JPS60116624A - 毛髪のアイロン操作用油脂組成物 - Google Patents

毛髪のアイロン操作用油脂組成物

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JPS60116624A
JPS60116624A JP22620783A JP22620783A JPS60116624A JP S60116624 A JPS60116624 A JP S60116624A JP 22620783 A JP22620783 A JP 22620783A JP 22620783 A JP22620783 A JP 22620783A JP S60116624 A JPS60116624 A JP S60116624A
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JP
Japan
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hair
oil
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ironing
ethylene oxide
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Tetsuya Sugihara
哲也 杉原
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Sunstar Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は毛髪のアイロン操作用油脂組成物、さらに詳し
くは、毛髪をくせ付けする際に用いるアイロン操作用油
脂組成物に関する。
従来から、毛髪を変形させ、くせ付けしてカールやウェ
ーブを持たせる方法には、ヘアースプレィ、セットロー
ション、ホットカーラー等を用いる一時的な方法と、チ
オグリコール酸類もしくはシスティンのような還元剤と
アルカリ剤からなる第1剤および酸化剤からなる第2剤
を組み合せたパーマネントウェーブ剤等を用いる永久的
な方法が知られている。
パーマネントウェーブ剤を用いる方法の基本的原理は、
まず、毛髪を第1剤で処理することにより、そのアルカ
リ剤で毛髪を膨潤させ、さらに還元剤で毛髪ケラチン中
のシスチン結合を還元切断して毛髪を柔軟にすることで
ある。ついで、ロッド等を用いてカール、ウェーブ等の
くせ付けをした後、第2剤を適用し、その酸化剤により
、切断されていたシスチン結合をくせ付けされたままの
状態で酸化結合させ、これにより、毛髪を強固な状態に
戻し、永久的なカール、ウェーブ等を持たせるものであ
る。このパーマネントウェーブ剤による毛髪のくせ付け
をより強固にし、また、応用を広げる方法に、いわゆる
パンチパーマ法がある。
パンチパーマ法はパーマネントウェーブ剤の第1剤によ
って柔軟化した毛髪を、加熱したアイロンによってより
強くくせ付けし、第2剤によって毛髪を強固な状態に戻
し、カール、ウェーブを持たせる方法であり、この加熱
したアイロンを用いて毛髪をくせ付けするには、アイロ
ン操作の直接に何らかの油分を毛髪に塗布することが必
要とされている。油分を塗布しないでアイロン操作を行
なうと、アイロンから毛髪への熱伝導が不均一となり、
毛髪の加熱等により、毛髪の熱損傷をきたすおそれがあ
るからである。
かかるアイロン操作用の油分が具備すべき機能として、
基本的をこつぎの4点が要求される。
+11熱媒体として熱から毛髪を保護すること。
(2)アイロンの操作性が良いこと。
(3)パーマネントウェーブ剤の第2剤の毛髪内部への
1侵透を阻害しないこと。
(4]加熱により油分蒸気、すなわち、「けむり」促米
、このための油分としては、ポマード、へ△ アークリーム等が流用されており、また、このための専
用のヘアーオイル、ヘアークリーム、軟膏、ローション
等が市販されている。しかし、これらはいずれも、前記
は)〜(4)の機能を全て充分に満足するものではなく
、ことに、+31.1.Tよび(4)の機能を充分に満
足するものは見当らない。
このような事情に鑑み、本発明は前記(1)〜(4)の
機能を全て充分に満足した毛髪のアイロン操作用油脂組
成物を提供するものである。
本発明の油脂組成物は、エチレンオキサイドの付加モル
数6〜60のテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビットおよびエチレンオキサイトノ付加モル数3〜60
のポリオキシエチレンヒマシ油からなる群から選ばれる
非イオン界面活性剤の少なくとも1種と、脂肪酸のトリ
グリセライドを主成分とし、かつ、ヨウ素価50〜15
0の動植物油脂の少なくとも1種を含有し、組成物全量
に対する該非イオン界面活性剤の含隈が1〜60重量多
、該動植物油脂の装置が99〜40重量%であることを
特徴とする。本発明の組成物は熱からの毛髪保護および
アイロン操作性がきわめて良好テ、シかも、パーマネン
トウェーブ剤の第2剤の毛髪内部への浸透を阻害せず、
「けむり」の発生も非常に少なく、前記(1)〜(4)
の機能を全て充分に満足するもので、これを用いること
により、パンチパーマの施術に際してアイロン操作がき
わめて容易となる。
本発明の組成物に用いる非イオン界面活性剤であるエチ
レンオキサイドの付加モル数6〜60のテトラオレイン
酸ポオキシエチレンソルピットは、例えば、式: 〔式中、a、1、d、eおよびfは、各々、c エチレンオキサイドの付加モル数を示し、その合計は6
〜60、kは、各々、オレイン酸残基または水素で、6
個のRのうち4個はオレイン酸残基である〕 で表わすことができ、代表的なものとしては、エチレン
オキサイドの付加モル数30および60のものが挙げら
れる。エチレンオキサイドの付1jロモル数3〜60の
ポリオキシエチレンヒマシ油は、[11) 〔式中、g、h、11jSk およびlは、各々、エチ
レンオキサイドの付加モル数を示し、その合討は3〜6
0である〕 で表わすことができ、代表的なものとしては、エチレン
オキサイドの付加モル数30および60のものが挙げら
れる。これらの非イオン界面活性剤は単独でも、2種以
上を併用してもよい。
また、脂肪酸のトリグリセライドを主成分とし、かつ、
ヨウ素価50〜150の動植物油脂の例としては、オリ
ーブ油、ツバキ油、ヒマシ油、綿実油、ゴマ油、サフラ
ワー油、大豆油、ミンク油、卵黄油などが挙げられ、こ
れらも単独でも、2種以上を併用してもよい。
好ましくは、5〜40%(2種以上併用する場合はその
合計計)、該動植物油脂を99〜40悸、好ましくは、
95〜50%(2種以上併用する場合はその合計量)配
合する。該非イオン界面活性剤の配合量が1%より低い
