JPS6011389B2 - 磁気テ−プカセツト - Google Patents
磁気テ−プカセツトInfo
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- JPS6011389B2 JPS6011389B2 JP4654177A JP4654177A JPS6011389B2 JP S6011389 B2 JPS6011389 B2 JP S6011389B2 JP 4654177 A JP4654177 A JP 4654177A JP 4654177 A JP4654177 A JP 4654177A JP S6011389 B2 JPS6011389 B2 JP S6011389B2
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- Japan
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- partition wall
- cassette
- magnetic tape
- tape
- tape cassette
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープカセットに関し、特に、磁気テープ
の端末を係止し、その外周面に巻回自在な一対の巻芯を
上下一対のハーフケースに内荘して成る、所謂、リール
ッウリール型の磁気テープカセットの改良に関するもの
である。
の端末を係止し、その外周面に巻回自在な一対の巻芯を
上下一対のハーフケースに内荘して成る、所謂、リール
ッウリール型の磁気テープカセットの改良に関するもの
である。
近年、カセットテープレコーダーの小型化及び軽量化が
進み、これに使用される磁気テープ(以下、単に「テー
プ」と称する。
進み、これに使用される磁気テープ(以下、単に「テー
プ」と称する。
)のカセットも小型化され、さらに、該カセットに関し
ては長時間にわたる高密度の記録再生に適応するものが
強く望まれるようになって来た。これらの要望を満たす
ために前記カセットに対する改良が種々加えられ、現在
も加えられつつある。
ては長時間にわたる高密度の記録再生に適応するものが
強く望まれるようになって来た。これらの要望を満たす
ために前記カセットに対する改良が種々加えられ、現在
も加えられつつある。
それらの改良が加えられた従釆カセットの基本的な構成
は、通常、第1図に示したようになっている。
は、通常、第1図に示したようになっている。
そのテープカセットは、上下一対のハーフケース1,1
′により形成される中空内部が、テープTの走行路を除
き全体が細長い仕切壁2によって記録再生城3と巻芯収
納域4に二分されている。
′により形成される中空内部が、テープTの走行路を除
き全体が細長い仕切壁2によって記録再生城3と巻芯収
納域4に二分されている。
.前記仕切壁2は、前記ハーフケース1,1′の各底部
内面から略垂直に突出するように該ハーフケース1,1
′と夫々一体成型され、該ハーフケース1,1′が組み
合わせられたとき、各仕切壁2があたかも一個の仕切壁
となるような形状に按分されているとともに、前記記録
再生城3と巻芯収納域4を約1:5程度の面積比をもっ
て区分するように、消去ヘッド、記録再生ヘッド、ピン
チローフー、等が夫々挿入可能な複数個の挿入孔5を透
設した前記ハーフケース1,1′の側壁6に沿って偏在
せしめてある。なお、前記記録再生城3は、中心線Cに
関して左右対称に一対のキャプスタン挿入孔7、位置決
め用孔8及び固定ガイドポール9を夫々前記ハーフケー
スー,1′の底部内面に配設し、さらに、前記ガイドポ
ール9の後方で前記中心線Cと直交する一組の加圧パッ
ド10及びシールド板11から成る粗体を具備して成っ
ている。
内面から略垂直に突出するように該ハーフケース1,1
′と夫々一体成型され、該ハーフケース1,1′が組み
合わせられたとき、各仕切壁2があたかも一個の仕切壁
となるような形状に按分されているとともに、前記記録
再生城3と巻芯収納域4を約1:5程度の面積比をもっ
て区分するように、消去ヘッド、記録再生ヘッド、ピン
チローフー、等が夫々挿入可能な複数個の挿入孔5を透
設した前記ハーフケース1,1′の側壁6に沿って偏在
せしめてある。なお、前記記録再生城3は、中心線Cに
関して左右対称に一対のキャプスタン挿入孔7、位置決
め用孔8及び固定ガイドポール9を夫々前記ハーフケー
