JPS60113085A - 冷媒圧縮機 - Google Patents
冷媒圧縮機Info
- Publication number
- JPS60113085A JPS60113085A JP21982783A JP21982783A JPS60113085A JP S60113085 A JPS60113085 A JP S60113085A JP 21982783 A JP21982783 A JP 21982783A JP 21982783 A JP21982783 A JP 21982783A JP S60113085 A JPS60113085 A JP S60113085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- cylinder
- refrigerant compressor
- ceramic
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動車空調用などに使われる冷媒圧縮機の改
良に関するものである。
良に関するものである。
従来例の構成とその間明点
昨今、自動車における低燃費競争には目を見張るものが
あり、エンジンの高効率化も当然ながら車輌自体の軽量
化が寄与するところは大きい０即ち、ボデー全体の薄肉
化、プラスチック化と共に、各種補益の小型、軽量化が
進んできている。
あり、エンジンの高効率化も当然ながら車輌自体の軽量
化が寄与するところは大きい０即ち、ボデー全体の薄肉
化、プラスチック化と共に、各種補益の小型、軽量化が
進んできている。
まだ一方では、ターボチャージャ、ＤＯＨＧなどの補益
類により、エンジンはより高出力化、高回転数化の傾向
にある。
類により、エンジンはより高出力化、高回転数化の傾向
にある。
このような背景の中で、自動車冷房用に使われる冷媒圧
縮機はより小型、軽量化されてきており、さらには自動
車の最高回転数に追従すべく、高速化が要求されてきて
いる。そしてこれらの要求に答えるべ〈従来主流であっ
−だ斜板式と呼ばれる往復動式の冷媒圧縮機から、ロー
タリー型圧縮機へと変遷しつつある。
縮機はより小型、軽量化されてきており、さらには自動
車の最高回転数に追従すべく、高速化が要求されてきて
いる。そしてこれらの要求に答えるべ〈従来主流であっ
−だ斜板式と呼ばれる往復動式の冷媒圧縮機から、ロー
タリー型圧縮機へと変遷しつつある。
しかしながら、現在、ロータリー型圧縮機は一小型、軽
量、静粛など多くの特徴を持ちながら、現在主流である
斜板式に比べると、容積に対する重量比は高く、軽量化
の余地が多く残されている。
量、静粛など多くの特徴を持ちながら、現在主流である
斜板式に比べると、容積に対する重量比は高く、軽量化
の余地が多く残されている。
さらには、高い加工精度が要求され一適切なりリアラン
ス設計が要求されるロータリー型圧縮機において、部材
の温度上昇に伴うクリアランスの変化は圧縮機の効率と
共に面１久限界を決定する重要課題であり、適切な招質
選択が必要である。
ス設計が要求されるロータリー型圧縮機において、部材
の温度上昇に伴うクリアランスの変化は圧縮機の効率と
共に面１久限界を決定する重要課題であり、適切な招質
選択が必要である。
例えば、第１図は、従来の冷媒圧縮機の一例を示したも
のであるが−１は鋼製のロータで、シャフト２と焼ばめ
により一体化され、軸受３ａ。
のであるが−１は鋼製のロータで、シャフト２と焼ばめ
により一体化され、軸受３ａ。
３ｂを介し、前後側板４ａ、４ｂにより支持されている
０５は円筒状シリンダで、前記ロータ１と偏心配設され
ている。１のロータには複数のスリットが放射状に設け
られ、その中をベーン６が滑動する。
０５は円筒状シリンダで、前記ロータ１と偏心配設され
ている。１のロータには複数のスリットが放射状に設け
られ、その中をベーン６が滑動する。
この様な構成の中で一前述したロータ１とシリンダ５は
トップクリアランス７のすきまを有し、さらに、両側板
間にはロータサイドクリアランス８を設定し組立られる
０この両クリアランスは広すぎると、効率の著しい劣化
をまねくため、最大限微少すき丑が望１れる。逆に狭す
ぎる場合を考えると、１ず、シリンダ５は一吸入側の低
温度域から吐出側の高温度域１で壁温か分布するため、
シリンダ５の軸方向の熱膨張量に差がある。
トップクリアランス７のすきまを有し、さらに、両側板
