JPS6011782B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPS6011782B2
JPS6011782B2 JP54104592A JP10459279A JPS6011782B2 JP S6011782 B2 JPS6011782 B2 JP S6011782B2 JP 54104592 A JP54104592 A JP 54104592A JP 10459279 A JP10459279 A JP 10459279A JP S6011782 B2 JPS6011782 B2 JP S6011782B2
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JP
Japan
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temperature
indoor
air
outdoor
heat exchanger
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JP54104592A
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JPS5630549A (en
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等 飯島
文雄 松岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は室内側において、室外温度を推定できるよう
にした空気調和装置に関するものである。
従来セパレート形空気調和装置等において、例えばサー
ミスタ等の感温素子を用いた室外温度検知器を室外ユニ
ット外壁に設け、その検知量を用いて室外ユニットに室
外温度を表示したり、室外温度に応じて室内温度を制御
したりすることはおこなわれていた。
しかしそのような室外温度検知器は普通全面に空気の流
通口を有し、外面に白色塗装を施した蓮体内に、防水構
造を有するサーミスタを配置したようなものであるので
、直射日光等の熱放射の影響を充分に除去できないばか
りか、雨露や上記熱放射等による劣化が激しいという欠
点があった。
また上記サーミスタの配線を動力線と束ねて配線すると
、動力線からのノイズが入って誤動作の原因となるので
、別個の配線にする必要があり、そのために工事の手間
を要するという欠点もあった。この発明は上記の不都合
を改善し、室内側において室外温度を推定するようにし
た空気調和装置に関するものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す。
図中、10は室内ユニット、11は室内側熱交換器(蒸
発器)、12は高速日、中遠M、低速Lの3速度の送風
機であり「熱交換器11は送風器12の回転によって矢
印方向に送風される室内空気と、熱交換器11に供孫台
される冷媒との間で熱交換を行なう。20は室外ユニッ
ト、21は室外側熱交換器(凝縮器)、22は高速日、
低速Lの2速度の送風機、23は冷煤を圧縮する電動圧
縮機、24は減圧弁であり、熱交換器21は送風機22
の回転によって送風される室外空気と熱交換器21に供
繋合される冷媒との間で熱交換を行なう。
熱交換器11,21、圧縮機23、減圧弁24は冷煤配
管によって図のように連結され、ヒートポンプ式の冷凍
サイクル(回路)を形成する。31は熱交換器11に対
する室内空気の流入側(入口側)における温度Taiを
検出する空気温度検出器「 32は熱交換器11に対す
る室内空気の流出側(出口側)における温度Taoを検
出する空気温度検出器であり、これは室内空気の流通部
に配置され、温度に応じた電気信号を発生する。
33は熱交換器11に対する冷煤の流入側(入口側)に
おける温度Teiを検出する冷媒温度検出器、34は熱
交換器11に対する冷蝶の流出側(出口側)における温
度Teoを検出する冷媒温度検出器であり「 これらの
冷媒温度検出器33,34は熱交換器11の近くの冷煤
配管の管壁に設けられ、冷媒温度に応じた電気信号を発
生する。
35は温度検出器31〜34の出力を受けて、室外空気
の温度Toを演算推定し、その値を室外温度表示器36
に出力し、そして、その値によって室内温度設定器38
からの設定値を変更し、この値と、上記空気温度検出器
31により検出した室内温度とを比較判定し、圧縮機2
