JPS6011221B2 - マカロニ状固体推進薬ユニツト構造 - Google Patents

マカロニ状固体推進薬ユニツト構造

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JPS6011221B2
JPS6011221B2 JP17172880A JP17172880A JPS6011221B2 JP S6011221 B2 JPS6011221 B2 JP S6011221B2 JP 17172880 A JP17172880 A JP 17172880A JP 17172880 A JP17172880 A JP 17172880A JP S6011221 B2 JPS6011221 B2 JP S6011221B2
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JP
Japan
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macaroni
multilayer body
filter
stay
layer
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Expired
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JP17172880A
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English (en)
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JPS5797052A (en
Inventor
利博 今村
武正 是木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ブースター用ロケットモータの推進薬或い
は急速ガス発生装置等に使用する複数のマカロニ状固体
推進薬ユニット構造に関する。
例えば、極〈短い時間に大推力が必要とされるブースタ
ー用ロケットモータにおいては、燃焼面積を増大させる
ために多数本のマカロニ状固体推進薬をモータケースに
装填している。ここで、従来より、推進薬の不安定燃焼
およびロケットの飛翻姿勢の乱れの原因となる推進薬の
燃焼に伴う偏在を防止するために、予め、多数本のマカ
ロニ状固体推進薬を1つのユニット状の固体推進薬とし
て保持し、モータケースに装填することが行なわれてい
る。従来のマカロニ状固体推進薬ユニット構造としては
例えば侍公昭52一43360号があり、これは第1〜
第3図に示すようなものである。
すなわち、第1図において、1はユニット状の固体推進
薬を示し、2は複数のマカロニ状固体推進薬(以下単に
推進薬という)を示し、3は円盤状の多孔板を示す。多
孔板3には複数の段差孔4が形成されており、第2図に
示すように、これら段差孔4は大蓬部5と小蓬部6とか
らなっている。すなわち、推進薬2は、その両端部が2
枚の多孔板3の大蚤部5に鼓合し、位置決め保持される
ことにより、1つの固体推進薬ユニット1となっている
。この固体推進薬ユニット1をモータケースに装填する
ことで、ロケットモータが構成される。しかしながら、
このような従来の固体推進薬ユニットにあっては、多孔
板3の強度上の問題から段差孔4をあまり互に近接して
形成することができないため、第3図に示すように、そ
れぞれの推進薬2は互いに余分な間隙をもって配置する
ことになりロケットモータの推進薬充填率が低下すると
いう問題点があった。また、多孔板3を製作するための
機械加工の工数が掛かるという問題点があった。この発
明は、このような従釆の問題点に着目してなされたもの
で、マカロニ状固体推進薬ユニット構造を、中心節と、
中心筒の周囲に互いに平行かつ断面環状に多層に重ねて
配置した複数のマカロニ状固体推進薬と、マカロニ状固
体推進薬の端部を各層ごとにクランプし、中心筒に固定
するバンド部材と、からなる多層体と、多層体の端面に
当接する波板を巻装したフィルターと、フィルターを多
層体の端面に当緩させて保持するステイと、両端部にね
じ部を有し、ステイ、フィルター、多層体を貫通するシ
ャフトと、シャフトのねじ部に螺合しステイを押圧して
ステイにフィルターおよび多層体を多層体の両端から侠
持させるナットと、を具備してなる構造とすることによ
り、上記問題点を解決することを目的としている。以下
、この発明を図面に基づいて説明する。第4、5図は、
この発明の一実施例を示す図である。まず、構成を説明
すると、第4図は固体推進薬ユニット11を示す。12
は固体推進薬の中心筒である。
中心筒12の周囲には複数のマカロニ状固体推進薬13
(以下、単に推進薬という)が互いにその周面が当援す
るよう平行、かつ、断面環状をなして配置して第1層1
4を形成している。第1層14の両端部はバンド部材と
しての第1のC形バンド15が鉄合し、この第1のC形
バンドー5により第1層14は中心筒12に保持される
。第1層14の周囲には前述と同様に複数の推進薬13
が互にその周面が当綾するよう平行、かつ、断面環状を
なして配置して第2層16を形成している。第2層16
の両端部にもバンド部材としての第2のC形バンド17
が鞍合し、この第2のC形バンド17により第2層16
は第1層14を介して中心筒12に保持される。第2層
16の周囲にも前述と全く同様に複数の推進薬13が配
置して第3層18を形成し、この第3層18はバンド部
