冷媒槽］３内の仕切られた低温側へ
戻される。本発明は貯蔵タンクが２基以下又は４基以上
の場合も同様に適用可能である。
あって比重が水より小である貯蔵物質Ａ例えばキシレン
の貯蔵タンク１ａ、非水溶性であって比重が水より犬で
ある貯蔵物質Ｂ例えばトリクロルエチレンの貯蔵タンク
１１）及び水溶性の貯蔵物質Ｃ例えばメタノールの貯蔵
タンクＩＣが有り貯蔵物質−Ａ 、 、１３及びＣはい
ずれも揮発性を有している場合に、各貯蔵タンクからの
排出ガス２ａ、２ｂ及び２Ｃをそれぞれその対応する貯
蔵タンクの頂部から出ている通気管３ａ３ｂ及び３Ｃを
通じて、それぞれ対応する貯蔵タンクの上方に設けられ
た凝縮器４ａ、４ｂ及び４Ｃに導入する。各排出ガス２
ａ、２ｂ及び２Ｃ中には各タンクの気相中の水蒸気も当
然に含まれていて、各凝縮器４ａ、４ｂ及び４Ｃにおい
て水とそれぞれ対応する貯蔵物質Ａ、Ｂ及びＣが凝縮し
、それぞれの凝縮器の下方に対応して設けられたデカン
タ５ａ、５ｂ及び５Ｃ内へ落下する。貯蔵物ηへの貯蔵
タンク１ａに対応するデカンタ５ａ の中では比重差に
より下部の水６とこれより比重が小さい−Ｌ部の貯蔵物
質Ａの回収液とに分離し水６はデカタン５ａの下部から
出ている排水管７ａにより排水され、回収液はデカンタ
５ａの側部から出て対応する貯蔵タンク１ａの側根上部
へ接続している回収管８ａにより対応する貯蔵タンクｌ
日内へ回収され、凝縮器４ａの上部からは排気９ａが出
て行く。貯蔵物質１３の貯蔵タンク１１）に対応するデ
カンタ５ｂの内部では比重差により上部の水６とこれよ
り比重が大である下部の貯蔵物質Ｂの回収液とに分離し
、水６はデカンタ５ｂの側部から出ている排水［７ｂに
より排水として排出され、回収液はデカンタ５ｂの下部
から出て対応する貯蔵タンク１１〕の側板上部へ接続し
ている回収管８１）−により対応する貯蔵タンクｌｂ内
へ回収され、凝縮器４））の上部からは排気が出て行く
。これらの場合、排水管７ａとこれに対応する回収管８
ａの最高位レベルを同一にＪｉｉｉｉえ、排水管７ａと
これに対応する回収管部の最高位レベルを同一に揃えて
おくのが望ましい。デカンタ５ａ及５ｂ内の水６と非水
溶性回収液の境界面の検知は必要ならばそれぞれのデカ
ンタ本体に設けられた内部可視型液面計で行われる。又
境界面位１６の調整は液比型により自然に行われ、比重
が小の液はデカンタ側部から、比重が大の液はデカンタ
下部から凝縮回収計に見合った量だけ自然流出する。貯
蔵物知Ｃの貯蔵タンクＩＣに対応するデカンタ５Ｃの内
部には水浴性の貯蔵物Ｊ１５Ｃの水浴液１０が得られ、
この水溶液はデカンタ５Ｃの下部から出ている回収管８
Ｃを通じて水溶液回収槽１１に回収され、排気９Ｃは凝
縮器４Ｃの上部から出て行（。水浴液回収槽からの排出
ガスはその上部から出ている通気管１２を通じて対応す
る貯蔵タンクＩＣへ戻され−る。一方、各貯蔵タンクに
共通の冷媒槽１３の低温側の冷媒１９ａは、供給主管１
４とこれから分岐する供給分岐管１５ａ、ｉ５ｂ及び１
５ｃを経て供給ポンプ１６により各凝縮器４ａ、４ｂ及
び４Ｃへ供給され、各凝縮器から出た冷媒は戻り主管１
７及びこれと各凝縮器とを継ぐ戻り分岐管１８ａ、１８
ｂ１８ｃｔｆ通じて冷媒槽１３に戻される。昇温側の冷
媒１９には、循環ポンプ２０によって冷凍ユニット２１
へ送られ冷却されて冷媒槽］３内の仕切られた低温側へ
戻される。本発明は貯蔵タンクが２基以下又は４基以上
の場合も同様に適用可能である。
本発明によれば、夏期における回収効率が８０チ前後と
なり、非水溶性の揮発性中角の場合は、その回収液を比
重差により分離しそのまま対応する貯蔵タンク内に回収
するので後処理工程が省け、水浴性の揮発性物質の場合
は、回収槽にその水溶液として回収し回収物質と水の２
成分系であるから水分と分離するのが簡単であり、いず
れにしても異種物質の混合による危険性がなく、タンク
内にタンククリーニング上の障害物となるものがないの
でタンククリーニングが容易であり、可燃性ガスに対す
る衝撃、静電気、吸着熱などの着火源がなく、可燃性ガ
ス配管をタンクヤード内に設ける必要がないのでタンク
ヤードの作条性が良くかつ安全であり、１個の共通の冷
媒熱源から冷媒を各凝縮器へ供給することにより、複数
のタンクに対して貯蔵物質の受入れ、タンクの呼吸時の
排出ガスを同時に経済的に処理できるなど顕著な作用効
果が得られる。
なり、非水溶性の揮発性中角の場合は、その回収液を比
重差により分離しそのまま対応する貯蔵タンク内に回収
するので後処理工程が省け、水浴性の揮発性物質の場合
は、回収槽にその水溶液として回収し回収物質と水の２
成分系であるから水分と分離するのが簡単であり、いず
れにしても異種物質の混合による危険性がなく、タンク
内にタンククリーニング上の障害物となるものがないの
でタンククリーニングが容易であり、可燃性ガスに対す
る衝撃、静電気、吸着熱などの着火源がなく、可燃性ガ
ス配管をタンクヤード内に設ける必要がないのでタンク
ヤードの作条性が良くかつ安全であり、１個の共通の冷
媒熱源から冷媒を各凝縮器へ供給することにより、複数
のタンクに対して貯蔵物質の受入れ、タンクの呼吸時の
排出ガスを同時に経済的に処理できるなど顕著な作用効
果が得られる。