スー,1′の底部内面に配設し、さらに、前記ガイドポ
ール9の後方で前記中心線Cと直交する一組の加圧パッ
ド10及びシールド板11から成る粗体を具備して成っ
ている。
一方、前記巻芯収納域4は、前記中心線Cに関して左右
対称に一対の巻芯12及び二対の回転ガイドローラー1
3を夫々前記ハーフケース1,1′の底部内面に配設し
、さらに、該ハーフケースー,1′の底部内面と前記巻
芯12の間に前記テープTのエッジの破損、摩擦抵抗、
巻きズレ、等の発生を軽減せしめるフリクションシート
14を挿設して成っている。
対称に一対の巻芯12及び二対の回転ガイドローラー1
3を夫々前記ハーフケース1,1′の底部内面に配設し
、さらに、該ハーフケースー,1′の底部内面と前記巻
芯12の間に前記テープTのエッジの破損、摩擦抵抗、
巻きズレ、等の発生を軽減せしめるフリクションシート
14を挿設して成っている。
又、前記加圧パッド10及びシールド板11の絹体は、
第2図に拡大して示したように、前記仕功壁2の前面と
前記固定ガイドポール9の後方側面との間に、先ず、コ
字状に折曲加工された前記シールド板11を設置し、し
かる後、前記シールド板11の両端と前記固定ガイドポ
ール9の後方側面により形成される間隙内に、前記加圧
パッド10における板バネ材10′の両端近傍を落し込
み、組み合わされて成っている。
第2図に拡大して示したように、前記仕功壁2の前面と
前記固定ガイドポール9の後方側面との間に、先ず、コ
字状に折曲加工された前記シールド板11を設置し、し
かる後、前記シールド板11の両端と前記固定ガイドポ
ール9の後方側面により形成される間隙内に、前記加圧
パッド10における板バネ材10′の両端近傍を落し込
み、組み合わされて成っている。
以上、記述した従来カセットは、長時間にわたるテープ
Tの記録再生操作を簡便かつ安定せしめるために、極め
て有用な手段になり、このカセットを利用する顧客の属
している分野が急速に拡張されて来た。
Tの記録再生操作を簡便かつ安定せしめるために、極め
て有用な手段になり、このカセットを利用する顧客の属
している分野が急速に拡張されて来た。
しかしながら、前述した従来カセットは、前記テープT
のトラックエラーが生じないように、該テープTの走行
性、特に、中方向のズレに関して高レベルのものが要求
される例えば、デジタル信号を高密度に記録再生する場
合、次のような欠点があった。
のトラックエラーが生じないように、該テープTの走行
性、特に、中方向のズレに関して高レベルのものが要求
される例えば、デジタル信号を高密度に記録再生する場
合、次のような欠点があった。
1 従来カセットのハーフケース1,lrは前記仕切壁
2が他の突設部材と比してより長くかつ大きな容積を有
して偏在せしめてあるので、成型後のひずみが生じ易く
、前記ハーフケース1,1′の平面性を高レベルに保つ
ことが困難であった。
2が他の突設部材と比してより長くかつ大きな容積を有
して偏在せしめてあるので、成型後のひずみが生じ易く
、前記ハーフケース1,1′の平面性を高レベルに保つ
ことが困難であった。
前述したように、各ハーフケース1,1′の平面性が低
下すると、各ハーフケース1,1′の内面に対設した前
記巻芯12、回転ガイドローラー13及び固定ガイドポ
ール9を装設するための各取付座間の軸芯にズレが生じ
、その結果、前記回転ガイドローラー13や固定ガイド
ポール9における各テープ案内支持面と前記テープTの
所定走行面との平行度に狂いが生ずるので、前記テープ
Tは所定の走行径路から中方向にズレ、トラックエラー
が発生する欠点があつた。
下すると、各ハーフケース1,1′の内面に対設した前
記巻芯12、回転ガイドローラー13及び固定ガイドポ
ール9を装設するための各取付座間の軸芯にズレが生じ
、その結果、前記回転ガイドローラー13や固定ガイド
ポール9における各テープ案内支持面と前記テープTの
所定走行面との平行度に狂いが生ずるので、前記テープ
Tは所定の走行径路から中方向にズレ、トラックエラー
が発生する欠点があつた。
2 又、テープの走行性等を改良するために、ハーフケ
ースと仕切壁を別々に形成することも提案されている(
例えば、米国特許第3,934,842言明細書及び西
独特許公開第2,526,484号公報参照)。
ースと仕切壁を別々に形成することも提案されている(
例えば、米国特許第3,934,842言明細書及び西
独特許公開第2,526,484号公報参照)。