3の運転・停止を制御する室外温度推定制御装置である
次に第5図により、室外温度推定制御装置35(以下推
定制御装置と略す。
)の詳細を説明する。推定制御装置36はマイクロプロ
セッサなどのCPU40と「マルチプレクサ(多点切換
器)41、アナログノデジィタル信号変換器(A/Dコ
ンバータ)42、入力インタフェース43、出力インタ
フェース44、メモリ亀5そしてリレー46から構成さ
れ、前記各温度検出器31,32,33,34には抵抗
器31などを介して直流定電圧が掛かっており温度変化
が電圧変化となってマルチプレクサ41に入力される。
室温設定器38は可変抵抗器などから成りその両端にも
直流定電圧が掛けられておりその位鷹変化に応じて電圧
が変化し、これもマルチプレクサ41の入力端子の一点
に入力される。上記各入力はマルチプレクサ41で切換
えられ一点づつA/D変換器42で信号変換され、入力
インタフェース43を介してCPU40に入力される。
CPU40ではこれらの入力と「 メモリ45に記憶さ
れた所定のプログラムおよびデータにより室外温度を演
算し、その値によって、例えば冷房運転時、推定外気温
度に追随させて室温設定値をソフトウェアで上下させて
、この変更後の設定値と、上記室温とを比較し、出力イ
ンタフェース44を介してリレー46をON/OFFし
、その接点を介して電源501こ接続された圧縮機23
の運転・停止を行う。第6図は演算・制御プログラムの
フローチャートであり、スタートして、ステップ60で
マルチプレクサ41の切襖チャネルchを初めのchに
セットする。
ステップ61でA/○変換器42でアナログ信号をデジ
イタル信号へ信号変換を行い、入力インタフェース43
を介してCPU40に読み込み、ステップ62で読み込
んだ電圧から温度へと変換してメモリ45に入れる。ス
テップ63はchを判定(例えばここでは入力点は5点
であり6点読み終ったかどうか。)し、全ての読み込み
が終っていなければ、ステップ64でchを−つ次のc
hに切換えてステップ61から63までの動作を繰り返
し「終っていれば、次ステップ65に移り、上記読み込
み温度から外気温度を演算する。ステップ66ではその
外気温度によって室温設定値を変更し「ステップ67で
その設定値と、室温とを比較判定し例えば冷房時室温が
設定温度より高いとステップ68に行き圧縮機23を運
転し、低いときはステップ69にて圧縮機23を停止す
る。以上のフローが所定のインターバルタイムにて繰り
返されることになる。さて、発明者は第1図の構成につ
いて種々実験を行ない、相関分析を行なった結果、室外
温度Toが次式で演算推定されることを見出した。
先ず室外側送風機22が高速日で運転される場合には、
To=f(Tai,△Te) 三0。
527rai−1.264△Te+21.55
…(1}室外側送風機22が低速Lで運転される場合
には、To=f(Tao,△Te) ;0.624Tao−1.197△Te十27.04
・・。
‘2’ただし △Te;Teo一Tejである。これら
式‘1X21を室外温度推定装置35内に記憶しておき
、送風機22の運転状態に応じてそれらを選択的し、温
度検出器31〜34から、Tai,Tao,Tei,T
eoを与えることにより、推定装置35はToに応じた
電気信号を出力する。
第2図は室内湿度50%の場合において実際に得られた
データを示す図表である。
なおこのデータは、三菱電機株式会社製MS−松03形
のエアコン(標準冷房能力2240.0Kcal/h,
60HZ)を用いて室内湿度50%の下で得たデータで
ある。この第2図から明らかなように、実際の外気温度
(室外空気温度)と推定した外気温度との誤差は0.1
〜1.5℃であり、充分実用できるものである。第3図
は室内湿度70%の場合において実際に得られたデータ
を示す図表である。
このデータも第2図の場合と同じエアコンを使った場合
のものである。この第3図から明らかなように、室内湿
度が70%と変った場合には、実際の外気温度と推定し
た外気温度との誤差は2〜9℃となり、実用は難しくな
る。この問題に対応するため、発明者は改めて種々の実
験を行ない、相関分析を行なった結果、次の改善された
演算式を得ることができた。(a} 室内側送風機12
が高速日運転されるときには「To=f(Tai,Ta
o,△Te,Tao2,Tei2)二72.64十1.
43Taj−9.42rao−0.317△Te+0.
