JPS6011069Y2 - マツチの側薬塗布用具 - Google Patents

マツチの側薬塗布用具

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JPS6011069Y2
JPS6011069Y2 JP13162182U JP13162182U JPS6011069Y2 JP S6011069 Y2 JPS6011069 Y2 JP S6011069Y2 JP 13162182 U JP13162182 U JP 13162182U JP 13162182 U JP13162182 U JP 13162182U JP S6011069 Y2 JPS6011069 Y2 JP S6011069Y2
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liquid
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lid
nib
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JP13162182U
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JPS5937342U (ja
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三郎 三宅
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マツチの側薬液を塗布するための器具を提供
することを目的とする。
最近は、ライター、自動点火器が生活中に広く浸透して
来たため、従来からサービス行為として無料で配布され
るマツチの有難味が薄れて来ている。
このため、たとえば、喫茶店では灰皿の中に予め入れて
置いたマツチ箱をサービスで客に提供するといったよう
なことがなされるが、2,3本は使用されるがほとんど
が残っているマツチ箱を持帰るということをしなくなっ
て来た。
2.3本でも使われると、マツチ箱はその側薬塗布面に
はキズがついて見苦しくなるので、同じ箱を次の客のた
めに出すということはしづらく、多くが無駄になってし
まう。
しかし、改めて側薬液を塗布すれば、キズは消え新品の
ようになるので、上に述べた無駄を避けることができる
だろう。
本考案、本体と、この本体に着脱自在に取付けられる蓋
と、この本体に蓋が取付けられたときに本体と蓋とで囲
まれ閉じられる空間中に先端側部分が出るように本体に
取付けられている浸透性材料でできたペン先体と、本体
内に設けられている側薬液容器とから威り、上記ペン先
体の他端部は側薬液容器内に接続されていることを特徴
とするマツチの側薬液塗布用具を提供することを目的と
するものである。
以下図面に示す本考案の実施形態を具体的に詳しく説明
する。
第1図で、1は本体で、この塗布用具の全体を万年筆形
、サインペン形などの形態で用いるのに便利なようにす
るために、円筒状につくられている。
2は蓋で、これも円筒状につくられ、開口側端部2aは
わずかに絞まされて形成され、本体1に摺動的に吸着さ
れて取付けられる。
その着脱自在の取付は方は、螺子式でもまたその他のい
ろいろの公知手段でもよい。
蓋2が本体1に取付けられたときには、本体と蓋とで囲
まれて閉じられる空間3ができる。
4は本体1に取付けられたペン先体で、その先端側部分
は空間3中に出ている。
このペン先体4は、フェルト、綿、ナイロン、テトロン
などいろいろな繊維材料で繊維質にあるいはポーラス状
につくられるが、接着剤などで繊維材料が比較的に固く
かためられたものであるのがよい。
塗布液が出過ぎないようにするためでもあり、また、マ
ツチ箱の側面のキズがついたところだけを確実に塗り、
その側面に隣り合う面まで毛筆のようにまわって塗つて
しまうというようなことを避けるためでもある。
また、そうするためには、ペン先体4の先端部は、第2
図にみられるようにとがった形状4bとし、塗布面に当
たる部分を幅が狭い斜面4aとするのがよい。
ペン先体4の他端部は後述する容器の中の液に接続され
る。
本体1の中に側薬液容器5が設けられるが、この容器5
はカートリッジ式とした方がよい。
本体1は内外筒1a、lbに2分され、螺子で一体化さ
れる。
第3図にみられるように、容器5の上端を閉じる面5a
には輪状のすじ目5bが入れられ、中には上端部に円錐
状形態の凹部6aが与えられた液出し誘導体6が固定さ
れて内挿されている。
一方、内筒1aの先端の内側天井面には第5図に示され
る円錐状多孔性リング7が固定されて挿着され、このリ
ング7には下向きにとがった刃7aが、たとえば、下端
円周上4ケ所に与えられている。
容器5はリング7の上縁の下面側に突き当たるように内
筒1aに挿着され得る。
外筒1bを内筒1aに螺じ込み、容器5をリング7の方
に向けて突き当てることができるように、外筒1bの寸
法と螺子溝の位置を考慮する。
ペン先体4は全体的には上半部が円球状、下半部が円錐
体状であり、内外筒1a、lbを螺合させて一体化した
とき、ペン先体4の下半部が液出し誘導体6の凹部6a
の円錐面にちょうど接するように(リング7の円錐部を
介して)、ペン先体4が本体に位置づけられている。
このペン先体4には、第2図に示す斜面4aで一端が開
口し、円錐状下半分の下端で他端が開口する液誘導孔4
cが通されることがある。
これは、ペン先体が固くつくられその結果毛細管効果が
小さくなってしまう場合とか、液中の薬剤粒子の透過が
阻害されることになってしまう場合とかに、側薬液をペ
ン先体4の先端部に誘導したり、また、ペン先体4の中
への浸透をよくしたりするために設けられたものである
が、側薬に応じて材質を選択することで、液誘導孔4C
は省略されうる。
この液誘導孔4cを設ける場合にはこの中に、液含浸性