しかしながら、これらの方式は何れも仕切壁の位置決め
や安定性に問題があり、カセットの組立てが面倒で手間
がかかる等の欠点があった。本発明は、前述した従来カ
セットの欠点を除去し、さらに、カセットの組み立て操
作を複雑化することなく変形の少ない磁気テープカセッ
トを提供することを目的とするものである。
や安定性に問題があり、カセットの組立てが面倒で手間
がかかる等の欠点があった。本発明は、前述した従来カ
セットの欠点を除去し、さらに、カセットの組み立て操
作を複雑化することなく変形の少ない磁気テープカセッ
トを提供することを目的とするものである。
本発明のかかる目的は、上下一対のハーフケースにより
形成される中空内部に磁気テープを外周面に沿った巻回
及び繰り出しが可能な一対の巻芯と、巻芯収納城と記録
再生城とを区分しかつ前記ハーフケースから分離して基
底部と隔壁部を一体化してなる仕切壁を有する磁気テー
プカセットにおいて、前記仕切壁の両端部を前記ハーフ
ケースの内面に設けられた係止部材の縦スリット内に係
合離脱自在に設け、かつ前記仕切壁が前記隔壁部の前面
にガイドポールと縦スリットを並設した一対の突出機を
有することを特徴とする磁気テープカセットにより達成
される。
形成される中空内部に磁気テープを外周面に沿った巻回
及び繰り出しが可能な一対の巻芯と、巻芯収納城と記録
再生城とを区分しかつ前記ハーフケースから分離して基
底部と隔壁部を一体化してなる仕切壁を有する磁気テー
プカセットにおいて、前記仕切壁の両端部を前記ハーフ
ケースの内面に設けられた係止部材の縦スリット内に係
合離脱自在に設け、かつ前記仕切壁が前記隔壁部の前面
にガイドポールと縦スリットを並設した一対の突出機を
有することを特徴とする磁気テープカセットにより達成
される。
以下、添付した図面に基し、て、本発明カセットの一実
施態様につき詳述する。
施態様につき詳述する。
第3図は本発明に基くテープカセットの平面図である。
このカセットは、仕切部材30、係止部材40及びシー
ルド板50を除く他の部材は従釆カセットと同じ構成を
探っている。そこで、本発明によるテープカセットの構
成は前記仕切部材30、係止部材40及びシールド板5
0を中心に説明する。
ルド板50を除く他の部材は従釆カセットと同じ構成を
探っている。そこで、本発明によるテープカセットの構
成は前記仕切部材30、係止部材40及びシールド板5
0を中心に説明する。
先ず、本発明によるテープカセットの上下一対のハーフ
ケース20,20′は、第4図に示したように、従来カ
セットの仕切壁2及び固定ガイドポール9を除去する一
方、新たに係止部材40を谷底都内面に突設せしめて、
一体成型されており、これに仕切部村30の両端部36
を係合することにより完全に位置決め及び固定できるこ
とを特徴としている。
ケース20,20′は、第4図に示したように、従来カ
セットの仕切壁2及び固定ガイドポール9を除去する一
方、新たに係止部材40を谷底都内面に突設せしめて、
一体成型されており、これに仕切部村30の両端部36
を係合することにより完全に位置決め及び固定できるこ
とを特徴としている。
さらに、特徴的なこととしては、従来カセットにおける
巻芯収納城4の一部を含む記録再生域3全体が、前記巻
芯収納城4の他の部分の底部内面よりも若干段落した底
部内面を有して成型されていることである。
巻芯収納城4の一部を含む記録再生域3全体が、前記巻
芯収納城4の他の部分の底部内面よりも若干段落した底
部内面を有して成型されていることである。
なお、前記ハーフケース20,20′は通常、アクリル
スチロール、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポ
リブチレンテレフタレート、あるいは塩化ポリエチレン
、等のプラスチック材から成り「さらに、用途に応じて
グラスファイバー等の強化用の補助材を含有せしめても
良い。
スチロール、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポ
リブチレンテレフタレート、あるいは塩化ポリエチレン
、等のプラスチック材から成り「さらに、用途に応じて
グラスファイバー等の強化用の補助材を含有せしめても
良い。
又、前記ハーフケース20,20′と一体成型される前
記係止部材40は、前記中心線Cに関して左右対称に前
記回転ガイドローラー13と記録再生城3の間にある前
記巻芯収納域4の底部内面に位置し、後述する仕切部材
