JPS6011116Y2 - 筬装置 - Google Patents

筬装置

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Publication number
JPS6011116Y2
JPS6011116Y2 JP3450680U JP3450680U JPS6011116Y2 JP S6011116 Y2 JPS6011116 Y2 JP S6011116Y2 JP 3450680 U JP3450680 U JP 3450680U JP 3450680 U JP3450680 U JP 3450680U JP S6011116 Y2 JPS6011116 Y2 JP S6011116Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reed
reinforcing material
heald
plate
healds
Prior art date
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Expired
Application number
JP3450680U
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JPS56138885U (ja
Inventor
和夫 柴田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案は織機における筬のたわみを防止するための筬
装置に関するものである。
近年高速織機が開発されるに伴ない筬のたわむという現
象が生じ、織縁部と中央部では筬打力に大きな差を生じ
るようになった。
従来のこのたわみを防止する装置としては実公昭54−
16216号公報に示されているものがある。
これはスレソードを筬の上方まで延ばして、それに籠の
上側端部を固定する構造である。
しかしながらこのような構造のものは、筬を上下で保持
しているので筬の撓みをある程度防止できるけれども慣
性質量が増加するため、高速回転になると筬の運動方向
の変向点における衝激力が大きくなり、その結果振動の
増加や軸受の耐久性の低下を招くという不具合があった
本考案は前述したような振動の増加や耐久性の低下を極
力抑制しつつ、筬の撓みを防止することを目的とするも
ので、そのために補強材の重量増加を可及的に抑制する
よう筬の中央部に補強材を取り付けるようにし、しかも
その補強材が経糸および綜絖に損傷を与えないようにす
るため補強材を板状に形成したものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
1.2は綜絖枠であり、これの上枠1a、2a、および
下枠1b、2bは適当な間隔で取り付けた中間保持具(
ミドルフック)3に中間を保持された綜絖棒4がそれぞ
れ側枠1c、ldおよび2c、2dに両端部を保持され
て綜絖枠1,2に取り付けられている。
綜絖5は綜絖棒4に両端部のメールを介して移動可能に
保持されている。
したがって中間保持具3のある部分は綜絖5がなく空間
6が形成されている。
7は筬であって、その下枠7bをスレソード8と一体の
リードホルダ9のi9aに挿入してボルト10により固
定しである。
本考案においては筬7の強度を増すために、筬7の上枠
7aに断面形状がコ字状の上枠保持部11を嵌合してボ
ルト12により固定し、これに連らなる板状補強材13
を前記空間6に挿入し、この板状補強材13の下端部を
フランジ14を介してリードホルダ9の下面と背面にボ
ルト15により固定する。
そしてこの板状補強材13は筬打位置まで前進しても空
間6にとどまるようその突出長を設定すると共に、また
厚みが空間6よりも薄くなるように設定する。
なお16は経糸、17は織布である。
次に作用を説明する。
筬7はその中間部を板状補強材13で強固なリードホル
ダ9に固定しであるので、織機運転中も筬7がたわむこ
とはない。
また織機の運転中は筬7の前後動に伴って板状補強材1
3も前後に移動するが、前述したように板状補強材13
は綜絖5の空間6から外れないように大きさを定めであ
るので、補強材13が綜絖5の間から外れることがない
したがって本考案装置を使用しても経糸16や綜絖5に
横方向力を与えることはない。
即ち経糸16や綜絖5を屈曲させるような力はほとんど
作用せず、たとえわずかにあったとしても補強材13が
摺接するのみであるから、綜絖5を屈曲させたり経糸1
6を切断するおそれは無い。
本考案装置は前述のように板状補強材が綜絖にぶつから
ないように綜絖の間に配置したので、スレソード全体の
慣性質量があまり増加しない。
したがって本考案によれば織機の振動の増加や軸受の耐
久性低下を生じることなく筬の撓みを抑制できる。
また本実施例のようにミドルフック3により生じた空間
6内に補強材13を配設すれば、綜絖5はこの補強材1
3により分割されるので補強材13が綜絖や経糸にほと
んどふれないようにすることができる。
さらに補強材13の下端部をスレーソード近傍でリード
ホルダに固定すれば、一層たわみを防止できる。
したがって本考案装置によれば、織機の振動の増加や、
軸受の耐久性の低下を抑制すると共に、筬の搏みを防止
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を付した筬と綜絖装置の正面図、第
2図はその側面図、第3図は同平面図である。 1.2・・・・・・綜絖枠、3・・・・・・中間保持具
(ミドルフック)、4・・・・・・綜絖棒、5・・・・
・・綜絖、6・・・・・・空間、1””筬、8””スレ
ソード、9・・・・・・リードホルダ、10・・・・・
・ボルト、11・・・・・・上枠保持部、12・・・・
・・ボルト、13・・・・・・板状補強材、14・・・
・・・フランジ、15・・・・・・ボルト、16・・・
・・・経糸、17・・・・・・織布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リードホルダーと筬の上枠とを綜絖側に設けた板状補強
    材により連結すると共に、この板状補強材を綜絖間に配
    置してなる筬装置。
JP3450680U 1980-03-18 1980-03-18 筬装置 Expired JPS6011116Y2 (ja)

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JP3450680U JPS6011116Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 筬装置

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JP3450680U JPS6011116Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 筬装置

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Publication Number Publication Date
JPS56138885U JPS56138885U (ja) 1981-10-20
JPS6011116Y2 true JPS6011116Y2 (ja) 1985-04-13

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JPS56138885U (ja) 1981-10-20

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