間にはロータサイドクリアランス８を設定し組立られる
０この両クリアランスは広すぎると、効率の著しい劣化
をまねくため、最大限微少すき丑が望１れる。逆に狭す
ぎる場合を考えると、１ず、シリンダ５は一吸入側の低
温度域から吐出側の高温度域１で壁温か分布するため、
シリンダ５の軸方向の熱膨張量に差がある。
一方、ロータ１も同様、低温域と高温域にさらされるが
、変化が早いため、その中間的な温度にほぼ均一化され
ると考えられる。ゆえに、シリンダ５とロータ１の軸方
向へ熱膨張量差を見れば、物理的に初期に設計したロー
タサイドクリアランス８が失なわれる限界温度が存在す
る。同様に、トップクリアランス了についても同じ事が
言える。
、変化が早いため、その中間的な温度にほぼ均一化され
ると考えられる。ゆえに、シリンダ５とロータ１の軸方
向へ熱膨張量差を見れば、物理的に初期に設計したロー
タサイドクリアランス８が失なわれる限界温度が存在す
る。同様に、トップクリアランス了についても同じ事が
言える。
つぎに、ロータ１は前述した如く、シャフト２により軸
受３ａ、３ｂを介し支持されるが、通常軸受３ａ 、３
ｂは針状ころ軸受が使われる。その理由は、自動車用冷
媒圧縮機では回転数がエンジンの回転数に追従して広範
囲に変化することによる軸受への潤滑給油の面での心配
が不要な為である。しかしながら、ころ軸受ではやはり
すべり軸受に比して寿命が有限であり長期使用では問題
が発生しやすい。
受３ａ、３ｂを介し支持されるが、通常軸受３ａ 、３
ｂは針状ころ軸受が使われる。その理由は、自動車用冷
媒圧縮機では回転数がエンジンの回転数に追従して広範
囲に変化することによる軸受への潤滑給油の面での心配
が不要な為である。しかしながら、ころ軸受ではやはり
すべり軸受に比して寿命が有限であり長期使用では問題
が発生しやすい。
発明の目的
前述したごとぐ、現存のロータリ一式冷媒圧縮機は数々
の課題を持つため一本発明はこれらの欠点を補うべく一
冷媒圧縮機の改良案な提供するものである。
の課題を持つため一本発明はこれらの欠点を補うべく一
冷媒圧縮機の改良案な提供するものである。
発明の構成
本発明は、円筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配設
され、複数の放射状スリットを有し、かつ、軸受部を持
つセラ好ツク製ロータと、前記ロータの中心部に挿入さ
れ、他方からボルトで締上げ前記ロータと一体化された
シャフトと、前記ロータの軸受部を支持し、かつ前記シ
リンダを両側から閉塞する前後側板と、前記スリット内
を滑動するベーンを備えた冷媒圧縮機で、熱膨張係数が
鉄系金属よりも低く、耐摩耗性、耐潤滑性に優れかつ軽
ｔであるセラミックスでロータと軸受部を一体構成する
ことにより、軽量かつ耐久性に優れた冷媒圧縮機を提供
するものである。
され、複数の放射状スリットを有し、かつ、軸受部を持
つセラ好ツク製ロータと、前記ロータの中心部に挿入さ
れ、他方からボルトで締上げ前記ロータと一体化された
シャフトと、前記ロータの軸受部を支持し、かつ前記シ
リンダを両側から閉塞する前後側板と、前記スリット内
を滑動するベーンを備えた冷媒圧縮機で、熱膨張係数が
鉄系金属よりも低く、耐摩耗性、耐潤滑性に優れかつ軽
ｔであるセラミックスでロータと軸受部を一体構成する
ことにより、軽量かつ耐久性に優れた冷媒圧縮機を提供
するものである。
実施例の説明
本発明の一夾施例を第２図、第３図を用いて説明する。
セラεツク製のロータ１ｏは軸受部１ｏａ。
１０ｂを有し一前側板１１、後側板１２により支持され
ている。１３はシャフトで、前記ロータ１゜の中央部に
一部挿入され、ボルト１４によりロータ１ｏの後部から
ネジにより締上げ、ロータ１゜と一体化されている。１
５は鉄鋳物製のシリンダで、ロータ１０とは偏心し、ト
ップクリアランス１６の隙間だけ離して配設されている
。寸だ、前後側板１１．１２とロータ１０にはロータサ
イドクリアランス１７の隙間が存在する。まだ、前記ロ
ータ１０の内部にはベー７１８が放射状に複数枚配設さ
れている。
ている。１３はシャフトで、前記ロータ１゜の中央部に
一部挿入され、ボルト１４によりロータ１ｏの後部から
ネジにより締上げ、ロータ１゜と一体化されている。１
５は鉄鋳物製のシリンダで、ロータ１０とは偏心し、ト
ップクリアランス１６の隙間だけ離して配設されている
。寸だ、前後側板１１．１２とロータ１０にはロータサ
イドクリアランス１７の隙間が存在する。まだ、前記ロ