30の隔壁部32の両端を係合可能な縦スリット41を
有している。
記係止部材40は、前記中心線Cに関して左右対称に前
記回転ガイドローラー13と記録再生城3の間にある前
記巻芯収納域4の底部内面に位置し、後述する仕切部材
30の隔壁部32の両端を係合可能な縦スリット41を
有している。
第5図は、前記仕切部材30を示したものであり「該仕
切部材3川ま基底部31と隔壁部32が一体成型され、
その横断面は第6図に示したように概ねL字状になって
いる。さらに、前記隔壁部32の前面(第5図において
手前側)には従来カセットの仕切壁2と同じように、前
記キャプスタン挿入孔7、位置決め用孔8及びシールド
板11が配設されている前記記録再生城3の底部内面の
各領域を夫々区分するように、各突出端33,34,3
5が前記中心線Cに関して左右対称に突設されている。
切部材3川ま基底部31と隔壁部32が一体成型され、
その横断面は第6図に示したように概ねL字状になって
いる。さらに、前記隔壁部32の前面(第5図において
手前側)には従来カセットの仕切壁2と同じように、前
記キャプスタン挿入孔7、位置決め用孔8及びシールド
板11が配設されている前記記録再生城3の底部内面の
各領域を夫々区分するように、各突出端33,34,3
5が前記中心線Cに関して左右対称に突設されている。
又、前記隔壁部32の両端36は、第7図に示したよう
に、若干段差を付けて狭中化され、かつ前記係止部村4
0の縦スリット41に挿入し、係合可能なるように延長
されている。
に、若干段差を付けて狭中化され、かつ前記係止部村4
0の縦スリット41に挿入し、係合可能なるように延長
されている。
一方、前記基底部31は、前記記録再生城3と巻芯収納
域4との段落分と略同等の厚さを有し、かつ前記記録再
生域4とともにその一部が段落している前記巻芯収納域
4側の底部内面を被い、前記隔壁部32が前記ハーフケ
ース20,20′の各底部内面に対して垂直に突出する
よう前記隔壁部32を支持している。
域4との段落分と略同等の厚さを有し、かつ前記記録再
生域4とともにその一部が段落している前記巻芯収納域
4側の底部内面を被い、前記隔壁部32が前記ハーフケ
ース20,20′の各底部内面に対して垂直に突出する
よう前記隔壁部32を支持している。
又、前記隔壁部32の前面において最も中央寄りに対設
せしめた前記突出端35は、第8図に示したように、そ
の突出先端に縦スリット37が切り込まれ、該縦スリッ
ト37よりも前方の側面が、前記テープTを案内支持可
能なガイドポール部38を構成している。
せしめた前記突出端35は、第8図に示したように、そ
の突出先端に縦スリット37が切り込まれ、該縦スリッ
ト37よりも前方の側面が、前記テープTを案内支持可
能なガイドポール部38を構成している。
前述したようにテープTと接触するガイドポール部38
を有して一体成型された前記仕切部材30は、前記ハー
フケース20,20′と同じプラスチック材(但し、前
記グラスファイバー等の強化補助材を含まないもの)を
用いても良く、さらに、前記ガイドポール部38の潤滑
性をアップさせるために、デルリン等のポリアセタール
、ポリアミド(6,6ーナイロン)、又はポリテトラフ
ルオロェチレンを添加したポリアミド等のプラスチック
材を用いることもできる。
を有して一体成型された前記仕切部材30は、前記ハー
フケース20,20′と同じプラスチック材(但し、前
記グラスファイバー等の強化補助材を含まないもの)を
用いても良く、さらに、前記ガイドポール部38の潤滑
性をアップさせるために、デルリン等のポリアセタール
、ポリアミド(6,6ーナイロン)、又はポリテトラフ
ルオロェチレンを添加したポリアミド等のプラスチック
材を用いることもできる。
第8図及び第9図は本発明によるシールド板50と、該
シールド板5川こ組み合わせられる前記加圧パッド10
、板バネ材10′、及び縦スリット37の係合状態を示
したものである。
シールド板5川こ組み合わせられる前記加圧パッド10
、板バネ材10′、及び縦スリット37の係合状態を示
したものである。
コ字状に折曲加工された前記シールド板50は、その折
り曲げ両端が前記縦スリット37と交差するまで延長さ
れ、かつ前記加圧パッド10及び板バネ材10′が前記
テープTの表面に対して垂直方向に移動可能な横スリッ
ト51を設けてある。
り曲げ両端が前記縦スリット37と交差するまで延長さ
れ、かつ前記加圧パッド10及び板バネ材10′が前記
