JPS60118607A - コ−クスの循環使用による二酸化硫黄ガスの還元方法 - Google Patents
コ−クスの循環使用による二酸化硫黄ガスの還元方法Info
- Publication number
- JPS60118607A JPS60118607A JP22325383A JP22325383A JPS60118607A JP S60118607 A JPS60118607 A JP S60118607A JP 22325383 A JP22325383 A JP 22325383A JP 22325383 A JP22325383 A JP 22325383A JP S60118607 A JPS60118607 A JP S60118607A
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- Japan
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- coke
- circulated
- reactor
- sulfur dioxide
- reducing agent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高濃度二酸化硫黄を含有するガスより、単体
硫黄を回収する方法に於いて、水蒸気、二酸化硫黄等を
含むガス中の二酸化硫黄を、炭素質材を還元剤として用
いて還元する方法に関するものである。
硫黄を回収する方法に於いて、水蒸気、二酸化硫黄等を
含むガス中の二酸化硫黄を、炭素質材を還元剤として用
いて還元する方法に関するものである。
従来より行なわれてきた、公知の方法であるところの、
揮発分を含む石炭を還元剤として、ガス中の二酸化硫黄
を、主に、硫黄、硫化水素等に還元した後、凝縮器及び
、クラウス反応炉を利用して単体硫黄を回収する方法に
は9次の様な重大な欠点があった。
揮発分を含む石炭を還元剤として、ガス中の二酸化硫黄
を、主に、硫黄、硫化水素等に還元した後、凝縮器及び
、クラウス反応炉を利用して単体硫黄を回収する方法に
は9次の様な重大な欠点があった。
すなわち、1)還元剤である石炭の利用率が低い、2)
反応性の高い石炭を利用している為、還元反応の調節が
非常に困難である。5)主に、石炭中の揮発分の影響に
より、生成する単体硫黄の純度が低い、4)硫黄コンデ
ンサー尋低温部におけるタールトラブルが生じる、5)
さらに1石炭中の揮発分により、クリンカー及びコーキ
ング・トラブルが発生する為、長期間の連続安定運転を
維持する事が困難である、といった欠点があった。
反応性の高い石炭を利用している為、還元反応の調節が
非常に困難である。5)主に、石炭中の揮発分の影響に
より、生成する単体硫黄の純度が低い、4)硫黄コンデ
ンサー尋低温部におけるタールトラブルが生じる、5)
さらに1石炭中の揮発分により、クリンカー及びコーキ
ング・トラブルが発生する為、長期間の連続安定運転を
維持する事が困難である、といった欠点があった。
本発明は、上記の如き従来法の欠点を全て解決した、新
規な二酸化硫黄ガスの還元方法を提供することを目的と
するものであシ、本発明者らは、上記目的が、反応器内
部に、還元剤として従来用いられている揮発分を含む石
炭に変えて、石炭より揮発分の少い炭素質材(コークス
)を充填し、一部未使用炭素質材を補充しつつ、使用さ
れた炭素質材を循環使用する手段によって達成されるこ
とを見出した。
規な二酸化硫黄ガスの還元方法を提供することを目的と
するものであシ、本発明者らは、上記目的が、反応器内
部に、還元剤として従来用いられている揮発分を含む石
炭に変えて、石炭より揮発分の少い炭素質材(コークス
)を充填し、一部未使用炭素質材を補充しつつ、使用さ
れた炭素質材を循環使用する手段によって達成されるこ
とを見出した。
すなわち、本発明の要旨とするところは、コークスを還
元剤として、二酸化硫黄ガスを、硫黄、硫化水素、硫化
カルボニル等に還元する移動床式反応器に於いて、該コ
ークスを循環し、その循環使用コークスに、新しいコー
クスを混合し、循環使用コークスと新しいコークスを重
量比にて0.5〜3:1としつつ1反応器の温度分布を
、500〜1000℃の範囲にコントロールすることを
特徴とする二酸化硫黄を還元する方法を提供することに
ある。
元剤として、二酸化硫黄ガスを、硫黄、硫化水素、硫化
カルボニル等に還元する移動床式反応器に於いて、該コ
ークスを循環し、その循環使用コークスに、新しいコー
クスを混合し、循環使用コークスと新しいコークスを重
量比にて0.5〜3:1としつつ1反応器の温度分布を
、500〜1000℃の範囲にコントロールすることを
特徴とする二酸化硫黄を還元する方法を提供することに
ある。
以下に、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の方法の一実施態様例における移動床
式還元反応器廻9のコークスのフローを示す。
式還元反応器廻9のコークスのフローを示す。
第1図において、1は供給コークス・ホッパ(−92は
移動床式還元反応器、3は排出コークス・ホッパー、4
は篩、5は循環使用コークスは、灰及び未燃焼コークス
として、反応器の下部に設けられた排出コークスホッパ
ー3に回収され、適当なメツシュの篩4にて、灰と篩別
され、灰及び粉コークスは排出され、未燃焼コークスは
