JPS60110668A - ペ−スト状物質の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は歯磨、シェービングクリーム、がらし等のペー
スト状物質の容器に関し、特に、容器本体内の底部を徐
々に上昇させて内容物を押し上げ上方の口部から吐出さ
せるペースト状物質の容器に関する。

この種のペースト状物質の供給装置は特開昭５７−１．
１４４６７号公報により公知である。

この装置においては、しやばら状に圧縮可能なヘッド部
材への抑圧によってペースト状物が四部間ロウ）ら押出
される。また、ピストンの下向き運動、の阻止手段とし
て、ピストンを貫■するロッドおよび容器本体内壁に喰
い込む鋼ばね製の阻止部材をピストン下部に固着してお
り、これによって、ピストン内をロッドがＦ降する際の
抵抗およびピストンが容器内壁を上方へ摺動を引き上け
るしやばら部分の回復力を大としなければならず、必然
的に、ペースト状物を吐出するために頭部をかなり強く
押圧しなければならない。また、頭部下方の室部にロッ
ド上端が係合しているが、この室部に自由工程が設けで
あるため、この工程の分だけ余分に押圧して適量のペー
スト状物質を吐出させなければならない。

本発明はこのような欠点を解消するために、軽い抑圧の
みにより適量のペースト状物質を吐出できる装置を提供
することを目的とする。

本発明においては、この目的を達成するために、ピスト
ン内を貫通するロッドの外周において多数の環状突部を
設けると共に、ロッドに向かって斜め下方に延びた歯を
ピストンに配し、頭部内面に配した把持部においてロッ
ド上端部が自由工程なしに係合している。従って、ロッ
ドはピストン内を抵抗なく下１降し、したがって頭部を
軽く押圧してこれを圧縮することが可能であり、内容物
が速やかに吐出する。

内容物は頭部の圧縮による内容積の減少分だけ吐出口よ
り押し出されるが、抑圧が終わると頭部しやばら部分の
復元力によりロッドおよびピストンが引き上げられ、頭
部内にペースト状物質が補充される。

次に本発明の実施例を添付図面により詳細に説明する。

図面において、（１１）はペースト状物質を収納する容
器本体であり、その下端にフランジ１１ηを設け、これ
によって容器を安定に直立させ得る。

容器本体（１１）の上端には若干径小な首部（１３１を
形成し、この首部（１３）にしやばら状に圧縮可能な頭
部ｆ２１＋が嵌着されている。すなわち、前記頭部０１
１は断面円形の中空弾性体から成り、その上方一方側に
おいてくちばし状に斜め上方に突出した送出管（２３）
を有し、この送出管力）に対向する側の頂面は押千部（
２５）を形成している。押ｆＥ部（２５）の表面には波
状の凹凸条が形成されており、これを押圧しても１曲す
ることがなく、また指が滑らず抑圧が容易である。抑圧
部内の下面には後述するロッド（７１）の端部（８１）
と係合する把持部２９＋が形成されている。押圧部（２
５１を押圧すると頭部（２１）はしやばら状に軍縮され
、縦断面くの字形の背板（２７１が形成する角変は鋭角
となり、頭部（２１）に係合するロッド（７１１は押し
下げられる。

（４１）は、容器本体曲内を摺１１１する底部であり、
これをｔ方へ引き上げると、容器本体（１１）内のペー
スト状物質は押し上げられる。底部（４１）は弾性体か
ら成り、その外周面（４５）は上端部＋４７１および下
端部（５１）においては容器本体、ｆｌｌ＋ｌｌ上り若
干径大であり、中央部ｆ４９）においては容器本体（１
１）内周より若干径小な鼓状に形成されているため、容
器本体内面（１５）に良好に密着する。従って、底部！
、１１１との間からペースト状物質が漏出することかな
く、また、後述するように仮に底部（４１）に下向きの
力が働いたとしても底部外周面と容器本体内面との間に
大きな摩擦が生じ下向きの動きは阻１ヒされる。

（７１１は底部（４１）を肖゛１ｍするとともに底部（
４１）に係合してこれを引き上げるロッドである。ロッ
ドｔ７＋１はその外周において環状突部σＪを半軸方向
に多数有し、その縦断面は第１図に明らかなように鋸歯
状に形成きれている。ロッドｃ１１）の上端近傍は径小
部（７７１であり、環状突部ｆｆ３１を有していない。