テープTの表面に対して垂直方向に移動可能な横スリッ
ト51を設けてある。
前述のように構成されるシールド板50は、カセットの
組立前に予め前記横スリット51内に前記板バネ材10
′の両端近傍を挿入して前記加圧パッド10と組み合わ
される。
組立前に予め前記横スリット51内に前記板バネ材10
′の両端近傍を挿入して前記加圧パッド10と組み合わ
される。
以上のように構成される本発明カセットの作用効果をカ
セットの組み立て操作手順にしたがって説明する。
セットの組み立て操作手順にしたがって説明する。
先ず、前記フリクションシート14、回転ガイドローラ
ー13、巻芯12を順次前記下ハーフケース20′の底
部内面における所定位置に装着した後、前記仕切部材3
0を、第10図に示したように前述した段落底部内面城
に戦直し、その両端3・6を前記係止部材40の縦スリ
ット41内に挿入する。
ー13、巻芯12を順次前記下ハーフケース20′の底
部内面における所定位置に装着した後、前記仕切部材3
0を、第10図に示したように前述した段落底部内面城
に戦直し、その両端3・6を前記係止部材40の縦スリ
ット41内に挿入する。
この両端36と縦スリット41の係合により前記仕切部
材30は完全に位置決め及び固定されて、前記下ハーフ
ケース20′の内面を従来カセットと同じように記録再
生城3と巻芯収納城4に二分することになる。
材30は完全に位置決め及び固定されて、前記下ハーフ
ケース20′の内面を従来カセットと同じように記録再
生城3と巻芯収納城4に二分することになる。
次に、予め組み合わせた前記加圧パッド10とシールド
板50の内、前記シールド板50を前記突出端35,3
5が対向する内側に挿入し、底部内面に刻設した係止溝
52にその下方周辺の突出部53を隊着せしめるととも
に、前記横スリット51から左右外方に突出する前記板
バネ材10′の両端を前記ガイドポール部38よりも後
方にある前記縦スリット37内に夫々落し込む。
板50の内、前記シールド板50を前記突出端35,3
5が対向する内側に挿入し、底部内面に刻設した係止溝
52にその下方周辺の突出部53を隊着せしめるととも
に、前記横スリット51から左右外方に突出する前記板
バネ材10′の両端を前記ガイドポール部38よりも後
方にある前記縦スリット37内に夫々落し込む。
(第9図)その結果、前記板バネ材10′は前記テープ
Tの表面に対して水平方向の移動が前記横スリット51
により、又、前記テープTの表面に対して垂直方向の移
動が前記縦スリット37により夫々規制され、前記加圧
パッド10‘ま常に望ましい状態に支持されることにな
る。
Tの表面に対して水平方向の移動が前記横スリット51
により、又、前記テープTの表面に対して垂直方向の移
動が前記縦スリット37により夫々規制され、前記加圧
パッド10‘ま常に望ましい状態に支持されることにな
る。
前述した仕切部材30、及びシールド板50と加圧パッ
ド10の組体は比較的大きくかつその取扱いが多少粗雑
であっても分解又は紛失し難い構成であるので、カセッ
トの組立作業の能率に悪影響を及ぼすことは極めて少な
いことは明らかであろう。
ド10の組体は比較的大きくかつその取扱いが多少粗雑
であっても分解又は紛失し難い構成であるので、カセッ
トの組立作業の能率に悪影響を及ぼすことは極めて少な
いことは明らかであろう。
次に、前記巻芯12に夫々係止され、巻回するテープT
を若干繰り出して所定のテープ走行路に装架した後、前
記上ハーフケース20を前記下ハーフケース20′上に
敷遣し、互に締結することによりテープカセットの組み
立てが終了する。
を若干繰り出して所定のテープ走行路に装架した後、前
記上ハーフケース20を前記下ハーフケース20′上に
敷遣し、互に締結することによりテープカセットの組み
立てが終了する。
なお、前記上ハーフケース20を前記下ハーフケース2
0′と組み合わせると、前記上ハーフケース20の底部
内面に突設した前記係止部材40の縦スリット41は、
前記仕切部材30の両端36の上方周辺と係合し、さら
に底部内面の段落域は前言己仕切部材30の隔壁部32
の上方周辺により、前記下ハーフケ」ス20′と同じよ
うに、記録再生城3及び巻芯収納城4に二分される。な
お、前記仕切部材30は、前記ハーフケース20,20
′がガラスファイバー等の強化補助材を含まず潤滑性を
有しているプラスチック材から成る場合、必らずしも前
記ガイドポール部38を具備して成らなくても良い。即