187Tao2十0.145Tei2
・・・【3}‘b’室内側送風機12
が中遠M運転されるときには、
「To=f(Tai,Teo,△Ta2,T
ei2)二86.43−4.128Tai−0.509
Teo+o.188△Ta2十o.239rei2
…【4’ただし △Ta=Tao一Tai
‘cl 室内側送風機12が低速L運転されるときには
、To=f(Tao,Teo,Tei2) =班.66一9.79Tao−0.23reo+o.5
43Tei2 ・・・t5
}式肌4順は推定装置35中の記憶装置に記憶しておき
、送風機12の運転状態に応じてそれらを選択して演算
させる。
さて、上記式(3’{側別こよる推定を行なった場合の
実際のデータを第4図の推定外気温度To,に示す。
このデータは第2図の場合と同じエアコンを使って得た
ものである。第4図のTo.から明らかなように、式【
3}‘4順による場合には実際の外気温度との誤差は0
.1〜3.3(℃)であり、充分実用できる。ここで、
上述した種々の実験並びにその相関分析結果を4つの検
出温度Tai,Tao,Tei,Teoに着目してまと
めると以下の通りとなる。
なお、Toは推測外気温度を、Taiは室内空気流入側
空気温度を、Taoは室内空気流出側空気温度を、Te
iは冷煤流入側冷媒温度を、Teoは冷煤流出側冷煤温
度をそれぞれ示すもので、上述した数式○ー〜‘5}に
示されたものと同一である。ToをTai,Tei,r
eoで推測する場合は式{1}により、またToをTa
o,Tei,Teoで推測する場合は式{2)、式‘5
}により、さらにまたToをTai,Tao,Tei,
Teoで推測する場合は式‘3’{4により推測するこ
とが可能となることがわかる。なお、室外温度推定装置
35としては、室内外側送風機12,22の風速が一定
の場合上述した式{1ー〜■のいずれより室外温度To
を推測するかを予め決め、この選択された式に応じた定
数を含む計算式をプログラムすることにより構成するこ
とができる。
また、室内外側送風機12,22の風速が段階的に変化
する場合は、室外温度推定装置35としては、室外側送
風機22の高速日運転、低速L運転、又は室内側送風機
12の高速11運転、中速M運転、低速L運転の組合せ
に従って上述した式【1}〜■を予め定め、これらの組
合せに応じた定数を含む計算式をプログラムすることに
より構成することができるものである。以上のようにこ
の発明装贋によれば、室内側において室外温度の推定が
可能となり、簡単な構成で室外温度の表示、圧縮機の制
御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一実施例の構成図、第2図、第
3図、第4図は得られたデータを示す図、第5図は第1
図に示したものの電気回路ブロック図、第6図はこの発
明の実施例による動作を説明するためのフローチャート
である。 図中、11は室内側熱交換器、21は室外側熱交換器、
23は圧縮機、24は減圧手段、31,32,33,3
4,38は温度検出器、39は相対湿度検出器、35は
室外温度推定装置である。 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。第1図第
3図 第2図 第6図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷媒と室内空気との熱交換を行なう室内側熱交換器
    、この室内側熱交換器に接続され冷媒と室外空気との熱
    交換を行なう室外側熱交換器を備え、上記室内側熱交換
    器の室内空気流入側の空気温度を検出する温度検出器及
    び、又は上記室内側熱交換器の室内空気流出側の空気温
    度を検出する温度検出器と、上記室内側熱交換器の冷媒
    流入側の冷媒温度を検出する温度検出器と、上記室内側
    熱交換器の冷媒流出側の冷媒温度を検出する温度検出器
    とを有し、上記室内空気温度検出器の少なくとも1つ並
    びに上記2つの冷媒温度検出器の出力に基づいて室外空
    気の温度に応じた出力信号を発生する室外温度推定装置
    を備えた空気調和装置。
JP54104592A 1979-08-17 1979-08-17 空気調和装置 Expired JPS6011782B2 (ja)

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JPS5630549A JPS5630549A (en) 1981-03-27
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JPS62184916A (ja) * 1986-02-07 1987-08-13 Sanden Corp 可変容量圧縮機を有する冷房装置
JPS6370421U (ja) * 1986-10-29 1988-05-11
EP0275045B1 (en) * 1987-01-10 1993-07-07 Sanden Corporation Device for controlling capacity of variable capacity compressor
CN113566394B (zh) * 2021-07-21 2022-07-12 珠海格力电器股份有限公司 一种温度检测的方法、装置、设备及存储介质

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