循環使用コークスホッパー5に集められ、これに新しい
コークスを適量加えて、供給コークス、ホッパー1へ循
環され、再び置元反応器1へと供給される。ここでいう
新しいコークスとは、二酸化硫黄を含むガスと、葦だ、
接触していないコークスを意味し、又、循環使用される
コークス、あるいは、循環使用コークスとは、すでに、
二酸化硫黄を含む原料ガスと接触したコークスを意味す
る。
移動床式還元反応器、3は排出コークス・ホッパー、4
は篩、5は循環使用コークスは、灰及び未燃焼コークス
として、反応器の下部に設けられた排出コークスホッパ
ー3に回収され、適当なメツシュの篩4にて、灰と篩別
され、灰及び粉コークスは排出され、未燃焼コークスは
循環使用コークスホッパー5に集められ、これに新しい
コークスを適量加えて、供給コークス、ホッパー1へ循
環され、再び置元反応器1へと供給される。ここでいう
新しいコークスとは、二酸化硫黄を含むガスと、葦だ、
接触していないコークスを意味し、又、循環使用される
コークス、あるいは、循環使用コークスとは、すでに、
二酸化硫黄を含む原料ガスと接触したコークスを意味す
る。
本発明方法の基本的機能は、反応器2内部に還元剤であ
るコークスを充填し、該コークスを赤熱状態にした状態
で原料ガス中の二酸化硫黄と接触させる事により、′二
酸化硫黄を硫化水素。
るコークスを充填し、該コークスを赤熱状態にした状態
で原料ガス中の二酸化硫黄と接触させる事により、′二
酸化硫黄を硫化水素。
硫黄、硫化カルボニル等に還元する事である。
上記の如き基本的機能を達成する為には、反応器2内部
の温度分布を500〜100011:。
の温度分布を500〜100011:。
望ましくは、600〜900℃に適切に維持する事が必
要である0そ1.て、その様な適切な温度分布の維持を
含めた該反応器の運転の安定性は、充填する炭素質材の
性状に大きく依存している。
要である0そ1.て、その様な適切な温度分布の維持を
含めた該反応器の運転の安定性は、充填する炭素質材の
性状に大きく依存している。
本発明の方法によれば、還元反応を行なっている該反応
器に於いて、該反応器に供給される全コークス量に対す
る循環使用コークスの割合いけ、20〜80qbという
様な広い範囲VCわたって変更させる事が出来るが、望
ましくは、供給される全コークス量の40〜6o%が循
環使用コークスであるようにする。即ち、該反応器内の
還元反応にて消費されるコークス量と、eユぽ、同一量
だけの新しいコークスを補給すれば良い事になり、還元
剤であるコークスの使用量が大きく減少すると同時に、
ランニング・コストの低減が達成される。
器に於いて、該反応器に供給される全コークス量に対す
る循環使用コークスの割合いけ、20〜80qbという
様な広い範囲VCわたって変更させる事が出来るが、望
ましくは、供給される全コークス量の40〜6o%が循
環使用コークスであるようにする。即ち、該反応器内の
還元反応にて消費されるコークス量と、eユぽ、同一量
だけの新しいコークスを補給すれば良い事になり、還元
剤であるコークスの使用量が大きく減少すると同時に、
ランニング・コストの低減が達成される。
さらに、石炭よシも揮発分が極端に少ないコークスを使
用し、かつ、新しいコークスと循環使用されるコークス
とを混合して該反応器内に供給するので、該反応器内で
の二酸化硫黄の還元反応の進行度合いが適度に穏やかに
なる。その為に、該反応器の運転制御が容易になるので
、該反応器の運転の安定性、ひいては、単体硫黄の回収
率に好ましい影響を及ばず。例えば、原料ガスの温度、
流量、二酸化硫黄濃度といった運転条件を従来法の石炭
使用に比べより大きく変更させる事が可能である。%に
、該反応器を含む単体硫黄回収装置を炭素材を吸着剤と
する乾式脱硫・脱硝装置の後処理工程として、実装置に
設置した場合、二酸化イオウ発生源の負荷変動に対応し
て、該反応器の安定運転を容易に達成する事が出来る。
用し、かつ、新しいコークスと循環使用されるコークス
とを混合して該反応器内に供給するので、該反応器内で
の二酸化硫黄の還元反応の進行度合いが適度に穏やかに
なる。その為に、該反応器の運転制御が容易になるので
、該反応器の運転の安定性、ひいては、単体硫黄の回収
率に好ましい影響を及ばず。例えば、原料ガスの温度、
流量、二酸化硫黄濃度といった運転条件を従来法の石炭
使用に比べより大きく変更させる事が可能である。%に
、該反応器を含む単体硫黄回収装置を炭素材を吸着剤と
する乾式脱硫・脱硝装置の後処理工程として、実装置に
設置した場合、二酸化イオウ発生源の負荷変動に対応し
て、該反応器の安定運転を容易に達成する事が出来る。
さらに、本発明に基づく循環使用コークスは、該反応器
より排出される灰及び未燃コークスの混合物を、4〜6
メツシユの篩によシ灰及び粉コークスを分離したものを
利用しており、かつ、前記の如く、揮発分が非常に少な
いので、生成する単体硫黄の純度が非常に嶋い。本発明
に基づく、望捷しい実施例では、生成した単体硫黄の純
度は99.99係であった。
より排出される灰及び未燃コークスの混合物を、4〜6
メツシユの篩によシ灰及び粉コークスを分離したものを
利用しており、かつ、前記の如く、揮発分が非常に少な
いので、生成する単体硫黄の純度が非常に嶋い。本発明
に基づく、望捷しい実施例では、生成した単体硫黄の純
度は99.99係であった。
さらに、前記と同様の理由によυ、該反応器内でのクリ