ち、従来カセットと同じように、前記ハーフケース1,
1′と前記固定ガイドポール9を一体成型し、前記仕切
壁2のみを前記ハーフケース1,1′から分離して成型
することにより、本発明の目的の一つである前記ハ−フ
ケース1,1′又は20,20′のひずみの発生を抑制
することを充分達成し得るものである。
0′と組み合わせると、前記上ハーフケース20の底部
内面に突設した前記係止部材40の縦スリット41は、
前記仕切部材30の両端36の上方周辺と係合し、さら
に底部内面の段落域は前言己仕切部材30の隔壁部32
の上方周辺により、前記下ハーフケ」ス20′と同じよ
うに、記録再生城3及び巻芯収納城4に二分される。な
お、前記仕切部材30は、前記ハーフケース20,20
′がガラスファイバー等の強化補助材を含まず潤滑性を
有しているプラスチック材から成る場合、必らずしも前
記ガイドポール部38を具備して成らなくても良い。即
ち、従来カセットと同じように、前記ハーフケース1,
1′と前記固定ガイドポール9を一体成型し、前記仕切
壁2のみを前記ハーフケース1,1′から分離して成型
することにより、本発明の目的の一つである前記ハ−フ
ケース1,1′又は20,20′のひずみの発生を抑制
することを充分達成し得るものである。
又、前記係止部材40の縦スリット41は、一対の丸形
又は角形のピンによって形成せしめても良い。
又は角形のピンによって形成せしめても良い。
以上記述した本発明のテープカセットは次に掲げるよう
な新規な効果を奏するものである。
な新規な効果を奏するものである。
1 前記ハーフケース20,20′は従来カセットの仕
切壁2に相当する部材を前記ハーフケース20,20′
から夫々分離して成型せしめたので、前記ハーフケース
20,20′の偏肉化が是正され、成型後のびずみの発
生を著しく抑制することが可能になった。
切壁2に相当する部材を前記ハーフケース20,20′
から夫々分離して成型せしめたので、前記ハーフケース
20,20′の偏肉化が是正され、成型後のびずみの発
生を著しく抑制することが可能になった。
その結果、前記ハーフケース20,20′の平面性を高
レベルに保ち、前記テープTのトラックエラーの発生を
抑制することが可能になった。2 従釆カセットの固定
ガイドポール9に相当するガイドポール部38を前記仕
切部材30と一体成型することにより、前記ガイドポー
ル38に付与すべき;閏階特性とは無関係に最適なハー
フケース用の素材を選定することが可能になり、該ハー
フケース20,20′の平面性をさらに向上せしめるこ
とが可能になった。
レベルに保ち、前記テープTのトラックエラーの発生を
抑制することが可能になった。2 従釆カセットの固定
ガイドポール9に相当するガイドポール部38を前記仕
切部材30と一体成型することにより、前記ガイドポー
ル38に付与すべき;閏階特性とは無関係に最適なハー
フケース用の素材を選定することが可能になり、該ハー
フケース20,20′の平面性をさらに向上せしめるこ
とが可能になった。
言い換えれば、前記ガイドポール38の素材を前記ハー
フケース20,20′の素材と無関係に選定することが
可能になった。
フケース20,20′の素材と無関係に選定することが
可能になった。
3 仕切部村30をハーフケースに収める場合、その両
端部36をハーフケース内面に一体に設けられた係止部
材40に係合して設けるので、その位置決めが容易でカ
セットの組立てが非常に簡単になり且つ仕切部材30と
基底部31の存在と相まって仕切部材30を安定するこ
とが可能になった。
端部36をハーフケース内面に一体に設けられた係止部
材40に係合して設けるので、その位置決めが容易でカ
セットの組立てが非常に簡単になり且つ仕切部材30と
基底部31の存在と相まって仕切部材30を安定するこ
とが可能になった。
第1図は従釆カセットの平面図、第2図は第1図A部を
拡大して示した斜視図、第3図は本発明カセットの平面
図、第4図は本発明カセットのハーフケース内部を示す
斜視図、第5図は本発明カセットの仕切部材を示す斜視
図、第6図は第5図の1−1線に沿って切断した横断面
図、第7図は仕切部材の正面図、第8図及び第9図は本
発明のシールド板と加圧パッドの組体の説明図、第10
図は本発明カセットのハーフケース内部の一部を示す斜
視図である。 20……上ハーフケース、20′……下ハーフケース、
30・・・・・・仕切部材、31・・・…基底部、32