場合は、パーマネントウェーブ剤の第2剤の毛髪内部へ
の浸透が阻害され、60悸を超えると、アイロンの操作
性が阻害される。また、該油脂の配合量が99fOを超
える場合はパーマネントウェーブ剤の第2剤の毛髪内部
への浸透が阻害され、40%より低いと、アイロンの操
作性が阻害される。
本発明の組成物は所望の成分を混合、溶解、分散する通
常の方法に従って、溶液、乳液、透明ないし不透明のゲ
ル、ペーストあるいはエアゾルなどの剤形とすることが
でき、必要に応じて、適宜、他の油脂類、鉱物油類、脂
肪酸類、高級アルコール類、高分子物質、界面活性剤や
、香料、着色料、水、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐
剤を配合することができる。
つぎに比較例および実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。
比較例1〜8および実施例1〜9 つぎの第1表および第2表の一処方により、各成分を混
合、分散させて溶液系のアイロン操作用組成物を調製し
、前記した[1)〜(4)の機能について評価した。
機能(1):熱からの毛髪の保護の評価理容師3名が、
同一条件でパンチパーマの施術を行ない毛髪の熱損傷を
目視観察および触感でつぎの基準により評価した。
◎:全く損傷がない ○:はとんど損傷がない △:少々損傷する ×:かなり損傷する a能(21’アイロン操作性の評価 理容師3名が同一条件で/Nilンチノく−マの施術を
行ない、アイロン操作性をつぎの基準により評価した。
◎:非常に操作し易い O;操作し易い △:普通 □ ×:操作しにくい 機m(31’パーマネントウェーブ剤第2剤の毛髪内部
への浸透性の評価 パーマネントウェーブ剤の処理過程での毛髪引張破断強
度の回復をつぎの方法で測定した。
同一人の未処理上を15〜25 ctnに切り、洗浄し
、風乾して無作為に30本取り出し、毛束を作る。この
毛束を市販されている〕ぐ−マネントウエーブ剤の第1
剤で浸漬処理し、水洗し、風乾する。
ついで、毛束に各アイロン操作用油脂組成物を適量均一
に塗布し、150℃の空気中で10分間加熱する。さら
に、十束をパーマネントウェーブ剤の第2剤で浸漬処理
し、水洗し、風乾する。毛束をほどいて、1本ずつ引張
試験機により引張破断強度を測定する。別に同一人の未
処理上30本の引張破断強度を測定する。予め、全ての
個々の毛髪の断面積を測定し、全ての破断強度を単位断
面積当りの値に換算し、次式により毛髪引張破断強度回
復率を算出する。
C(%)= −x 100 (式中、Aは未処理上の単位断面積当りの引張破断強度
の平均値、Bは処理を施した毛髪の単位断面、積当りの
引張破断強度の平均値、Cは毛髪引張破断強度回復率(
%)を意味する) このCの値に従ってパーマネントウェーブ剤第2剤の毛
髪内部への浸透性をつぎの基準で評価した。
◎:C,,;9Q。
○: 90>Ca85 △:85>Ca2O x:80>C 機能(4j:油分自体の「けむり」発生の評価各組成物
を加熱し、「けむり」の発生をっぎの基準により肉眼で
評価した。
◎:全く発生しない ○:はとんど発生しない △:少々発生する ×:かなり〜激しく発生する。
結果を第1表および第2表に示す。
第1表に示すごとく、実施例1〜5の組成物はいずれも
(17〜(4)の機能を全て充分に満たしているのに対
し、比較例1〜4のものはこれらの機能を満たしていな
い。また、第2表に示すごとく、該非イオン界面活性剤
の含量が1〜60%、該動植物油脂の含量が99〜40
%のときに、+11〜(4)の機能が全て満たされる。
実施例10および11 第3表に示す処方により、各成分を混合、分散させて液
状のアイロン操作用組成物を得た。
これらの笑施例の組成物も機能(11〜(4)の全てを
充分に満足した。
特許出願人サンスター株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. +11エチレンオキサイドの付加モル数6〜60のテト
    ラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビットおよびエチ
    レンオキサイドの付加モル数3〜60のポリオキンエチ
    レンヒマシ油からなる群から選ばれる非イオン界面活性
    剤の少なくとも1種と、脂肪酸のトリグリセライドを主
    成分とし、かつ、ヨウ素価50〜150の動植物油脂の
    少なくとも1種を含有し、組成物全量に対する該非イオ
    ン界面活性剤の含量が1〜60重量−1該動植物油脂の
    含量が99〜40重量%であることを特徴とする毛髪の
    アイロン操作用油脂組成物。
JP22620783A 1983-11-29 1983-11-29 毛髪のアイロン操作用油脂組成物 Granted JPS60116624A (ja)

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JPH0210124B2 JPH0210124B2 (ja) 1990-03-06

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4861583A (en) * 1986-09-04 1989-08-29 S. C. Johnson & Son, Inc. Hot curling hair treatment
JPH03115208A (ja) * 1989-09-28 1991-05-16 Kobayashi Kose Co Ltd 皮膚用油性化粧料
WO1997009028A1 (de) * 1995-09-09 1997-03-13 Wella Aktiengesellschaft Zubereitung zur pflege und konditionierung des haares und deren verwendung
JP2010189309A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Kracie Home Products Ltd 毛髪化粧料

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JP2010189309A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Kracie Home Products Ltd 毛髪化粧料

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JPH0210124B2 (ja) 1990-03-06

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