ータ１０の内部にはベー７１８が放射状に複数枚配設さ
れている。
シ１ノンダ１５には吸入孔１９と吐出孔２０があり、吐
出孔には吐出弁２１と吐出弁押え２２が設けられている
。吸入孔１９から流入する冷媒は低温のため、シリンダ
１５の吸入孔付近の温度は低い。また吐出孔側近のシリ
ンダ壁は圧縮さＦＬ／ζ高温ガスの為、高い温度となる
。一方、ロータ１゜は高温ガスと低温ガスにさらされる
ため、中間的な温度になる。
出孔には吐出弁２１と吐出弁押え２２が設けられている
。吸入孔１９から流入する冷媒は低温のため、シリンダ
１５の吸入孔付近の温度は低い。また吐出孔側近のシリ
ンダ壁は圧縮さＦＬ／ζ高温ガスの為、高い温度となる
。一方、ロータ１゜は高温ガスと低温ガスにさらされる
ため、中間的な温度になる。
ここで、シリンダ１５は鉄鋳物であわ、ロータ１０はセ
ラミックスであるため、ロータ１ｏは温度が上昇しても
熱膨張による寸法変化が鉄系金属よりも少ないため、高
温になっても組立時の初期ロータサイドクリアランス１
７の減少が少なく、温度的な耐久限度は高い。
ラミックスであるため、ロータ１ｏは温度が上昇しても
熱膨張による寸法変化が鉄系金属よりも少ないため、高
温になっても組立時の初期ロータサイドクリアランス１
７の減少が少なく、温度的な耐久限度は高い。
つぎに、シリンダ１５から吐出された冷媒ガスはりアー
ケース２３に導かれ、ガス中に含まれたオイル２４を分
離する。そのオイルは油溜部２５に溜られ、一部は供給
穴２６から軸受部１０ａ。
ケース２３に導かれ、ガス中に含まれたオイル２４を分
離する。そのオイルは油溜部２５に溜られ、一部は供給
穴２６から軸受部１０ａ。
１０ｂ、ベーン背部空間２７に送られる。そして、ロー
タサイドクリアランス１γに浸入し、各部を潤滑、シー
ル、冷却する。ここで、冷媒圧縮機は回転数が大範囲に
変動するだめ、油溜部２５のオイル２４の溜り量も変動
し、時には無くなることもある。この時、軸受部を含ん
だロータ１０はセラミ・ンクス製の為、潤滑性に優れ、
油供給が途切れても、すぐに焼付が発生することがなく
、耐久性に優れた特性を発揮する。
タサイドクリアランス１γに浸入し、各部を潤滑、シー
ル、冷却する。ここで、冷媒圧縮機は回転数が大範囲に
変動するだめ、油溜部２５のオイル２４の溜り量も変動
し、時には無くなることもある。この時、軸受部を含ん
だロータ１０はセラミ・ンクス製の為、潤滑性に優れ、
油供給が途切れても、すぐに焼付が発生することがなく
、耐久性に優れた特性を発揮する。
発明の効果
以上、説明した様に、本発明の冷媒圧縮機は軸受部を持
つロータをセラばツクで一体成形して構成し一シャフト
をロータの中心部に挿入し、ロータの他方からボルトで
締上げて一体化した構成で冷媒圧縮機を提供することに
より一ロータが軽量Ａしされ、かつ温度上昇による耐久
性が損われることなく、まだ耐潤滑性に優れた冷媒圧縮
機にすることができる。
つロータをセラばツクで一体成形して構成し一シャフト
をロータの中心部に挿入し、ロータの他方からボルトで
締上げて一体化した構成で冷媒圧縮機を提供することに
より一ロータが軽量Ａしされ、かつ温度上昇による耐久
性が損われることなく、まだ耐潤滑性に優れた冷媒圧縮
機にすることができる。
本実施例では真円のシリンダを持つスライディングベー
ン型ロータリ圧縮機を示したが、楕円状のシリンダを有
するもの、また、放射状のベーンで、対向するベーンが
一体化されたスルースロットタイプのスライディングベ
ーン型圧縮機でも同様な構成にすることができることは
言うまでもない０
ン型ロータリ圧縮機を示したが、楕円状のシリンダを有
するもの、また、放射状のベーンで、対向するベーンが
一体化されたスルースロットタイプのスライディングベ
ーン型圧縮機でも同様な構成にすることができることは
言うまでもない０
第１図は従来の冷媒圧縮機の縦断面図、第２図は本発明
の一実施例の冷媒圧縮機の縦断面図、第３図は第２図に
おけるＡ −Ａ断面図である０１０・・・・・・ロータ
、１３・・・・・・シャフト、１０ａ。 １０ｂ・・・・・・軸受部、１４・・川・ボルト、１５
・山・・シリンダ〇
の一実施例の冷媒圧縮機の縦断面図、第３図は第２図に
おけるＡ −Ａ断面図である０１０・・・・・・ロータ
、１３・・・・・・シャフト、１０ａ。 １０ｂ・・・・・・軸受部、１４・・川・ボルト、１５
・山・・シリンダ〇
Claims (1)