材としての第3のC形バンド19により中心筒12に保
持される。すなわち、複数の推進薬13は多層体20と
なっている。これら第1,2,3のC形バンド15,1
7,19は、推進薬13に鉄合が容易になるよう、また
、推進薬13の保持がより確実になるように適度な弾性
を有する金属で形成されたものが好ましい。21は第3
層18の外径とほぼ同一の外径を有するフィルターであ
り、これらフィルター21は多層体20の両端面に当援
する。
なおフィルターは緩衝材を兼ねることもできる。フィル
ター21はリボン状の波形の金属板(ステンレス等)を
巻袋したもので、多数の貫通口22がその波形により形
成されている。該フィルター21は端部に爪23を有す
る十字形のステイ24により多層体20の両端面との間
で挟持されるようになっており、これらステイ24はそ
の中心にシャフト25が貫通する孔26が形成されてい
る。シャフト25の両端部にはねじ部27が形成されて
おり、これらねじ部27にはナット28が螺合する。次
に作用を説明する。
まず、中心筒12の周囲に複数の推進薬13で第1層1
4を形成し第1のC形バンド15を第1層14の外周に
競合させる。
さらに、第1層14の周囲に第2層16を形成し第2の
C形バンド17を第2層16の外周に隊合させ、同様に
、第2層16の周囲に第3層18を形成し第3のC形バ
ンド19を第3層18の外周に俵合させる。すなわち、
第5図に詳示するように複数の推進薬13が緊密に整列
された多層体20が形成される。次に、この多層体20
の両端面にフィルター21をそれぞれ当綾させた後、そ
れぞれのステイ24をフィルター21に当綾させる。こ
のときステイ24の爪23はフィルター21の周面と係
合してフィルター21を確実に保持する。次に、シャフ
ト25をステイ24の孔26、フィルター21の中心部
および中心筒12に貫通させ、ねじ部27にナット28
を螺合させることにより、2枚のステイ24によりフィ
ルター21および多層体20をその両端から挟持する。
すなわち、このようにして、推進薬13が緊密に整列さ
れた固体推進薬ユニット11をモータケースに装填する
ことにより充填率の高いロケットモータが構成される。
なお、本実施例において、マカロニ状固体推進薬が3層
に保持されたものについて説明したが、ロケットモータ
の径、使用目的等に合わせてマカロニ状固体推進薬の層
の数は任意に調節できることは明らかである。以上説明
してきたように、この発明によれば、マカロニ状固体推
進薬ユニット構造を、中心筒と、中心筒の周囲に互いに
平行かつ断面環状に多層に重ねて配置した複数のマカロ
ニ状固体推進薬と、マカロニ状固体推進薬の端部を各層
ごとにクランプし、中心筒に固定するバンド部材と、か
らなる多層体と、多層体の端面に当援する波板を巻菱し
たフィルターと、フィルターを多層体の端面に当接させ
て保持するステイと、両端部にねじ部を有し、ステイ、
フィルター、多層体を貫通するシャフトと、シャフトの
ねじ部に蝿合しステイを押圧してステイにフィルターお
よび多層体を多層体の両端から挟持させるナットと、を
具備してなる構造としたため、複数のマカロニ状固体推
進薬を1つの固体推進薬ユニットとして粗合せる効果を
もちつつ、ロケットモータの充填率を高めることができ
、また、工数の掛かる多孔板の機械加工作業を省略する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマカロニ状固体推進薬の保持構造を示す
全体斜視図、第2図は第1図の要部断面図、第3図は第
1図のm−m矢視断面図、第4図は本発明に係るマカロ
ニ状団体推進薬の保持構造を示す全体斜視図、第5図は
第4図のV−V矢視断面図である。 13・・・…マカロニ状固体推進薬、15,17,19
・・・・・・バンド部村、11・・・・・・固体推進薬
ユニット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中心筒と、中心筒の周囲に互いに平行かつ断面環状
    に多層に重ねて配置した複数のマカロニ状固体推進薬と
    、マカロニ状固体推進薬の端部を各層ごとにクランプし
    、中心筒に固定するバンド部材と、からなる多層体と、
    多層体の端面に当接する波板を巻装したフイルターと、
    フイルターを多層体の端面に当接させて保持するステイ
    と、両端部にねじ部を有し、ステイ、フイルター、多層
    体を貫通するシヤフトと、シヤフトのねじ部に螺合しス
    テイを押圧してステイにフイルターおよび多層体を多層
    体の両端から挾持させるナツトと、を具備してなること
    を特徴とするマカロニ状固体推進薬ユニツト構造。
JP17172880A 1980-12-05 1980-12-05 マカロニ状固体推進薬ユニツト構造 Expired JPS6011221B2 (ja)

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JPS5797052A JPS5797052A (en) 1982-06-16
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JP4619814B2 (ja) * 2005-02-18 2011-01-26 旭化成ケミカルズ株式会社 二段推力ロケットモータ
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