JPS60110833A - 遅れ破壊の生じ難い銅基機能合金 - Google Patents

遅れ破壊の生じ難い銅基機能合金

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JPS60110833A
JPS60110833A JP21657783A JP21657783A JPS60110833A JP S60110833 A JPS60110833 A JP S60110833A JP 21657783 A JP21657783 A JP 21657783A JP 21657783 A JP21657783 A JP 21657783A JP S60110833 A JPS60110833 A JP S60110833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
delayed fracture
shape memory
alloys
copper alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP21657783A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagata
公二 永田
Shigenori Yamauchi
重徳 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP21657783A priority Critical patent/JPS60110833A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遅れ破壊の生じ難い銅基機能合金に係り、1
hに形状記憶効果、超弾性、防振効果等の1戊能を自゛
4るC u −Z n〜AN系機能合金の遅れ破壊を防
11・するようにした技術、すなわち遅れ破壊の牛し5
IfいC,IJ −Z n−A 、e光機能合金を提供
するごとにある。
近年、6!!t Iα変化にイ゛1:って元の配位させ
られた形成に形状変化する、形状記憶効果を有する形状
記憶合金が注目をti?びCいるが、Cu−Zn−へl
系β相合金も、他の形状記憶合金と同様にマルテンサイ
ト変態を生じ、形状記憶効果を有しており、また超弾性
、防振効果等の特性も有し、ていることは、よく知られ
ているとごろである。
しかしながら、かかるC 、u−Z n−Aβ系合金を
応力下で、つまり歪下で使用した場合においては、ある
期間が経過した後に、該合金に割れが発生することがあ
ることが認められており、そしてそのような割れの発生
が、かかる合金材料の有意な特性を利用した製品の開発
ないしは実用化を妨げているのである。なお、このよう
な割れ現象は、一般に金属材料に認められている「遅れ
破壊」の一種とみなすことが出来るものであって、ここ
では、かかる割れ現象を、以下において「遅れ破壊」と
呼ぶこととする。
ところで、従来、かかる遅れ破壊現象そのものがよく知
られていなかったこともあって、Cu−Zn−Al!系
合金におけるこの現象を防止する効果的な対策は、未だ
見い出されていないのである。
そして、このことが、本Cu−Zn−Δβ系の槻能合金
を実用化するに際して、重大な支障となっているのであ
る。
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたちゃであって、そのL1的とするところは、遅れ破
壊を/l シないCu−Z n−Aβ系機1jピ合金を
提供するごとにある。
そしC1、二のために、本発明は、Z’n及び八βをそ
れぞれ15〜35車量%及び1〜9重量%の範囲て含ゐ
、月°′ン価電子濃度: e / aが1.41〜1.
48の範囲内にあるC II −Z n −A I!三
元合金において、Cuの一部を(1,5〜4.0重量%
の′Fiで置き換えたことを特徴とするものである。
このように、本発明合金は、cu−zn−Alを基本組
成とし、これに1゛iが添加されたものであツー(、Z
 r+ 、Fll:はI!’+〜35市川%、Al量は
1へ・910:19%、1゛i量は0.5〜4.0車量
%であり、且つ残部がCuからなるものであるが、重要
なことは、CIIの一部を゛「iで置き換える前のCu
−Z n −Al二元合金において、次式で61算され
るそれの価電r濃度: (4/ aが1.41−1.4
8の範囲内にあるように、Cuに添加されるZn量及び
Al量を規制することである。
e’/a” [Cu)X 1−I −(Zn)x 2(
−〔Aβ〕×3 但し、(Cu):Cuの原子分率(原子%)(Zn):
Znの原子分率(原子%) 〔Δβ):A7!の原子分率(原子%)である。
なお、かかる価電子濃度: e / aが1.41未満
では、形状記憶効果等の機能性が充分でない問題を生じ
る。尤も、ここでは、v■能性の代表として形状記憶効
果を主として採り」二げるが、形状記1a効果を有する
合金は、使用温度によっては超弾性や防振効果を有する
ものであるとごろから、それは単に本発明合金におりる
主たる9Jノ果として挙げられたに過ぎないものであっ
て、本発明に従う合金の特性が、特にそのような形状記
憶す1果に限定して解釈されることを、意図するもので
はないのである。
また、かかる価電7−濃度: c / aが1.48を
越えるような割合において、Cu −Z n−Al三元
合金が構成された場合には、最早CIJの一部が所定子
の′1゛iで置き換えられノこところで、その遅れ1波
壊現象を充う1に防11することが円外となるのである
そL7゛(、ごのよ・)なI+Ili電子濃度真3/a
が所定の範囲内にある(/ u Z n−△l三元合金
におい“(、その(”、 IJの一部が0.5〜4.0
重量%のTiで置きjl−ら11.るごとにより、換言
すればZn量、Δρillは・f−のFJ発にし゛乙C
umを減少ゼしめ、そのjlに]I/ ;!、’ 6+
二見合)i” i量を添加−lしめることに、1、す、
1ノし1℃からに II −Z t+−Δβ系合金に認
められ゛(も専酉遅れ破壊1現象、ずなゎぢ割れ現象を
りJ果的4.i l!/月1.することが出来ることと
なったのでル)す、以て(、: IJ −Z r+−Δ
r系機能合金の実用化−1の道に開くこととな、ったの
である。
なお、ごのよ)なc(1に置換される′「重量としては
、それが0.5%未f茜の場合にあっては、目的とする
遅れ破壊現象を有効に防止出来ず、またがかるC u置
換量が4.0%を越えるようになると、Cu−Zn−A
7!系合金の機能性、例えば形状記1、a効果を損なう