ンカー及びコーキングトラブルの発生が、はとんど無い
為に、長期間の連続安定運転を容易に達成する事が出来
る。
ンカー及びコーキングトラブルの発生が、はとんど無い
為に、長期間の連続安定運転を容易に達成する事が出来
る。
実施例
原料ガス組成、H2O2S〜50係、80213〜15
チ、N245〜50係、Co23〜5チで、かつ、温度
300〜350℃のガスを、Sv 値j 4 D 1/
Hrの本発明に基づく還元反応器で処理したところ、反
応器内温度分布600〜850℃を維持して、かつ、$
02還元率80〜95係。
チ、N245〜50係、Co23〜5チで、かつ、温度
300〜350℃のガスを、Sv 値j 4 D 1/
Hrの本発明に基づく還元反応器で処理したところ、反
応器内温度分布600〜850℃を維持して、かつ、$
02還元率80〜95係。
代理人 萩 原 亮 −
鬼1図
Claims (1)
- 1)コークスを還元剤として、二酸化硫黄ガスを・、硫
黄、硫化水素、硫化ノフルボニル等に還元する移動床式
反応器に於いて、該コークスを循環し、その循環使用コ
ークスに、新しいコークスを混合し、循環使用コークス
と新しいコークスを重音比にて0.5〜3:1としつつ
、反応器の温度分布を、500〜1000℃の範囲にコ
ントロールすることを%徴とする二酸化硫黄を還元する
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22325383A JPS60118607A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | コ−クスの循環使用による二酸化硫黄ガスの還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22325383A JPS60118607A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | コ−クスの循環使用による二酸化硫黄ガスの還元方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60118607A true JPS60118607A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16795195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22325383A Pending JPS60118607A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | コ−クスの循環使用による二酸化硫黄ガスの還元方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60118607A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5792508A (en) * | 1980-11-27 | 1982-06-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Reducing agent for reducing sulfur oxide |
JPS57118003A (en) * | 1980-11-24 | 1982-07-22 | Foster Wheeler Corp | Method of reducing sulfurous acid gas through circulating use of coal |
JPS5835920B2 (ja) * | 1974-05-13 | 1983-08-05 | テクストロン インコ−パレイテイド | カジヨウフカシジレンケツソウチ |
JPS5912828B2 (ja) * | 1976-07-19 | 1984-03-26 | 株式会社大林組 | 鉄筋コンクリ−ト構造骨組の柱・梁接合部 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22325383A patent/JPS60118607A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835920B2 (ja) * | 1974-05-13 | 1983-08-05 | テクストロン インコ−パレイテイド | カジヨウフカシジレンケツソウチ |
JPS5912828B2 (ja) * | 1976-07-19 | 1984-03-26 | 株式会社大林組 | 鉄筋コンクリ−ト構造骨組の柱・梁接合部 |
JPS57118003A (en) * | 1980-11-24 | 1982-07-22 | Foster Wheeler Corp | Method of reducing sulfurous acid gas through circulating use of coal |
JPS5792508A (en) * | 1980-11-27 | 1982-06-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Reducing agent for reducing sulfur oxide |
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