図面は本発明の詳細な説明用の各器機接続図である。
Ａ、Ｂ、Ｃ・・・貯蔵物質、ｌａ、Ｉｂ、ｌｃ・・・貯
蔵タンク、２ａ 、 ２ｂ 、 ２ｃｍ−−排出ガス、
３ａ、３ｂ、３ｃ・・・通気管、４ａ、４１）、４ｃ・
−凝縮器、！５ａ、５ｂ、５ｃ −デカンタ、６・・・
水、７ａ、７ｂ−・排水管、８ａ、８ｂ、８ｃｍ回収管
、９ａ、９ｂ、９ｃ・・・排気、１ｏ・・・水溶液、１
１・・・水溶液回収槽、１２・・・通気管、１３・・・
冷媒槽、１４・・・供給主管、１５ａ、 １５ｂ、１５
ｃ・・・供給分岐管、１６・・・供給ポンプ、１７・・
・戻り主管、１８ａ、 １８ｂ、 １８Ｃ・・・戻り分
岐管、１９ａ、 １９ｂ・・・冷媒、２０・・・循環ポ
ンプ、２１・・・冷凍ユニット、
蔵タンク、２ａ 、 ２ｂ 、 ２ｃｍ−−排出ガス、
３ａ、３ｂ、３ｃ・・・通気管、４ａ、４１）、４ｃ・
−凝縮器、！５ａ、５ｂ、５ｃ −デカンタ、６・・・
水、７ａ、７ｂ−・排水管、８ａ、８ｂ、８ｃｍ回収管
、９ａ、９ｂ、９ｃ・・・排気、１ｏ・・・水溶液、１
１・・・水溶液回収槽、１２・・・通気管、１３・・・
冷媒槽、１４・・・供給主管、１５ａ、 １５ｂ、１５
ｃ・・・供給分岐管、１６・・・供給ポンプ、１７・・
・戻り主管、１８ａ、 １８ｂ、 １８Ｃ・・・戻り分
岐管、１９ａ、 １９ｂ・・・冷媒、２０・・・循環ポ
ンプ、２１・・・冷凍ユニット、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （］、） 複数の貯蔵タンクのそれぞれの上方に対応し
て設けられ該タンクの排出ガス中の揮発性物質を凝縮さ
せる凝縮器Ｋ、それぞれ対応する貯蔵タンクからの排出
ガスを導入して揮発性物質を凝縮さぜ、凝縮した非水溶
性の揮発性物質は比Ｍｒ差により水と分離して自然流を
利用してそれぞれ対応する前記貯蔵タンク内へ回収し、
凝縮した水溶性の揮発性物質は水溶液として回収槽に回
収することを特徴とする貯蔵タンクから排出される揮発
性物個の回収方法。 （２）各貯蔵タンクの凝縮器へ共通の冷却熱源から冷媒
を供給して処理する特許請求の範囲第１項記載の貯蔵タ
ンクから排出される揮発性物質回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58228349A JPS60122003A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 貯蔵タンクから排出される揮発性物質回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58228349A JPS60122003A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 貯蔵タンクから排出される揮発性物質回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122003A true JPS60122003A (ja) | 1985-06-29 |
| JPS6355963B2 JPS6355963B2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=16875066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58228349A Granted JPS60122003A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 貯蔵タンクから排出される揮発性物質回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122003A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58698A (ja) * | 1981-06-22 | 1983-01-05 | Hitachi Ltd | 自己蒸発ガスの再液化法 |
| JPS5847921U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-31 | シャープ株式会社 | ツマミ装置 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP58228349A patent/JPS60122003A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58698A (ja) * | 1981-06-22 | 1983-01-05 | Hitachi Ltd | 自己蒸発ガスの再液化法 |
| JPS5847921U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-31 | シャープ株式会社 | ツマミ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6355963B2 (ja) | 1988-11-07 |
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