- 円筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配設され、複数
の放射状スリットを有し、軸受部を持つセラミック製ロ
ータと、前記ロータの中心部に挿入され、他方からボル
トで締上げ前記ロータと一体化されたシャフトと、前記
ロータの軸受部を支持し、かつ前記シリンダを両側から
閉塞する前後側板と、前記スリット内を滑動するベーン
とを備えだ冷媒圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21982783A JPS60113085A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 冷媒圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21982783A JPS60113085A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 冷媒圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60113085A true JPS60113085A (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=16741660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21982783A Pending JPS60113085A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 冷媒圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60113085A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2845735A1 (fr) * | 2001-10-15 | 2004-04-16 | Luk Automobiltech Gmbh & Co Kg | Pompe a vide a embout |
| WO2004113729A1 (en) * | 2003-06-13 | 2004-12-29 | Delaware Capital Formation, Inc., A Corporation/Limited Liability Company Of The State Of Delaware | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP21982783A patent/JPS60113085A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2845735A1 (fr) * | 2001-10-15 | 2004-04-16 | Luk Automobiltech Gmbh & Co Kg | Pompe a vide a embout |
| WO2004113729A1 (en) * | 2003-06-13 | 2004-12-29 | Delaware Capital Formation, Inc., A Corporation/Limited Liability Company Of The State Of Delaware | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
| US7134855B2 (en) | 2003-06-13 | 2006-11-14 | Delaware Capital Formation, Inc. | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
| US7316551B2 (en) | 2003-06-13 | 2008-01-08 | Delaware Capital Formation, Inc. | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
| CN100443723C (zh) * | 2003-06-13 | 2008-12-17 | 特拉华资本构造公司 | 正排量泵 |
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