ようになる。従っ°C1本発明にあっては、1−は0.
5〜4.0車量%の範囲内において、Cuと置換される
ようにすることが必要となるのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために本発明
の実施例を示すが、本発明が、かがる実施例の記載によ
って、何等制限的に解釈されるものでないこと、言うま
でもないところである。なお、実施例中の杏金成分の含
有割合は、何れも重量%にて示されている。
実施例 下記第1表〜第4表に示された各種合゛金組成のCu’
−Zn−A7!系合金を、高周波溶解炉により溶解し、
それぞれの溶湯がら常法に従って棒状鋳塊を得た。
なお、第1表に示す合金は、Ms点(フルテンサイ1〜
変態開始温度)が0へ・−150℃の合金であり、価電
子濃度: (3/ aを1.48と一定にして、Ti量
を変えたものである。また、第2表の合金は、Ms点が
0〜−150 ”cであり、価電子濃度: e / ;
rを1.4(1〜1.50の範囲で変えたものである。
さC)に、第3表の合金は、MS点が0〜100℃で、
i’ 11を変えたものであり、第4表の合金は、Ms
点が0〜100 ’Cであって、価電子濃度: C/;
iを変えたものζある。
第 1 表 第 2 表 第 3 表 第 4 表 *:第1〜第4左におい’(’、Tiを添加したときの
e / aは、−r iの含有量をCuの含有量に加え
て、Cu−Zn−Δl三元合金としてI11算したもの
である。
次いで、このようにして得られた各種の鋳塊から、熱間
押出により直径3開の棒を作製した。丁にた、一部のも
のについては、直f! 4龍の棒を押し出し、その後、
冷間抽伸と焼鈍を繰り返して、直径31111とした。
そして、この3龍の棒を800℃又は850°Cに十分
間加;)J4せしめた後、Ms点が0〜−150°Cの
合金については液体チッ素(−196℃)中へ、またM
S点が0〜100°(:の合金については氷水(0℃)
中へ、それぞれ焼き入れした。
そして、この焼入れ祠について、形状記憶テストと遅れ
破壊テストを行なった。なお、形状記憶テストにおいて
は、長さ300 m11の試オ′−[を、焼き入れた^
1h度(Ms<(lの場合ニー19G℃、MS〉0の場
合:0℃)で直径30amの棒の回りにU字状に巻き付
&Jて変形−uしめた後、温度を200°Cまで上qi
lさせた。この際、温度上昇の前後に、試れ1の曲げ半
径(曲げ内周側の半径)17を測定し、試料の表面歪を
計算して、その歪の温度上Wによる回復量・夕求めた。
なお、表面歪の61算4j、次式にノ古づいゾこ。
ε −100r / (R1r ) 但し、ε:表面歪(%) 「:試料の半径(1,51+l) Iン:曲げ半径(−m) °Cある。
また、遅れ破1′Aテストにおいては、長さ300Iの
試オ′1タ曲げて、直線長さ2 (1(l 龍の収具に
固定L7、nlい′1に表面歪3%をイ」与し°(、放
置した。
そして、I !i (1(l 11.’j間までのうl
)に試料に割れが2 ’4’シ人二か、と・うかを測定
した。なお、実際には、:’j!Iれが牛しる場合、何
れも0.1〜791時間の間で全゛(発生ずることが認
められた。
、これらのテストの結果を第5表〜第8表に示すが、そ
れらの表の結果を見れば自ずから明らかなように、本発
明合金は充分に大きい回復量を有し、すなわぢ形状記憶
9)“性に優れたものであり、且つ遅れ破壊を生じない
ものであることが認められるのである。また、第5表、
第(1表、第7表によれば、Ti含グイ1量0.5%未
バー(合金1’i、6.7,16.17.1B、19,
24.25)の場合、形状記憶特性は良好であるが、遅
れ破壊を生しることが認められ、−力′l’ i含イ1
量が4%を越えるようになると(合金No、8.26)
、そのような遅れ破壊は生じないものの、形状記1意特
性が不良となることが理ん゛されるのである。そして、
第6表及び第8表によれば、価電子濃度: e / a
が1.41未満では(合金tb、15.32)、遅れ破
壊は生しないが、形状記憶特性が不良となり、−力価電
子濃度: c / aが1.48を越えると(合金ht
 14 。
16.31)、遅れ破壊が生じるようになることが、明
らかである。
第 5 表 第 6 表 第 7 表 第 8 表 *1 変形時に試1′1が折れて測定不能*20:割れ
発生せず、×:割れ発生

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Zn及び八〇を、それぞれ15〜35重量%及びl−・
    9重1■%の範囲内で含み、且つ価電子濃度:C/;3
    か1.4J 〜1.48の範囲内にあるCu −7、n
    −Δ1.三元合金において、Cuの一部を0.5〜4.
    0重ffi%のT +で置き換えたことを特徴とするt
    S基機能合金。
JP21657783A 1983-11-17 1983-11-17 遅れ破壊の生じ難い銅基機能合金 Pending JPS60110833A (ja)

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JP21657783A Pending JPS60110833A (ja) 1983-11-17 1983-11-17 遅れ破壊の生じ難い銅基機能合金

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4965045A (en) * 1987-12-23 1990-10-23 Europe Metalli - Lmi S.P.A. Copper-based alloy for obtaining aluminum-beta-brasses, containing grain size reducing additives of titanium and niobium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4965045A (en) * 1987-12-23 1990-10-23 Europe Metalli - Lmi S.P.A. Copper-based alloy for obtaining aluminum-beta-brasses, containing grain size reducing additives of titanium and niobium

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