にすぐれた材料、たとえば、ナイロン繊維でできた綿状
の線条体を挿入することもある。
中の液の出退ぎを防ぐためでもあり、あるいは、液出し
誘導体6が省略されるとき直接に容器5の中の液に浸さ
れるよう用いられるためでもある。
ペン先体と本体との間には間隙はつくらず漏洩防止がな
されるのがよいが、液誘導孔4cをペン先体4の中心を
通るよう与えず、周囲に享えることを禁止するのではな
い。
容器5の中には側薬液が予め入れられている。
ここでいうマツチは安全マツチを意味し、安全マツチの
薬剤は軸棒の先端の頭薬とマツチ箱の側面にぬられる側
薬液とから出来ている。
側薬液は、主発火剤としての赤リン、発火抑制剤として
の硫化アンチモン、・こう着剤としてのにかわなどから
なり、塗布前は液状につくられている。
容器5には予めこの液状側薬が容れられている。
蓋2には空気抜き六8が開けられている。
これは、容器5の温度が上がり膨張する空気が少しは漏
れがある本体から出て蓋2の外にも出ることによって、
中の液が液誘導孔4cを通ってペン先体4の先端からあ
ふれ出ないようにするためである。
全体を上に向けて直立させて不使用時においておくこと
ができるように外筒1bの下端に平らな鍔1cを与えて
おくことがある。
外筒1bを取り外して市販されるカートリッジの容器5
を内筒1aに挿し込むと、内筒1aの天井面に挿着され
ているリング7の刃7aで切れ口5bのところから容器
5の上端面部が破れ、容器5の上端面がリング7の鍔状
上縁部の下面側に突き当たると、円錐状多孔性リング7
を介して、ペン先体4の下半部の円錐面が容器5内の液
出し誘導体6の凹部6aの円錐面に接触する。
外筒1bを内筒1aに螺合させて蓋2を取り、ペン先体
4が下になるように本体を逆さまに傾けて、マツチ箱の
側面に、側薬液を塗布する。
容器5の中の液はその液中に薬剤粒子を分散させつつ液
出し誘導体6の毛細管効果で誘導され、円錐状リング7
の多孔を介して、ペン先体4にさらに浸透して行き、液
出し誘導体6が容器の底の方まであれば、ペン先体4に
はいつでも、液が上って来ている。
この液中に分散している薬剤の濃度は、容器5中の比較
的に浸透性の高い液出し誘導体における液中濃度、ある
いは、何によっても含浸されていない薬剤液中の濃度に
同じでありうるし、さらには、その濃度で各薬剤の量比
も同じでありうる。
このような本考案の塗布用具を用いると、液の入ってい
る容器にたとえば刷毛をぬらして刷毛でマツチ箱の側面
に薬剤を塗りつけるときに、容器の口の縁をぬらし、口
から浸りおちて机の上を汚したりすることがなく、従っ
てまた容器を持つ手を汚したりするというようなことが
なく、簡単にきれいにマツチ箱の側面を塗ることができ
、−1二度しか使っていないのに側面だけは、はっきり
とキズがついているマツチ箱を新品同様に簡単に戻すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1つの実施例を示す正面断面図、第
2図はペン先体の側面断面図、第3図は側薬液容器の正
面断面図、第4図は円錐状多孔リングの平面図、第5図
はその正面断面図、である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・蓋、3・・・・・
・空間、4・・・・・・ペン先体、5・・・・・・側薬
液容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、この本体に着脱自在に取付けられる蓋と、この
    本体に蓋が取付けられたときに本体と蓋とで囲まれ閉じ
    られる空間中に先端側部分が出るように本体に取付けら
    れている浸透性材料でできたペン先と、本体内に設けら
    れている側薬液容器とから戒り、上記ペン先体の他端部
    は側薬液容器内に接続されていることを特徴とする、マ
    ツチの側薬塗布用具。
JP13162182U 1982-08-30 1982-08-30 マツチの側薬塗布用具 Expired JPS6011069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13162182U JPS6011069Y2 (ja) 1982-08-30 1982-08-30 マツチの側薬塗布用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13162182U JPS6011069Y2 (ja) 1982-08-30 1982-08-30 マツチの側薬塗布用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937342U JPS5937342U (ja) 1984-03-09
JPS6011069Y2 true JPS6011069Y2 (ja) 1985-04-13

Family

ID=30297503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13162182U Expired JPS6011069Y2 (ja) 1982-08-30 1982-08-30 マツチの側薬塗布用具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229877U (ja) * 1985-08-05 1987-02-23
JPS62292285A (ja) * 1986-06-12 1987-12-18 Nec Kansai Ltd スポツト溶接用吐出ノズル

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Publication number Publication date
JPS5937342U (ja) 1984-03-09

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