前記径小部面の上方にはこれより径大な半球状の頭部ｆ
ｆ９）を有している。頭部σ（ト）は前述の把持部１２
ｇ）により把持されている。前記把持部（２！１１の開
口　１３１）は底部（４１）側で漏斗状に拡大されてい
るため、ロッド（７１）と頭部（２１）とを連結する際
に端部（８１）を把持部１２９）内に容易に押入できる
。

（６１）は、底部（４１）内部に固着された用土部材で
あリ、底部Ｃ４１）の下向き運動を制止するとともに上
向き運動を確実に行なわ団る。明１ト部材１６Ｉ）はロ
ッド（７１）に向かって斜め下方へ延びた複数の扇形状
の歯（６３）とこれらの歯（６３）を放射状に連結する
環状の周縁部（６５）とから成っている。周縁部１６５
）は底部（４１）の係合爪（５３目こより底部（４１）
内部に固着されている。ロッドｆ７］１の縦断面は前述
したように上方に延ひた鋸歯状に形成されており、１≦
目ｌト部材（６１）の歯１［ｉ３）の先端はロッド（７
１）の環状凹部１７５１に係合しているため、底部ｆ４
１ｉはロッド（７１）に対して上向きに移動することは
可能であるが下向きには移動不可能である。

上記のような構成から成るペースト状物質の供給装置よ
りペースト状物質を吐出させるには頭部（２１）の抑圧
部酋を下方に押圧すればよい。

第１図において押圧部（２５）を下方に押せば頭部（２
１）はしやばら状に圧縮されその内容端か減少するとと
もに、頭部（２１）に係合するロッドｔ７１１は押し外 下けられる。この際、前述したように底部のべ周面と容
器本体の内面との間には大きな摩擦が生じており、さら
に１（目１に部材１６１）の＋暫１６３１はロッド（７
１）に向かって斜め下方に延びているため、底部（４１
１はその位置に留まり、ロッド（７１）だけが底部（４
１）の中央孔（至）内を下降する。従って、頭部（２１
）圧縮による内容積の減少分のペースト状物性力？開ロ
部（２４）より吐出する。底部（４１）は弾性を有して
おり、中央孔（５５）はロッド（７１）の断面形状に適
合するよう伸縮しロッド（７１）と密着するため、ペー
スト状物質が中央孔（５５１より漏出することはない。

吐出が終わり押圧部匹への押圧を解除すると、頭部（２
１）は弾力で復元し、把持しているロッド（７１）を引
き上げる。ロッドの環状凹部ｆｆ５１には底部（４１）
に固着された明１ヒ部材（６１）が係合しており、底部
（４１）はロッド（７１）とともに上昇し、頭部（２１
）内部にペースト状物質を補充する。

ロッド（７１）外周に設ける環状突部の断面形状は任意
のものでもよいが、木゛実施例のように上向きの鋸歯状
とすれば底部（４１）に上昇動のみをさせるのに好適で
ある。

以上のように、本願発明に係るペースト状物質の供給・
装置は、軽く押圧するだけて適計のペースト状物質を速
やかに供給可能なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は
、その底面図、 第３図は、第１図における左側面図である。 符　号　の　説　明 （１１）　・・・　容器本体 （２１）　・・・　頭部 ｊ２４）　・・・　開口部 （２５）　・・　抑圧部 （２９）　・・・　把持部 （４１）　・・・　底部 （４７１・・・　−上端部 （４９）　・・・　中央部 （５１）　・・・　下端部 ＋６１＋　（′７３＋・・・　ｌ！ｎ、　ｔｌ二手段（
６１）　・・・　１（目止部材゛ １６３）・・・歯 （７１）・・・　ロッド （７３）　・・・　環状突部 （８１）　・・・　端部 特許　出　願人　ば伊産業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、Ａ、筒状の容器本体（１１）と、 Ｂ、前記容器本体（１１）の上部に配したしやばら状に
   圧縮可能な頭部！２１）と、 Ｃ１前記頭部（２１）の下面に配した把持部（２９）と
   、Ｄ、前記容器本体（１１）の内部に配した可動の底部
   （４１）と、 Ｅ、前記底部（４１）を貫面し上端が把持部（２９）と
   係合した上下動可能なロッド（７１）と、Ｆ、底部（４
   １）をロッド（７１）の上昇には同伴して上昇してロッ
   ド（７１）の下降には同伴させないようにするＩＳ目止
   部材と、 から成り、前記頭部（２１）の反復圧縮により前記ロッ
   ド（７１）を上下動させて前記底部（４１）をト昇せ供
   給装置。