・・・・・・隔壁部、33〜35・・・・・・突出端、
37・・・・・・縦スリット、38……ガイドポール部
、40・・・…係止部材、41・…・・縦スリット、5
0・・…・シールド板、51……横スリット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
拡大して示した斜視図、第3図は本発明カセットの平面
図、第4図は本発明カセットのハーフケース内部を示す
斜視図、第5図は本発明カセットの仕切部材を示す斜視
図、第6図は第5図の1−1線に沿って切断した横断面
図、第7図は仕切部材の正面図、第8図及び第9図は本
発明のシールド板と加圧パッドの組体の説明図、第10
図は本発明カセットのハーフケース内部の一部を示す斜
視図である。 20……上ハーフケース、20′……下ハーフケース、
30・・・・・・仕切部材、31・・・…基底部、32
・・・・・・隔壁部、33〜35・・・・・・突出端、
37・・・・・・縦スリット、38……ガイドポール部
、40・・・…係止部材、41・…・・縦スリット、5
0・・…・シールド板、51……横スリット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上下一対のハーフケースにより形成される中空部に
磁気テープをその外周面に巻回自在な一対の巻芯と、巻
芯収納域と記録再生域とを区分しかつ前記ハーフケース
から分離して基底部と隔壁部を一体化してなる仕切壁を
有する磁気テープカセツトにおいて、前記仕切壁の両端
部を前記ハーフケースの内面に設けられた係止部材の縦
スリツト内に係合離脱自在に設け、かつ前記仕切壁が前
記隔壁部の前面にガイドポール部と縦スリツトを並設し
た一対の突出端を有することを特徴とする磁気テープカ
セツト。 2 前記仕切壁がポリアセタール、ポリアミド、ポリテ
トラフルオロエチレンを添加したポリアミドの少くとも
一種を素材として構成されている特許請求の範囲第1項
に記載の磁気テープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4654177A JPS6011389B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 磁気テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4654177A JPS6011389B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 磁気テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53131817A JPS53131817A (en) | 1978-11-17 |
JPS6011389B2 true JPS6011389B2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=12750145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4654177A Expired JPS6011389B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 磁気テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011389B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4506846A (en) * | 1984-01-06 | 1985-03-26 | Shape Inc. | Tape cassette with separate tape guide |
JPS6187286A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | Sony Corp | テ−プカセツト及びカセツト機構部品 |
-
1977
- 1977-04-22 JP JP4654177A patent/JPS6011389B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53131817A (en) | 1978-11-17 |
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